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記事No.4714に関するスレッドです


TdF2014 St21終わりました その2
■ティンコフサクソの皆さんのリザルト


総合成績だけみるとあいやいやーな結果に見えますが、
ロジャースがステージ1勝、マイカがステージ2勝+山岳賞を獲得して
チームとしてはニバリを総合優勝(&ステージ4勝)させたアスタナの次くらいに
大成功しているわけで、ここで総合順位一覧を貼るのはあまり意味ないです。
が、リザルト一覧的なものはほしいので一応貼りました

===

あちこちのニュースサイトで、
「チームはコンタドールのリタイアでBプランに移行してそれを成功させた」
といった書き方がされていますが、
そもそもBプランなど存在しなかったのは
St10直後にロッシュが語っていた通りで。
https://twitter.com/IndoSport/status/488982575415701505

失ったものの大きさと、その後切り替えの振れ幅とそれに要したパワーを考えると、
「Bプラン」という書き方は、適切ではないし軽すぎると思うのですが、
だからといってどういう表現がいいのかよくわかりません。

こんなどん底な雰囲気のところから

#restday #tinkoff4tdf @tinkoff_saxo @Benna80 @Toso_74 @mickrogers @stevendejongh @olegtinkov pic.twitter.com/hpDOoyboT7

― Nicholas Roche (@nicholasroche) 2014, 7月 15


這い上がるというよりは全てをきっぱりと入れ替えて、
十分な結果をつかみ取ったこの流れを、
いったいどう言えばいいのか。。。

今年の冬季五輪で、フィギュアスケートの浅田真央選手が、
ショートプログラムで失敗してメダルが絶望的になったにもかかわらず、
フリーで素晴らしい演技を披露し
表彰台に乗った選手と同等かそれ以上の称賛を得たことと、
ちょっとだけ私の中でかぶっています。

===

そういうわけで、今年の出場チームの中で
ティンコフサクソが最もポテンシャルが高かったのではないかと思われますが。
もしコンタドールがリタイアしていなくて、
この最強アシスト陣と共に闘っていたとしても、
今年のニバリに勝てたかどうかはちょっと疑問です。

山岳ステージでのニバリの強さをみると、
St5時点でついていた2分半の差をひっくり返すのは
非常に困難だったのではないかと思われます。

……ただ、僅差勝負になったのは間違いないだろうし、
平地で戦略的な走りをしてニバリをリードした可能性もあったし、
いずれにせよ総合争いがもっと手に汗握る展開になってたのは
間違いないでしょうが、今となってはタラレバです。


アマゾンで売ってるタラレバーオイル煮
あろうことかデンマーク産


でも、もしフルームも含めて三つ巴の戦いになっていたとしたら、
ペローやピノの表彰台もおそらくなかったわけだし、
そこらへんか結果オーライ、というところでしょうか。

とりあえず、「ニバリはコンタドールがリタイアしたから優勝できた」
という意見には全く賛成できないし、
そんな人をもし見かけたら「何言ってやがる」と思うに違いないです。 <思うだけ

幸い、身の回りでそういう人を見かけたことはないですが。

たぶん次の記事に続く


No.4714 - 2014/07/31
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