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記事No.5076に関するスレッドです


ティレノ〜アドリアティコ2016 終わりました 追加
昨日ティレノ2016の記事を書いてから
http://www1.rocketbbs.com/613/bbs.cgi?id=capybara&mode=pickup&no=5075

ティンコフが奇襲をかけたSt6の動画を見ました。


現地の配信状況に問題があって、
始まってから30分ほどはここまでのステージのハイライトだったり
(St5はキャンセルでしたが)
固定カメラ映像だったりしましたが。

ラスト25km+αあたり、
ちょうど2回目のスプリントポイント争いが始まるところでから
レース実況が始まりました。

で、それを見て確認した終盤の8人逃げが形成される過程とは……。

・スプリントポイント&ボーナスタイム狙いで
 メイン集団からサガンとティンコフ×3枚が飛び出す。
 このときついてきたのがヴァンアーベルマート@GVAと
 エティックス3人、クヴィアトコフスキー。

・ベンナーティーを発射台にしてサガンが2ndスプリントポイント獲得。

・その後ガットが追いついて、ティンコフ3、エティックス3、
 GVA、クヴィアトコフスキーの8人でそのまま逃げる ←自分はこのあたりから観戦

……というものでした。

なので、ティンコフアタックは元々はスプリントポイント狙いだったので、
全く予想外の動きだったわけでははなかったのでした。
(その後、ゴールまでまだ20kmもあるのにエスケープを続行させたあたりは
 奇襲と言っていいと思う)

で、問題はそのスプリントポイントです。

サガンを発射したベンナーティーは、
後ろとかなり差があったため油断したのかいったん脚を緩めたのですが。
その間にGVAが追いついてきて、
結局スプリントポイント2位通過を許してしまいました。

ここでベンナーティーが2位に入っていれば、
GVAのボーナスタイムが1秒減って、もしかしたら最終的に同タイムだったかも!
さらに、ガットも動員して2人でボーナスタイムをつぶしていれば、
最終日にサガンが1秒逆転していたかも!

ということが、動画を見て改めてわかったのであります。

パリ〜ニースで、序盤のステージで集団ゴールのちょっとした中切れで失った5秒のために
総合優勝を逃したのに続いて、ティレノでもこんなことがあったとは。
戦略的なチームティンコフのレースに手に汗握っただけに、
こんな些細なところでタイムを失っていたなんて
(それが総合に影響を及ぼすような結末になるなんて)
ちょっと、いや、かなり残念であります。

チームティンコフの皆様におかれましては、

(1)同タイム着に思える集団ゴールでも、エースはしっかり前方でゴールする

(2)いかなる場合でもライバルのボーナスタイムは確実に潰す

ということを、
これからのレースの目標にしていただきたいものであります。


パリ〜ニースもティレノも面白いレースだったし
細かいことはいいんですけど!
いいんですけどね! <未練たらたら

=====

■St6フルリザルト@CN
http://www.cyclingnews.com/tirreno-adriatico/stage-6/results/
 


No.5076 - 2016/03/17
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