普段なら１カ月以上かけてる作業を２週間で終わらせるという簡単なお仕事に現在従事しております。
のんびりやってた私もアレなんですが、デッドラインがあるなら早く言わんかｺﾞﾙｧ

ちゅーわけで、リザルトチェックもよれよれですよ。
全くなんでこんな事になったんだかもー。

＝＝＝＝＝

■ムルシアSt１
http://www.cyclingfans.com/node/651

・電波小屋の面々はランスも含めてトップと同タイムの先頭集団でゴールしました。
　チッ

・アスタナは、ゼイツ君が38秒遅れ、イグリンスキーとKIREYEVが7分46秒遅れ…。
　二人はアシスト要員だったのでしょうか＜もしそうならこの遅れは当然とも思えなくもない

・ティラロンゴが先頭でゴールしてるから、まあいいかな。
　イグリンスキーもタイム差ついてた方が逃げやすいしね。
　とむりやりプラス思考。


■ムルシア出場中のサーベロのコレイアとダイグナンのなかよしっぷりときたらもう。
・ダイグナンTwitter：http://twitter.com/PhilipDeignan
・コレイアTwitter：http://twitter.com/joaoisme


■ムルシアではアーモンドの花が咲き始めている
ヤッホースポーツ


＝＝＝＝＝

St2は、1000m級の山を含むルートを2周するっぽいです。
どんなコース設定なんだか。
＞http://www.regmurcia.com/servlet/s.Sl?sit=c,722&r=ReP-26550-DETALLE_REPORTAJESABUELO


No.3510 - 2010/03/04
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ムルシアは今日から、パリ〜ニースは3/7から、ということで、
電波小屋のスタートリストを 悪意を持って チェックしてみようと思います。

■スタートリスト
ムルシア（3/3〜7）：http://www.cyclingfever.com/editie.html?detp=view&_ap=startlijst&editie_idd=MTk3ODA=
Ｐ−Ｎ：（3/7〜14）：http://www.cyclingfever.com/editie.html?detp=view&_ap=startlijst&editie_idd=MTk2NTU=

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＜電波小屋御一行様＞

■ムルシア
51 ARMSTRONG Lance　＜帝王
52 KLÖDEN Andreas　＜ツール要員
53 IMPEY Daryl　＜期待の若手＠修行中
54 MCCARTNEY Jason　＜ランスの信頼おけるアメリカ人
55 RAST Grégory　＜ツール要員候補
56 RUBIERA VIGIL José Luis　＜ランスと長い付き合い
57 ZUBELDIA AGIRRE Haimar　＜ツール要員
※監督としてブリュイネールとエキモフが随行


■パリ〜ニース
BRAJKOVIC Janez　＜期待の若手＠総合上位狙います
HORNER Christopher　＜こっぱげの盟友
LEIPHEIMER Levi　＜こっぱげ＠エース
LEQUATRE Geoffroy　＜新参フランス人＠よくわからん
POPOVYCH Yaroslav　＜ポポ
ROSSELER Sébastien　＜ステージ優勝要員
STEEGMANS Gert　　＜ステージ優勝要員
VAITKUS Tomas　　＜ステージ優勝要員


……というわけで。

・ツール出場ほぼ当確なアシストはランスについてムルシアに。
　面子から言っても、ランス以外に総合を狙う選手はいないし
　ステージ優勝を狙う気もなさそうです。
　監督も、ランスと親しいブリュイネールとエキモフでＷで安心。
　もうランスを全力でサポートいたします感がありありな構成であります。

・一方パリ〜ニースは。
　面子的にはライプハイマーがエースですが、
　この手の短いステージレースはブライコも得意とするところで、
　そろそろ中堅どころな年齢となった彼も大きな勝利が欲しいところ。
　そして、ステージ優勝を狙えるスプリンターが２名（スティーグマンス＆ヴァイクス）
　野心家の人１名（ロセレル）、ポポビッチ１名と、
　ライプハイマーを１００％勝たせに来た布陣でないのは明白です。

・アスタナのときには、さすがのブリュイネールも
　ここまで露骨にランスを優遇してるのがわかる布陣をひいてはきませんでした。
　この優遇っぷりは、なんかもう、チームのエースと言うより、
　スポンサー様を接待してるように見えます。

・ていうか、パリ〜ニースはライプハイマーが勝てる可能性の高いレースですよ？
　ここで全力投球しなくてどうするのと私としては思うのですが。

・これだけ手厚いアシスト陣をつけてもらったランス様が
　ムルシアでどのような走りをするか。
　そして失敗したときにどのような言い訳をするのか見ものなので
　レースの行方を楽しみにしておこうとおもいます。

・にしてもライプハイマーが不憫でなりません…。
　もうちょっと大事にしてあげてください。
　ランスがこけたらまず当てになるのはライプハイマーですよ？
　わかってますかヨハン？

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この２つのレースのアスタナの布陣も
見ておくことにいたしますよ。

■ムルシア
11 TIRALONGO Paolo Italy
12 DYACHENKO Alexsandr Kazahkstan
13 IGLINSKIY Valentin Kazahkstan
14 JUFRE POU Josep Spain
15 RAIMBEKOV Bolat Kazahkstan
16 KIREYEV Roman Kazahkstan
17 ZEITS Andrey Kazahkstan


■パリ〜ニース
CONTADOR VELASCO Alberto　＜絶対エース
DE LA FUENTE RASILLA David　＜ツール要員
FOFONOV Dmitriy　＜ツール要員候補
HERNANDEZ BLAZQUEZ Jesus　＜コンタの盟友
NAVARRO GARCIA Daniel　＜コンタの盟友
NOVAL GONZALEZ Benjamin 　＜ツール要員
PEREIRO SIO Oscar　＜ツール要員
STANGELJ Gorazd　＜ツール要員候補

・ムルシアはカザフの若手修行、パリ〜ニースはガチで取りにきてます、
　なのがありありな布陣

・つかパリ〜ニースは、これで勝てなかったらかなりまずいんでない？くらいの選手構成です。

・アスタナとの全力対決を避けるために、電波小屋はちょっと抜けた布陣で来たのかもしれません。

・にしてもやっぱりライプハイマーがかわいそうです＜しつこい

・これで勝てたらツールもかなりイイ感じでいけると思います。アスタナがんばれ。


No.3509 - 2010/03/03
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前に Omloop Het Nieuwsblad のフレチャの優勝について書いたときに。

naranjaさんのところで、
フレチャが故Fファンデンブルックに優勝を捧げることを
ニコ・マッタンに約束していたと知った、と書きましたが。

CNで、この時のことをニコ・マッタンが語った記事が出てました。

■Mattan: Flecha won Omloop for Vandenbroucke（CN 2010.3.2）
http://www.cyclingnews.com/news/mattan-flecha-won-omloop-for-vandenbroucke

＝＝＝＝＝

＜以下マッタンコメント わかるとこだけ 箇条書き＞

・レース序盤で、パンクで遅れたフレチャがチームカーの車列を通ってプロトンに戻ろうとしていたとき、
　アクアサポーネの車に自分がいるのに気が付いてとても驚いていた。

・その時アクアサポーネのチームカーを運転してたのは、
　例の2005年の Gent-Wevelgem でファッサボルトロの監督をしていた Bruno Cenghialta だった。
　彼が運転席にいるのを見たフレチャはそのことで冗談を言っていた。
　※ファッサボルトロは当時フレチャが所属していたチーム

・そのときフレチャは「見てろよ。今日俺は勝ってそれをVDBに捧げるよ」と自分に言った。
　彼のジェスチャーは本当に美しかった。

・フレチャとVDBはファッサで1年間チームメイトで、彼らは仲が良かった。
　当時VDBは「レースにニコかフレチャがいないとどうしていいかわからない」
　とよく自分に言っていた。

・フレチャは真の紳士だ、口にした事を実現できるライダーはそう多くない。
　彼はこの勝利に値する。
　また、表彰台に乗る？事は多いがめったに勝つ事が無い彼が勝利したのは
　自分に大きな喜びをもたらしてくれた。

＝＝＝＝＝

ということで、手放しでフレチャの勝利を喜んでいるニコ・マッタンでした。

マッタンはVDBととても親しくしており、
彼がVDBの復帰に尽力していたことが
バイシクルクラブ2009年9月号「海の彼方の英雄たち」の
ニコ・マッタンインタビューに詳しく書かれていました。
＞橋川健さんのブログ：http://d.hatena.ne.jp/hashikawa/20090822

この記事の掲載後ほどなくしてVDBが突然亡くなってしまい、
訃報を目にしたときには最初にマッタンの事が思い出されたほどでした。
その後、本人ではなくマッタンの奥様が
VDBの死についてのコメントを代理で出していたあたり、
彼の悲しみの深さが想像されて私も胸が痛んだのですが。

元気にやっているようでよかったです。
我ながら月並みな文章であります…orz

にしても、今はアクアサポーネの監督をしてるってどういうことですか。
どうしてこんなイタリアン生え抜きてんこ盛りなチームにマッタンが。
そりゃフレチャじゃなくても驚くでしょう。

ていうか、Omloopにアクアサポーネが出てたことも意外であります。
＞スタートリスト：http://www.cyclingfever.com/editie.html?detp=view&_ap=startlijst&editie_idd=MTk3NzU=

今年はジロとかでマッタンが見られたりするのでしょうか。

今回の一件で「ずるい奴」の印象から一転して好感度が増したので
中継で彼の姿が映ったりしたらうれしいです。


No.3508 - 2010/03/03
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ロバの謎が解けてスッキリしたところで、
Kuurne-Bruxelles-Kuurne のリザルトをちゃんと見ておくことにいたします。

■チーム別リザルト
http://www.cyclingfever.com/editie.html?detp=view&_ap=startlijst&editie_idd=MTk3Nzc=

■フルリザルト
http://www.cyclingfever.com/editie.html?detp=view&_ap=klassement&editie_idd=MTk3Nzc=

↑↑↑↑↑↑↑
概略版ではなくてフルリザルトです。完走26人。
エントリー200人のうち26人ということは
完走率13％ということです。
暗算でも計算しやすいのがありがたいです。

なんでも先週、ヨーロッパの東側にハリケーンが来てたらしくて
その影響とのことであります。
強風による倒木でコースが変更になったりとかもあったそうです。
＞CW：http://www.cyclowired.jp/?q=node/27165

そのハリケーン「Xynthia」がもたらした被害
＞AFP：http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/disaster/2703699/5422228

なにげにホステが完走してるのが嬉しいです。
よく頑張りました。
今年はいいシーズンになりますように。

＝＝＝＝＝＝＝

優勝したヴァカンソレイユのトラクセルは
6日間レースにも出ているのだそうです。
＞Honk de Bonk：http://blog.goo.ne.jp/kumataro2004/e/4def4680edf78b7890bfba3b0a4f4a8b

戦歴が気になったので調べてみました。

■Bobby Traksel＠6日間レースDB
http://www.kultur-buch.de/sixdays/traksel.html

出てるけどあんまり数出てない。
シーズンに３レースくらいしか走ってないのに
名前をちゃんと覚えているとはおそるべし……。

■トラクセルのブログ
http://www.bobbietraksel.nl/

オランダ語で読めませんでしたorz
凝ったHPじゃなくて普通にブログな辺り好感度大であります。


No.3507 - 2010/03/02
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昨日の記事で

　『何故KBKでは勝者にロバのぬいぐるみ（もしくは頭）が渡されるのか』

という疑問についてスッキリ解決できなかったので。

KBKのリザルトチェックもそこそこに
その後もう少し気合い入れてググッてみました。

そして判明いたしました。

Kuurne はハンパないロバの町です。

＝＝＝＝＝

・昔、Kuurne の人たちは、ロバに曳かせた荷車に新鮮な野菜を乗せ、Kortrijk の朝市に毎日運んでいた。
　Kortrijk の住民は、夜明け前から行きかう荷車とロバが立てる騒音で、眠りを妨げられた。
　それで彼らは窓を開けて
　「De Kuurnse ezels zijn daar weer! （Kuurneのロバがまた来やがった！）」
　と怒鳴るのであった。　　　　 Kortrijk の人ヒドイぞー

・↑というあたりから、Kuurneの人は「ロバ」とあだ名されるに至ったらしいが、
　当のKuurne住民は、ロバを「何事にも屈しない賢い動物」として愛しており、
　町のシンボルとして誇りにしている。

・そしてこの町がロバでプロモーション活動を行う事
　宇都宮の餃子のごとしである。

・ロバビール、ロバワイン、ロバケーキ、ロバブレッドなどが実在する
　＞http://www.kuurne.be/files/kuurne/Afbeeldingen/Toerisme/Ezelsbroodjes.jpg

・10月の第１週にはロバ祭りが開催され、
　メーンイベントはロバコンテストである。
　＞写真：http://www.ezelsorde.be/fotoalbums/ezelsprijskamp/index.html

・町にはロバ委員会？というものがあり、そのトップはロバキングである。
　＞http://www.ezelsorde.be/index.php?option=com_content&view=article&id=56&Itemid=60

・現在のロバキング、Pedro Colasse さん
　＞http://www.ezelsorde.be/images/pedro.gif

・ロバコンテストのWinnerを祝福するロバキング
　＞http://www.ezelsorde.be/images/stories/ezelsprijskamp/foto_091.gif

……きりがないのでこの辺でよいでしょうか。

要するに、宇都宮に餃子があり博多に明太子があり札幌にラーメンがあり三崎にマグロがあるように
Kuurneにはロバがあるのであります。

Kuurne の冬の一大イベントであるKBKの勝者にロバグッズが贈呈されるのは、
ひとえにこの町のシンボルがロバであるから、なのです。

ベルリン映画祭の最優秀賞が金熊賞であるのとたぶん同じです。
（熊はベルリンのシンボル）

……というわけでスッキリしました。
やれやれ。

＝＝＝＝＝

ラジオ・シャックのDirk Demol監督はKuurne出身だそうです。
（via 欧州自転車レース追っかけ日記　Kuurne-Brussel-Kuurneの観戦計画 Part III）

この町のロバ委員会？のパーティーと思しき写真を見てたら
なにげにDemol監督が登場していて驚きました。
＞http://www.ezelsorde.be/fotoalbums/orde/index.html

おそらく監督は町の名士なのでありましょう。

＝＝＝

＜ネタ元＞

■Kuurne (Municipality, Province of West Flanders, Belgium)
http://www.crwflags.com/FOTW/flags/be-vwvku.html

■Kuurne公式観光案内？
http://www.kuurne.be/

■Orde van de Ezel - Kuurne
http://www.ezelsorde.be/

■DE STEENEZELTAART & DE EZELSPISTOLETS
http://www.ezelsfeesten.be/iframes/pagina_randinfo.htm


No.3506 - 2010/03/02
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リザルトチェックに行く前に、
今日と言う今日こそ長年の疑問に片をつけたいと思います。

『何故KBKでは勝者にロバのぬいぐるみ（もしくは頭）が渡されるのか』

■2009KBK＠CNテキストライブ
http://fry.cyclingnews.com/road/2009/mar09/kbk09/?id=live

15:45 CET
One interesting aspect of this race is that the winner receives a big stuffed donkey. Why, you ask?
Well, the people in Kuurne are nicknamed donkeys, allegedly stemming from their donkey-drawn vegetable carts.

Kuurne の人々は野菜の荷車をロバに引かせており、
そのことから「ロバ」とあだ名されているとのことです。

ってこれが由来ですか。本当でしょうか。

私としては、スタート地点が馬の競技場である、というあたりに
何か秘密があるではないかと思うのですが違うでしょうか
＞欧州自転車レース追っかけ日記：http://teamcsc.blog93.fc2.com/blog-entry-632.html

というわけで、結局ちゃんとした理由は分からずじまいでした。
収穫としては、英語圏のファンの人もロバが出てくる理由を知ってるわけではないらしい。
というのが把握できたことでしょうか。

長くなったのでリザルトは別記事でチェックします。


No.3505 - 2010/03/01
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この時期一番楽しみにしてるレース、Kuurne-Bruxelles-Kuurne本日開催です。
明日5時半起きなのにLIVE観戦なんかして大丈夫なんでしょうか私。

■Kuurne-Bruxelles-Kuurne (1.1) ベルギー
▼Kuurne ⇒ Kuurne 194km
▼12:00-16:36（+8hで日本時刻）
▼HP http://is.gd/7bXO4
▼選手リスト http://is.gd/92QT7
（from：http://twilog.org/CycleCalendar）

■ライブ情報
http://www.steephill.tv/semi-classics-live/
http://www.cyclingfans.com/node/644

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＜副賞のロバの変遷＞

・2009
http://www.tdwsport.com/webshop/picture/showPicture/107229
ぬいぐるみ。かわいい。

・2008
http://www.tdwsport.com/webshop/picture/showPicture/88132
ロバの頭。キモかわいい。というのかこれは。

・2007
http://www.tdwsport.com/webshop/picture/showPicture/75935
2008年と同じようなロバの頭。なんかでかい。そしてリーゼント。

・2006
http://www.tdwsport.com/webshop/picture/showPicture/62369
ぬいぐるみ。ロバかわいいよロバ

・2005
http://www.tdwsport.com/webshop/picture/showPicture/49939
ぬいぐるみ。2006と一緒？

・2004
http://www.tdwsport.com/webshop/picture/showPicture/10657
2006＆5と同じぬいぐるみっぽい。
ていうかデヨンフさん！2004年も勝ってたですか！

・2003
http://www.tdwsport.com/webshop/picture/showPicture/4142
2004〜6と同じぬいぐるみっぽい。
2007年の頭トロフィーからちょっと軌道がずれ始めたとみた。

今年はどういう路線のロバが登場するか楽しみです。
ネタ的にはキモかわいい系を期待します。


No.3504 - 2010/02/28
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