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IAMのロジャー･クルーゲが勝った！
6日間レースで活躍してる選手が勝ちましたよ！
ていうかクルーゲがジロを走っていたことを
知りませんでしたよ！ ＜おい
なにはともあれ、おめでとうございます！
■リザルト
http://www.procyclingstats.com/race.php?id=163688
＝＝＝＝＝
彼にとって、またIAMにとって
どれだけ劇的な勝利だったかというのは
シクロワイアードのレース後コメントからわかります。
＞http://www.cyclowired.jp/news/node/200340
で、私としては、ロードでの勝利が少ないために
Jスポ中継で「ポディウム慣れしてないアシスト選手」
扱いされていたのが非常に納得いかないので
以下ちょっと書かせていただきますが。
クルーゲは6日間レースの常連で、U23も含めるとこれまでに5勝。
そして、6日間レースは1日のうちにいくつもレースがあり、
その都度勝者を表彰してフォトセッションを行い、
キスサンドイッチもあったりするわけです（いやキスはないこともあるかも）
そして、スポンサー様への気遣いはおそらくロード以上で、
フォトセッションではしっかりロゴや商品をアピールするような
かっこいいポーズで写真に収まります。
そんなレースを毎冬いくつもこなしてきた
クルーゲのポディウム写真が↓これ。
・花束とスポンサー提供のぬいぐるみを持って
・ポディウムガールの後ろに腕がくるように
・しっかりと上に掲げる
と、とても見栄え良く仕上がっています。
同じポーズでキスサンドイッチを受けて
表情もまったく動じてないです。
これが、本当にポディウム慣れしていない若い選手だとどうなるか。
St15ITTでプロ初勝利を挙げたガスプロムの Foliforov のポディウムは−
腕を掲げるタイミングがつかめず
身体の前に花束とぬいぐるみを抱えたまま
キスサンドイッチを受けることになってしまってます。
これだと、レース提供のぬいぐるみはもちろん
ジャージの胸に書かれたガスプロムロゴも隠れちゃってますし
なによりポーズ的にイマイチです。
や、これも初々しくてなかなかよいのですが。
というわけで、クルーゲがどれだけポディウムで堂々としてたか
勢いでダーッと書いてしまいましたが、
シャンパンファイトに華がなかったのは
Jスポ中継で栗村氏が指摘していた通りで。
6日間レースでシャンパンが出てくるのは限られたレースの総合表彰だけだし、
クルーゲが2勝しているベルリンは確かシャンパンファイトやらないんですよ…。
なので、クルーゲはシャンパンファイトはあまりやったことないだろうし、
ここだけ見たらポディウム慣れしてないと思われても
仕方ないかもです……。
ただ、クルーゲがトラックでかなりの勝歴をもつ選手であることは
もうちょっとクローズアップされてもよかったんじゃないかしらんと
考える次第であります。
＞クルーゲ勝歴：http://www.cyclingarchives.com/coureurfiche.php?coureurid=19079
実況席に飯島さんがいたらフォローしてくれたのになあ。
と思うにつけ残念でなりません……
No.5119 - 2016/05/26
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泣きながらタイム差を計算しました。
マイカのみならず、チーム全体がイマイチっぽいのが見ていて辛いです。
■リザルト
St16：http://www.procyclingstats.com/race.php?id=163687
■St16の優勝候補12名のステージ順位
Rnk(Prev) Time (from Nibali) Rider
01 +0:00 (-1:47) Valverde Alejandro
02 +0:00 (-2:10) Kruijswijk Steven
03 +0:08 (-1:23) Zakarin Ilnur
05 +0:37 (-1:06) Jungels Bob
08 +0:42 (-1:30) Chaves Johan Esteban
09 +0:50 (-1:01) Majka Rafał
10 +1:47 (+0:00) Pozzovivo Domenico
11 +1:47 (+0:00) Nibali Vincenzo
14 +3:20 (+1:33) Fuglsang Jakob
18 +3:20 (+1:33) Siutsou Kanstantsin
19 +3:20 (+1:33) Amador Andrey
25 +5:28 (+1:08) Uran Rigoberto
■St16後の総合上位12名のタイム差
Rnk(Prev) Time (from Nibali) Rider
01(01) +0:00 (-4:43) Kruijswijk Steven
02(02) +3:00 (-1:43) Chaves Esteban
03(04) +3:23 (-1:20) Valverde Alejandro
04(03) +4:43 (+0:00) Nibali Vincenzo
05(06) +4:50 (+0:07) Zakarin Ilnur
06(05) +5:34 (+0:47) Majka Rafał
07(08) +7:57 (+3:10) Jungels Bob
08(07) +8:53 (+4:06) Amador Andrey
09(11)+10:05 (+*:**) Pozzovivo Domenico
10(09)+11:03 (+*:**) Siutsou Kanstantsin
11(10)+11:21 (+*:**) Fuglsang Jakob
12(12)+13:53 (+*:**) Urán Rigoberto
＝＝＝＝＝
・Jスポの中継で、解説の飯島さんが
クルイシュウィックのアシストがあと一人しかいないことを指摘し
「これはいけませんピンチです」と注目していたそのとき。
マイカは既に単騎になっていましたorz
・実際には集団後方にポリヤンスキがいて、
そのあと彼が前に上がってきて一瞬だけ二人でアタックをしかけるのですが
それも成功せず……。
・というのは置いておいても、スタートから50kmくらいの山岳ふもとで
すでにマイカが前方で単騎状態というのは
アシストが他チームよりも早めにいなくなりがちなティンコフとしても
ちょっとどうなの、と思いました。
・いつもなら応援メッセージが書き込まれるチームのレースレポFaceBookも
今日はネガティブオーラ全開。しかも2件ほどコメントが開けないので、
おそらくイヤな書きこみをする輩が出没しているっぽいです。
（そういう人は見かけ次第速攻ブロックしているので、以後書き込みが見られなくなる）
＞https://www.facebook.com/tinkoffsport/posts/825295240905783
・チーム公式レポに選手のコメントが無いのも気になりますし、
マッカーシーとエルナンデスが病気らしいという風の便り情報も心配です。
あと5ステージ、なんとかチームが復調してくれることを祈るばかりです。
・特に、St19の最後の峠 Risoul は、2014年のツールSt14と同じゴール。
コンタドールがリタイアしてお通夜状態のところから
チームが一気に巻き返しをはかるきっかけとなった勝利を
マイカが掴んだあの峠です。
・ドラマのような奇跡の大逆転が起こるなんて思っちゃいませんが、
なんというかこう、見ていて「よっしゃあああああ」と思えるような走りを
チームとマイカが見せてくれますように南無南無。
・あと、付き位置評論家としては、
マイカが途中の2級山岳をチャベスについたまま
前を引くことなく超えたのが大変ふがいないのですが。
本当に、単純に、前でひくだけの脚がマイカにはなかったのだと思います。
おそらく彼がチャベスのかわりに前に出ていたら、もっと差が開いていました。
最後の方では協調して前を引いていたし、結局最後には千切れてしまったので、
ここは大目にみたいところであります。
・また、あの状況で（TVで見る限りでは）先頭交代を要求せず、
黙々と先頭を走りつづけたチャベスは立派だったし、
マイカが先頭から1分以内でゴールできたのもチャベスのおかげだしで、
本当に感謝の言葉もありません……。
彼はいつかグランツールを勝つのではないでしょうか。
というか、もしかすると、このジロを勝つのはチャベスかもしれません。
彼にはまだ可能性があります。頑張ってほしいです。
マイカにはもう無いよねー表彰台も遠いしー（涙）
＝＝＝＝＝
一つだけティンコフにポジティブな要因がありました。
ここまでで1人もリタイアなし。
＞http://www.procyclingstats.com/race/Giro_Italia_2016_Stage_16_BrixenAndalo_Startlist
リタイアを出してないチームは、他にキャノンデールだけです。
エースの調子が上がらないところも含めて、
キャノンデールに親近感であります。
この先のステージ、2チームで共闘とかどうですか。
No.5118 - 2016/05/25
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マイカがんばりました。
表彰台を十分狙えるタイム差で
最後のITTをこなしましたですよ。
超GJ。
■リザルト
St15：http://www.procyclingstats.com/race.php?id=163685
■St15の優勝候補14名のステージ順位
Rnk Time (from Nibali) Rider
02 +0:00 (-2:10) Kruijswijk Steven
03 +0:23 (-1:47) Valverde Alejandro
06 +0:40 (-1:30) Chaves Johan Esteban
07 +0:47 (-1:23) Zakarin Ilnur
09 +1:04 (-1:06) Jungels Bob
10 +1:09 (-1:01) Majka Rafał
23 +1:59 (-0:11) Siutsou Kanstantsin
25 +2:10 (+0:00) Nibali Vincenzo
26 +2:12 (+0:02) Pozzovivo Domenico
27 +2:12 (+0:02) Amador Andrey
29 +2:17 (+0:07) Fuglsang Jakob
50 +3:18 (+1:08) Uran Rigoberto
■St15後の総合上位12名のタイム差
Rnk(Prev) Time (from Nibali) Rider
01(01) +0:00 (-2:51) Kruijswijk Steven
02(03) +2:12 (-0:39) Chaves Esteban
03(02) +2:51 (+0:00) Nibali Vincenzo
04(04) +3:29 (+0:38) Valverde Alejandro
05(06) +4:38 (+1:47) Majka Rafał
06(07) +4:40 (+1:49) Zakarin Ilnur
07(05) +5:27 (+2:36) Amador Andrey
08(12) +7:14 (+4:23) Jungels Bob
09(09) +7:37 (+4:46) Siutsou Kanstantsin
10(10) +7:55 (+5:04) Fuglsang Jakob
11(11) +8:12 (+5:21) Pozzovivo Domenico
12(08) +8:19 (+5:28) Urán Rigoberto
■中間計測地点からゴールまで6.5kmの登攀タイム
https://twitter.com/velofacts/status/734403741819015168
https://twitter.com/velofacts/status/734405776555573248
Rnk Time (from Majka) Rider
02 +19:29 (-0:50) Chaves Johan Esteban
03 +19:32 (-0:47) Kruijswijk Steven
06 +19:43 (-0:36) Valverde Alejandro
10 +20:10 (-0:09) Zakarin Ilnur
15 +20:15 (-0:04) Jungels Bob
16 +20:19 (+0:00) Majka Rafał
25 +20:42 (+0:23) Siutsou Kanstantsin
26 +20:49 (+0:30) Fuglsang Jakob
31 +20:57 (+0:38) Amador Andrey
35 +21:09 (+0:50) Pozzovivo Domenico
37 +21:12 (+0:53) Nibali Vincenzo
50 +21:41 (+1:08) Uran Rigoberto
＝＝＝＝＝
・もう総合上位陣、特にザッカリンからあとの出走分は
祈るような気持で中継を見ていたわけですが、
マイカのスタートは思い切りスルーされていた上に
バイクカメラも途中までつかないという扱いの軽さであります。
・レース後コメント記事とか優勝の行方を予測する記事とかでも
マイカが取り上げられる頻度は他の選手に比べてとても低くて、
総合5位とはとても思えない存在感です。
・が、このおかげで「輪界のデスノート」と名高い
栗村氏の優勝予想にロックオンされることなく
最終週を迎えることができたわけで、ラッキーでした。
・今回のTTで、マイカは他のライバルより遅かったし、
総合首位との差はこれまでよりも広がってしまいましたが。
総合3位までのタイムは2分以内で踏みとどまったし、
まだ当初の目標である表彰台は射程圏内です。
・問題は、そこまでに負かさなければならない選手が、
どうみてもマイカよりイケそうだということなのですが。
現在総合で2秒遅れのザッカリンも含めて。
・そして、中間計測地点からゴールまで6.5kmのデータを見てみると、
メカトラに見舞われたニバリ以外のライバル勢は
マイカよりも速いタイムで登り切っており、
この数字のまんま考えれば、これから出てくる山岳で
マイカはさらにライバルに差をつけられてしまうことになります。
・が、マスドレースはまた別物です。
チームとして攻撃をしかけるのはもちろん、
利害関係が一致したライバルとの結託も
置かれた状況によっては起こりうるので、
まだわかりません。
・アスタナとカチューシャが、
トラブルに乗じて攻撃をしかけてくるのは
ほぼ確実ですし。＜根に持ってる＠2015ジロ
ティンコフはもちろん、ロットユンボとオリカは
メカトラとパンクにとにかく気を付けないとであります。
・ところで、今週のイタリアは天気下り坂で、
標高の高いいくつかの峠では雪が積もっており、
ことによってはその峠はキャンセルされるかも、
とのことです。
そうなると、勝負がかかる登りが少なくなり、
さらにクルイシュウィックの総合が有利な状況に、
・ちゅーわけで、終盤の山岳がキャンセルになる可能性も踏まえて、
マイカとティンコフには積極的にレースを作っていってほしいです。
No.5117 - 2016/05/23
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マイカ表彰台の可能性が少なくなってきて辛いのですが
現実に目を向けなければなりません。
■リザルト
St13：http://www.procyclingstats.com/race.php?id=163683
St14：http://www.procyclingstats.com/race.php?id=163684
■St14の優勝候補14名のステージ順位
Rnk(Prev) Time (from Nibali) Rider
01 +0:00 (-0:37) Chaves Johan Esteban
02 +0:00 (-0:37) Kruijswijk Steven
05 +0:37 (+0:00) Nibali Vincenzo
07 +2:29 (+1:52) Zakarin Ilnur
08 +2:29 (+1:52) Majka Rafał
09 +2:50 (+2:13) Uran Rigoberto
10 +3:00 (+2:23) Pozzovivo Domenico
11 +3:00 (+2:23) Valverde Alejandro
12 +3:00 (+2:23) Fuglsang Jakob
14 +3:52 (+3:15) Amador Andrey
21 +6:21 (+5:44) Jungels Bob
63+31:20(+30:43) Ulissi Diego
DNF
Hesjedal Ryder
■St14後の総合上位12名のタイム差
Rnk(Prev) Time (from Nibali) Rider
01(05) +0:00 (-0:41) Kruijswijk Steven
02(03) +0:41 (+0:00) Nibali Vincenzo
03(08) +1:32 (+0:51) Chaves Esteban
04(04) +3:06 (+2:25) Valverde Alejandro
05(01) +3:15 (+2:34) Amador Andrey
06(06) +3:29 (+2:48) Majka Rafał
07(07) +3:53 (+3:12) Zakarin Ilnur
08(09) +5:01 (+4:20) Urán Rigoberto
09(16) +5:38 (+4:57) Siutsou Kanstantsin
10(10) +5:38 (+4:57) Fuglsang Jakob
11(12) +6:00 (+5:19) Pozzovivo Domenico
12(02) +6:10 (+5:29) Jungels Bob
＝＝＝＝＝
・ここまで傷を最小限にしてきたマイカが
ついに大きくタイムを失うことになり
総合で1位のクルイシュウィックに約3分半、
2位ニバリに約2分50秒の差であります。
・この状況で第3週に入れればよかったのですが、
第三休息日前のSt15は山岳ITT。
距離は10.8kmと短いですが、
最後まで上りっぱなしのプロファイルです。
＞http://www.procyclingstats.com/race.php?id=163685&c=6&stat_id=217
・マイカのTTが残念なことはSt9でもうかがい知れる上に、
これが山岳TTだったらまた違うんじゃね？
と過去のリザルトを見てみたら衝撃の結果が。
いやいやここは現実に目を向けなければ。
＞2014ジロSt19 26.8km
http://www.procyclingstats.com/race/Giro_Italia_2014_Stage_19_ITT_Cima_Grappa_Crespan
↑ステージ7位はいいとしてもタイムが。
この時ポッツォヴィーヴォとウランも同じTTを走っていて
どちらもマイカよりもいいタイムでゴールしています。
ということは、今回総合で逆転される可能性もあるわけで、
当然ニバリやバルベルデやザッカリンもいいタイムを出してくるだろうし
なんかもうどうすれば。
・とにかく、最終週に希望を繋げられるだけのタイム差（総合首位から3分半以内？）で
St15を終えることができるよう祈るばかりであります。がんばれマイカ。
・ところで、St12でアマドールとユンゲルスを追わなかったマイカの判断は、
St14まで終えた時点ではどっちかといえば正しかったことがわかりました。
＞http://www1.rocketbbs.com/613/bbs.cgi?id=capybara&mode=pickup&no=5114
・よい脚はもちろん、そういう判断力も最終週では必要になるはずです。
どうかSt15で希望をつないで、最終週にチーム一丸で伝説になるような走りを
見せてほしいです。ってそう毎年伝説のステージは生まれないか。でもわかりません。
・あと、いろいろネガティブ思考が炸裂してますが、
アマドールとクルイシュウィックが二人ともマリア・ローザを着られたのは
本当に良かったです。昨年のSt16の分がここで報われた感じであります。
＝＝＝＝＝
■St15 総合上位勢出走時刻
http://www.pelotonwatch.com/calendar/2016/worldtour/giroditalia/stage15_start_order.html
※日本時刻23:01出走のヴィスコンティまで1分おきに出走、
それ以降は3分おきに出走
現地 日本 選手名
16:01 23:01 VISCONTI Giovanni
16:04 23:04 MONFORT Maxime
16:07 23:07 ATAPUMA Darwin
16:10 23:10 PIRAZZI Stefano
16:13 23:13 JUNGELS Bob
16:16 23:16 POZZOVIVO Domenico
16:19 23:19 FUGLSANG Jakob
16:22 23:22 SIUTSOU Kanstantsin
16:25 23:25 URAN URAN Rigoberto
16:28 23:28 ZAKARIN Ilnur
16:31 23:31 MAJKA Rafal
16:34 23:34 AMADOR Andrey
16:37 23:37 VALVERDE Alejandro
16:40 23:40 CHAVES Esteban
16:43 23:43 NIBALI Vincenzo
16:46 23:46 KRUIJSWIJK Steven
■コースプロファイル＠公式
http://www.giroditalia.it/eng/stage/tappa-15/
10.85kmのぼりっぱなし、最大勾配11％。
中間計測地点は4.35kmにあるらしいけど、
傾斜がきつくなるのはこの後。
中間計測地点通過の目安は8分30秒くらい、
ゴールタイムはだいたい24分30秒から25分くらい。
■ティンコフのみなさんの出走時刻一覧（+7hすれば日本時刻）
No.5116 - 2016/05/22
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http://www1.rocketbbs.com/613/bbs.cgi?id=capybara&mode=pickup&no=5116
St14のJスポ中継で、解説のマッサー中野さんから
かつてジロで活躍したメキシコ人クライマー「ペレスクアピオ」の名前が出たので、
突然ですがペレスクアピオ祭りであります。 ＜現実逃避ともいう
■2007年ジロにおけるペレスクアピオ祭り
http://www1.rocketbbs.com/613/bbs.cgi?id=capybara&mode=pickup&no=2007
どういうシーンかといいますと、
山岳賞ジャージを着るサウニエルデュバルのピエポリと
それをアシストするリッコ（黄色いメットの二人）が
登りで超マジなアタックをしかけて
ライバルに対して真剣勝負しているところに、
同じ逃げグループのペレスクアピオ（オレンジのジャージ）が
並走する悪魔おじさんから槍を貸してもらって
後ろからピエポリをつつくそぶりをしているところであります。
動画だとこんなです。
このパフォーマンスがあまりにも印象的で楽しくて、
ペレスクアピオは私の中でお笑い枠の中に入っているのですが。＜ひどい
中野さんのコメントでは、
St14に出てきたいずれかの峠で2002年に山頂補給を担当したことがあり、
その時にステージ優勝したのがペレスクアピオで、
最終的に山岳賞ジャージも獲得した、とのことでありました。
そんな強いクライマーだったとは知らなかったです。 ＜ひどいって
■Julio Alberto Perez Cuapio 戦績
http://www.procyclingstats.com/rider/Julio_Alberto_Perez_Cuapio
ジロに9回出場して7回完走。その間にステージ3勝、山岳賞1回。
立派な成績であります。
今までイロモノ扱いしてて本当にすいませんでした。
いやだってジロをちゃんと見始めたのは2005年からだし……
にしても、このステージからもう9年経っているなんて。
早いものであります。
No.5115 - 2016/05/22
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http://www1.rocketbbs.com/613/bbs.cgi?id=capybara&mode=pickup&no=5115
※業務連絡
現在、自宅でPC作業する時間がなく、
各方面へのご連絡が滞っております。
申し訳ありません。しばしお待ちくださいませ。
＝＝＝＝＝
■リザルト
St11：http://www.procyclingstats.com/race.php?id=163681
St12：http://www.procyclingstats.com/race.php?id=163682
■St11の優勝候補14名のステージ順位
Rnk(Prev) Time (from Nibali) Rider
01 +0:00 (-0:13) Ulissi Diego 4:56:32
02 +0:00 (-0:13) Amador Andrey
03 +0:00 (-0:13) Jungels Bob
10 +0.13 (+0:00) Valverde Alejandro
12 +0.13 (+0:00) Zakarin Ilnur
13 +0.13 (+0:00) Uran Rigoberto
14 +0.13 (+0:00) Majka Rafał
15 +0.13 (+0:00) Kruijswijk Steven
19 +0.13 (+0:00) Chaves Johan Esteban
21 +0.13 (+0:00) Nibali Vincenzo
22 +0.13 (+0:00) Hesjedal Ryder
31 +1:30 (+1:17) Brambilla Gianluca
32 +1:30 (+1:17) Pozzovivo Domenico
39 +1:49 (+1:36) Fuglsang Jakob
DNF
Dumoulin Tom
■St11後の総合上位14名のタイム差
Rnk(Prev) Time (from Nibali) Rider
01(01) +0:00 (-1:09) Jungels Bob
02(02) +0:24 (-0:45) Amador Andrey
03(03) +1:07 (-0:02) Valverde Alejandro
04(04) +1:07 (-0:02) Kruijswijk Steven
05(05) +1:09 (+0:00) Nibali Vincenzo
06(07) +2:01 (+0:52) Majka Rafał
07(09) +2:25 (+1:16) Zakarin Ilnur
08(10) +2:43 (+1:44) Chaves Esteban
09(06) +2:45 (+1:46) Brambilla Gianluca
10(12) +2:47 (+1:47) Ulissi Diego
11(13) +3:12 (+2:03) Urán Rigoberto
12(08) +3:39 (+2:30) Fuglsang Jakob
13(14) +3:56 (+2:47) Hesjedal Ryder
14(11) +4:01 (+2:52) Pozzovivo Domenico
＝＝＝＝＝
・とりあえず総合が動いたSt11中心で。
・デュムランがまさかのリタイア。
遅れたのを逆手にとってステージを狙ってくるのでは、
と期待してたのですが、股ズレではしょうがないです。
ってJスポ実況の話を元に書いてますが
彼はホントに股ズレなんですか？ ＜調べろよ
・このステージのハイライトは、
最初にアマドールがアタックした時に
マイカが反応しかけてやめたことであります。
私は「脚はあるけどあえてやらなかった」と解釈しましたが、
ただ単に追うだけの脚がなかっただけなのかもしれないし
よくわかりません。
・あえてやらなかったとして、
ユンゲルスが追うことは予測できたし、
他のライバル勢（ニバリ、バルベルデ）が反応しなかったことを考えると
それが正しい判断だったとも思えますが。
・現状でニバリと1分近い差があるマイカが、
13秒とりかえすチャンスだったのかもしれないし、
それを逃したのはもったいなかったかもしれません。
・まあいくら考えてもしょせんタラレバ。
あそこでアマドールを追わなくて正解だったことを
ジロ最終日までにマイカが自分の脚で証明してくれると
信じています。
・ところで、Jスポ中継の質問コーナーで
栗村氏に優勝候補を尋ねた後に
「私はマイカがマリア･ローザを着ると思う」
というTweetをしたのは私ではありません。
自分の予想がデスノートならぬクリノート化するんじゃないかと思うと恐ろしくて
んなこと書けません。ていうかTwitterつぶやいてないし
No.5114 - 2016/05/20
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■リザルト
http://www.procyclingstats.com/race.php?id=163680
■St10の優勝候補15名のステージ順位
Rnk(Prev) Time (from Nibali.) Rider
06 +2:10 (-0.54) Amador Andrey
08 +2:11 (+0:11) Valverde Alejandro
09 +2:11 (+1:35) Chaves Johan Esteban
10 +2:11 (+0:31) Fuglsang Jakob
11 +2:15 (+0:00) Majka Rafał
12 +2:15 (+0:00) Kruijswijk Steven
13 +2:15 (+0:00) Pozzovivo Domenico
14 +2:15 (+0:00) Nibali Vincenzo
15 +2:15 (+0:00) Jungels Bob
16 +2:15 (+0:00) Uran Rigoberto
17 +2:15 (+0:00) Zakarin Ilnur
18 +2:15 (+0:00) Ulissi Diego
25 +2:26 (+0:11) Hesjedal Ryder
32 +3:27 (-1:12) Brambilla Gianluca
70+13:00 (-0:15) Dumoulin Tom
DNF：Landa Mikel
■St10後の総合上位14名＋デュムランのタイム差
Rnk(Prev) Time (from Nibali) Rider
01(02) +0:00 (-0:52) Jungels Bob
02(03) +0:26 (-0:26) Amador Andrey
03(06) +0:50 (-0:02) Valverde Alejandro
04(04) +0:50 (-0:02) Kruijswijk Steven
05(05) +0:52 (+0:00) Nibali Vincenzo
06(06) +1:11 (+0:19) Brambilla Gianluca
07(09) +1:44 (+0:52) Majka Rafał
08(10) +1:46 (+0:54) Fuglsang Jakob
09(11) +2:08 (+1:16) Zakarin Ilnur
10(13) +2:26 (+1:34) Chaves Esteban
11(12) +2:27 (+1:35) Pozzovivo Domenico
12(14) +2:53 (+2:01) Ulissi Diego
13(15) +2:55 (+2:03) Urán Rigoberto
14(16) +3:39 (+2:47) Hesjedal Ryder
29(07)+11:42(+10:50) Dumoulin Tom
＝＝＝＝＝
・苦手なTTを上々の出来で終えたランダが体調不良でまさかのリタイア。
ITTで貯金ができなかったデュムランがまさかの優勝争い脱落。
今年プロデビューしたばかりの21歳がまさかのステージ優勝。
St11で地元を通るためマリア･ローザをキープしたかったブランビッラが
まさかのユンゲルスアシストで首位脱落。
もう少しでアマドールがマリア･ローザに手が届くところだったのを
バルベルデがまさかのスパート＆追走集団先頭ゴールで結果的にユンゲルス牽引（疑惑）。
・というところで、ドラマ多すぎのSt10でした。
・私としては、2015ジロSt16の「怒りのモルティローロ」ステージを5位でゴールし、
レース後に
「ジロでの僕の走りなんて誰の記憶にも残らないだろうけど、いつだって僕は思い出すだろう」
とコメントしたアマドールに、マリア・ローザを着てほしかったのですが。
＞http://capybara120gb.blog70.fc2.com/blog-entry-779.html
・「St11で家族の前をマリア･ローザを着て走りたい」と言っていたというブランビッラが、
ユンゲルスとチームのために限界まで追走集団を鬼引きしたことを考えると、
この結果でもまたよかったのかもと思います。
でも、そういう努力が往々にして報われないのもまた自転車レースなのですが
・あと、クネゴが意地で山岳ポイントを獲得して
再びマリア･アッズーラに袖を通すことになったのももちろんめでたいのですが、
他のドラマが濃すぎてちょっとかすみ気味（当社比）なのが
なんともクネゴであります。
・そして今回もゴールチョイ切れタイム差が発生。
今回のチョイ切れ集団先頭はマイカでした。
・が、リザルト見ると、マイカの前にはフグルサングがいて、
マイカとフグルサングは総合で10秒も離れてなかったのでした。
今回ゴール際でフグルサングが少しでも先にゴールするべくもがいたのも、
それをマイカが必死で追いかけていたのも中継でチラッと見えたので、
チョイ切れとはいえ熾烈な総合争いが行われた結果だったわけです。
・ということなので、マイカより後ろでゴールした皆さん、
どうかご容赦ください……。
・あと、ティンコフの大事な山岳要員マッカーシーが
37分差のグルペット最終便でゴールしているのが心配です。
落車に巻き込まれて怪我してたり、病気だったりしないとよいのですが。
あーでも同じ集団にスカイの山岳要員もいるので、
ランダをマークしていて一緒に遅れただけかも。
（St8ではボアーロがデュムランマーク係だった）
＝＝＝＝＝
・TT強化したランダがリタイアしてしまったのは本当に残念なのですが、
ジロを完走しなかったことで脚をフレッシュに保った彼が
ツールでフルームをアシストするのかと思うと、
少々空恐ろしい気がいたします。
・思い起こせばスカイは昨年も同じことがありました
＞ジロを途中リタイアしたポートがツールでフルームを強力アシスト
・既に予想できることではありますが、
今年のツールもチームスカイは手ごわそうであります。
No.5113 - 2016/05/18
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