さっきの記事で触れたVersusの＜Tour of Flanders Promo.＞。
YouTubeにも動画があったので動画を埋め込んでみました。
ていうか本家Versusのサイトでこの動画を見られなくなってたのですが私だけでしょうか




ううう泣ける……。
ホステ……スティン……（涙）


No.3538 - 2010/04/05
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VersusのフランドルPVが本当に素晴らしいできで、
私は何回見ても涙が止まりません。
http://www.versus.com/cycling/videos/tour-of-flanders-promo/

私がRVVに感じているストイックさとか悲壮感というものが
1分強のこの短いPVにがっつり集約されているからなのですが。
よく見るとこれって2008年のレース映像から作られているのです。

この年のフランドルは本当にスリリングな展開で、
悪天候、終盤に至るまでの攻防、トラブルによる脱落、諸々の展開の後に
それまで大レースでの勝利がなかったスティンが飛び出してそのまま逃げ切り、
ベルギーチャンピオンジャージを着てゴールラインを超えたのでした。
＞http://www.cyclingtime.com/modules/ctnews/view.php?p=7848

感無量という風のスティンのゴールシーンの写真は、
長らく私のPCの壁紙となっていました。
未だに忘れられないレースの一つで
見るたび涙が出るのは当然なことであります。


……あれから2年。

カンチェラーラがガチな力勝負の末に
悲願のフランドル優勝を手にしたという
感動的なレースであるはずなのに。

勝者がカンチェラーラであるというだけで
お笑い系ネタが先行して記憶されているのは
何故なのでしょうか。

■ベルギーの応援期が翻る中、沿道に翻る小さなスイス国旗を目ざとく見つけて受け取り
　ゴールしようとするナショナルチャンピオンジャージのスイス人カンチェラーラさん
＞http://www.cyclingtime.com/modules/myalbum/photo.php?lid=139157
感動のゴールというより、何かしらツッコミを入れたくなるような光景です…

いや彼が一流のアスリートでストイックな一面も持ち合わせているだろう事は
それなりに推測はしているのですが。
なんというか、カンチェラーラがやることは屈託というか悲壮感が全く無いので
私の中の「フランドル」のイメージとはどうもマッチしないのであります。
ミラノ〜サンレモはOK、パリ〜ルーベもまあまあOKなのですが

今回私の中で株を上げたのはむしろボーネンです。
あのカンチェラーラを追いかける表情こそフランドルにふさわしい。
なので、今年のフランドルをフランドルたらしめたのは
他でもないボーネンではないかと私は思うのであります。
＞http://www.steephill.tv/2010/tour-of-flanders/photos/page-02/550-PIC100718762.jpg
左下に注目↑

毎度おなじみがっかり展開のヒンカピー、ホステ、フレチャが
期待通り（涙）の役回りだったこともフランドルの雰囲気を盛り上げました

カンチェラーラおめでとう。
ボーネンは来年がんばれ。
アナタにはパリ〜ルーベよりもマイヨ・ベールよりも
フランドルが似合うと思いますよ絶対に。

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＜追走メイン集団までにゴールした皆様の栄光を称えるコーナー＞

　1.　SUI　　CANCELLARA Fabian　SAX　6h25'56"　←なんかもう好きにしてカンチェラーラ
　2.　BEL　　BOONEN Tom　QST　+01'15"　←貫禄付いたぞボーネン
　3.　BEL　　GILBERT Philippe　OLO　+02'11"　←意地で表彰台ジルベール
　4.　BEL　　LEUKEMANS Björn　VAC　+02'15"　←プロコンでもここまでできるぞルークマンス
　5.　USA　　FARRAR Tyler　GRM　+02'35" ←意地で集団トップゴールファラー
　6.　USA　　HINCAPIE George　BMC　+02'35"　←がっかりヒンカピー
　7.　GBR　　HAMMOND Roger　CTT　+02'35"　←エースナンバーの格を守ったロジャー・ハモンド
　8.　KAZ　　IGLINSKIY Maxim　AST　+02'35"　←好調イグリンスキー。この勢いをルーベに持って行けず残念。
　9.　GER　　HONDO Danilo　LAM　+02'35" 　←まだランプレジャージになじんでないホンドホンド
　10.　FRA　　BONNET William　BTL　+02'35"
　11.　NED　　HOOGERLAND Johnny　VAC　+02'35"　←プロコンでもここまでできるぞフーガーランド
　12.　BEL　　VANDENBERGH Stijn　KAT　+02'35"
　13.　AUS　　HAYMAN Mathew　SKY　+02'35"　←スカイで最上位
　14.　FRA　　MONDORY Lloyd　ALM　+02'35"
　15.　DEN　　BRESCHEL Matti　SAX　+02'35"　←怒りのブレシェル
　16.　AUT　　EISEL Bernhard　THR　+02'35"　←脱落しなかったアイゼル
　17.　FRA　　CHAINEL Steve　BTL　+02'35"　←シクロっ子シャネル
　18.　FRA　　GUESDON Frédéric　FDJ　+02'35"　←ベテランゲドン
　19.　BEL　　WYNANTS Maarten　QST　+02'35"　←目立たないがちゃんと仕事してたワイナンツ
　20.　GER　　BURGHARDT Marcus　BMC　+02'35" 　←よくがんばったわんわん
　21.　BEL　　SENTJENS Roy　MRM　+02'35"　←ミルラムで誰が残ってたのかわからんかったよセンティエンス
　22.　NED　　LANGEVELD Sebastian　RAB　+02'35"　←この位置にいるラボはずっとボームだとおもってたランゲベルド
　23.　GER　　SIEBERG Marcel　THR　+02'35"
　24.　FRA　　CHAVANEL Sylvain　QST　+02'35"　←目立たないがちゃんと仕事してたシャバネル
　25.　BEL　　DEVOLDER Stijn　QST　+02'35"　←目立たないがちゃんと仕事してたスティン
　26.　FRA　　HINAULT Sébastien　ALM　+02'35"
　27.　USA　　ARMSTRONG Lance　RSH　+02'35"　←予想以上によい順位で鼻高々ランス陛下
　28.　ITA　　OSS Daniel　LIQ　+02'35"　←期待の若手オス
　29.　BEL　　HOSTE Leif　OLO　+02'35"　←がっかりホステ
　30.　SLO　　SPILAK Simon　LAM　+02'35"
　31.　RUS　　IVANOV Serguei　KAT　+02'35"　←メカトラ惜しかったイワノフ
　32.　GBR　　MILLAR David　GRM　+02'35"　←終盤盛り上げてくれたミラー
　33.　GBR　　THOMAS Geraint　SKY　+02'35"　←スカイで2位ゲラントトーマス
　34.　ESP　　FLECHA GIANNONI Juan Antonio　SKY　+02'35"　←途中アグレッシブだったがスカイ3位。残念
　35.　ITA　　BALLAN Alessandro　BMC　+02'48"　←今日はジョージエース展開だったしこれで上出来かもバッラン


＝＝＝＝＝＝＝

ところで、ツールの石畳区間の練習に出場したランス陛下は
途中アタックを掛けてスポンサー様にアピールしただけでなく
終盤まで前方集団に踏みとどまり27位でゴール。
石畳を走ることに自信を得たそうですよ。
＞http://www.nikkansports.com/sports/cycling/news/f-sp-tp6-20100405-614457.html

復帰後、グランツールでのステージ優勝がないようですから
ツールの石畳の日に狙ってみては如何でしょう。

＝＝＝＝＝

■CN
http://www.cyclingnews.com/races/ronde-van-vlaanderen-upt/results

■CW
http://www.cyclowired.jp/?q=node/29025

■CQ
http://www.cqranking.com/men/asp/gen/race.asp?raceid=17109

■CyclingFever
http://www.cyclingfever.com/editie.html?detp=view&_ap=startlijst&editie_idd=MTk2NDI=


No.3537 - 2010/04/05
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今年の初めに期間限定で売り出していた
マクドナルドのテキサスバーガーが
好評に付き再発売となったそうです。
＞http://journal.mycom.co.jp/news/2010/03/18/063/?rt=na

……一度引っ込んだのに
人気があるという理由でカムバックしてくるあたり
まさにランスバーガー。

けっこう美味しかったけど、カムバック後はもういいかな。

や、ランスじゃなくてテキサスバーガーが、であります。

＝＝＝＝＝＝

大好評だったテキサスに続いて
他のアメリカンなバーガーが繰り出されたものの
どれもテキサスの人気に及ばす
最後にテキサスがカムバック。

というあたり、
どこかの国のRR事情に似てる気がするのですが
きっと気のせいです。

できればモンタナバーガーにがんばって欲しいです。


No.3536 - 2010/03/29
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コンタドールとランスの今季初対決レースとなった
クリテリウムインターナショナル、3/28に終了いたしました。

コンタVSランスという観点から行けばコンタの勝ち。
という以上に。

いろんな意味でランスの結果は
アンチランスを喜ばせることとなっております。

■リザルト
CN：http://www.cyclingnews.com/races/criterium-international-2-hc/stage-3/results
CF：http://www.cyclingfever.com/editie.html?detp=view&_ap=startlijst&editie_idd=MTk3OTI=
公式：http://www.letour.fr/2010/CRI/LIVE/fr/300/classement/index.html

＝＝＝＝＝

＜電波小屋のみなさんの順位＞

21　　ARMSTRONG Lance United States 47位
22　　BUSCHE Matthew United States 81位
23　　HERMANS Ben Belgium 9位
24　　HORNER Christopher United States 7位
25　　MACHADO Tiago Portugal 3位
26　　PAULINHO Sergio Miguel Moreira Portugal 55位
27　　POPOVYCH Yaroslav Ukraine 51位
28　　ROVNY Ivan Russia 108位

小屋的には10位以内に3人が入りよい結果を残した一方で、
ランス本人は47位と沈んでおります。

これは第１ステージの山岳で早々に集団から遅れたことが原因です。
このとき、上位に入った3人は前方集団でゴール。
マシャドに至っては、最後の登りでアタックを仕掛け
あわやステージ優勝と言うところまでいったのでした。

そのころランス陛下が何をしていたかというと
ポポビッチをお供に集団後方でペダルを踏んでいたのでありました…。
＃後でハイライト動画でその様を見てニヤニヤ笑いが止まらなかったのは言うまでもありません。
＃＞http://www.cyclingfever.com/editie.html?_ap=video&editie_idd=MTk3OTI=
＃よりにもよってポポちゃんがお供って……

その後陛下サイドからは、
レース前半体力を温存しすぎたとか、今は調整の過程で仕上がりは順調だとか
いろいろ言い訳めいたコメントが出ているようですがどこまで本当なんだか。
面倒なので情報ソースなし。なので7割引きぐらいにしといてください

今回電波小屋はマシャドが3位で表彰台、チーム優勝も成し遂げました。
が、ランスはこの結果に全く（アシストとしても）貢献してないだろうし、
むしろランスがいなければチーム全体としてもっといい結果が残せたのではないか…
と、考えている選手もきっといるでしょうね ｸｽｸｽ

今後のチーム内下剋上が楽しみです。

＝＝＝＝＝

＜アスタナの皆さんの順位＞

11　　CONTADOR VELASCO Alberto Spain 15位
12　　FOFONOV Dmitriy Kazahkstan 62位
13　　GOUROV Maxim Kazahkstan 101位
14　　KIREYEV Roman Kazahkstan 79位
15　　NAVARRO GARCIA Daniel Spain 59位
16　　NOVAL GONZALEZ Benjamin Spain 111位
17　　RAIMBEKOV Bolat Kazahkstan リタイア
18　　VINOKOUROV Alexandre Kazahkstan 25位

正直ふるわない結果ではありますが、今回は勝負しないレースであると
アスタナファンサイトインタビューでヴィノクロフが言ってますので、
それならこんなもんではないかと。
＞http://astanafans.com/novosti-vino-4-ever-21.html

ただ、勝負しない割には、第1ステージの登りで
ヴィノクロフが先頭集団（含むコンタドール）を
鬼引きしていたあたりは気になりますが。

あれはコンタドールを勝たすためというより、
自分がコンタをアシストするという意思表示、あーんど
自分が山でどのくらいいけるか試すための引きだったのかもしれません。

とりあえず、現時点でヴィノがランスと同じ程度かそれ以上には
走れることがわかってよかったです。

あと、最終ステージの7.7kmTTで、コンタドールが
ステージ優勝したミラーに2秒遅れの2位に入ったのはさすがと言うかなんと言うか。
今年も向かうところ敵なし状態なんでしょうか。

同じステージで、ヴィノクロフは＋18秒の14位、ランス陛下は＋19秒の15位でした。
ランスはコンタドールよりもヴィノクロフを仮想敵にしたほうが
後々恥をかかずに済むと思います。実力拮抗してるっぽいのでいい勝負になりますよきっと。


ちゅーわけで、アスタナファン的にはまずまず、
アンチランス的には痛快なレースでございました。
めでたしめでたし。

＝＝＝＝＝

ところで、件のアスタナファンサイトのヴィノインタビューはロシア語なので
これをグーグル翻訳のご神託にかけました所。

コンタドールがスケジュールを変えてこのレースに出た理由は
「Alberto wanted to try his hand with Lance and the rest of the competition.」
と出てきます。

つまりランスとお手合わせ願いたかったと…。本当でしょうか。

このコンタドールのチャレンジャーっぷりが
たのもしくもあり心配でもあるのでありました。
コンタドール無理すんなよー。


No.3535 - 2010/03/29
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楽しいRR読本『イラストでわかる！ロードレースの秘密』＠エイ出版、
本日発売であります。

■AMAZON
http://www.amazon.co.jp/dp/477791593X/
↑あっ文字化けしてない！ ＜10日ぐらい前は文字化けしていた
　タイトルもなおってる！ ＜10日ぐらい前は間違えてた

がめんださんがイラストを描かれている、というのが
この本のセールスポイントの一つであるのですが。

それに関連して、ゆるコミ編集室としても
ほんのチョッピリですが協力いたしました。
なので、恐ろしい事に奥付に「ゆるコミ編集室」の名前が
あったりするのであります。

しかも某超メジャーサイトのすぐ下に名前が…
ｶﾞｸﾌﾞﾙですよもう…

で、3/27午前10時半現在、まだ本を見ておりません。
これから家事労働を一通りこなした後に
ずんずか買いに出かけようと思っております。
関係者の皆様の愛と努力がそのまま形になった
素敵な本でありますように。

ううう緊張します…。


■発売記念祭り会場＠ゆるコミ
http://fun-cycle.jugem.jp/


No.3534 - 2010/03/27
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http://www1.rocketbbs.com/613/bbs.cgi?id=capybara&mode=pickup&no=3534

3/25に、マッサー中野さんがアップした、
マッサージルームで軽食を食べるリクイガスの選手に
一人混じってるアスタナの選手は誰？という推測をいたしまして。
＞http://www1.rocketbbs.com/613/bbs.cgi?id=capybara&mode=pickup&no=3530

これは現在カタルーニャに出場中のアスタナのイタリア人で元ファッサの
ティラロンゴではないかと書きました所。

某所にて、「あれは昨年までリクイガスにいたスタンゲリではないか？」
というご意見をいただきました。
ご連絡いただいた某様、ありがとうございます

そこで、スタンゲリである可能性も踏まえて
もう一度考察してみることといたします。


■中野さんの写真
http://movapic.com/pic/201003250217084baa491406052

■ティラロンゴのチーム遍歴＠CQ
http://www.cqranking.com/men/asp/gen/rider.asp?riderid=193

■スタンゲリのチーム遍歴＠CQ
http://www.cqranking.com/men/asp/gen/rider.asp?riderid=590


こっこれは……。

ご指摘いただいた通り、
この選手はスタンゲリなのではないでしょうか。

決め手は

　も　　み　　あ　　げ　　☆

というわけなので、
リクイガスの選手に混じっていたのはスタンゲリ。
と言うことで決定したいと思います　←勝手に決めないように


にしても、いくら昨年まで同じチームだったからといって
どうしてあの場に彼がいたのか。やっぱり謎です。

念のため書いておきますと、
彼はスロヴェニアの選手であります


No.3533 - 2010/03/27
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http://www1.rocketbbs.com/613/bbs.cgi?id=capybara&mode=pickup&no=3533

　
　
　
「ねえ、チカ。明日はラルプ・デュエズだよな」
「ああ」
「ぼくは明日、勝つよ」



ですって！
キャーーーー　←バカ


そういうわけで、「サクリファイス」の続編にあたる
近藤史恵の新刊「エデン」、本日発売だったのを速攻読みました。

「サクリファイス」が面白かった人は絶対に読むべしであります。
今回の舞台はツール。最後まで手に汗握ります。


■近藤史恵『エデン』｜新潮社
http://www.shinchosha.co.jp/book/305252/


ネタばれになるのでここまで！
以上！





今回は頭の悪い女の子が出てこないので
安心して読めました。


No.3532 - 2010/03/26
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http://www1.rocketbbs.com/613/bbs.cgi?id=capybara&mode=pickup&no=3532

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