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ああああ / BUN [近畿]
170000超えてますよ!?
今170013でした〜!!

 けっこうニアミス久しぶりで、惜しい気持ちです…
キリ番踏んだの、どちら様でしょう??

No.6789 - 2002/09/18(Wed) 19:03:39

Re: ああああ / やまめ
170021でした…
そろそろかな〜って思ってる間に超えてしまいました。
残念!!

No.6791 - 2002/09/18(Wed) 19:19:02

Re: ああああ / 雪猫 [近畿]
170024でした…
むむむ…

No.6792 - 2002/09/18(Wed) 19:35:10

ああ、また逃したよ(T▽T)  / 克哉 [地球外]
またキリ番踏み損ねました・・・・・。

絵なんか描いてる場合じゃなかったよ・・・(T▽T) 

No.6794 - 2002/09/18(Wed) 21:36:28

Re: ああああ / TATSU@管理人 [関東]
ありゃ!?申告者無しスか〜!?
管理人、イラを描くべく「手ぐすね引いて」待ってたのにぃ〜!

10,000回に1回というのにモッタイない...勝手にイラ 描いちゃおうかな。

No.6796 - 2002/09/19(Thu) 02:40:05
来週ですね / 光星 [関東]
皆様ご無沙汰しております。光星です。
来週号から連載再開ですね。

No.6793 - 2002/09/18(Wed) 20:34:00

Re: 来週ですね / TATSU@管理人 [関東]
光星さん、お久しぶりです。3カ月ぶりぐらいですかね。

そっか!いよいよ来週から再開なんですね!!嬉しいです〜。
今度はどんなシーンからスタートなんでしょうか?今週のモーニングで予告をチェックしなくては....

No.6795 - 2002/09/19(Thu) 02:33:44
「神よ!」はどうですか? / 水素 [関東]
前々から腑に落ちなかったところ。
その220「気乗らぬ戦」で劉備の心を押しとどめられずにこのまま劉備軍が崩壊すると危惧した趙雲がせめて最悪の事態を回避しようと奔走するときに叫んだ言葉「神よ!」
何で神なのでしょうか?確かに中華では古代から神はいましたが万物は天の思想によって成り立っていたんじゃないかと。だから「天よ!」のほうがいいんじゃないかな〜と思ってみたり。なんだか趙雲が神なんて使うとあの顔立ちからキリストが思い浮かんでしまうんですよね〜。細かいところがわからないのでとりあえず何か知識か解釈がほしいです。
お願いします。

>EBJさん
遅くなりましたがはじめまして。あの感想、痒いところに手が届いていてお気に入りです。また来てくださいませんか〜?

No.6763 - 2002/09/08(Sun) 00:57:40

Re: 「神よ!」はどうですか? / TATSU@管理人 [関東]
確かに登場人物が「神」に祈ってるのはあのシーンだけですね。そー言われてみればちょっと不自然です。おっしゃる通り「天よ!」のほうが自然ですよね。何であのシーンだけ「神」が出てくるんでしょう?

あっ!趙雲は仏教徒だったとか!?それじゃ「仏陀よ!」か!

すみません。知識無いので適当なコト書いちゃいました...

No.6768 - 2002/09/09(Mon) 00:37:53

Re: 「神よ!」はどうですか? / meg [九州]
>仏陀よ!
おもわず爆笑...
趙雲がなんだかおちゃめさんになりますね★

じゃあ、キリシタンってのはいかがでしょう?

...すみません。TATSUさんよりテキトーな事書いちゃいました...

No.6772 - 2002/09/10(Tue) 12:37:34

Re: 「神よ!」はどうですか? / きよ [関東]
TATSUさんと、megさんのを合わせて
「OH MY 仏陀!」

失礼しました…。

No.6773 - 2002/09/10(Tue) 18:11:28

Re: 「神よ!」はどうですか? / 紅いキバ [東海]
僕も知識ないのでこじ付けます(笑)

天は天下を治める権利(という言い方でいいのか分かりませんが)を天下人に与える神聖なものだから、
天下人足り得ない、一部将が祈ったり語ったりするのは畏れ多いから「神」にしたとか...

う〜ん、やっぱりこじ付けですね。

No.6774 - 2002/09/10(Tue) 23:05:32

Re: 「神よ!」はどうですか? / 水素 [関東]
うっ、レス遅れて申し訳ないです。

>仏陀よ
手のひらを合わせて・・・それこそ趙雲に合うんじゃ(爆)

>天下人足り得ない
皇帝のみが天を知るというのはどこかで見たことがあるような、それに近いのでしょうね。なんだかこれに合うセリフ探すの考えればやっぱりそうなってしまうんでしょうか。

皆さんありがとうございます。

No.6786 - 2002/09/16(Mon) 20:28:37
おくればせながら... / meg [九州]
TATSUさん!topの淵将軍カッコイイじゃないですか!!
しばらく留守してる間になんともイカすイラストが...!
これはまたキリ狙うしかないですねっ!!

TATSUさんのイラストって細部まですっごく
丁寧に描かれてますよね〜。感服。
迫力もスゴイです。サイコー!

蒼天はしばらくお休みですが、コチラは変わらず
盛り上がりそうですね★

No.6764 - 2002/09/08(Sun) 14:34:38

Re: おくればせながら... / TATSU@管理人 [関東]
おお、megさん。お帰りなさい。その後も何か色々イベント続きみたいでお疲れ様です。
キリイラお誉め頂いてどうもです!!

>これはまたキリ狙うしかないですねっ!!
是非狙って下さい。管理人、只今調子に乗ってイラ描く気満々です。
でも何をリクエストされるかmegさんの場合聞く必要無いような...

No.6769 - 2002/09/09(Mon) 00:44:46

Re: おくればせながら... / meg [九州]
ぐはっ!バレバレや〜ん!!
なんなら今のうちに下描きしていただいてもイイくらいですぞっ!!

No.6771 - 2002/09/10(Tue) 12:35:49
人気考締切り&秋期投票スタート! / TATSU@管理人 [関東]
お陰様を持ちまして第5回人気投票を終了させて頂くことができました。投票ありがとうございました。って管理人「引越し」で、締め切りを5日過ぎてもまだ投票を受付けてしまいました!1日〜5日の間に投票した方、誠に申し訳ありません!その間の票は第5回には反映しません。m(__)m

その替わりと言っちゃあなんですが、第6回にその悔しさをぶつけて下さい。
他の方も仕切りなおして再投票、宜しくお願いします!!

No.6757 - 2002/09/06(Fri) 02:47:41

Re: 人気考締切り&秋期投票スタート! / TATSU@管理人 [関東]
お待たせしました。人気投票第5回(2002年夏期)の集計終わりました〜。
人気考の「曹丕のアイコン」の下の方に載せてます。皆さんのお気に入りキャラは何位でしたでしょうか?

不動の地位を築きつつある曹操。常にベスト4以内の周瑜。まるで洛陽目指して北上するように着実に進軍していく孫堅。ベスト3はまあ予想の範囲と言えます。

ところが今回は異変が!何と4位から8位が全部「蜀」!劉備・趙雲は順当として、前回低迷してた関羽・張飛・孔明が揃いぶみで上位へ躍進。何が起きたんだ劉備陣営!っていうか蜀FANの台頭か!?
そして以前は首位争いに絡んでいた惇兄は息切れ!(コメントは相変わらずオモロイですが) ほんでもって首位も経験し、近時は2位が定着していた郭嘉が凋落!!大丈夫か?魏FAN!!

そんな訳で皆さん、秋期投票も奮ってご参加下さい。

No.6770 - 2002/09/09(Mon) 00:49:13
再び・・ / 侠客 [東北]
今週も蒼天休みか・・。うっ、ま、また禁断症状がッ!(なんのことかわかんねーよと言う方は6420番の記事を参照)

あーツライ!1ヶ月も蒼天が読めないとは・・・
昨日は木曜日、学校の帰りに立ち寄った書店で思わず手に取ってしまった一冊の本、言うまでもなくモーニングです。無駄だと分かりつつ手に取る自分が情けない・・。

とはいえ、前回の話が面白かったから少しは耐えられるかなあ。
もしかしてゴンタ先生、夏休み?

というわけで今回は劉備の文言で
「蒼天てもんはいったん読み始めりゃ休載しててもモーニングを手に取るもんじゃねえのか。」

No.6758 - 2002/09/06(Fri) 13:54:48

Re: 再び・・ / TATSU@管理人 [関東]
あははは。わかります。わかります。その気持ち!
管理人も『こんな素晴らしいストーリーが出てくるなら休載大歓迎です』なんて書いたものの辛くはあります。
特に「木曜に蒼天を読む(そんでもって「今週の蒼天」の文章を考える)」ってのが週間のイベントみたいになってるんで、休載だと張り合いがないです。

でもモーニングは一応買ってます。なぜなら蒼天が再開した時に「他の連載」がわかんなくなっちゃってるんで。

No.6767 - 2002/09/09(Mon) 00:35:28
今週の蒼天<白圭> / TATSU@管理人 [九州]
今週の蒼天、感動しました。特にラストにはジ〜ンときました。

さて、前回のシーンはまだ続いていました。っていうかタイトルも無しにいきなり「曹操と群集の後姿」というのが印象的でした。そして天空に現れる「トン」。おお〜、トンの登場って長坂以来じゃないでしょうか?何やら群集から沸きあがってきたようにも見えます。

それを呆然と見つめる荀?ケ、やがて「ガックリうなだれる荀?ケ」のシーンと「タイトル」と「痛いのか?と問う曹操」のシーンが重なります。(ちなみにタイトルの白圭っていうのは「白く清らかな玉」のことだそうです)そしてページをめくると、それが「本物の曹操」の問いかけであり、場面変わって「曹操のもとに布告の起草文を届けに来た荀?ケと荀攸」のシーンであることが分かります。「華佗に診てもらうか?」と聞く曹操の問いに、はっと我に返って心臓を押さえていた手を見つめる荀?ケ...以前「描写考」ってタイトル付けて述べましたが、欣太先生の「描写」「コマ割」って凝ってますよね〜。

さて寝室にて華佗の弟子から掻っ払ってきた竹簡を嬉しそうに読む曹操。(「掻っ払ってきた」ってとこがいいです。さすが元「呆れ果てた悪党」!)
「医はとことん行くぞ」とご満悦の曹操は「これからは後方部隊に医師を配置し、負傷者や疾病患者の治療はむろん、兵の疲れを取り除いたり気血を整わせ、戦意を促す」ことを試みるそうです。うおお「総合メディカルサポート」!これは凄い!こんな「兵士のヘルスケア」まで考えてたなんて史実にあるんでしょうか?続けて曹操「今まで雑用とみなされていた医術を医局として独立させ、相応の役割と報酬を与え、医の地位を向上させることによって医の徒を増やし、全土の城に医局を整備させる」なんて壮大な計画をぶち上げてます。これまた凄い!ホントに曹操ってこんなに地域医療政策にまで造詣が深かったんでしょうか?でもこーいう巨視的に政策を打ち出す蒼天曹操、若い時とは違った意味で魅力的です。

「どうだ!才ひとつで戦が変わり政(まつりごと)が変わるのだぞ!」とノリノリで竹簡を突き出す曹操。ところが2人からは期待した反応が返ってきません。不審そうな曹操。「おい!なぜこの着想に顔を輝かせん!?」なんてムッとしてます。

震える手で起草文を握り締め「内政を固めねばならぬ今、一昨年の孔融の処刑に続いて何故さらに儒に弾圧を加えるのか?」と問う荀?ケ。はあ?という顔の曹操は、不仁不孝という表現が儒者の癇に障るなら削ってもいいぞと答えます。う〜ん、やはり曹操と荀?ケの考えにはズレがあるのですね。
カッカッと前に進み出ながら、荀?ケは手にした起草文を突き出します。「問題は??唯才是挙″。この布告が大っぴらに発令されること自体でございます。」
ぐはあ!ついに荀?ケ、反対意見を吐露しました。??唯才是挙″はこの布告の趣旨!そこが問題とは曹操の布告の全面否定。後ろで荀攸もこの発言に蒼ざめてます。
黙って起草文を受け取る曹操。その表情からは感情が読み取れません。この時の曹操の気持ちってどんなでしょうか?驚愕・動揺でしょうか?失望でしょうか?ついにこういう意見が出たかという諦めでしょうか?やはりコイツはこういう事を考えておったかという再確認でしょうか?
「??唯才″とは国の人材登用の基準を覆すことであり儒の価値を公然と否定するものである」と説く荀?ケは「儒者の戦慄」を慮り、布告を取り下げるよう進言します。

暫くして曹操がおもむろに告げます「儒の弾圧が目的ではない」。
「はい」と即答する荀?ケ。そこらへんは荀?ケも分かってるんでしょうね。「目的は違うとはいえ結果としてそうなる」と危惧してるんでしょう。続けて曹操、起草文を手にしたまま障子のほうへ向かいつつ「だが、儒が人の才を閉ざすなら儒者は俺と闘うことになる。」
ああ、やはりそうきたか、とでも言うようにウナダれる荀?ケ。
そうですね。この発言は孔融の処刑の際に既に聞いてる台詞ですもんね。きっとこの返答が返ってくることは予期してたんではないでしょうか...

「闘うなどと宣言なさっても、明白な反抗は起きないだろう。儒者とはもっと密やかでしたたかで実に悲愴な生き物だ」と悲しげに告げる荀?ケ。それに対し「奇怪極まる」と一言で片付ける曹操。曹操のような施政者にとってはこーいう「捉えどころのない抵抗勢力」が最もやっかいなんでしょう。その意見に同意しつつも「儒者のほうでは丞相への対応を本能的に心得ておりましょう」と予測する荀?ケ。手にした起草文で障子を開ける曹操が「俺からは見えぬものが、俺を捉えているというのか?」と尋ねます。

ここで先ほど見た「大勢の群集の幻覚」が荀?ケの脳裏に蘇ります。再び荀?ケを襲う動悸。
おお、あの群集は「曹操を押し上げる無数の臣下達」と思ってましたが、どうも「曹操を押しやる無数の儒者達」だったみたいです。そう言えば先週、振り返った曹操が無数に増える文官達のほうを見て不審そうな顔してましたね。

「儒者の情を一顧だにせず追い込めば、乱世の混沌は深みにはまる」と心臓を押さえ進言する荀?ケ。それに答えず外を見る曹操。
「荀?ケ。俺がいかに才を渇望しているかは知っているな。」
「はい。」
曹操の手から起草文が落ち、中身が開いてゆきます。
「人を求めるためならばいかなる混沌をも厭わぬ人間であることを知っているな。」
「はい。」
な、な、なんと、開いてゆく起草文には何も書いてありません!全くの白紙の起草文!!こ、これは荀?ケ、「協議の上、起草するように」という丞相の命令に対し、随分思い切ったことしたものです。これは荀攸も同意の上の行動なんでしょうか?何か違うような気もします。これって荀?ケの「決意と覚悟」を示す独断の行動のような気がします。
「俺の真情を知り抜いてなお、布告を白紙に戻せというのだな。」
静かに尋ねる曹操。まるで最後通告を告げるようです。高まる緊張感!!なんか管理人も読んでてドキドキしちゃいました。
荀?ケが答えます。
「人、才、私が万の尺度で人材を量るといえども、??唯才″という言葉を前にすれば、私もまた儒の者でございます」
うひゃー、ついに言いました。荀?ケ、カミングアウト!(違うか!)でも白紙の起草文を手渡し、「儒と闘う」と宣言する曹操に「自分も儒の者」と告げるのは「戦線布告」とも取られかねない態度では!?(まあ曹操と荀?ケの間柄ですから、どちらもそうは捉えないでしょうが)んもう、管理人、緊迫感に耐えられません。気分は荀攸です。荀?ケ、この際、言うべきことは包み隠さず全部言おうと決意したんでしょうか?悲愴な決意が感じ取れます。

荀?ケの台詞を聞いて外へ出る曹操。「そうか」と呟いたあとに「ならば布告は俺が記す。」とクールに告げます。
うむ。残念ながらそうでしょう。過去の蒼天曹操の言動からして、ここで「よし、わかった。布告は取止めとしよう。」とは絶対言いませんよね。自分の信念はどんな障害があっても貫き通すのがこの男です。

ここで荀?ケが堪りかねたように絶叫!
「今一度おたずね申し上げます!今もなお玉座に就く意志はございませんか!?」
曹操、ここで叫びながら即答!
「血のついた甲冑をまとう天子がいるか!?」
そのあとふん!って鼻息荒く空を見上げてます。か、か、かっちょええ〜。これって昔、天子を奉戴すべく洛陽に向かう時に、洛陽は故郷では無いと言う曹操に荀?ケは「では、殿はついに皇帝への道を宣言なさるのですか?」って1回尋ねてるんですよね。だから「今一度尋ねる」って言ってるんでしょう。その時の曹操の答えも「俺は天子にはならん」でした。「大軍の先頭をゆくものは天子にはならん」とも言ってました。
しかし荀?ケの今回の質問の意図は何でしょう?
「人の基準でさえ覆そうとするのなら天子になる覚悟が必要なのでは?」という進言なんでしょうか?それとも一般に言われるように「もう1回確認するが、まさかゆくゆくは天子になろうというのはないでしょうね?」という諌言なんでしょうか?皆さんの意見が聞きたいところです。
いずれにせよ「求賢令」に続き「述志令」ともとれる発言が曹操の口から出ました。続けて曹操がこう告げます。
「あの星の赤さを見紛うことはない」
両手を広げ、夜空を見上げ、

「俺は死ぬまで詩を謳い、戦場を駆けまわるのだ」

ジ〜ン......すごくカッチョいいんですけど...管理人はこの台詞にブルッてきました。まさに「曹操の人生」ってそれですよね!人物考の「曹操」にも書きましたが管理人としての「曹操の最大の魅力」ってこの「詩を謳いつつ戦場を駆けまわる」ことなんです!そこんとこと天子にならない理由とうまく結びつけてます!
−曹操は蒼天を飛翔する鳥にあらず 蒼天のもと地をゆくものなり−

ところで「赤い星」って言えば孔明が成人して初登場した時に、曹操と同じ星を見上げて呆然としてましたが、あの星でしょうか?

ああ、面白かった。今週の蒼天。
また1カ月ほど休載みたいですが、こんな素晴らしいストーリーが出てくるなら休載大歓迎です(長坂や赤壁の頃はいかにも「煮詰まって休載」って感じでしたから)
先生、ゆっくり次の展開を練って下さいませ〜!!

No.6732 - 2002/08/29(Thu) 21:20:05

Re: 今週の蒼天<白圭> / 左平(仮名)
まず、二、三ほど雑感を。スト−リ−とはほとんど関係ありませんが。

一、今回の一コマ目、後姿の曹操の頭上には、前後に各十二の冕旒のついた冕がありました。ということは、(次のコマの龍とあわせて)皇帝・曹操というイメ−ジ?

二、前回、荀攸の台詞の中に「今日、華佗先生の診察を拝見してね」「明朝までに起草する様に」とありましたよね。という事は、ここ数回はすべて一日の出来事だったのでしょうか。

三、政務の時の曹操、本当に生き生きしています。そういえば、吉川英治「三国志」の中でも、政務に対する熱い気持ちが描かれていたという記憶があります。

四、儒を語るのに「悲愴」と書いているのは何故か。「愴」という字には「いたむ」という意味があるそうですが、儒の起源(もともとは、下級の巫祝【神に仕えるもの】らしいです)を踏まえているのでしょうか。

儒の、曹操への対応…。あの場面は、前回感じたのとは全く別の意味があったという事でしょうか(曹操と荀?ケの間が離れていくという点は同じですが)。
もしかして、儒は曹操を帝位に押し上げる事で、彼を王莽(前漢を滅ぼし、新王朝を創設したが、一代で滅ぶ)と同列にしようとしているのでは、という感じがしました。結局、王莽は今も悪名を残す事になってますからね。

そういう文脈で考えましたので、最後の場面は、管理人さんとは多少異なる感想があります(最後の台詞こそ曹操の曹操たる所以、という点は同じです)。ひょっとして、曹操は、「皇帝」を「天皇」の様に象徴として見ていたのかな、と思えるのです。
曹操の中では、皇帝は「聖」(祭祀を司る)・丞相は「俗」(実際の政務を司る)という分担の構図があり、彼自身は実際の政務に興味があるので、「聖」しかない皇帝になるつもりなどない。
しかし、儒の立場としては、その様な機能分離は認められない(帝王の位に伴う権力は天与のものであり、絶対。これが異動するのは、禅譲・放伐があった場合のみ)。故に(他にも色々な原因があるのですが)両者は対立する…。
結局、曹丕が皇帝になった事で、儒に屈したという見方もできるわけですが。

…何にしましても、このあたりを描くのは相当難しいですね。思想上の問題も絡んできますし。

No.6736 - 2002/08/29(Thu) 22:22:33

Re: 今週の蒼天<白圭> / やまめ [東北]
なんとなくの感想です。

曹操と荀イクの間の溝、というのが先週私がなんとなんく感じた絶望的なものでなくて、むしろ、あって当然ぐらいのものという感じになっていて、安心しました。昔とそんなには変わってない感じがしたんです・・・(私だけ?)曹操は分かっているけどそれでも進もうとしていて、荀イクは分かっているから何とかしなきゃ、みたいなものなのかなと思いました。

儒を追い込む曹操、とか曹操の儒に対する姿勢もいつものように描かれていますが、それだけでなく以前よりも多くの人の前にいる曹操に対して、儒者含め多くの人による様々な思惑があり、左平さんのおっしゃるような、押し上げられる・・・というのも感じました。

最初の方と今の方で、周囲の曹操に対する思惑?が変わったのか、とか史実は分かりませんけれど、今週の蒼天ではそう感じました。

No.6737 - 2002/08/30(Fri) 01:13:12

Re: 今週の蒼天<白圭> / ナクレ [東北]
今週は本当に良かったです。読んでて震えがくるほどに...

私的な感想ですが、読んでて私はやっぱりジュンイクは死んじゃうのだな〜と思いました。
何故だろう?
やっぱり、感極まった感じがするのです。(ジュンイクの中に)
わかりやすく言えば、殿の天下に私は不必要と言う所でしょうか。

No.6738 - 2002/08/30(Fri) 10:11:35

Re: 今週の蒼天<白圭> / 北の蒼氓 [東北]
やはり曹操は超越者ですね。ベクトルの方向を問わず、矢印の長さだけを問う。善も悪も光も闇もモラルも混沌もあって曹操の天下。

そもそもこの人、戦争のない平和な住みよい国を作ろうなんて思ってないですもん。劉備派といわれた荀?ケが距離を感じるのも無理ないですね。私も??唯才″な人物って、遠目には凄くてかっこいいけど、隣にいて欲しくないと思いますよ。ここに来てなんか急に荀?ケに考えが近くなってきました。

No.6739 - 2002/08/30(Fri) 11:46:31

Re: 今週の蒼天<白圭> / 水素 [関東]
> やはり曹操は超越者ですね。ベクトルの方向を問わず、矢印の長さだけを問う。善も悪も光も闇もモラルも混沌もあって曹操の天下。
ベクトルとはきれいな表現ですね。納得。
ただ荀?ケだけが儒の心を持って曹操に会いにいくっていうかんじが強いのが気になりました。甥っ子さんは儒者じゃないんでしょうか?明らかに荀?ケの死を狙っている感じがしなくもないのですが、
ドラマティックな展開のために無視するのが一番でしょう。それだけ今回は荀?ケの懇願が印象的でした。

あと、儒の思想をどんな面であれ覆すということはやはりそれを国家の基本としてきた漢を覆すということになるのでしょう。すなわち新しい王朝の構想。儒者として正直に生きてきた荀?ケは耐えられないでしょう。曹操はそれを知りつつも荀?ケの考え方を変えようとしているのか?違うでしょうね。でもこのままだと陳宮に対する態度と同じような気がしてきます。

さあ!ここから曹操はどうやって魏王となるのか。「地を行くもの」は本心なのか。

最後に、華だはあのままでしたね。結局あの疑問は放り投げられてしまいました。

No.6740 - 2002/08/30(Fri) 23:07:11

Re: 今週の蒼天<白圭> / 六甲おろしそば
詩と戦(いくさ)
曹操だけでなくこの時代に生きた人々ってある意味本当にロマンチックですね。
天を仰ぎ、地に駆ける。
(日本もしかり)戦国の漢(おとこ)たちが輝いて見えるのはそういう生き様があるからなんじゃないかと改めて思いました。

士は己を知る者のためにのみ死す(史記)

良く聞く言葉ですが、人の心を知るというのは詩を紡いでいくのと同じなんですね。(違うかな!?)

今週の曹操の言葉を現代に持ってきたなら、
「俺は死ぬまで詩を謳い 職場(戦場?)を掛けまわるのだ」

ちょっと厭ですね。

雑文でした。

No.6741 - 2002/08/31(Sat) 02:44:20

Re: 今週の蒼天<白圭> / 否雪 [東北]
うわ〜ん、ご無沙汰しておりました!!

今週の蒼天は先週に続いて、曹操と苟?ケのすれ違いが描かれてましたよね。「唯才」と提唱する曹操とそれとは違う考えをする苟?ケ。
曹操が玉座に就く事を思う苟?ケと拒む曹操。

ここで一つ思った事。
曹操は苟?ケに「血のついた甲冑をまとう天子がいるか!?」と言っていますが、どう言った思いでこの言葉を曹操は発したんでしょう。戦いによって勝者が玉座に就いてきたこの国の歴史を知りながら・・・。始皇帝も漢の劉邦もそうだったはずでは?と自分は思いました。

次週からまたも休載になってしまいますが、最後に曹操の発した言葉で良い区切りがついたと思います。
「俺は死ぬまで詩を謳い、戦場を駆けまわるのだ」
このセリフを胸に、再開を楽しみに待ちたいと思います。

No.6742 - 2002/08/31(Sat) 18:11:11

遅れ馳せながら / どらちよ [関東]
今週の蒼天、立ち読みで済ませてしまったので余り細かく覚えていないんですが、このまま泥沼にハマってズルズル暗〜〜い話になっていくのかと思っていたので、最後の一コマでちょっと救われました。
でも荀?ケが2年後に死ぬという結果は同じなので、その時は今回がかなり伏線に使われそうですよね。

それにしても曹操、かっこよすぎ。
とかいいつつ、自分の上司がこんなだったら、疲れちゃいそうだから嫌かも…(;´▽`A``

No.6743 - 2002/09/01(Sun) 19:48:18

Re: 今週の蒼天<白圭> / 痴れ狗 [東北]
超人と人間の、基準とする尺度の違いが決定的になってきたというところでしょうか。
確か、後に魏王に就く事を猛反対する事となるですけれど、蒼天では、皇帝にはならないという曹操の態度がはっきりと出たことから、荀?ケが猛反対するという描かれ方になるのでしょうか?

曹操が、荀?ケの白紙の起草文を広げるところはびくっと来ました。
かつて曹操にこんな思い切った反抗をする臣下はいませんでしたよね。
最後の最後では何とか収まったようですが、これが2年後にはどう繋がっていくのか・・・
またしばらく休載に入ってしまいますが、気長に待つ事といたしましょう。

No.6744 - 2002/09/02(Mon) 10:19:47

Re: 今週の蒼天<白圭> / きよ [関東]
荀?ケの「今一度おたずね申し上げます!今もなお玉座に就く意志はございませんか!?」の問いは、「新たなる文明・文化をお求めなら、天下に号令を発するべく何故に天子におなりにならないのですか?無益に儒者と戦わずに済む事が解った上で何故に?」という問いかな?と思いました。

曹操の返答は、左平(仮名)さんと同意見で、「皇帝」を「天皇」の様に象徴としてみていた様に思います。民衆の為には解り易く清い者が良い。ならば、「血のついた甲冑をまとう天子は不要だ」と。俺が天子になったら、どんなに世の中を平定しようと恐怖政治になるだろう?と、いう答えなのではないか思いました。
とにかく、カッコ良過ぎでした…

No.6745 - 2002/09/02(Mon) 18:28:52

Re: 今週の蒼天<白圭> / きよ [関東]
書き忘れました。
「トン」は何の為に出てきたんでしょう?
何を食い尽くしに来たのでしょう?
疑問です。

No.6746 - 2002/09/02(Mon) 18:30:52

Re: 今週の蒼天<白圭> / 水素 [関東]
>とん
荀?ケにはそう見えたということですから。
そこからとうとう漢王朝を食らう曹操を悠然と見ているということでしょうか。殿もついに欲に塗れてしまったと絶望している荀?ケが思い浮かびました。

No.6747 - 2002/09/03(Tue) 04:28:23

Re: 今週の蒼天<白圭> / Lisa [近畿]
オープニングから、震えが来ました。
前回から続く荀?ケの感情の波が、今回とうとう曹操に達して、
小心者の自分なぞは、どうなることかとハラハラしてました。
このまま荀?ケがますます追い込まれていくのが、怖かったです。
でも、最後の最後で、曹操は曹操でしかないって分って、逆に気持ちが落ち着きました。

>「俺は死ぬまで詩を謳い、戦場を駆けまわるのだ」
これぞ曹操そのものって感じですよね。そのカッコ良さに見とれたのは当然なのですけど、もがき逆らう荀?ケをも、曹操は悠然と受け止めているようにも見受けられました。荀?ケにもそれは伝わって、あの美しい涙が零れ落ちたんだと、勝手に解釈しています。

赤壁の後、蒼天はしばしばお休みになるけれど、一話一話がとても充実していると思います。・・・今度再開する時への期待が高まります!

No.6748 - 2002/09/03(Tue) 15:27:33

Re: 今週の蒼天<白圭> / TATSU@管理人 [関東]
今週は休載で、当然「今週の蒼天」も今週無いので、こっちにレスを。

>左平さん

今回もナイスなレスどうもです。

>前後に各十二の冕旒
お、でましたね。冕旒ネタ!確か前回の話題の時は「片方十二が皇帝」だとして、その時登場した曹操が「片方六」だったんで「公」か「王」では?って結論でしたよね。そこからいくと今回は「皇帝」ということになりますね〜。
曹操が皇帝となるのは死後ですが、まあ「イメージシーン」なんでOKですよね。

>ここ数回はすべて一日の出来事だったのでしょうか。
そー言われればそうですね。「華佗の公開治療」と「荀攸が荀?ケの邸を訪れた」のは同じ日ですね。で、その時荀攸が「人材の諮問は全て終わられましたか」と尋ねていて、その前に「曹操と荀?ケの雪合戦のシーン」では「荀?ケが人材の諮問に行く」ということで会話が終わってます。つまり全部同じ日の出来事っぽいですね。
で、「曹操の寝所に白紙の巻物を持っていった」のは、期限である「翌朝」なのかと思ってましたが、曹操が外に出たら星が出たんで、これも「その日の夜」だったと....なんてセワシイ1日。

>儒を語るのに「悲愴」と書いているのは
自分も儒の徒であることから、「密やかでしたたか」という「奇怪極まる」儒者をいたむ気持ちもあったんでは?

>曹操の中では、皇帝は「聖」(祭祀を司る)・丞相は「俗」(実際の政務を司る)という分担の構図があり、彼自身は実際の政務に興味があるので、「聖」しかない皇帝になるつもりなどない。
な〜るほど。そうですね〜。天子奉戴の時も「天子として君臨せずとも統治はできる。やらねばならぬことの多い身に天子は余分だ」って言ってますし、自分を「巨大なる社稷を祭るものではなく、社稷のもと雄大に政を行なうものです」って述べてますからね。これって同感です。

>やまめさん

>曹操と荀イクの間の溝、というのが先週私がなんとなんく感じた絶望的なものでなくて、むしろ、あって当然ぐらいのものという感じになっていて
そうですね。先週よりも希望の持てる終わり方でしたよね。最後の曹操の台詞のあとに荀?ケは「涙流して拱手」してましたから、結末を知らなかったら「曹操と荀?ケの確執は氷解した」ように思えるぐらいですよね。
でも結末はご存知の通りですから、もしかしたらあの涙は「殿の考えは痛いほどわかりました。しかし残念ながら私は...」という涙かもしれません。

>ナクレさん

>殿の天下に私は不必要
おお〜。それは悲しい。でも「まばゆいばかりに清い」荀?ケが「非情 邪 不逞 不仁不孝」の字を見た時は、そんな思いにとらわれたのかもしれませんね。

>北の蒼氓さん

>??唯才″な人物って、遠目には凄くてかっこいいけど、隣にいて欲しくないと思いますよ。
あはは。現実的に考えればそうかも。「共通の目的を持って進む時」は「唯才な人物」は役に立つでしょうが、「仲間」として楽しめるかというと別問題のような気がします。

>水素君

>ただ荀?ケだけが儒の心を持って曹操に会いにいくっていうかんじが強いのが気になりました。甥っ子さんは儒者じゃないんでしょうか?明らかに荀?ケの死を狙っている感じがしなくもないのですが
そ、それは違うんじゃないかな〜。荀攸は荀?ケの死を狙ってはいないと思いますよ。曹操の配下にあって荀?ケのほうが「理想追求型」。荀攸は「現実対応型」だったんじゃないでしょうか。ただ蒼天荀攸は、荀?ケよりある意味「したたか」って感じはしますね。曹操暗殺未遂で拷問してたのも、呂布の水攻めを進言したのも彼でしたし。

>結局あの疑問は放り投げられてしまいました。
放り投げられた「あの疑問」ってどの疑問でしょう?

>六甲おろしそばさん

>「俺は死ぬまで詩を謳い 職場(戦場?)を掛けまわるのだ」

戦場を駆け回るのはカッチョいいですが、職場を駆け回るのはかなり嫌ですな〜。それも「死ぬまで」って過労死みたいです...
でも、管理人は定年まで出張で駆け回りそうな気が(悲哀)

>否雪さん

>始皇帝も漢の劉邦もそうだったはずでは?と自分は思いました..
うっ、なかなかに鋭い...確かに始皇帝も高祖も血のついた甲冑をまとっていましたよね。「初代皇帝」ってだいたいそうかも。曹操の言ってるのは「一般的な皇帝」を言ってるのかな?でも曹操だって「初代皇帝」か...

>どらちん

>自分の上司がこんなだったら、疲れちゃいそうだから嫌かも

それは言えてますな。かなり気を抜けないです。毎日が緊張です。それにミスしてもヘタな言い訳したら見透かされそうです。
「いやあ、色々忙しくって...」
「そうか、ならば書類は俺が記す。」

>痴れ狗さん

>最後の最後では何とか収まったようですが、これが2年後にはどう繋がっていくのか・・・

そこがポイントですよね。この「何とか収まった」ように見えて実は「収まってない」んじゃないでしょうかね。荀?ケの涙は「感動の涙」では無かった。という風にもとれます。

>きよさん

>「トン」は何の為に出てきたんでしょう?

今回はかなりデッカクでてきましたからね〜。前回の長坂の時は、民衆が兵士を私刑にした時に出現してましたよね。人間の強欲さ、群集心理の恐さとか「人の悲しい性」が見て取れる時に出てくるんでしょうか?今回は「無数の儒者のしたたかさ」が現れた時に出てきたようにも思えました。

>Lisaさん

>このまま荀?ケがますます追い込まれていくのが、怖かったです。
結構途中までヤバイ雰囲気でしたよね。管理人も緊張しました。確かに最後に荀?ケが叫ばなかったら「ならば布告は俺が記す」であのシーンが終わってますから、荀?ケは完全に「追い詰められた状態」であの場を去ったんでしょうね。そうだとするとあと2年も待たずして荀?ケは...

>もがき逆らう荀?ケをも、曹操は悠然と受け止めているようにも見受けられました。
確かにそう見れます。でもそうすると、荀?ケの死ぬ理由が無くなっちゃうんですよね〜。曹操は荀?ケの真情をどこまで理解してるんでしょう?荀?ケは曹操の信念をどこまで受け入れられるんでしょう?
次回は魏公就任が2人の激突の時なんでしょうかね。まさかあのまま「心臓病で他界」しちゃうなんてことは...無いスよね。

No.6756 - 2002/09/06(Fri) 02:36:02

Re: 今週の蒼天<白圭> / 水素 [関東]
> そ、それは違うんじゃないかな〜。荀攸は荀?ケの死を狙ってはいないと思いますよ。
言葉足らずでした。登場人物が荀?ケを狙っているのはではありません。
荀?ケと曹操の食い違いを演出するために荀?ケの儒者の部分を強調させていたのですが求賢の考え方を他の曹操の側近の儒者は常々どう思っていたのかな〜って。
そこでこの話に立ち会っている荀攸の反応です。彼も儒者であるなら相当のショックがあったはず、そこが立ち読みだけでは余りピンと来なかったです。荀?ケだけが過剰な反応をしていたということでゴンタさんはここを荀?ケの死へのためだけに描いているんだろうな〜って。荀?ケが繊細なだけっていちゃそれまでですが。
そこが狙っているといった理由です。
ほんとは求賢令本来の議論も華だ以外で入れても良かったんではと思っています。

> >結局あの疑問は放り投げられてしまいました。
> 放り投げられた「あの疑問」ってどの疑問でしょう?
華だの政への関心を汲み取るような発言をしつつも結局は医術しか眼中にないようにみえた曹操の本心は?と先週の感想のところにあります。

No.6760 - 2002/09/06(Fri) 14:32:34

Re: 今週の蒼天<白圭> / TATSU@管理人 [関東]
ああ、「狙ってる」ってのは「欣太先生が荀?ケの死を意識し過ぎてる」ってニュアンスだったのですか。これは失礼。

>そこでこの話に立ち会っている荀攸の反応です。彼も儒者であるなら相当のショックがあったはず、そこが立ち読みだけでは余りピンと来なかったです。

やはり荀攸はショックは受けても、荀?ケほどじゃなかったんでしょう。彼は「現実対応型」ですから。それに荀兄弟の会話に『稚拙ながらも新たな時代の思潮』を感じるくらいですから、新しい思想にも容易に順応できるタイプだったのではないでしょうか。(ちなみに史実では「魏公就任に反対して死んだ」とされる荀?ケですが、その死後、「曹操に魏公就任を勧める文書」の筆頭に名を連ねたのは荀攸です。)

>華だの政への関心を汲み取るような発言をしつつも結局は医術しか眼中にないようにみえた曹操の本心は?

そーいう疑問だったのですか...
華佗は自分に「医の限界を知っている」「医のみに生きるものではない」と言う自負があったので、「ならばこの国の病を治して見ろ」と「医の才」に加え「政の才」も引き出そうとしたってことじゃないでしょうか?「結局は医術しか眼中になかった」ということは蒼天曹操については無さそうです。(史実の曹操はそうだったみたいですが。)
まあ、欣太先生なりの「曹操をカッコ良くみせる」技の1つかと...でも逆に「華佗を処罰するストーリー」は描きづらくなったでしょうね。もしかしたらそこらへんは割愛されるかも...

No.6766 - 2002/09/09(Mon) 00:30:08
KING☆GONTAの作画から蒼天を考える / ヴィエリ〜 [関東]
 夏のオフ会の時、話は蒼天航路の作者、KING☆GONTAの話になった。
「つーか、最近のゴンタ先生って、漫画に飽きてるよね?」
「蒼天も終わっちゃうのかなぁ?」
 蒼天航路はいつかは終わる。しかし、重要なのは先生と私たち読者がどちらも納得のできる結末でなければならない、と言うことじゃないだろうか?

 話によると、ゴンタ先生はものすごく飽きっぽい人のようだ。巻末の作者談でも、自分でものごとの飽きがはやいって書いてるし。
 でもね、僕はそれでもある確信めいたものがある。
 ゴンタ先生は、なんだかんだ言いつつも、最後まで蒼天航路を描ききるのではないか?と。
 それを今回は、先生の描く絵から立証してみたいと思う。

 まず注目しているのは、顔。
 コミックスをよく見ていただければわかるのだが、先生の描く顔は、脇役や背景キャラを含めて一人一人描き分けている。
 赤壁での農村の女たちとか、官渡の兵卒になった夏侯惇のいた部隊とか。何十人も画面いっぱいに人がこちらを向いているシーンを見てみると、どれも顔が違っていてすごい。
 また、髪の毛。
 漫画でよくある塗りつぶして髪型を作るんじゃなく、線の一本ずつ細かく書いてある。
 蒼天を読んでいて僕がよく思う疑問に、蒼天てどれくらいの労力をかけて一話を作り上げるのだろうか?

 次に注目しているのは背景。
 漫画は描いたこともないけど、漫画家の人がどうやって漫画を描いているのかはわかる。
 街のシーンとか住宅街などの背景は、専用の絵を描かれたトーンがあるらしくて、それを貼り付けることがあると言う。
 しかし、先生の描いているのは3世紀の中国。はたして市販されているトーンに、そんなマニアックな建物や異国情緒の建築物が書かれたトーンなんて本当にあるのか知らない。
 先生は、そんなもん使わないで、全部手で描いてるんじゃないだろうか?あんな細かい線まで。

 そして装飾品。
 蒼天のキャラたちって、けっこう髪飾りや服の模様などがよく変わるんですよね。これってけっこう凄いと思う。今まで読んできた漫画は、どのキャラも印象を深めるために服装なんかはめったに変えていない。けれども、蒼天航路は曹操なんかはしょっちゅう変わってるし。ひげにしろ頭髪にしろ。
 顔は目だけは変わらず、あとはたいがい変わってきました。
 ひげはそれによって年齢が経ってきたことを如術にあらわしています。
 それと服装の模様もそう。
 周瑜にしろ曹操にしろ、着ている服はどちらも変わらないんだけれども、二人とも服の柄がいろいろと細かく変わっていておしゃれ。美人の女性の小物となると、それはもう神技と言わざるを得ないほど細かく描いてあるし。女性の方を描く方が、とくに先生気合を入れてます。

 今回は先生の描く絵は上手い!という言葉を、どう言う風に上手いか自分なりに解釈をしてみたんですが、以上のことから僕が出した分析は、
「ゴンタ先生は職人!」
となります。完璧主義者で、人任せをせずに、神経質なまでにものごとの完成を目指す人。それがゴンタ先生なんじゃないでしょうか?

 そんな職人気質な人が蒼天航路をほっぽり出して途中で終わらせたままにするなんて考えられない。
 よく先生が描いてる風景を想像してみるんです。
 先生のとスタッフ数名の部屋に別れて、どちらも目を血走せながらペンを走らせている姿。スタッフの方が描きあげてきた原稿を、これまた目を食い入るように原稿をチェックする先生。緊張して直立するスタッフ。
 僕は本当の漫画家は、りっぱな職人だと思う。他の誰にも届かない技術と根性をもっている人。

 蒼天航路の作画レベルを一話でも描いてみようと思ったらどうだろう?考えるだけでめまいがする。絵を真似ようとするだけでブルーになる。いくら職人でもそんなにエネルギーが続かないのはわかる。だからこその休載なんだろうなぁって。

No.6750 - 2002/09/04(Wed) 23:54:09

Re: KING☆GONTAの作画から蒼天を考える / 雪猫 [近畿]
ヴィエリ〜さん、はじめまして
雪猫と申します 
超がつく新参者です よろしくお願いします

私も趣味でつたない絵を描きますが
ほんとに先生の絵は物凄く勉強になります
線ひとつとってもかなりの魂が込められていると思います
服の模様なんかもしっかり綺麗にかかれてますし
いつも見ていてうっとりします
描き込むところはきっちり描き込み
省略するところは大胆に…!
とても柔軟な精神で描かれているようです
全身全霊で描かれてらっしゃるので、仰るとおり、
休載は仕方ないことなのでしょうね

No.6751 - 2002/09/05(Thu) 13:41:03

Re: KING☆GONTAの作画から蒼天を考える / メメ
服や冠はアシが…
No.6752 - 2002/09/05(Thu) 22:34:37

Re: KING☆GONTAの作画から蒼天を考える / ヴィエリ〜 [関東]
> 服や冠はアシが…
>
 たしかに(行ってないけど)サイン会では先生は筆で顔を描いて、服の模様などはアシスタントの方に任せていらしたようですね。

 でもね、その服の模様もアシスタントの人がデザインまで考えるのでしょうか?
 僕はひょっとしたらデザインはゴンタ先生が決めてるんじゃないか、という推測で書いています。
 でも、週間連載であそこまでのレベルの作画をするのにアシスタントは必要不可欠でしょうし、それにアシスタントの描く絵も含めてKING☆GONTAの絵だと思っています。ん?この根拠だと上の人任せをしないが矛盾するのかな?
 つまり、いくら仕事の分担のためにアシスタントが手を加えようと、最終的にGO!サインを出すのは、一番えらいゴンタ先生が決めるのではないでしょうか?これですと、いくらアシの方が模様で妥協しようと思っても、先生がオッケーを出さない限り、作品が完成しません。蒼天が世に出てきません。だからこそ、スタッフが描く絵もゴンタ先生の絵になるわけなんです。

>雪猫さんへ
 こんばんは。はじめまして。
 僕は絵をかけないので、PCで絵を描かれるすべての方を尊敬しています。レスつけてくれてうれしいです。
 これからもよろしくおねがいします〜〜。

No.6753 - 2002/09/05(Thu) 23:14:08

Re: 作画考とでもいうべきか? / TATSU@管理人 [関東]
>「つーか、最近のゴンタ先生って、漫画に飽きてるよね?」「蒼天も終わっちゃうのかなぁ?」

確かにこの話題は出ましたが、こんなニュアンスではなかったような...つーかこの対話、なんかヤダ。

>先生と私たち読者がどちらも納得のできる結末でなければならない、と言うことじゃないだろうか?

あはは。確かに両者納得できればベストでしょうが、どんな結末にしても読者からは賛否両論でそうな気がします。(蒼天読者って管理人含めウルサイですから)

サイン会の欣太先生はパワー有りました。色んなリクエストに対して、筆ペンでサラサラとキャラ描いてらっしゃいました。両脇にいたアシさんは主に「服や鎧の模様担当」でしたね。
あのサイン会の様子からすると殆ど(デザイン含め)欣太先生が描いてるんでしょうね。
でもアシさんに1度原稿を渡すと、後はどんな模様にしようとあんまりコダワって無いようにも感じました。

>雪猫さん

はじめまして。蒼天考へようこそ!

>私も趣味でつたない絵を描きますが

見ましたぞ。見ましたぞ〜。雪猫さんのHP!
トップの「眼」も良かったですが、メニューのとこの曹操にやられました!ぜんぜんつたなくないです。また「才」を持った人が現れたあ〜!!
宜しければ何か描いてください。是非ギャラリーに飾りたいです。

No.6755 - 2002/09/06(Fri) 02:13:54

Re: KING☆GONTAの作画から蒼天を考える / 水素 [関東]
決定的なのはブサイクを見事に描いてしまうことでしょう。他の漫画のブサイクって常人ではない顔ですが蒼天のは実際にいる確立がたかいですからね。

> あはは。確かに両者納得できればベストでしょうが、どんな結末にしても読者からは賛否両論でそうな気がします。(蒼天読者って管理人含めウルサイですから)
なはは。うるさいですよ、確かに。だからこのサイトが活発になるんですよ。発言の量、質などでね。

> サイン会の欣太先生はパワー有りました。
うっ!見たかった〜。

>雪猫さん
結構暴走野郎こと水素です。よろしくお願いします。

No.6759 - 2002/09/06(Fri) 13:59:43

Re: KING☆GONTAの作画から蒼天を考える / やまめ [東北]
>決定的なのはブサイクを見事に描いてしまうことでしょう。

全くそのとおりですね〜(笑)。

あと、いい味だしてるひげのおっさん、ワラワラいますね。
文官のじいさま達なんて素敵すぎます。いい顔してますよね〜。
しかも、読み返すとあんなところにもこんなところにも、そんな感じのいい顔がいて、そのこだわりっぷりがたまりません。描いててきっと楽しいでしょうねぇ。

No.6761 - 2002/09/06(Fri) 22:30:01

Re: KING☆GONTAの作画から蒼天を考える / 雪猫 [近畿]
皆様、こんばんは♪雪猫です〜

TASTUさん、レス付下さった皆様、そしてわざわざサイトまで足を運んでくださった皆様、ありがとうございました〜!
非常に感激いたしております!
皆様の暖かいお言葉、とても励みになります
新作できましたら、こっそりお知らせに参りますです♪

またコソコソ遊びに参りますので、よろしくお願い致しますです

No.6762 - 2002/09/06(Fri) 22:46:58

Re: 楽しみだにゃ / TATSU@管理人 [関東]
>こっそりお知らせに参りますです♪
>またコソコソ遊びに参りますので

そんな遠慮なさらずに堂々と来て下さい。堂々と!ほんでもって気軽にカキコして下さい。
新作、楽しみにしております。

No.6765 - 2002/09/09(Mon) 00:26:28
キリイラ完成!&お知らせ / TATSU@管理人 [関東]
ナクレさん。お待たせしました〜。キリイラ完成しました〜。
TOPと描画考に置いてあるんで、右クリック「画像を保存」でお持ちかえり下さい。「草木も眠る丑三つ時」にダンボール箱に囲まれコソコソ描いた作品です。そこらへんの努力を買って、納得いかなくても許して下さい。


さて、私事ですが管理人は今週、引越をします。(って言ってもサイトの引越しじゃありません。ホントの引越しです。)
で、自宅からのネットは少しの間できませんので、更新も暫くできません。宜しくご了承下さい。
でも、ネット自体は会社やネットカフェからできますから、BBSのチェック&投稿とかは可能です。それを上手くやるのが管理人の「才」ですから(笑)

では皆さん、暫くの間、管理人の登場回数は減りますが、引き続き蒼天考を宜しくお願いします!

No.6714 - 2002/08/25(Sun) 22:14:50

Re: キリイラ完成!&お知らせ / 克哉 [地球外]
うおーっカッコイイじゃないですか夏侯淵!!
くそぅ、キリ番次こそはゲットしてTATSUさんのイラストゲットするぞ〜(気合十分)
いよいよ今週引越しですね。
私なんか前の引越し距離にして500メートルだったので人力移動度したけど(笑)コツは「要らないものは捨てる」ですぞ。

TOPの夏侯淵にだったら射られても本望(笑)

No.6717 - 2002/08/26(Mon) 12:28:03

Re: キリイラ完成!&お知らせ / CHIEN [九州]
淵殿かっこいいいです!むしゃんよかー!!
克哉さんと同じく射られても本望です。
キリイラが付くとなると、ますますキリ番への情熱がわきますね。

残暑厳しい中、お引越しですか?お体には気をつけて下さいね。特に肩と指には。

No.6718 - 2002/08/26(Mon) 14:57:25

Re: キリイラ完成!&お知らせ / どらちよ [関東]
TATSUさん、凄いうまいですね!!
トップに入ってびっくりしました。
かっこいい〜〜〜v
TATSUさんのキリイラ、次は是非ゲットしたいな。
ここではライバルが多そうですが、こんなかっちょいいイラがもらえるなら、がんばっちゃいますよ〜。

ダンボールの山の中でこそこそイラを描くTATSUさんの姿を想像して笑ってしまいました(笑)

No.6719 - 2002/08/26(Mon) 23:32:52

Re: キリイラ完成!&お知らせ / 水素 [関東]
> 「草木も眠る丑三つ時」にダンボール箱に囲まれコソコソ描いた作品です。
あはは!「コソコソ」がつぼに入っちゃいました。絵が浮かぶような。

>引越し
いい響きです。ハプニングなく終わることを願っています。

No.6721 - 2002/08/27(Tue) 00:28:35

Re: キリイラ完成!&お知らせ / Lisa [近畿]
夏侯淵、疾走感があってかっちょええです!
逆さダルマを生け捕りにした時の彼ですね。ナクレさんがうらやましいです。

> 「草木も眠る丑三つ時」にダンボール箱に囲まれコソコソ描いた

あはははは。管理人さまの後姿が目に浮かびました!(後姿しか知らないので・・・)

No.6722 - 2002/08/27(Tue) 01:26:13

Re: キリイラ完成!&お知らせ / もかきち [関東]
キリイラ拝見しました。かっこいい〜!!!
本当に、描くたびに上達してますね!私も頑張ってキリ番狙いたいです。

暑い中でのお引っ越し、大変ですね。無事終わることをお祈りします。

No.6726 - 2002/08/27(Tue) 22:14:37

Re: キリイラ完成!&お知らせ / ナクレ [東北]
ふ〜ようやくネットができたよ〜!(嬉)
実は私もパソの調子が悪くてネットができませんでした。
まっさきに返信しようと思ってたのに〜!
>TATSUさん
わ〜い、めちゃくちゃかっこ良いです。
贈り物なんて何年ぶりかな〜。

それでは引越しがんばってください。

No.6727 - 2002/08/28(Wed) 17:00:12

Re: キリイラ完成!&お知らせ / 侠客 [東北]
夏候淵だ、かっこええん(なんちゃって)前回の孔明といい素晴らしい力作ですね。

早く復帰してくださいね>引越し

No.6729 - 2002/08/28(Wed) 19:20:49

Re: すごい! / youkey [関東]
こんにちは、TATSUさん。
夏候淵、すごいです!しかもかぁっこえぇ〜!
あまりカキコにも参加できていないので、まだキリ番には
かすりさえしたことがございませんが、こんな力作でしたら本当に
競争率激しくなりますね!
頑張って下さい!

No.6749 - 2002/09/04(Wed) 18:23:22

Re: ノリノリでございます。 / TATSU@管理人 [関東]
克哉さん、CHIENさん、どらちん、水素君、Lisaさん、もかきっつあん、侠客さん、そしてyoukeyさん、感想ありがとうございます!
ナクレさんも気に入って頂いたみたいで何よりです。

管理人って、昔からイラストはたま〜に描いてたんですが、感想が聞けるのはごく1部の人に限られてたんですよね。
「ネットで公開」すると色んな人から色んな感想頂けるんでヒジョーに楽しいです。なんか病み付きになりそうです。
そんな訳で、調子に乗って「170,000HIT」もリクエストを受付けたいと思います。皆さん宜しくお願いしまーす。

No.6754 - 2002/09/06(Fri) 01:45:39
やっと再開 / ゆ [近畿]
ふーやっと蒼天再開で地味に感想が書ける。
今回は予想どおりジュンイクの話に戻りましたが・・・
ただ文面を見ただけであそこまで落ち込めるジュンイク
ってガラスのハートなんですね。かわいい。
文面見たあとのイメージシーンは、ゆには又難しかった
です。いろいろ解釈が出るんでしょう。
曹操との確執はあの階段のシーンで代替するんでしょうか。
来週ようやく悶絶とか書いてありましたが・・・。

それにしてもジュンイクがハンサム顔になっててちょっと
残念ですね、頬のネコひげは剃ったんでしょうか。
息子達はさらにハンサムですが。
でも次回の内容は重くなるんだろうか。

No.6702 - 2002/08/22(Thu) 21:45:04

Re: やっと再開 / ゆ [近畿]
もうあのジュンイクのネコひげは見れないのかな?
No.6735 - 2002/08/29(Thu) 21:31:25
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