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記事No.4722に関するスレッドです


ToU2014 St2 終わりました
突然ですが、ポローニュと並行してアメリカで行われている
The Larry H.Miller Tour of Utah (2.1 8/4-8/10)
http://www.tourofutah.com/

St2で、BMCのミハエル・シェアーがステージ優勝しました。
プロ初勝利です。シェアー君おめでとう!



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2006年に20歳でプロデビューしてから数年間、
彼は所属チームのごたごたに巻き込まれっぱなしでした。

■不幸の陰に付きまとわれる男 マイケル・シェアー君(過去記事 2010/4/10)
http://www1.rocketbbs.com/613/bbs.cgi?id=capybara&mode=pickup&no=3540

特に2006年にデビューした時がすごいです。

  ・6月にリバティセグロス・ウルトでデビューする予定が、
   5月にオペラシオン・プエルト勃発でチーム消滅

  ・改めてフォナックとの契約が決まり8月1日付でチームに加入するも
   7月28日に発表されたTdF総合優勝者ランディス@フォナックのドーピング陽性でチームは大変なことに。
   8月15日に、フォナックはシーズンいっぱいでチームを解散すると発表

という、RR界を揺るがした2大ドーピング事件の影響を
もろに受けてのキャリアスタートだったのでした。

そして、2007年に移籍したチームがこともあろうにアスタナ……。
2007年のアスタナは、7月にヴィノクロフの陽性でチームがTdFを撤退、
その後もドーピング陽性が相次ぎチーム存続の危機に陥りました


2010年にBMCに移籍し、落ち着いた競技環境が得られると思ったところで、
今度はバッランとサンタンブロジオの出場停止処分……。

が、その後はチームの存続が危うくなることもなく、
2011年にはツールに初出場し、総合優勝したエヴァンスをチームメイトとしてアシスト。
以来、毎年ツールのメンバーに選ばれているあたりに、
チームにおける重要なアシストとしての評価を得て
安定&充実した競技人生を歩んでいることが察せられました。

しかし、彼にはまだプロとしての勝利がなかったのです。

8年目にして彼がついに挙げた1勝は、
最初の逃げ集団から生き残っての逃げ切り勝利で、逃げた距離は200km。
ゴールしたとき、プロトンは2秒差まで迫っていました。




ギリギリの逃げ切り勝利でした。
本当におめでとうございます。

ツアー・オブ・ユタでは、
毎日テーマを決めた選手ファン投票企画をやっていて、
St3では「あなたの選ぶ苦境から復活した選手No.1」
がテーマになってます。
http://www.tourofutah.com/fan-favorite/riders/stage-3/

ノミネート選手は、大けがから復帰したホーナーを筆頭に
既に6名が決まっているのですが。
個人的には、このなかにぜひシェアー君も
混ぜてほしいところであります。

キャリア序盤で苦労したとはいえ、彼はまだ27歳。
これから、もっと大きな勝利をつかむことになるでしょう。

がんばれシェアー君。キャリアの折り返し地点はしばらく先だ。
と一緒に逃げたフォイクトも言ってますよ!<言ってません

■Michael Schar@BMC
http://www.procyclingstats.com/rider/Michael_Schar

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レース公式サイトで、中継のリプレイが見られます
http://tourtracker.tourofutah.com/
↑上端メニューの「REPLAYS」から見たいステージを選択
 後で見ます

■ラスト数キロ動画



No.4722 - 2014/08/06
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この記事のURL(4ヶ月間くらい有効)
http://www1.rocketbbs.com/613/bbs.cgi?id=capybara&mode=pickup&no=4722


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