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記事No.3519に関するスレッドです


もう一人のラペビー
以前私が熱く紹介していたドキュメント映画『行け!ラペビー』。
この主人公ロジェ・ラペビーの弟ギィ・ラペビーが亡くなったそうです。

サイクリング・タイムのフラッシュニュースに出ていた記事で知りましたが、
記事単体へのリンクが貼れない&時間が経つと記事が流れてしまうので
文章ベタ貼りします。

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1936年ベルリン五輪の2冠王者が死亡
1936年ベルリン五輪で2冠に輝いたフランス人ガイ・ラペビーが、月曜日に93歳で死去した。
ラペビーは昨年11月から入院生活を送っており、フランス南部サン・ゴドンの病院で息を引き取った。

ラペビーはベルリン五輪のチーム追い抜き、チームロードレースでともに金メダルを獲得。
しかし、個人ロードレースではいつもは勝利していたチームメイトのロベール・シャルパンティエに敗れ
銀メダルとほろ苦い思いも味わっている。

2006年ラべピーは、AFPの取材に
「あれはドラマであり、慰めようのないレースだった。私は常に失望感を抱えていたよ」
と、銀メダルについて振り返っている。その後、彼は1948年のツール・ド・フランスで総合3位に入った。
なお、彼の兄であるロベルトは1937年ツールを制している。
(2010/3/9 16:57) from CYCLINGTIME.com FLASH NEWS


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『行け!ラペビー』の中で、ロジェ・ラペビーには自転車選手の弟がいて、
年老いた今でも一緒に自転車で走りにいっていると語られていました。
こうして家族と過ごす時間はかけがえのないものだとも。

弟も映画に登場していて、兄の偉大なレーサーっぷりについてコメントしていました。
そのときに「自分はそれほどの選手ではなかった」と言っていた気がしたので、
私の中では「エースが兄で弟がアシスト」という図式ができあがっていたのですが。
(↑こういう兄弟サポート体制はけっこうよくある。と思う)

どうして弟氏もかなりの選手だったのですね。
自分の物語も語ればたくさんあったろうに、
映画の中ではひたすら脇役に徹していて、それが却って印象的でした。
何事も忘れっぽい私がこうして覚えていたくらいですからかなりのものです。

兄のロジェは1996年に既に亡くなっています。
どうか天国で兄上に再会して、また一緒に自転車に乗れますように。

ご冥福をお祈りいたします。

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■Double Olympic champion Lapebie dies aged 93(CN朝のニュース 2010.3.8)
http://www.cyclingnews.com/news/double-olympic-champion-lapebie-dies-aged-93

■当サイトにおけるラペビー祭り
ここをクリック

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■追加情報書きました(3/11追記)
http://www1.rocketbbs.com/613/bbs.cgi?id=capybara&mode=pickup&no=3521


No.3519 - 2010/03/10
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この記事のURL(4ヶ月間くらい有効)
http://www1.rocketbbs.com/613/bbs.cgi?id=capybara&mode=pickup&no=3519


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