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謝謝! / 櫻 [関東]
こんな私にレスありがとうございますぅー!!またご無沙汰しちゃいました。最近クラスの友達にじわじわと蒼天を広めつつあります(笑)あぁ早くクラスで語りまくれるようになりたい。そういえば先週の蒼天。最後の夏候兄弟の会話がビミョーに気になりますね。皆様がおっしゃるとおりやっぱ夏候淵がそろそろってことなんでしょうか・・・?ぎゃあー!また殿の元から人がいなくなるー!!また泣かなくっちゃ(苦笑)
No.9674 - 2003/12/11(Thu) 15:28:58

Re: 謝謝! / 陳孫 [関東]
櫻さん、またまたコンニチハ(w

>皆様がおっしゃるとおりやっぱ夏候淵がそろそろってことなんでしょうか・・・?
>ぎゃあー!また殿の元から人がいなくなるー!!

思えば現在の話は、二ヶ月の中断を経て「中世への血」から再開しましたが、それは荀攸の死から始まりました。
その時曹操は、

 「−今またひとり 混沌の世と 至弱の戦を知りぬく男が去る−」

と言ってました。
これは現在の話のテーマを象徴していると思います。
これまで曹操と苦楽を共にしてきた人たち(混沌の世と至弱の戦を知り抜く男たち)が次々と世を去り、代わりにニュージェネレーション(劉曄・司馬懿・何晏など)が表舞台に登場してくる、ということです。
最近の回で、「永遠に留まれるものなど無い」という言葉があったと思いますが、最終的には曹操自身の死も含めているのでしょう。
蒼天ファンとしては寂しい限りですが・・・

No.9675 - 2003/12/11(Thu) 16:24:48

Re: 謝謝! / TATSU@管理人 [関東]
>クラスの友達にじわじわと蒼天を広めつつ

素晴らしい!! これぞ蒼天伝道師!
クラスの友達どうしで蒼天を語れたら楽しいですよね〜。
「これ、ハマッた!!」っていうお友達がいたら、当サイトも紹介してくださいませ。

>また泣かなくっちゃ

是非是非、ハンカチ用意して読んで下さい。

No.9677 - 2003/12/12(Fri) 19:24:50
深夜の山中、迷子になったおまえに出くわせば、 / TATSU@管理人 [関東]
皆さん、先週の蒼天、陽平関の戦いが扉絵だけで終わってしまったのは、非常に残念ですよね!? ねっ? ねっ?(と、無理やり同意を促す)
と、いう訳で、欲求不満の管理人が陽平関の奇襲を自分で描いちゃいました〜!!(笑)

では、描画考・MY GALLERYで「迷子のお二人」が暴れてますんで、見てやって下さいませ〜。


あ、それから10年の人さん。キリイラをリクエスト頂く前に、こっちのイラストを描き始めていたので、先に完成させちゃいました。
「張飛VS馬超」も忘れておりませんので、今暫らくお待ちを!

No.9622 - 2003/12/03(Wed) 00:09:20

Re: 深夜の山中、迷子になったおまえに出くわせば、 / 簡鍛
 めっちゃリアルですよね〜。体真っ二つになってるし〜。

 僕もあの陽平関の戦いに不満を抱くうちの一人です。うーん、なぜ飛ばされたんだろう??
 にしても、この絵、夏侯惇と許褚、めっちゃ暴れてますね〜。特に夏侯惇、もうご老体なのに無理しちゃって・・・。
 それにこの夏侯惇と許褚に驚き逃げている漢中兵の顔の表情が好きです!ほんまに悪夢を見ているかのように・・・。
 実際の夏侯惇は、武官より文官肌でしたから、史実ではこんなにかっこよくないんだろうな〜、夏侯惇。
 でもこの戦いが終わると、夏侯惇はもうほぼ用済みなのでは?お、まだ劉備との戦いが残っていましたっけ?それがなければ、もう夏侯惇の出番は終わりですよね。
 やっぱり、陽平関の戦いを、回想でもいいから、見てみたい!!

No.9623 - 2003/12/03(Wed) 00:15:18

Re: 深夜の山中、迷子になったおまえに出くわせば、 / なるみ [北陸]
絵に直接関係するレスではないのですが・・・
今、更新記録を見てたら、最近は絵を描くペースがどんどん上がってるんじゃないですか?
11月なんか5つも描画考にupしてるし。
まぁ、本編の休載状態が長く続いてたのもあるとは思うのですが・・・
Topもなんか毎週変わってるような・・・いや、いろんなのが見れて嬉しいのですけど。

どうでもいいレスでした。

No.9624 - 2003/12/03(Wed) 02:18:03

すごーい / 三匹が斬られる [関東]
毎日蒼天考楽しみに拝見してます。
突然の書込みですみません、でもすごく感動してしまって。

今回の絵はもう”凄い”の一言!
本当にめきめきと腕前が上達されてて羨ましい限りです。

管理人さんは、まず頭に自分の描きたいものを想像するほうですか?
それともいきなり描いてしまうのでしょうか?

No.9625 - 2003/12/03(Wed) 07:37:22

Re: 深夜の山中、迷子になったおまえに出くわせば、 / すうりん [関東]
夏侯惇のラリアット&なぎはらい、許褚の二刀流。スゴイタッグチーム。絶対戦いたくない。相手になるのは関羽と張飛のタッグチームくらいでしょうか?そんな想像するのは不謹慎?
No.9627 - 2003/12/03(Wed) 16:35:22

Re: 深夜の山中、迷子になったおまえに出くわせば、 / kazz [東北]
TATSU様の、この心意気にまず感服です。
おそらく皆様が一度は想像をめぐらせた光景じゃないでしょうか(モーニング読んだ方は。それを再現してくださるとは。

2人っきりなのに逃げる気なんて毛頭無い(笑。そういう士気の高さといいますか、なんかそんな熱い部分まで感じられる描写ですよ、ホント。臨場感タップリ。

私的には血飛沫がツボでした。すごく綺麗ですねっ!乗せ方がカッコイイです。
ああいう二次元を二次元として用う遊び。そういう発想からリアルを超えた何かが生まれると信じています。

No.9629 - 2003/12/04(Thu) 02:09:10

Re: 深夜の山中、迷子になったおまえに出くわせば、 / 張良
う、上手すぎです。
そして強すぎです。勝負が一瞬なのは当たり前ですな。

ゴンタ先生の絵より管理人様の絵のほうがあこがれます。
どうしても曹操の目+眉毛が描けないですもん。

No.9631 - 2003/12/05(Fri) 18:49:01

Re: 深夜の山中、迷子になったおまえに出くわせば、 / TATSU@管理人 [関東]
拙作にこんなにレス頂いて嬉しいです〜!

>なぜ飛ばされたんだろう??

わかんないですね〜。欣太先生、戦闘シーン描くの嫌いになっちゃったんしょうか?

>実際の夏侯惇

正史ではほとんど合戦に関するエピソードないんですよね。
でも、管理人的には、蒼天夏侯惇がスタンダードです(笑)

>11月なんか5つも描画考にupしてるし。

なるほど。そー言われればそうですね。「お絵描き熱、高まる!」って感じでしょうか?
でも5つのうち、1つはちくさんのイラだし、3つはキリイラなんで、管理人が描こうと思って描いたの、1つだけなんです。

>頭に自分の描きたいものを想像するほうですか?それともいきなり描いてしまうのでしょうか?

まずはじめに、私のやりたい戦が脳裏に浮かびます。って郭嘉かい!
三匹が斬られるさん、初めまして。蒼天考へようこそ。感動してくれたそうで嬉しいです。
真面目に答えますと、最初に自分の描きたいイメージや構図が頭に浮かびます。で、次ぎにそのイメージに近いポーズやコマを蒼天から捜します。目を皿のようにして(笑)。んで、そこを模写しつつ、あちこちいじってオリジナルに仕上げます。

>相手になるのは関羽と張飛

おお、夏侯惇・許猪チーム 対 関羽・張飛チーム! これは凄まじそうだ〜。
でも夏侯惇VS張飛ってのはありましたね。あと、許の巻き狩りで許猪VS張飛ってのもありました。

>心意気にまず感服

そんなもんにまで感服して頂いて恐縮です!(笑)

>私的には血飛沫がツボ

あっ!そうですか! それはお目が高い! 実は管理人は「筆に絵の具をつけて、ふーっと吹くと血飛沫が描ける」ってどこかで読んで以来、1回やってみたかったんです。
今回初めてやってみたのですが、すんごく面白かったです。またやってみたいですね。 癖になりそうです、血飛沫。

>ゴンタ先生の絵より管理人様の絵のほうがあこがれ

わわ、それはあり難くも畏れ多いお言葉ですね〜。管理人、欣太先生の絵を模写してるだけなんですから。
って、それは単に曹操の目と眉が描けるから!?

No.9635 - 2003/12/06(Sat) 00:05:36

Re: 深夜の山中、迷子になったおまえに出くわせば、 / かづき
数日覗いていなかったら、新しいイラストが!
……ふう、"陽平関の奇襲"が省略されたストレスは、
おかげさまで随分と小さくなりました(笑)
しかも、(敵兵には申し訳ありませんが)爽快感すら沸いております。
TATSUさま、ありがとうございました^^

No.9646 - 2003/12/07(Sun) 01:40:13

Re: 深夜の山中、迷子になったおまえに出くわせば、 / TATSU@管理人 [関東]
かづきさん、感想有難うございます!

>省略されたストレスは、おかげさまで随分と小さく

小さくなりましたか〜! そう言ってくださると描いた甲斐があります。
今度から、やって欲しかったけど省略されたシーンは、自分で描いちゃおうかな(笑)

No.9669 - 2003/12/10(Wed) 00:25:33
今週の蒼天<五斗米道・張魯> / TATSU@管理人 [関東]
ぎゃ〜、UP遅れましてごめんなさい!! 仕事が〜ッ!

今週の蒼天、「唯才は止まず!」って感じでした。面白かったです。ちょっと漢中編が早く終わりすぎのような気もしましたが。

扉のキャッチコピーは今回省略。キャッチコピーってのは、簡素にして、余韻を残すようなものでいいと思います。あーいう過去の登場人物の台詞を並べ立て、解説じみた文章ってのは、管理人的には萎えです。

          ***************

漢中の田園風景。歌を謡い、楽しげに耕作を行う農民達。
「みんな、きらきら まぶしいなあ。」
あぜ道を往く曹操と許猪。 許猪が片手を頭上にかざしながら喋ります。
「なんか、よその国に来たみてえだあ。」
微笑む許猪。その時、許猪の腹がぐぐうぅ〜と鳴ります。思わず振り返る曹操...

ここでナレーション。
入信者が五斗の米を納めることから名づけられた五斗米道。 張魯の祖父が興したこの宗教は、最初の道教集団で、信仰を核とした独自の規則にて運営され、様様な福利厚生施設を設け「農民中心の生活共同体」を形成していたそうです。

許猪のバカでかい腹の音を聞いた曹操。笑いながら、
「街道沿いの駅舎に行けば、無料(ただ)で飯や肉をくわしてくれる。 今から行くか?」
と尋ねます。それを聞いて
「えっ、ほんと? そんな夢みてえな所があんだ?」
と目を輝かせ、身を乗り出す許猪。
「ただし、満腹以上に食った奴は、呪文を浴びせられて、やっかいな病にかかるという話だ。」
と答える曹操。許猪はその言葉を聞いて絶句。冷や汗を浮かべます。
あはは〜。"孔明妖怪伝説"の狼狽ぶりといい、純朴な許猪は迷信・信仰の類(たぐい)に弱いんかな?

「やっぱやめとくよお。」
と肩を落とし、寂しげに告げる許猪。 どうして?と尋ねる曹操に、許猪は答えます。
「だって、食っても食っても、食いたりねえことなんか、しょちゅうだもの。」
しょぼんとする許猪。なんかカワイイです。 でも、「満腹以上に食ったらバチがあたる」訳ですから、「食っても食っても満腹にならない」のなら大丈夫だとは思うんですが、そんなこと許猪に言ったら、
「んなこと言ってぇ! 食い過ぎだ!って呪いかけられたらどうすんだあ!!」って怒られそうです。

「うむ。そうだな。許猪が病気になったら俺も困るしな。」
と真顔で答える曹操。ふむ。さすがに「幼少の頃からの知り合い」の返答は違いますね〜。

漢中の耕地を見渡し、曹操は考えます。

−自分自身でさえわからぬ
  欲望の限界を、
  教えによって御させた上に
  成り立つこの農民の理想郷

  いつか後の世には、
  こういうしくみを
  中華全土に及ぼそうと
  考える人間が現れるやもしれん。−

う〜む。なかなか暗示的な台詞。
「こういうしくみを中華全土に及ぼそうと考える人間」って後世の誰かを暗喩してるんでしょうか? 中国史の知識乏しい管理人には分かりませんが。(苦笑)

          ***************

一人の異相の男が、丘の上を見上げます。
頂上へと一直線に向かう階段。その階段の遥か先、丘陵の頂(いただき)に人がたたずみ、男を見降ろしています。
独白する異相の男、

−かつて
  黄巾が埋め尽くす戦場に見た、
  ただならぬ気を発するその姿。
  そして
  今はまるで逆。−

丘陵の上に立つ人影は曹操でした。そして曹操を見上げるこの男は、黄巾討伐の頃の「ただならぬ気を発する」曹操を知っている模様です。そして、今の曹操は、「全く気を発しない」と述懐しています。男は続けます。

−しかし
  この乱世の奸雄においては、
  一切なにも発さぬこの姿も、
  まったく同じ価値であると見ねばなるまい。−

ふ〜む。気を発していないからと言って、侮ってはいけない。とでも思っているんでしょうか? ここでナレーション。

建安20年(215)年11月
五斗米道の教主・張魯は、
軍勢をひきつれて、
巴中の蛮族とともに投降。

おお、やっぱり、この奴(やっこ)さんみたいな髭を生やした男は、張魯だったのですね!
丘の上から見降ろす曹操には、居並ぶ魏国騎馬軍団にはさまれ、張魯と無数の投降兵が跪(ひざまず)いているのが見えます。
そして、鳥が翼を広げるように両手を挙げながら、張魯は独白します。

−虚無恬淡になりて、
  天の気の徳(はたらき)と
  合一す!−

呪文とも決意ともつかぬ台詞の後、両手を広げたまま、羽ばたくように階段を駆け上ぼる張魯!

−魏公・曹 孟徳殿。
  互いに互いを
  映し出し合いましょうぞ。−

う〜ん、なんか得体が知れません!この変なヒゲの男!!

          ***************

丘陵の壇上にて曹操と向かい合う張魯。
で、でけえぇぇ〜。こんなにでかかったんか!張魯!こりゃ関羽や呂布よりでかいんじゃ!?

拱手した張魯の額(ひたい)の飾りには、曹操の顔が映っています。これ、額に鏡みたいのが付いてるんでしょうか?
「張師君ーッ!!」
壇上で曹操と向かい合う教祖を見上げ、漢中の農民たちが叫び声をあげます。感極まって涙を浮かべる農民達。渦巻く歓声の中、表情ひとつ変えず曹操は告げます。
「若過ぎる。 齢は?」
「じきに60。亡母より不老の性質を授かったようです。」
静かに答える張魯。こ、これで60! "母から授かった不老の性質" ですと!?妖しい〜!!
「では、死ぬのだな?」
と驚きもせず尋ねる曹操。
「はい。首を刎ねられれば死にまする。」
と平然と答える張魯。ふむ。不老ではあるが不死では無い訳ですね。
ちなみに管理人が読んだ本によりますと、『華陽国志』に「魯の母は少容あり」と記されているそうです。で、この「少容」とは、いわゆる「養生術」によって実際の年より遥かに若く見えることで、道家・神仙の書によく見られる「年八十にして、十数歳の少年のようであった。」とかいうのが、この「少容」のことなんだそうです。

「道教。」
曹操がつぶやき、語り始めます。
「太平道は、黄巾をかぶり天下を目指したが、おまえたち五斗米道は、小さな国造りを志向した。」
それを聞き、張魯が微笑みます。
「すべての人民が平等で豊かに棲まう。 古(いにしえ)より民が求め続けてきた国のかたちでございます。」

−平等−

曹操が声無き声でつぶやきます。それを素早く読み取った五斗米道・教祖が答えます。
「はい。 流民も敗残兵も、周辺の異民族も、ここではみな等しく五斗米道に帰依し、規則に従い生きてきております。」
大きな瞳で曹操を直視する張魯。額の鏡には曹操が映りこんでいます。鏡の中の曹操が告げます。
「みごとな結晶だ。」
「お認めいただけましたか。」
我が意を得たり!とでも思ったんでしょうか、張魯は両手をあわせ、体から気を発し始めます。
「さあらば、魏公。」
ゆらゆらと気を立ち昇らせながら、教祖が告げます。
「われらの信仰と政(まつりごと)を魏公国の支柱となさいますよう。」
おわ〜、大胆な提言だ!!信仰を認めてくれというのではなく、国家の柱としろ、と告げています。信仰を背にした男は怖いもん無しなんでしょうか?
立ち昇った気が曹操を包んでいきます。微動だにしない曹操。張魯は次々と全身から気を発しながら、独白します。

− 発さぬならば、吸い上げたまえ −

今度は曹操の瞳に張魯が映ります。おお、無の瞳がっ!!

−その瞳を鏡のごとくにし、わが神気を映し込みたまえ!−

教祖と魏公の間から凄まじい気流が舞い上がります!!なんか道教教祖、赤壁孔明みたいなこと始めちゃいました! 気を全く発しない曹操に、己の気を吸い上げさせようとしています。そして微動だにしない漆黒の瞳を、鏡と変えて己の気を映しこもうとしてるんでしょうか!? 曹操、どうなっちゃうんでしょう?

「よし。」
曹操がふいに答えます。
口元に微笑を浮かべ、告げる魏公。
「30余年、この漢中を統治してきたその才腕のみを買い上げる。」
でた〜ッ!!唯才!!続けて曹操は高らかに宣言。
「五斗米道を解体せよ!」
呆然とする張魯。その体から気は消え失せてゆきます。曹操は尚も発言を続けます。
「結晶はいつか消えるが、信仰は民が求める限り、おのずと生き続ける。」
教祖に魏公は語りかけます。
「さらに先へ越えてゆかんか。張魯。」

お前の結晶である宗教国家は解体するが、信仰は認める。お前の統治能力は買い上げるので、俺のもとで発揮しろ。道教は新しい形態で生き続ければいいのだ。って感じでしょうか?
張魯の脳裏に曹操の声無き声が響きます。

−この世に永遠にとどまれるものなど、何ひとつない!−

その声に感応するかのように"永遠に老けない"はずの張魯が、みるみる老化してゆきます。「気が抜ける」とはこのことか!?(笑)
歳相応の容姿となった張魯。曹操を見つめ、あることに気づき愕然とします。

−鏡ではなく、−

漆黒の瞳で張魯の脇を通り抜ける曹操。

−鏡のごとく、動かぬ水!
  その内には、
  常に流れ動こうとする
  水の本性があったか!−

階段を下りてゆきながら、曹操は語ります。
「近ごろ詔勅により、俺は独断で官吏を任命できる権利を得た。」
お、官吏任命に帝の許可は要らなくなった訳ですね。人事権完全掌握。
「これからは遠征先であろうと、すぐに人材を組み立て政(まつりごと)を動かせる。」
自分が官僚に任命されると知った張魯は、思わず振り返り、声をあげます。
「馬鹿な。この道教の教主を儒一尊の漢朝の官に送り込もうと?」
「儒者との軋轢は俺が引き受ける。」
くだらん心配するなとでも言いたいのでしょうか。階段を下りてゆきながら、魏公は眼下に跪く無数の投降兵たちを指し示し、告げます。
「有能な者を挙げよ。 農民・異民族の信者であろうと、むろん構わん。」

おおッ!!無の瞳になろうと、唯才是挙は続いております。というか無の瞳も、外見とは一味違ったものを秘めている模様です。こーいう曹操、いいスね〜。以前「三国志 曹操 孟徳伝」に寄稿させて頂いた文章をまた書かせて頂きます。
『 かつて こんなに魅惑的な権力者が描かれた漫画が あったでしょうか。』

ここで、丘陵の壇上にて呆然とたたずむ張魯をバックにナレーションが流れます。
張魯の親族及び五斗米道の幹部は、列侯にとり立てられ、板楯蛮族の三王は巴郡の長官に任じられたそうです。教主・張魯は鎮南将軍の位につきましたが、この翌年逝去。
五斗米道の名は消えた訳ですが、その教義は全土に広がり、張魯の子孫は代々道教の教主として、以後2千年にわたり民間宗教の中心となったそうです。
太平道とはエライ違いです。(笑)

          ***************

「早かったな。巴郡の族はもうかたずけてきたのか?」
小雪舞う漢中。整列する兵士達の横を通り抜けながら、夏侯惇が語りかけます。声をかけられた従兄弟が答えます。
「ああ、だが、またすれ違いだ。」
お、夏侯淵!この二人が揃うシーンなんて久しぶり!
「おう。盃でも交わしながら、鬼将軍の秘話ってやつを聞きたかったんだがな。」
と笑う夏侯惇に、「なんだ、それは」と鬼将軍が聞き返します。
「いや、孟徳が羌族を引見する時な、いつもおまえの名を挨拶代わりに使って、縮み上がらせておるもんでな。」
と笑う夏侯惇。それを聞いた夏侯淵が言い返します。
「なんの。迷子の惇将軍には及ばんよ。」
「誰から聞いた!?」
絶叫する惇将軍!!その狼狽ぶりに失笑しながら夏侯淵が告げます。
「軍中に知らん者はおらんぞ。」
−こりゃ 孟徳の仕業じゃあ−
顔を紅潮させ、怒りに震える惇将軍。

「惇兄。」
鬼将軍と恐れられる男が、雪空を見つめ、静かに語りかけます。
「盃はいつか魏公国で。」
ふむ。夏侯淵はずっと征西に出てますもんね。西方を平らげ、いつの日にか魏公国で従兄と一杯やりたいものだ。とか思ってるんでしょうか。その運命を知ってるだけに悲しいですね。

「お〜い!ぐずぐずしてると、放ってくぞお〜。」
城門で、曹操の横にいる許猪が叫びます。
そしてナレーション

12月
曹操は夏侯淵らを
漢中の守備に残し
帰途についた。

「ああッ ああッ」
わーった、わーった。と返事しながら、憤懣覚めやらない惇将軍は、肩を怒らせ城門へと歩き出します。
「おい、淵。」
ふいに立ち止まった夏侯惇が懐にゴソッと手を入れます。振り返った夏侯惇、竹筒を夏侯淵に向かって放り投げます。
「飲め。魏公国の新酒じゃ。」


お、惇兄、冗談でなくホントに夏侯淵と盃を交わそうと思ってたんでしょうか。それもわざわざ遠征に魏製造の新酒を携えて。 優しい。惇兄!
これは例の「九榲春酒」なんでしょうかね?

          ***************

以上で漢中征圧編終了。た、たった3話...
張魯との息詰まる対談。惇と淵のハートウォームな会話。いずれも良かったのですが、ちょっと全体的にアッサリし過ぎのような...
陽平関の奇襲が扉だけっちゅーのが寂しかったですが、先週の劉曄・司馬懿との会話の『今、最も蜀に攻め入りたがっているのは、この方自身ではないのか!?』 もあれだけで終わってしまったのがちょっと残念。それとも今後、あの会話の解明はあるのかな?

っていうか合肥は〜!?

No.9636 - 2003/12/06(Sat) 00:23:41

Re: 今週の蒼天<五斗米道・張魯> / つね [関東]
お疲れ様です。

何やら1話(未)完結×3で終わってしまった漢中編でした。
1話1話、もっとふくらませられるだけに、ちょっといやかなり残念。

考えてみれば、陽平関奇襲のキャッチコピー「この瞬間、勝負は決まった」って、単行本化されるとなくなってしまうんですよね。何年かたって単行本でしか蒼天航路に触れる機会がない人たちは、我々以上に煙にまかれるでしょうね。

>−自分自身でさえわからぬ
> 欲望の限界を、
> 教えによって御させた上に
> 成り立つこの農民の理想教

> いつか後の世には、
> こういうしくみを
> 中華全土に及ぼそうと
> 考える人間が現れるやもしれん。−

これは共産主義=毛沢東のことでしょう。
私はこのあたり体系だった知識を持っていませんが、共産主義が、人間の持つ欲望というものを過小評価したことにより、競争や経済におけるインセンティブを廃止したことにより、停滞を招いてしまったのは周知のこと。共産主義は、自らの思想を「科学的」とすることで、他の思想や宗教を否定しましたが、実は「理想的な人間像」によって成り立つ世界観であるがゆえに最も宗教的な経済思想だったように思います。
また、中国における共産主義は、もともとのマルクス=レーニン主義とは違って、農民を主体に置いてます。そう言えば、毛沢東も三国志の愛読者でした。

さて合肥。あるのか? それ以前に単刀赴会・・・。嗚呼、痛ましきかな魯粛!

No.9637 - 2003/12/06(Sat) 05:52:56

Re: 今週の蒼天<五斗米道・張魯> / 名も無き一振りの戟 [北海道]
ううむ・・・・今週の終わり方からして
来週あたり夏侯淵が死ぬかも・・・
荀攸が死んで「無の瞳」になったのにこの上夏侯淵まで死んだら
どうなるのやら・・・
白目も無くなるとか・・?
すみません、物投げないで下さいw

No.9638 - 2003/12/06(Sat) 12:10:16

Re: 今週の蒼天<五斗米道・張魯> / 張良
今週のは明らかに夏候淵の死が漂ってますねぇ。
これは合肥より先に漢中ですかな?
しかも曹操の身長もリアルではないでしょうか?
それとも張魯がでかいだけ?

また夏候惇の表情がいいですね。
だんだん郭嘉の崩れ具合に追いつきつつありますw。

No.9639 - 2003/12/06(Sat) 12:23:27

Re: 今週の蒼天<五斗米道・張魯> / 伽瀬 [地球外]
曹操の身長>
人間年取ると背が縮むとか。
あまり老年のお方と交わりがないので、よくわかりませんが。

私は他のキャラが曹操をドンドン誉めて、
曹操を偉大に見せる描き方は嫌いなので、
張魯と曹操の会話は好けないのですが、
淵&惇の会話は好きです。
特に淵の失笑した時の顔は大好きです。

次の話は合肥なのでしょうかねぇ。
ひょっとしたらナレーションか会話だけでの解説かもしれませんが。
それとも裏を付いて、曹丕と曹植の跡継ぎ問題かの話でしょうか。

No.9640 - 2003/12/06(Sat) 15:20:35

Re: 今週の蒼天<五斗米道・張魯> / もよ
皆さん始めまして。もよという者です。
以前から蒼天孝を読ませてもらっていたのですが、今回初めてカキコします。

最近蒼天航路を読んでいなかったため、私は今回登場人物だけで満足してしまいました。
冒頭の曹操と許猪、さらには夏侯惇と淵。これだけで満足でした。
冒頭部分の曹操と許猪の会話は何だか群雄割拠の時代の2人を見ているようで懐かしい感じでした。
夏侯惇と夏侯淵が2人揃っていたのも久しぶりな気がしました。
ただ、漢中制圧戦が終わったということは
淵が今後、惇兄と杯を交し合うことはもう無いのでしょうか?
そのことばかりが気になります。
定軍山の戦いは後回しにし、できれば合肥を描いてほしいものです。

No.9641 - 2003/12/06(Sat) 16:11:48

Re: 今週の蒼天<五斗米道・張魯> / 閻行 [関東]
私の場合、冒頭部分のナレーションはあってもいいけど、なくてもまったく問題ないものと思っています。
気の利いたセリフも多いですけど、基本的にゴン太節とは温度差を感じますし、なくても十分事足りてます。

今回の蒼天は全体的に別の漫画かと思うほど雰囲気が違ってましたね。読めば確かに蒼天航路なんですが、立ち読みしてて思わず通り過ぎそうになってあわてて戻るほどでした。
張魯の身長って高そうですけど、曹操の身長の低さもあったんでしょうね。
蒼天曹操はどうも身長が高く見えてしまうんですが、やはり低い設定なんですかね。

漢中攻略が三話で終ってしまったということは、やはり重点は夏侯淵の死から劉備と曹操の対峙ということなんでしょうね。

そして関羽の死、曹操の死と怒濤のフィナーレを迎えるのでしょうか・・・。

実際、その後の劉備や諸葛亮、孫権、陸遜などの活躍も見たいところなんですが、ゴン太節でいけそうなのもなんとか劉備の死くらいまでなのかなあ、という気もします。

No.9642 - 2003/12/06(Sat) 17:27:17

Re: 今週の蒼天<五斗米道・張魯> / mato [近畿]
五斗米道、あっという間に終りましたね…。今回は先週の会話のことついて話が進むと思っていたので、実にあっけなかったと思います。けれど最後2ページ…!!とうとう淵が死ぬ伏線が張られ始め、寂しさがこみ上げました。あの二人の会話が微笑ましい…。
惇兄が怒ったあとの横顔の淵、これからのことを思うと本当に切ないですね。
曹植好きとしては、もっと続けて欲しかったです、漢中(笑)。

No.9643 - 2003/12/06(Sat) 18:13:55

Re: 今週の蒼天<五斗米道・張魯> / 陳孫 [関東]
こんにちは、TATSUさん。
今週の話で驚いたのは、

>張魯の子孫は代々道教の教主として、以後2千年にわたり民間宗教の中心となったそうです。

ということです。
五斗米道が今日の道教の源流であることは知っていましたが、張魯の子孫がその後も道教の中心に座していたことまでは知りませんでした!
道教の信仰それ自体は曹操とは関係なしに始まりましたが、その発展に曹操が関わっていたのは驚きです。
これまでにも曹操の功績としては、文学・医学を儒から解放して独立した学問にしたことなどがありましたが、道教の発展に関わっていたとは、また一つ曹操の功績が明らかになり、嬉しい限りです。

ちなみに今回の話とは関係ないことですが、五斗米道を創始した張魯の祖父(名前は忘れましたが)という人は、張子房の末裔だと自称していたそうですね?

No.9644 - 2003/12/06(Sat) 18:39:28

Re: 今週の蒼天<五斗米道・張魯> / t.s
う〜〜ん・・・難しい!
郭嘉ではないですが、謎解きのような言葉に振り回されてます。
「鏡のごとく動かぬ水・常に流れ動こうとする水の本性」、話の筋を読むに、どうやら曹操の目の真相に結論が出たみたいですね。
もっとも、未だどういう意味かわかりかねますが。
張魯のあやしい動作はおそらく、得心術の類(あるいは洗脳?)ではないかと思うのですが、そこから読み取った曹操の心の声「この世に永遠にとどまれるものなど なにひとつない」というのは、近頃の曹操の近辺(顔ぶれ)の変化が、ことさらそれを意識させることになったんでしょうね。
そういう意識が、「鏡のごとく動かぬ水」たらしめているということなのでしょうか?
この永久不変を否定する曹操の姿勢って、もしかして夏侯淵の悲報を聞いたときのショックを和らげるためのクッションだったりするんでしょうか。

今回笑えたのは、張魯の「魏公国五斗米道国教化宣言」でした。敗戦して投降してきたのに、なんで無条件降伏するしか手段のないあんたが講和条件を指定してんですかー?というところが、まるで戦勝国とあべこべなようでおもしろかったです。
ところで、張魯の襟に書かれてる「明」「雷」「電」ってなんなんでしょ?当然なんらかの意味があるんでしょうけど。

あ〜、『夏侯惇の竹筒』って商品化されませんかね〜?1980円くらいで(笑)

No.9645 - 2003/12/06(Sat) 22:02:41

Re: 今週の蒼天<五斗米道・張魯> / かづき
それもわざわざ遠征に魏製造の新酒を携えて>
相手の気持ちを慮り、それでいてさりげなく見せる気遣い。
このちょっとした、でも簡単には真似できない優しさは、
惇兄の魅力の1つなのでしょうね。
敵味方の兵から慕われるだけの、人徳も頷けます。

今回の話のメインは、張魯と曹操の会見だったのですが、
淵の未来をやや匂わす、暖かくも、一抹の寂しさが漂う惇との会話が印象的でした。

『夏侯惇の竹筒』>
惇兄の優しさに、触れることができそうなグッズ。
商品化された折には、是非買い求めたいと思います★

No.9647 - 2003/12/07(Sun) 01:59:46

Re: 今週の蒼天<五斗米道・張魯> / kazz [東北]
>「張師君ーッ!!」
>感極まって涙を浮かべる農民達。渦巻く歓声の中
ん〜私的にはあれは歓声ではなく、悲鳴に近いモノととりました。
彼ら農民(信者)にしてみれば、“教主であるカリスマ様が侵略者の前に無条件降伏の礼をとっている”といった状況は悲しみの極みだったと思われます。
ところがその悲しみの向く先は自分達ではなく、カリスマである張魯に対してというのが面白いところで。現代の某国将軍様が頭をよぎりました。

今回もまた難解な問答がありましたね。
「鏡のように動かぬ水」発言の直後「常に流れ動こうとする水の本性」発言。この矛盾点に意味が隠されていそうです。
つまり曹操は、本来は流動的であるが今は動いていない。
しかし、張魯の採用、五斗米道の解体に対しては実に流動的な対処をとったことから。政務に関してはその水の本性は変わらず発揮されているようです。
では、何に対して“動かぬ水”になっているのか。
「この世に永遠にとどまれるものなど、何ひとつない!」この台詞。言い換えれば「人は必ずいつか死ぬ」ということ。
それまで自分以外の多種多様の才に水の本性で興味を顕わにしてきた曹操でしたが、荀?ケ・荀攸ら重臣たちの死によってこの悟りに達し、ここにきて自己の内面世界に流れを留めはじめたような気がします。

威を発することなく、動き流れる水の本性を押さえ込み、曹操が接しているのはおそらくは“自己の中の死”。とは言えそこは破格の人。悲観的なものなどでは決してないでしょう。
むしろ純粋な欲求をさらに引き出しそうです。蜀を攻めたがっているのもその兆候ではないでしょうか。
初めて自分自身と向き合う曹操の今後の動向が楽しみです。


夏侯惇と夏侯淵の遣り取りは・・・なんかちょっと切なすぎる。
『礁の二人』を思い出してしまいます。
淵の死に様は楽しみの一つなんですが。もしかして黄忠・法正、意外と絡み薄いかもですね。直接的には。

No.9650 - 2003/12/07(Sun) 11:12:38

Re: 今週の蒼天<五斗米道・張魯> / Blue [関東]
 今回は思いもかけず、惇兄と淵兄のハートフルエピソードを見られて良かったです。相変わらず泣かせるぜ、惇兄貴!

 張魯率いる五斗米道の話は「演義」にも出てきましたが、これが「小さな国家」を志向したものであるとすれば、たしかに理想に近い形であるのかも知れません。教義を利用してのこととはいえ、張魯の統治能力には実際曹操も驚いたのではないかと思いますね。彼を幕下に迎えようと考えたのは当然でしょう…まあすぐに亡くなったようですが。

 夏侯淵の話が出てますが、考えてみれば漢中征討は建安二十年、夏侯淵の戦死は同じく建安二十四年。時間的にはまだまだ先の話ですから、彼の話をするのはまだ早いですよね。なにしろまだ、曹操が「王」になるという一大イベントが控えてるのですから…!

No.9653 - 2003/12/07(Sun) 20:24:40

Re: 今週の蒼天<五斗米道・張魯> / hz [地球外]
トリビアチックですが、
張魯の子孫は現在台湾にいますよね。
文革の時に逃げたそうです。

No.9655 - 2003/12/08(Mon) 00:59:14

Re: 今週の蒼天<五斗米道・張魯> / 陳孫 [関東]
>「惇兄。」
>鬼将軍と恐れられる男が、雪空を見つめ、静かに語りかけます。
>「盃はいつか魏公国で。」
>ふむ。夏侯淵はずっと征西に出てますもんね。西方を平らげ、いつの日にか魏公国で従兄と一杯やりたいものだ。とか思ってるんでしょうか。その運命を知ってるだけに悲しいですね。

そういえば今まで気付きませんでしたが、曹操が魏公に就任したのは馬超を破った後で、夏侯淵はその後ずっと征西していたんですよね。
つまり夏侯淵は、曹操の重臣であるにも関わらず、「魏公国」へは一度も足を踏み入れた事が無かったんですね。
きっと、いつか必ず魏へ凱旋しようという想いが強かったのでしょう。
TATSUさんのおっしゃる通り、我々としては切ないです・・・

No.9657 - 2003/12/08(Mon) 10:20:43

Re: 続けて失礼(汗 / 陳孫 [関東]
こんにちは、hzさん。

>張魯の子孫は現在台湾にいますよね。
>文革の時に逃げたそうです。

そうでしたか!
貴重な情報を有難う御座います。
そういえば孔子の末裔も、嫡流家(代々「衍聖公」の爵位を世襲した家)は同じく文革の時に台湾に逃れ、現在でも祭祀を継承してらっしゃるそうです。
それにしても孔家といい張家といい、どちらも1800年以上も家系が続いているのは驚異ですね!
日本の天皇家以上!?

No.9658 - 2003/12/08(Mon) 10:50:22

Re: 今週の蒼天<五斗米道・張魯> / 千折 [九州]
 張魯の教えは天師道と名を変えて、中国全土に広がりました。現在、その子孫である当主は台湾にいて、道教の本筋を守っています。凄いですよね、本当に。
 そして、たしか曹操の娘が張魯の子(孫かな)に嫁いでますから、曹操の血も継いでいるのではないかな、この家系は。
 しかし、「魏公」が姻戚関係を結ぶぐらいだから、曹操が「道教」を極めて重視したことは間違いないですね。
 本来なら「黄巾の乱」など大混乱を引き起こした原始道教など、とことん迫害されて根絶やしにされてもおかしくないのに、その後大発展を遂げたのは、曹操の庇護が大きかったのは間違いないでしょう。
 曹操の数ある業績の中でも、道教を確立させたことは極めて大きいと思いますが、非常に軽視されているのは不愉快でした。
 このことをはっきりと描写したのはさすが「蒼天航路」ですね。

 余談ですが、「天皇」という称号は道教の最高神でもある「天皇大帝(てんこうたいてい玉皇大帝ともいう)」からとられていることは間違いないでしょう。あまり言われませんが、神道には道教の影響が非常に強いです。
 さらにいうと、正史三国志の中の一項目「倭人伝」で、卑弥呼は鬼道をよくしたと書かれてますが、この鬼道という言葉は、他には五斗米道に関する記述で出てきます。卑弥呼は実は五斗米道の道士だった?おもしろいですね。

No.9663 - 2003/12/09(Tue) 23:20:51

Re: 今週の蒼天<五斗米道・張魯> / TATSU@管理人 [関東]
皆さん、今週も色々な感想を書込みいただいてどうもです!!

お、初投稿の方がいらっしゃいますね。ご挨拶せねばっ! もよさん、初めまして。蒼天考へようこそ。

>冒頭の曹操と許猪、さらには夏侯惇と淵。これだけで満足

なるほど〜、好きな登場人物が出てくるだけで、お腹いっぱいって感じなんでしょうか?
そーいう読み方もアリだと思います。曹操&許猪・惇&淵、いずれも心暖まる会話でしたよね。

>淵が今後、惇兄と杯を交し合うことはもう無いのでしょうか?

無いような気がします。悲しいですよね。
願わくば「将の将・夏侯淵」の見事な死に様が描かれますように...

No.9668 - 2003/12/10(Wed) 00:15:56
おそらく次は合肥 / ギルガメッシュ
 漢中征討編もすんごく省略されてしまい、多少消化不良ぎみだったんですがこれは合肥攻防戦に溜飲を下げるということで。漢中戦にはもっと夏候惇や龐悳の活躍を見てみたかったので、合肥では張遼、楽進、李典の魏陣営と甘寧、呂蒙等の呉陣営の武の攻防が楽しみです。     
 確か張遼と李典の仲が悪いみたいですけど、楽進は仲を取り持つってことをしなさそうだし。なんか楽進が何も言わずに「ズンッ!」と合肥の城を出陣して、呆気にとられた張遼と李典が後から追いかけていくというのも面白いかと。まあ曹操もあまり心配してなさそうだし、何より「郭嘉イズムの継承者(今、ふと思いついた。)」張遼の最大の大一番!最初の呉の戦いぶりが凄まじければ凄まじいほどに、それを打ち返す張遼、楽進、李典の武が輝くというもの。まさに受けの美学。相手のいいところを引き出し、なおかつそれ以上の力で破る。以前、曹操が袁紹との戦いで袁紹を最大限に輝かせてから討つのが望ましいといったように、そうした戦いの流れを描いてほしいと思います。

 この戦いでいつも表情を崩すことがあまりない孫権の顔が変わるところが見れるか?できれば恐怖におののく孫権とか見てみたいです。そして自分が前々から言ってた、賀斉が登場できる最初で最後の機会です。”賀斉登場祈願祭祭主”としては、数回でもいいから見たいです。そして徐盛の牙旗を取り戻すところと、孫権に涙ながらに諫言したエピソードを入れてもらえたらいいなと。

 とにかく、この年末年始は切り口満載な合肥攻防戦の話題で盛り上がること間違いなし。今から楽しみです。

No.9659 - 2003/12/09(Tue) 01:12:17

Re: 太史慈は? / 陳孫 [関東]
こんにちは、ギルガメッシュさん。
私も合肥の戦いを楽しみにしています。
呉軍の武将たちは、活躍の機会がなかなか見れないんですよね。
私は久しぶりに、太史慈を見たいです。
活躍というより、敗退シーンになってしまいますが・・・、それでも張遼と太史慈という、魏・呉の名将同士の戦いに期待しています。

No.9660 - 2003/12/09(Tue) 11:00:55

Re: おそらく次は合肥 / ギルガメッシュ
陳孫さんの願いは分からぬでもありませんが、太史慈は合肥の戦いをさかのぼる事、約10年前になくなっています。演義においても赤壁の戦い後の合肥攻防戦にて戦いの傷がもとで亡くなっています。確か約5年前になるはずです。蒼天でいうと曹操が合肥に出陣していた頃です。蒼天の太史慈は孫策との一騎討ちの後は、孫策の狩りの場面でチラッと出たかぎり。もったいないキャラだと思いますが。
No.9665 - 2003/12/10(Wed) 00:08:18

Re: おそらく次は合肥 / 陳孫 [関東]
あ、そうでしたか!
あの濡須塢での対陣の頃ですか?
勉強不足ですみませんでした(汗
あの話もあっさり終わってしまってましたので、てっきりこの後の合肥での戦いで戦死するものとばかり思い込んでいました(恥

No.9666 - 2003/12/10(Wed) 00:10:09

Re: おそらく次は合肥 / TATSU@管理人 [関東]
>切り口満載な合肥攻防戦の話題で盛り上がること間違いなし。

なんか言いきってますね〜。でも、確かにそうあって欲しいものです。
ただちょっと不安なのが、曹操が漢中を夏侯淵に任せて引き上げたのが、215年11月。合肥の攻防は同年の8月なんですよね。
ちょっと時を戻してくれるといいのですが...

>あの濡須塢での対陣の頃ですか?

ん?違いますよ。
太史慈は正史によると、206年に死去しています。これは曹操が北伐(烏丸討伐)する前年です。
演義の太史慈は、合肥で張遼軍と攻防を繰り広げつつ矢に打たれて死ぬ訳ですが、この合肥の戦いは、赤壁の戦いの翌年、209年頃の設定と思われます。つまり濡須塢での対陣(212年)よりは前です。

No.9667 - 2003/12/10(Wed) 00:12:43
(No Subject) / 馬男 [地球外]
皆さんこんにちはw
久しぶりの書き込みです。
もうすぐ漢中で夏候淵が黄忠に斬られてしまいますねぇ、でも蒼天での夏候淵の死に様が皆さん創造できますか?私は全然できないんですよ。
あの冷静沈着かつ狼の様な希代の英雄がですよ、曹操がもっとも先を読みもっとも速く行動する男と言わせたほどの武将がですよ・・・・それが死ぬなんてとても創造できないんでうよ。
それに蒼天での黄忠はまだ全然活躍していないので余計に創造できないなぁ。

No.9648 - 2003/12/07(Sun) 06:49:50

Re: (No Subject) / TATSU@管理人 [関東]
夏侯淵の死の創造はできませんが、想像もしづらいですね。おっしゃる通り、蒼天の夏侯淵は猪突猛進タイプじゃないですもんね〜。

欣太先生独自の解釈による、新しい死に様が見られるかも。

No.9664 - 2003/12/10(Wed) 00:05:21
教科書の中の三国志 / りぇぢぇ [中国]
管理人様、皆様、初めまして。蒼天や三国志に対するさまざまなお話、楽しく、なおかつ勉強になるなぁと思いつつ見ています。

ちょっと蒼天の話題からそれるかも知れませんが……友人が高校の国語の教員をしている関係で、先日いろいろな古典の教科書を見せてもらい、驚きました。『十八史略』の三国志関連の部分は自分の高校時代にも載っていたけれど、『世説新語』の曹操の梅林の話や正史の蜀書の先主伝、諸葛亮伝、別の教科書では『資治通鑑』の赤壁の部分、さらに違う教科書には『三国志演義』の長阪、華容道の辺りが載っている。『演義』が漢文の教材になるとは……。

しかし、友人の話によると、大学入試で漢文が不要なことが多いため、長い話を授業で扱うことは減っているとか。テストに出すと、蒼天や横山・北方・吉川等でストーリーを知っている生徒とそうでない生徒と差がつきそうですね。皆様の高校の教科書には『三国志』が載っていたでしょうか。

初投稿なのに長々書いてしまいました。失礼しました。

No.9628 - 2003/12/04(Thu) 00:30:12

Re: 教科書の中の三国志 / おかゆライス
中学時代の社会科(日本史)の教科書に、紹介程度で「倭人伝(魏志)」が出てるのを思い出しました。
今考えると、自分が初めて三国志に触れたのはこの時だったのかなぁと。

蒼天で倭人の謁見シーンは見られないんだろうなぁ。当時の魏公は曹丕だし。

No.9632 - 2003/12/05(Fri) 21:09:34

Re: 教科書の中の三国志 / TATSU@管理人 [関東]
りぇぢぇさん、初めまして。蒼天考へようこそ。

漢文ですか〜。管理人は当時、漢文苦手だったし三国志ぜんぜん知らなかったんで、載ってても気付かなかったでしょうね。
項羽の「四面楚歌」があったのは、薄っすら憶えてるんですが...

でも、もし今、管理人が学生で、漢文に三国志の場面が出てきたら、食い入るように読みそうです(笑)

No.9633 - 2003/12/05(Fri) 23:59:43

倭人朝貢は / いし
239年ですので、その時には曹丕も没しており、皇帝は曹操の孫の曹エイになります。
一応訂正にて。

No.9654 - 2003/12/07(Sun) 23:28:26

Re: 教科書の中の三国志 / りぇぢぇ [中国]
管理人様、おかゆライス様、いし様、レスありがとうございます。

おかゆライス様
魏志倭人伝、ありました、ありました。歴史の苦手な自分は、邪馬台国と「三国志・魏書」が同じ時代というのが感覚として飲み込めません。一方は場所も不明、一方は蒼天のおかげで身近な(?)時代なので、ますます……。

管理人様
「項羽と劉邦」は、自分も習いました!先生が妙に当時の武器に詳しくて、本筋に関係ないのに絵を描いて説明してくれた記憶があります。三国志関連では「饅頭とタレ」ならぬ「水魚之交」が載っていました。それから、故事成語のページに「ひ肉の嘆」「泣いて馬謖を斬る」等いくつかの三国志ネタがあったと思います。蜀中心ですね(笑)。

いし様
倭人が来たころは、(よその国だが)もう孔明も死んだ後なのですね。

「演義」が載っている教科書には、「演義が面白いのは、人間的魅力あふれる敵役曹操あればこそ」というコラムまで載っていました。曹操再評価がこんなところにまで、という気がしました。

No.9656 - 2003/12/08(Mon) 01:51:41
お初です / シュナイダー
こんにちは蒼天を読み始めたのはつい一年ほど前と最近なのですが読み始めてからは一気に全巻読破してしまいました。三国志についてはゲームなどをやったことがあったのでちょこっとは知っていたのですがいやいや蒼天を読んでこんな面白いものだったのか!!とショックを受けました。絵も上手いし曹操の「破格の人」という雰囲気をあれほど見事に描写している書物は他にはないでしょうねぇ。

ここのホームページはつい先日友達の紹介で訪れたのですが・・・管理人さんのコメントが面白い!!いや〜笑わしてもらいました。人物評などのボソボソっとしたツッコミみたいなコメントがツボにはまってしまいました。

ところでそろそろ曹操様の最期の時が近づいてきましたが蒼天はそこで終わってしまうのでしょうか?自分としてはゴンタさんの描き方が好きなのでぜひ続けて欲しいのですが・・・・。

長くなってしまいましたが管理人さんこれからも蒼天考応援しますのでがんばって下さい!!

No.9630 - 2003/12/05(Fri) 12:03:54

Re: お初です / TATSU@管理人 [関東]
シュナイダーさん、初めまして。蒼天考へようこそ。

>蒼天を読んでこんな面白いものだったのか!!とショック

でしょ〜。管理人としては、本作は「不朽の名作」となるのではないか、と密かに思っております。

>ボソボソっとしたツッコミみたいなコメントがツボ

ボソボソっとしておりますか〜!  誉めて頂いて嬉しいですが、ボソボソってのが不本意です(笑)
今度は堂々と突っ込むことにしましょうか。

>蒼天はそこで終わってしまうのでしょうか?

分かりませんが、管理人的には作品テーマを貫く為には、曹操の死で終わらせたほうが良いと思います。
毎回言ってますが、続きはタイトルと主人公を変えて、あと、飛ばしたエピソードは「蒼天航路外伝」で...

>蒼天考応援しますのでがんばって

有難うございます。頑張ります!
当サイトをご紹介頂いたご友人にも、宜しくお伝え下さいませ〜。

No.9634 - 2003/12/06(Sat) 00:01:53
いよいよ・・・! / 櫻 [関東]
うわあ〜!!ついに合肥の戦いですか!?もぉ張遼好きにはたまらんです(おまえは一体誰が一番好きなんだって感じですが・・・)!でも今回みたいに扉絵で終わったら悲しいなぁ〜。でもまさか2回連続でそれはないですよね。重要な戦いだし。ゴンタ先生はどんな風に描いてくれるんでしょうか!o(≧▽≦)o
No.9616 - 2003/12/02(Tue) 09:20:24

Re: いよいよ・・・! / 陳孫 [関東]
こんにちは、櫻さん。
張遼と李典が個人的には反目しつつも、戦にあって協力する姿をどのように描いてくれるのか?
楽しみですね♪

No.9617 - 2003/12/02(Tue) 11:21:05

Re: いよいよ・・・! / TATSU@管理人 [関東]
そうですね〜。順当に行けば合肥ですね。
神算鬼謀の光芒が、はるか万里を駆け巡って、合肥へと場面が移って欲しいところです。
管理人もさすがに合肥を省略したらガックリくるかも...

「最強の武」を求める張遼の力が、遺憾無く発揮されることを祈ります。あと楽進と李典の活躍も。

No.9621 - 2003/12/03(Wed) 00:02:42

Re: いよいよ・・・! / アベール
自分は「合肥の戦い」はゲームでしか知らなかったんですが、けっこー壮絶な戦いですね。
現代でも、劉フクの業績の「合肥」は、近くに准南(ホワイナン)や南京(ナンキン)などの大都市があるにもかかわらず、50万以上の人口を持つ繁栄した都市です。

「数千年の城」に籠もる曹操軍vs江南の熱き大軍団。
しかし、7千対10万とは・・・。
恐るべし!曹操の人材力!

No.9626 - 2003/12/03(Wed) 12:42:13
TOP&描画考更新 / TATSU@管理人 [関東]
TOPにまたまた曹操を登場させてみました。
これから当サイトに来るかたは、魏公に謁を賜ってから入場して下さい(笑)

あと、1カ月ぐらい前にTOPを飾った「覇道を往く」も遅れ馳せながら描画考にUPしてみました。こちらも宜しければご覧下さいませ。

No.9603 - 2003/11/29(Sat) 22:18:12

Re: TOP&描画考更新 / kazz [東北]
祝!TOP絵更新!

筆描きはいかにも三国志という感じで蒼天航路関係のサイトのTOPとしても似合ってますよね。
TATSU様の筆描きも楽しんで描いているのが伝わってきますよっ。

筆の走りがそのまま、衣服の袖や裾の戯れになる感じ。水墨画なんかに見れる一連の流れ。
この前の関羽の髭もそうでしたけど。お上手ですよね。

描画考のほうも見させていただきました。今回のTOPとは対照的な感じなんでしょうけど。逆にそれが引き立て合っていて、どちらの曹操も貫禄充分といった感じです。
最近の“無の瞳”の殿は今回のTOP絵のほうに感じますね。オーラというか。

No.9608 - 2003/11/30(Sun) 11:20:28

Re: TOP&描画考更新 / Blue [関東]
 こんにちはです〜管理人サン♪

 TOP絵が更新されてますねぇ、なんと筆書きの殿ですねぇ。これはまた、グッとくる感じですよ。やはり水墨画タッチというのは三国志の登場人物に似合いますね。kazzサンのおっしゃる通り、管理人サンは本当に描画を楽しんでいらっしゃいますね。殿も、まさか1800年もあとに自分が日本人に描かれているなんて思いますまいw

 「蒼天」同様、管理人サンの絵やレビューをこれからも楽しみにしておりますよ〜!

No.9610 - 2003/11/30(Sun) 14:32:41

Re: TOP&描画考更新 / 伽瀬 [地球外]
お、「覇道を往く」をUPしてくれたのですか。
何日かTOP絵だったのですが、なぜか描画考にUPされないので、
何でUPされないのかなぁ、とか思っていたのですが。
いやいや、あの鎧かっこいいので、好きなんですよ。

「無の貫禄」(とでも言えば良いのやら・・・)の付いた曹操も
やっぱりかっこいいです。

No.9615 - 2003/11/30(Sun) 19:14:35

Re: TOP&描画考更新 / TATSU@管理人 [関東]
感想有難うございます!! こーいうスレにレス下さる方、大好きでございます。

>筆描きも楽しんで描いているのが伝わって

わかりますか〜っ!! 筆書き、結構好きなんです。歴史物だけですよね。筆書きがマッチするのって。
特に筆を入れる時は一発勝負、失敗が許されないところが、緊張感あっていいです。

>管理人サンの絵やレビューをこれからも楽しみ

嬉しいです〜っ!!
こーいうこと書いて下さる方がいるからこそ、社会人でありながらもサイト運営を続けようって意欲が湧いてくるんです。

>何でUPされないのかなぁ、とか思っていたのですが。

気にかけて下さいましたか〜っ!!
実は、今回の「魏公」みたく、しばらくTOP専門にしようと思ってたんですが、キリイラを飾ってたりしてるうちに、その存在をすっかり忘れてしまいました(笑)。
でも伽瀬さんみたく気にしてた方がいて、UPして良かった〜、とシミジミ思っております。

No.9620 - 2003/12/02(Tue) 23:59:42
くぅ〜、429,999・・・・ / 閻行
むうぅっ!早まったか・・・
キリ番ゲットできませんでした。でもめずらしいから申告します。
入りなおしたら、430,007で残念。

No.9583 - 2003/11/27(Thu) 23:46:39

踏みました! / 目にしてはや10年の人
なんと!
キリ番踏んでしまいました、ビックリ!
こんなこともあるんですね、しみじみ。。。
閻行さん、今回は失礼します、次回ガンバ!

1,2度、投稿させてもらったことがある者です。
はじめてモーニングで蒼天を目にしたのが、もう10年以上も昔、
徐栄の董卓軍と連合軍の激突の時でした。
演義とは違ったおもしろさ、これはイケる!
ってな感動を記憶してます。
以来ファンになったのですが、でもこの漫画、
こんなペースではいつになったら終わるのかねえー、
なんて10年前(自分が24歳くらいの頃かな?)思ったものです。

あれから・・
早いですね、自分はもう34歳、
で、蒼天はついに関羽の最後を想わせる展開ですか、
感慨ひとしお。。。

ああ、
俺も曹操や劉備のように、
10年前の至弱の兵から、
いつか至強に登りつめたい・・・
そんなふうに思ったキリ番でした(笑)

管理人さん、どうすればよいのでしょ?

No.9584 - 2003/11/28(Fri) 00:04:56

Re: くぅ〜、429,999・・・・ / TATSU@管理人 [関東]
閻行さん、カスリましたね〜。次回頑張って下さいませ!

そして、目にしてはや10年の人さん! おめでとうございます!! 細かい話ですが、蒼天航路は来年が連載開始10周年ですよ。

さて、キリ番なんですが、4回連続で申告者がキッチリ現れるのは、蒼天考始まって以来じゃないでしょうか?有難うございます。
では、3つの特典(?)をお伝えしますので、宜しくお願いします。

1.記念にHNをご希望のアイコンと一緒に掲載させて頂きます。下記gillさんのサイトに行ってお好きなアイコンを選んで下さい。
http://www.geocities.co.jp/Colosseum-Acropolis/4079/sangokushi/icon.html

2.願い事が叶うと(管理人の中で)有名な神龍に願いごとができます!アイコンと一緒に「願いごと」をこのスレに書き込んで下さい。

3.宜しければ、管理が稚拙ながらもイラストを描かせて頂きます。描いて欲しい蒼天キャラがありましたらリクエスト下さい。(過去のリクエストは描画考「MY GALLERY」をご参考に。同じシーンのリクエストは避けてくださると嬉しいです。)

以上、お待ちしております!!

No.9587 - 2003/11/28(Fri) 02:12:08

遅くなりました、 / 10年の人
管理人さん、こんにちは。
願い事です、よろしくお願いします。

1、
HNは「10年の人」でお願いします。
目にして〜 を入れてしまうと長くなってしまうみたいなので。。。
アイコンは張遼(赤壁)でお願いします。
いよいよ合肥攻防近し、彼がどのように描かれるのか、期待大!

2、願い事は・・・
「我が会社よ、至弱より至強に至れ、いつの日にか!」
でお願いします(はははのは)

3、イラストは、ぜひぜひ!
幻の「張飛 対 馬超」の一騎打ちシーンなんて?
(張飛のニュー鎧がホンマかっこえかったんで・・笑)
いかがでしょうか?

以上です、
よろしくお願いします!

No.9614 - 2003/11/30(Sun) 17:38:23

Re: 了解です。 / TATSU@管理人 [関東]
アイコンと願いごとはアップしときました。
願いごと、社会人の管理人には何となくその気持ちわかります(笑)

イラスト、ついに「蒼天では無かったシーン」のリクエストがきちゃいましたね〜。 蒼天のシーンの『模写』を基本とする管理人としては、なかなか厳しいご注文ではありますが、頑張って描かせて頂きます。
しばし、お時間をば。

No.9619 - 2003/12/02(Tue) 23:51:22
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