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壱萬投稿 記念イラ / TATSU@管理人 [関東]
DAIどん、できました〜。
完全にリクエストには お応えできませんでしたが、「孫家三代」+「孫堅が中央で笑う」の部分は、ご要望に沿えたかと...

なんか、かなりアットホームな雰囲気になっちゃいましたが、一応「孫家三代」がテーマである現在の連載に多少連動できたかな、とか思ってみたり。

No.10093 - 2004/02/18(Wed) 12:57:07

Re: 壱萬投稿 記念イラ / DAI
ギャーギャー!
超嬉しいっす!!
マジで。

ああ〜いいなぁ、孫家。
なんと豪壮な♪
連載の方でもタイミングよかったすね。
ここ数週間の「孫」スペシャル。
やっぱ孫の字を出されると燃えます。

三代の天命、見届けられてほっとしてます。

No.10094 - 2004/02/18(Wed) 14:54:44

Re: 壱萬投稿 記念イラ / なるみ [北陸]
TOP絵、見ました。
いいですね、「孫家三代」。
孫策好きとしては少年時代の孫策もいいです。
やんちゃそうでいいですね。あ、もちろん、孫権もいいです。
しかも、?Y夏ちゃんまでいるとは。
この頃は虎とは一緒じゃないんですよね。
(孫権にくっついてるはず)

あんまし感想にはなってないですね。
つたない文章でスミマセン。

No.10096 - 2004/02/19(Thu) 03:56:33

Re: 壱萬投稿 記念イラ / kazz [東北]
ん〜素晴らしい。

「微笑ましい家族の図」っていう意味合いですけど。
なんだか私はそれ以上に、?Y夏の気持ちといいますか、背景といいますか、そのあたりがシミジミと響いてきました。
あの父、あの兄たち。
そう考えると、彼らの背中を見て育った?Y夏が、男勝りに育ったことや並の男を夫と認めることができないことなど、感慨深いものさえありますね。

No.10097 - 2004/02/20(Fri) 18:57:24

Re: 壱萬投稿 記念イラ / TATSU@管理人 [関東]
>超嬉しいっす!!

そうスか! 喜んで頂いて嬉しいす!! 考えて見ればDAIどんに絵を進呈するの3枚目だ...
実はあの最初の2枚、今見てみると、ちょっと納得いかないんで、機会があったら描き直したいんです。 いいすよね?

>少年時代の孫策もいいです。

有難うございます! 周瑜と一緒にぶんぶん剣を振りまわしてた頃です。今回描いた人物の中では孫策が1番気に入ってます。

>虎とは一緒じゃないんですよね。

実は下書きでは、孫権が虎に跨っているパターンにもチャレンジしたんです。が、失敗して、描きなおしました(笑)

>?Y夏の気持ちといいますか、背景といいますか、そのあたりが

相変わらず、いい線ついてきますね〜。
?Y夏ちゃんが、劉備と初対面の時に、亡き孫堅と孫策に語りかけますよね。あの時に、「いったいどんな子供時代だったんだろう? 父や兄とどう接していたんだろう?」とか考えてたんですよね。
今回のイラストで?Y夏ちゃんを登場させたのは、あのシーンがかなり印象深かったからなんです。

No.10099 - 2004/02/20(Fri) 21:48:07
今週の蒼天<方頤大口,目に精光あり> / TATSU@管理人 [関東]
今週の蒼天、「天命の跳躍」とでもいいましょうか。「信念の飛翔」とでも申しましょうか。 孫権、豪壮な脱出を見せてくれました。 管理人は言いたいです。嘗てここまで孫権や孫呉の将を印象的に描いた作品があったでしょうか!
という訳で、今週は長江は小師橋より実況でお届けします。

と、その前に、扉の解説させて下さい。
孫権が「孫」の旗を背負って、こちらを振り向いています。 キャッチコピーは、

 孫家三代分の天命。
 −その重みではなく
   その喜びを纏(まと)う。

管理人はウマイ!と思わず唸ってしまいました。なんでキャッチコピーは週によってこんなに違うんでしょう?複数の人が考えているんでしょうか?

あと、タイトルがこれまた印象的でした。
『方頤大口(ほういだいこう),目に精光あり』
方頤大口って何?って一瞬思いましたが、ページの下にちゃんと解説がありましたね。

※方頤大口=えらが張って、口が大きい顔相

ちょっと解説させて頂きますと、この文章って、正史「呉主伝」の注「江表伝」に記載されている孫権の風貌を表わした箇所なんです。 ちくま文庫の「正史三国志」によると、この部分は、「頤(あご)が張って口が大きく、瞳にはきらきらした光があった。」と書いてありました。でも、こうして訳しちゃうよりも、タイトルの読み下し文のほうが蒼天孫権の雰囲気が出ますね。

ちなみにこの文章には、続きがあります。
方頤大口、目有精光。堅異之、以為有貴象
【方頤大口、目に精光あり。堅これを異とし、以って貴象有りと為す。】
訳すと、『 エラの張った顔で口が大きく、目には何者かが宿っているような光があった。父の孫堅は我が子の不思議な人相を見て、将来、高貴な身分になる相ではあるまいかと考えた。』と、なります。
つまりこれは、孫権が生まれた時に、孫堅が「おお、男らしい顔つきだ。目に輝きもある。将来大物になるかもしれんな。」みたいな事を言ったんでしょうね。

更にトリビアですが、この文章が三国志演義では
方頤大口、碧眼紫髯【方頤大口、碧眼紫髯なり】と、後半部分が変わっちゃってます。 では、"碧眼紫髯" が全く演義のツクリか、と言うと、同じく「呉主伝」の注「献帝春秋」で張遼が孫権を「紫髯将軍」と述べてますから、あながちウソとも言えないみたいです。ちなみに「紫の髯(ひげ)」といっても現代の紫では無く、この時代の紫は「赤」に近い色なんだそうです。でも、"碧眼"については、なんでそーなったかは謎みたいです。(参考:学習研究社「三国志・人物鑑定辞典」)
まあ、青い眼はともかくとして、孫権は、厳ついアゴをして口がでかく、眼は異彩を放ち、赤っぽいヒゲを生やしてたんですね。 豪壮だ...

え?薀蓄はいいから早くレビューしろ?
失礼しました。では、怒涛の合肥へ!

          ***************

「もっと強くだ。」
男が唸り声をあげ、震える手が槍を握り締めます。
「よし!」
槍を杖にして、腹に晒(さらし)をキツク巻き付けた男が、ゆっくりと体を起こします。
「ゆくぞ。」
満身創痍で前方を見つめる男...
楽進です!
い、生きておりました〜!血まみれの楽進!! 欄外のコピーを転記させて頂きます。

−凌統の槍は確かに右脇腹を貫いた... 闘将楽進、されど前進は続く。−


楽進の周りを取り囲んでいた兵士達が、その発言に驚きます。
「し、しかし将軍、」
眼に涙を浮かべながら 一人の兵士が進言しようとします。
「進軍だ。」
それを手で制して、老兵が告げます。独白する老兵。

−前へ! たとえ一歩であれ前へ!−

震える体で足を踏み出す楽進を見守りながら、老兵は続けます。

−それしかない! それだけでよい!−

前方のみを見つめ、ゆっくり歩を進める楽進。その周りを、兵士達が歩調をあわせて進軍してゆきます。

−それが、 
  われら楽進麾下(きか)の武である!!−

じ〜ん...ちょっと感動してしまいました。
敵兵を恐怖で凍りつかせ、敵陣を雷鳴のように切り裂く張遼の「武」。これは呂布や関羽と共通する武ですね。天下に鳴り響くような「武」。言わば、神に選ばれた者だけが発揮できるような、天才に許されるような「武」だと思います。
しかし戦場で戦い続ける何千、何万という兵士達にも「武」は存在するんではないでしょうか?いや、楽進配下の兵士達には、明確にそれが存在するんですね。それは、張遼のように、荘厳にして閃光を放つような「武」では無いですが、戦いにおいて、絶対必要にして不可欠なもの...楽進軍が発揮する武。 それは 「前へ。」
そして、それを兵士達に十分に自覚させ、浸透させているのは、この軍の将の不言実行の姿勢なんじゃないでしょうか。
う〜ん、ラグビー経験者である管理人としましては、戦場で所属するなら是非、楽進軍で闘ってみたいです。

          ***************

「よし!局面が変わった!」
温恢が告げます。場面変わって逍遥津の下流。
「3軍に分かれて諸軍をまとめ上げなさい!」
温恢は手をあげて叫びます。誰に指示してるんでしょう?
しかし 『3軍に分かれて、諸軍をまとめ上げる』 っていうのは、ずいぶん難しそうな指示ですね。フツー3軍に分かれた諸軍を1つにまとめ上げるんじゃないでしょうか? そんな管理人の小姑のような指摘が届く訳も無く、温恢は独白します。
−追撃戦の成果は欲張ってはならぬ! ここからは、わが合肥軍の被害を最小限に食い止め、作戦を収束点へと取り捌くべし!−
お、さすが合肥城主、戦況を大局的に捉えております。

          ***************

「張遼が来たーッ!」
呉の兵士の叫び声が小師橋に響き渡ります。
馬上から、声の方向をじっと見つめる孫権。
「自ら盾となり、ご主君をお護りせい!」
孫権の周りにいた兵卒たちが、ワラワラと橋のたもとの方向へ走り出します。
それを見守りながら、孫権は考えます。

−そういや、
  あれほどの凶刃に
  襲われたのは初めてじゃ!−

橋のたもとに、周りの呉兵を全て薙ぎ倒した魔人が、ゆっくりと現れます。孫権の独白は続きます。

−丸(たま)も縮こまって当然か。−

おお、その態度からは全く窺い知れませんでしたが、さすがの孫権もタマが縮こまってる模様です!(笑) しかし、魔人出現の状況にあって、表情ひとつ変えず、こんなこと考えてるとこは大物かも!

ガッ

黒捷が一歩 脚を踏み出します。緊迫して槍を握り締める橋上の呉兵達。

−だが、−

孫権が独白を続けようとした時、魔人の瞳が一瞬 妖しく輝いたかと思うと、ガガッと髪の毛を逆立て突撃が開始されます!! 思わず身を引く呉兵達!!

ぐごあああ

負けじと憤怒の表情を浮かべる江南の覇王!!

−いかに強かろうと、
  人の力の強(きょう)!−

右手の剣を後方へ引き、

−それ以上では、−

渾身の力を込め、張遼めがけて投げつけます!!

−ありゃあせん!!−

ギョギャギャ

うなりを上げて飛ぶ孫権の剣! その凄まじい勢いに一瞬驚いた張遼は頭を沈めます。

ゴオッ

剣は張遼の頭部をかすめて飛んでゆき、わずかではありますが、張遼の頭からは鮮血が飛びます。その時−

ド ガ ッ

張遼の直前の橋桁に、一艇の艦が激突!! 橋を粉砕! そしてその艦からは、剣を高々を掲げた一人の武人が躍り出ます!!
りょ、凌統だぁ〜!!! な、なんと凌統は艦で主君のもとへ馳せ参じました! 楽進の捨て身の攻撃を振り払うことに成功しておりました! 跳躍する凌統をよく見るとポニーテールの部分を包帯代わりに頭部に巻きつけ、止血しております。
楽進が楽進なら、凌統も凌統です!二人とも凄まじい執念を発揮しています!! 魏・呉、両軍の将とも武を振り絞って戦っております!すっげ〜!

ガギン

振り下ろした凌統の一撃は、張遼の戟で受け止められます。次の瞬間−

黒捷と張遼は天高く飛翔!! 凌統の剣は根元から折れ、斬り裂かれた背中から鮮血がほとばしります!! ごわ〜、魔人、強し!!

          ***************

−なにもかも 歯が立たん!−

空高く飛翔する人馬を見上げ、孫権が独白します。ホントにそんな感じがします!

「孫権!!」

空中で張遼が叫びます。まさに武神降臨!!

−じゃのに、汗は熱い!−

顔から汗を噴き出しながら、孫権は後方を振り向き、壊された橋の方向へ視線を移します。孫権の汗は冷や汗では無く、体から熱いものが湧き上がってる模様です。

−なにゆえか!?−

倒壊した橋を見つめる孫権。その後ろに魔人が降り立ち、呉兵が粉砕されます。
水面(みなも)を見下ろす孫権の背後に迫る張遼!!

−それは、−

水面目がけ、馬ごと跳躍する孫権!!

ドッバーン

水面に飛び込んだ孫権、必死に手綱を絞ります。なんと、孫権と白馬は沈みません!

−わしの血が、−

孫権の白馬の脚は、水面下の投石にとどいていました!!

−わしの体が、−

水飛沫を上げ、跳躍する白馬!!

−わしの命を、疑ってはおらぬからじゃあ!−

再び水面に着水した孫権は、うおおおお、と雄叫びをあげます。すると白馬は不死鳥の如く再びジャンプ!!
見事、対岸側の橋へと飛び移り、そのまま駆けてゆきます。 だ、脱出成功〜!!
まさに『 執念のジャンプ 』、というか、『 根性の跳躍 』、いえ、『 信念の飛翔 』を遂げました! 孫 仲謀!
呂布に対する曹操の「天佑の迎撃」も良かったですが、張遼に対する孫権の「天命の脱出」も大迫力でした〜。 "信じる者は救われる"ってフレーズが頭に浮かんじゃいました。

先週、初投稿のtetooさんが予想していた 『 孫権無事逃亡の鍵は石なんじゃないすかね。川底まで沈んでいなくて、壊れて沈んだ橋とともに水面の少し下あたりにあるのを利用してジャンプ!なんつうの想像してます。後はどっちかの端を壊して、張遼が渡れないようにしてしまう・・。』 が、悉く当たってました! 「どっちかの端を壊して張遼が渡れないようにしてしまう」は最初に凌統が試みて、失敗してはいましたが...
見事 的中!tetooさんに「蒼天考新人賞」を授与しましょう!

          ***************

黒捷がしきりに嘶(いなな)き、首を振ります。
それを見て、張遼が苦笑しながら、語りかけます。

「安心しろ。無理強いはせん。」

汗をかく黒捷の先、壊された橋の先には、水面下の投石が点々と見え、対岸では孫権の雄叫びが、まだ木霊(こだま)しています。なるほど孫権は沈んだ投石を次々と辿ってジャンプして、向こう側の橋まで行った訳ですね。これは黒捷と言えど、一気に飛び越すことはできません。

「血はどれだけ浴びても平気なのにな。」

張遼はそう言いながら、馬首を返します。なんと黒捷、血は浴びるように受けても平気なんですが、水を浴びるのは大の苦手みたいです。よく見ると、首を振ったあとに、張遼のほうを見て、汗かいて震えてました。
あのブヒヒ、ブヒィには、『 ご、ご主人さま、まさか、私にも飛び込めなんて言うんじゃないスよね。』とか言ってたんでしょうか?(笑)
黒捷、ご主人が張遼で良かったです。甘寧が主人だったら....


「さて、城に戻るか。黒捷。」
振り返った張遼の視線の先には、凌統が剣を携え、こちらを睨む姿が見えます。背中の傷は深手ではなかったようです。 凌統だけではありません。その後ろには馬上の蒋欽と呂蒙がいます。更にその後ろには徒(かち)の甘寧が追いついています。

うっわ〜! 呉の猛将が皆んな集まってきちゃいました〜。一気に形勢逆転! 「さて、城に戻るか」なんて言ってる状況じゃありません。どうやって脱出するんでしょう!?

管理人が張遼の替わりに叫んでいいですか?
「李典!!早く戻ってこ〜い!!」

No.10072 - 2004/02/14(Sat) 01:32:46

Re: 今週の蒼天<方頤大口,目に精光あり> / なるみ [北陸]
> 振り下ろした凌統の一撃は、張遼の戟で受け止められます。次の瞬間−
>
> 黒捷と張遼は天高く飛翔!! 凌統の剣は根元から折れ、斬り裂かれた背中から鮮血がほとばしります!! ごわ〜、魔人、強し!!
>

この場面!凌統、死んじゃったのかーと、驚いてしまいました。
最後に無事な(血は滴ってますが)姿を見て、ホッとしました。

次週はどうなるんでしょうか?張遼と呉の将との更なる戦闘?それとも回想は終わって次の場面に移る?

しかし、こんな熱い場面を見せられると、真・三国無双で張遼で合肥のプレイをやりたくなっちゃいますね(笑)

あと、蛇足ですが、モーニングP359に蒼天30巻の広告が出てました。(ホントにどうでもいいことですが)

No.10073 - 2004/02/14(Sat) 04:19:00

Re: 今週の蒼天<方頤大口,目に精光あり> / 文月 [近畿]
無数の傷を負い、脇腹までも串刺しにされながらも、まだなお生きてる楽進。
明らかに背中を斬られたはずなのに、しっかり二本の脚で立ってる凌統。
いくら昔の人が丈夫だからといっても、そんなんアリかい!!
とくに楽進!!
私は、彼は生きてると信じていたのでそれはそれでよかったのですが、「楽進は死んだ」と思いこんでた人たち!!
ぬか喜びならぬぬか悲しみです。
きっと「先々週に流した涙を返せ!!」とおもっていらっしゃることでしょう。(笑)

No.10074 - 2004/02/14(Sat) 07:34:39

Re: 今週の蒼天<方頤大口,目に精光あり> / Lie
今日和です。
戦神と化した張遼、己が天命を信じ抜いた孫権、何が何でも主・孫権の命を繋ごうとする猛将達、瀕死の重傷を負って尚も歩き続ける楽進…今週の蒼天を読んで、改めて『人』って凄い、と思い知らされました。
それと、温恢さん。いい加減髪を元に戻して欲しいのですが。(笑)
黒捷が水苦手ってのが可愛いと思いました。無理強いはしない張遼さん、優しいですね。
さて、なるみさんを習い、私も真・三國無双で合肥の戦いを張遼さんで駆けてくるとしましょうか。(笑)

No.10075 - 2004/02/14(Sat) 09:13:36

Re: 今週の蒼天<方頤大口,目に精光あり> / 千折 [九州]
 いやあ、一矢報いました、孫権。しかし、確実に迫る「死」に向き合い、恐怖に蒼白になりながらも孫権を守るためにその身を盾にして踏みとどまった呉兵達。彼らにこそ、まことの「武」者の称号を送りたいですね。あそこで川に飛び込んで逃げても卑怯ではないと思いますよ、全く。ま、もちろん軍法上敵前逃亡になるから逃げられないとは思いますけど、気持ちとしてね。橋の上には誰も残っていなかったけれど、みんな死んだのか、それとも単に川に落とされただけか、気になります。ああいう勇敢な兵を死なせちゃあいけないですよ、孫権。

 しかし本当にデビルマンとタイマンはれそうな張遼の怖さ!あの人間離れした力のかなりは、黒捷の力でしょうね。馬というのは体重500キロぐらいあって(当時の馬は今よりは小さかったと思いますが)パワーもスピードも人間とは桁が違いますから。ましてや黒捷は名馬中の名馬でしょうから、馬離れした馬というか。張遼はその卓越した馬術で黒捷の力を自分の力とすることが出来るのでしょうね。その黒捷が水を怖がるというのは面白いですね。水があまり無いところで生まれ育ったのでしょうか。名馬の産地というのはそういうところが多いですから。

 さて、復讐の念に燃える呉将達の壁をいかにくぐり抜けるのか、張遼はほとんど意に介していないような態度ですが。ま、黒捷に追いつける呉の馬は無いでしょうから、彼らと交差する一瞬さえ切り抜ければよし、そしてそれだけなら特にどうということもないと張遼は自負しているからでしょうが。


>言わば、神に選ばれた者だけが発揮できるような、天才に許されるような「武」だと思います。

 たとえて言えば、マイケル・ジョーダンでしょうか。「神の化身」としか言いようがないような、圧倒的な天才。ジョーダンが戦場で剣をふるったら、まさに魔神だろうなあと彼の現役時代に思ったものでした。

No.10076 - 2004/02/14(Sat) 11:47:15

Re: 今週の蒼天<方頤大口,目に精光あり> / 砂糖19 [北陸]
赤壁終わってからの蒼天は円熟味を増してかなり好きです。
そして合肥編。赤壁直後の描写の伏線。
蒼天張遼は初登場の時から痺れる感じでしたが、最近はもう極れりって感じで。
対するは孫呉。
ここまで迫力のある合肥編を描ききれた人はいない。
このままのテンションで、漢中・荊州編、そしてラストまで突っ走ってもらいたいと。

No.10077 - 2004/02/14(Sat) 14:20:18

Re: 今週の蒼天<方頤大口,目に精光あり> / 仲完 [東海]
>「3軍に分かれて諸軍をまとめ上げなさい!」
きっと・・・まず一軍は楽進隊を連れ戻しに走り、もう一軍は李典隊の援軍と救出に回り、もう一隊は・・・まあ張遼と黒捷はほっといても大丈夫だから・・・焼豚の回収??? そうなのか? いやしかし・・・悶々々々。

さて。孫権は単騎駆けで脱出したわけですが・・・ここで実は橋の向こうに李典の別働隊が伏兵を置いてたら・・・とか考える自分は根性が腐ってますかそうですか。けど韓当も谷利も出番がまだだし・・・

で、非常に今更なのですが。
官渡の戦いで張遼だけ将鎧を脱がなかったのは「選ばれし武」の長すぎる伏線だったのでしょうか・・・。

No.10078 - 2004/02/14(Sat) 17:38:59

Re: 今週の蒼天<方頤大口,目に精光あり> / 大沢 [近畿]
はじめまして。毎週「今週の蒼天」を楽しみに読ませてもらっていたのですが、こちらに書き込みをするのは初めてです。
今週号を読んで浮かれて我慢できなくなってしまいました。

死んだと思っていた楽進がまだ生きて歩みを止めていなかったのを見て、もう嬉しくて嬉しくて。喜びメーターが振り切れてしまいました。先々週のあれがぬか悲しみで良かったです。

孫権はどうなるのかと正直心配していましたが、今回のものすごく格好良い逃げっぷりに惚れました。
先週の「今週の蒼天<三代の天命>」での仲完さんの予想「おお快なりジャンプ→届かずに落ちる→」という流れを見てげらげら笑っていたのですが、さすがにジャンプは凄かったですね。毎週熱くて面白いです。

No.10079 - 2004/02/14(Sat) 21:31:06

Re: 今週の蒼天<方頤大口,目に精光あり> / 蒼天コンロ
水を嫌う黒捷を無理強いすれば打てたでしょう。
つまらぬ事をと思いながら、拭い切れない私の想い。
「追撃戦の成果は欲張ってはならぬ」とはいえ、
孫権の命と黒捷の懇願、どちらを重きと見ている。

この一連の圧倒的な曹軍というものを見て、
天下三分のまやかしの裏を見た気がしました。
美周朗曰く、まやかしと言えばまやかし。
私もまたそのまやかしに踊る一人であったと思います。

加えて、TATSUさんの文を読めば、今回の蒼天航路を手元で見ずとも
絵が見事に浮かび、書き込むことが出来ます。お疲れ様です。

No.10080 - 2004/02/15(Sun) 01:46:32

Re: 今週の蒼天<方頤大口,目に精光あり> / 仲完 [東海]
>孫権の命と黒捷の懇願、どちらを重きと見ている。

そりゃあ黒捷でしょう。ここで愛馬を無理に突っ込ませるようなのは武人じゃなくてただの馬超だと。第一、どうせ史実じゃ孫権は生き残るから追っても無駄ですしね(←それは禁句)。

>この一連の圧倒的な曹軍というもの
確かに圧倒的、しかし一過性なんですよね。所詮長江を超えることはできない。結局は呂布の時代以来の「武人の時代の戦」の限界なのか。
この「なにもかも刃が立たん」張遼が223年の場所も同じ濡須で(演義だと)戦死する。無敵の武がたかが炎の前に滅び行くって展開は、20年以上前の呂布と被るからさすがに蒼天では描かないでしょうが。

No.10081 - 2004/02/15(Sun) 16:08:05

Re: 今週の蒼天<方頤大口,目に精光あり> / つね [関東]
やっと孫権サイドとしては一息つきました。
温恢が局面が変わったと言っている以上、孫権個人の安否だけでなく、もともと兵力の多い呉軍が優勢に転じたということではないでしょうか。「よし!」という一言が説明つきませんが。
今週は、

1.回想の合肥13(楽進の前進、温恢の後退)
2.回想の合肥14(孫権の反撃、凌統の跳躍)
3.回想の合肥15(孫権の脱出、張遼の停止)

楽進の生存を喜んでいる方に水を差したいわけでも、楽進に死んでもらいたいわけでもないのですが、どうも「楽進が生きていた」ということに対し、まだ疑いがぬぐえません。もともと楽進が槍に貫かれたからといって、それだけ(!)では哀悼の意を述べる人たちは少なかったと思います。あれだけ多くの方(私も含めて)が「楽進は死んだ」と思いこんだのは、曹操と張遼が遠くを見る目をしたからです。ぜひぜひ物語としての一貫性のため、この「遠くを見る目」に説明がほしいですね。
温恢によると、今週で魏軍の前進の局面は過ぎてしまったはずだから、その判断違いが重大な結果を生むのではないのかと考えてしまったり。

>孫権の命と黒捷の懇願、どちらを重きと見ている。
ちょっと書き換えましょう。

楽進の命と黒捷の懇願、どちらを重きと見ている。

もともと魏軍にとって合肥戦そのものは防衛戦であり、守りきった時点で勝利と言えます。それをわざわざ追撃した目的は
1.孫権の命
2.呉軍への打撃
のどちらかで、今回の場合、作戦の展開から言っても、「孫権の命」を目的にしています。ましてや、張遼は、少なくとも楽進の犠牲の上に(生死までは不明としても)、追撃が成り立っているのを知っているのだから、黒捷の懇願など無視して追撃すべきです。
まあ、どんな馬にも弱点がありますから、無理強いしても無駄という判断があれば、それも一理あります。

>黒捷、ご主人が張遼で良かったです。甘寧が主人だったら....

私も同感です。みんな同じこと考えたのでは。

今週はなんか批判的になってしまったような。でも楽しんでいるんですけどね。

No.10082 - 2004/02/16(Mon) 00:54:01

Re: 今週の蒼天<方頤大口,目に精光あり> / ぱぱ [関東]
久しぶりにカキコいたします。

こんなにかっこいい戦闘シーンの連続は三国志漫画の中、むしろ蒼天航路の中でもお目にかかれませんよね。毎週休載もなく、ヤキモキしないのもすごくいい。 


ところで、関羽と張遼が一騎打ちした時に関羽は「お前に青龍刀は10年早い!」と言って馬の首を刎ねています。その後曹操につき関羽と供に戦った時、劉備の逃避行を追ったときにも青龍刀を携えている。しかし10年以上たった今、張遼は青龍刀を手にしていない。

張遼は顔つきが渋くなり、重厚さが増し、戦の時にはまさに鬼神と化す。そんな境地に立てたのは呂布や関羽を、言い方が変ですけど、リスペクトすることはなくなったんでしょう。そこら辺に一皮向けた原因なんだな〜、とか思ったり。張遼が青龍刀からオリジナルとも言える武器を手にしたのはその表れなんだろうな。

一方関羽はなぜ青龍刀を持つことをやめいっ、と馬を切り伏せたのか。張遼が単純に強いといったこともあるだろうけど、張遼が自分の「武」の本質を見出す器であり、その「武」を表現する「武器」を手にすると思い、張遼その人を切り伏せなかったのでは、と。


昔がのっていたウマ、髪型(鬣型?)かっこよかったな〜

TATSUさん、毎週お疲れ様です☆モーニングよんで、ここで復習するのが楽しみなんです♪応援してます〜。

No.10083 - 2004/02/16(Mon) 00:56:56

Re: 今週の蒼天<方頤大口,目に精光あり> / DAI [関東]
覇業は一世一代と称したのは袁家のボンボンだったか。
対照的に孫の字は代を重ねることを恐れなかった。
これも一つの有り様だな、と、惚れ惚れ。

魔人と化した張遼を踏み台にした大帝の覚醒。
そして、大帝の覚醒を愛でるように二人会話を交わす魔王と魔人の会話。
孫堅、孫策、周瑜と続いた孫家の熱く切ない物語の見事な決着。

よかったよかった。

No.10084 - 2004/02/16(Mon) 01:07:13

Re: 今週の蒼天<方頤大口,目に精光あり> / あさの
初めまして、あさのと申します。合肥戦に関して思う事が有るので書き込みます。
張遼の追撃中止が話題になってますが、あれは的を得た行動だと思います。橋の破壊と河川による足止めの最中に孫権を討ち取る、それがこの作戦の原理とすれば。渡河して行動の自由を得た孫権を討ち取るのは至難の業、およそ成功しないでしょう。追撃の目的が孫権の命ならば、不可能になった時点での撤収は妥当かと思います。もし追ったとして、孫権の生死の関わらず張遼の帰還が困難になり、救出作戦で魏軍の被害が増大する。これは、温恢の言葉から考えると避けたい所かと思います。
実際、追撃戦は余録でしょう。ただ、孫権の命をとる千載一遇の好機でもあるのは事実でした。その費用対効果を計った結果が追撃中止だと思います。
としたら、楽進の負傷、死因になりかねないそれは「ついでの戦闘」での結果かと不満に思う考え方も有りますが。前線に出続ける武人はいつも死と隣り合わせですから(特に楽進)、全ての将に覚悟は出来てるでしょうねえ。ファンはつらいですけどね。

No.10085 - 2004/02/16(Mon) 12:06:34

Re: 今週の蒼天<方頤大口,目に精光あり> / 英英 [北海道]
先週に続きお邪魔します。まず一声;

 が〜くし〜〜〜んっ!!(;▽;)

生きてて良かったですっ♪兵卒達が「それが楽進麾下の武」と独白してる場面では、楽進軍に仲間入りしたくなりました(笑)。荀攸が楽進の補佐をしてる時代も良かったなー。(郭嘉-張遼コンビの麾下になって「これが勝ち戦の快感か!」と叫ぶのが夢でしたが、ギリギリの軍略ばかり出されて脱落しそうです…)

2番目の驚き; 温恢が総大将だったのか!?
う〜む、今更な気づきでしたか。張遼は魔人と化して単独追撃し、上流に進出した李典は小人数で水の上だし、温恢が陣頭指揮をとってもおかしくはない、いや適任だと思えるようになりました。

>「3軍に分かれて諸軍をまとめ上げなさい!」
上流の軍は兵のとこに戻った李典がまとめ、下流は温恢がまとめ、正面から追撃した軍は楽進がまとめ…るのかな?でも楽進軍はまだ進んでるしなー。単騎呉将と向かい合う張遼のとこに現れて「迎えにきたぞ」とか?
仲完さんのいう「もう一隊は・・・まあ張遼と黒捷はほっといても大丈夫だから・・・焼豚の回収???」が気になってしかたありません(爆笑)
戦勝祝いにチャーシューを配るんでしょうか?
労役を強いる分、豊かに住まわせるのが合肥のやり方だとか言って。

張遼、ようやく呉将が目に入った感じですが、大丈夫かな。
甘寧も呂蒙も最初から張遼ねらいだったし、主君が無事に脱出した今、ねらいは魔人にしぼられたよう。
黒捷と共に悠々と正面から去るんでしょうか?
水上から誰か助けに来るといいですが…
蒋済の艦は小師橋のような浅瀬でも入れるのかな。

No.10086 - 2004/02/16(Mon) 12:25:14

Re: 今週の蒼天<方頤大口,目に精光あり> / 野牛じゅうベー
初めまして、最近ここを見つけモーニングを読んだ後はいつもここの考察を楽しみにしています!

今回の話のなかで小師橋を渡り終えた孫権が走り去っていく姿を見てどうも長坂のときの劉備に姿が重なったのですが・・・
もしかしたらこのとき諸葛亮の付き人が言っていた様な橋を渡ったのかも・・・

No.10087 - 2004/02/16(Mon) 22:52:52

Re: 今週の蒼天<方頤大口,目に精光あり> / 李桃桃内 [地球外]
 ふと思ったこと。

 黒捷、烏丸馬?

 どうもこんにちわ。李桃桃内です。
 キングギドラ張遼の馬、小生は北伐の際に奪った烏丸の馬だと見ています。だとしたら河は未体験ゾーンのはず。しかし、かつて張遼が武を預けた男はその馬で船をジャンプさせようとしてたんすよね。
 
 楽進部隊編入希望者が増えているようですね。当社の物質転換装置が誤作動して、ただ今建安20年10月の合肥に時間跳躍できまふのでぜひともどうぞ〜。ただしマーカーないと帰れましぇん。
 なんて最近見た映画に絡めても分からないか。小生は体型は温恢系ですので戦は勘弁。大人しく城でお留守番です。
 この老軍人は張繍での将軍・楽進デビュー戦以来の部下でしょうか。だとすればその後、地獄の官渡を経験したんでしょうね。曹操が求めた最前線部隊の心意気を見ました。彼らの戦場が第一次大戦でなくてなによりです。

 ちなみに、タイムスリップした直後、振り向いたら魔神様の目の前にいたりして。
 

No.10088 - 2004/02/17(Tue) 00:26:01

Re: 今週の蒼天<方頤大口,目に精光あり> / 櫻 [関東]
楽進生きとった〜!!(歓喜)
死んでしまったかどうか微妙なところだったんで一安心でした。
でもそれじゃあ前回の殿と張遼の独白はなんだったんじゃい!?
ぬか悲しみさせるためか!?策士だ・・・(去ね)

なんか今週は「さすが蒼天孫権」って感じでした。あそこまでかっこいい孫権見たことないっす!!というかもう張遼さん崇め奉っていいですか??かあっこええ(笑)

なんだか毎回皆様のコメントに比べてミーハーチックで恐縮なんですが・・・(今更)。

黒捷いいご主人をもって幸せです。
>甘寧が主人だったら....
「駄馬めが!!」
おいおい・・・そりゃ見る目なさすぎるよ甘寧・・・。

No.10089 - 2004/02/17(Tue) 15:48:11

Re: 今週の蒼天<方頤大口,目に精光あり> / 侠客 [東北]
 バンザーイっ! 楽進が生きてたぞぉ! 
 あ、でもそーなると、先々週あんなにマジメに書いてしまった私の立場はいったい……(^^;。
 まさかあの孫権のキ○○マが縮み上がるとはねえ……。よっぽど凄かったんだな、張遼の“武”って(下品な話ですみません)。
 凌統をすれ違いざまに斬り捨てる張遼――もはや何人たりともこの武人を止めることはあたわぬのか!? とまで思わせてくれました。マジで怖えっす、張遼! 
 こんな張遼、目の前で見たいと思いつつ、あまりの恐怖で見ることができないかもしれませんなあ。

 そして今週最大の見所、「小師橋の飛翔」ですが、“岩”を利用するとは……。こうしてみると、「天命は己で切り開く」って感じですね。
 孫権を守らんと終結した孫呉の武人たち――次回が待ち遠しいぞ!

 どーでもいいですけど、凌統ってやっぱり槍を手放したんでしょうかねえ? いや、とても楽進が槍を離してくれるとは思わなかったんで(笑)。

No.10090 - 2004/02/17(Tue) 18:28:12

Re: 今週の蒼天<方頤大口,目に精光あり> / kazz [東北]
TATSU様今回もお疲れ様です。年度末にてお忙しい中、御身体には充分御留意くださいね。

ちょっとアイコンと文字色変えてみるか。カブるのは好かん。

今回は、というかここ数回の合肥戦。
ともすれば「張遼の武vs孫権の王格」だけに目を奪われがちですが、楽進麾下の心意気が改めて“総ては人だ”という曹操節を思い出させてくれました。
曹操は確かに一世一代の傑物にして天下人でしょう。劉備、孫権も然り。中華にごった返す人間のダストの中から輝きを放ち頂かれるカリスマ。

しかしいわゆる、いち将、いち軍師と呼ばれる立場の者もまた常人離れした能力を持つカリスマ達なのですね。
今回の楽進を見てよく解りました。それぞれがそれぞれのピラミッドの頂点に君臨する者達。
ある者は絶人域の武で、ある者は愚直な武で、ある者は場違いに穏やかな人柄で、ある者は神算鬼謀の知略で、ある物は聖人のような聡明さで、あるものは途方もない財力で、あるものは縦横無尽の人脈で…。それら幾つものピラミッドが重なり支えあった雄大なるピラミッドの頂点にいるのが曹操の立場なのでしょう。本人の想いは別としても。

「唯才」を根本に据えた曹操陣営において、このピラミッドの多種多様性がまがりなりにも中華最強の軍と呼ばれる原動力なのでしょう。

な〜んてこと独りで考えていました。
次回はどの場面か。楽しみです。

No.10091 - 2004/02/17(Tue) 19:50:30

Re: 今週の蒼天<方頤大口,目に精光あり> / TATSU@管理人 [関東]
今週も皆さん、沢山の感想の書き込み有難うございます。
ホント、合肥編は休載も無く、躍動感溢れる展開で面白いです。あとは曹操と孫権の「濡須での対決」にどう繋げるかも楽しみですね〜。

さて、初投稿の方には、管理人からもご挨拶を。

大沢さん、ここでは初めまして。ついに「お絵描き」に続きこちらに書き込み頂きましたね!
蒼天考へようこそです。

>先々週のあれがぬか悲しみで良かったです。

良かったですね〜。かなりの方が "ぬか悲しみ" をなさってたような気がします。確かに通常なら、あそこまで槍が刺さって、そのまま頭突き乱発状態に移行したら、出血多量で死んじゃうような気がします。そこは退かずの楽進。不屈の精神力で乗りきっちゃったんでしょうね。

でも、水を差すようで恐縮ですが、曹操と張遼が深刻な顔をしていたところから考えるに、二人が回想してる時点で、楽進はピンピンしてる訳ではないような気もします。傷の後遺症が深刻だったりして...

>ものすごく格好良い逃げっぷりに惚れました。

そう! なんか「孫権が、張遼一人に追い詰められ逃亡する」という、通常通り描けば、情けないシーンの筈なんですが、蒼天にかかると豪壮な「天命の跳躍」になっちゃうんですよね〜。


あさのさん、初めまして。蒼天考へようこそ。

>追撃の目的が孫権の命ならば、不可能になった時点での撤収は妥当

おっしゃる通りですね。なかなか論理的な解釈、同意させて頂きます。これは、
>孫権の命と黒捷の懇願、どちらを重きと見ている。>そりゃあ黒捷でしょう。
に対するご意見だと思いますが、今回の撤収は、『 張遼は孫権を討てたくせに、黒捷の懇願を優先させた 』というのとは、ちょっと違うような気がします。
圧倒的に兵力差があるので、「陽動作戦で孫権の護衛を手薄にして、その瞬間を衝いて孫権を袋小路に追い詰めて討つ。」というのが今回の作戦と思われますから、孫権が袋小路から脱出して逃亡してしまった以上、作戦終了するのは止む無しなのかも。


野牛じゅうベーさん。初めまして。蒼天考へようこそ。

>諸葛亮の付き人が言っていた様な橋を渡ったのかも

「逡巡橋」ですね〜。
それに置きかえると、阿瞞は笑みを浮かべて渡り、劉備は絶叫しつつ駆け渡りましたが、孫権は唸りをあげて跳躍しちゃいました。
三者三様ですね(笑)

No.10092 - 2004/02/18(Wed) 12:55:19
今週の蒼天<三代の天命> / TATSU@管理人 [関東]
今週の蒼天、「呉将 対 魔人」と言いましょうか、「逃げる碧眼児 ・ 追う羅刹」とでも申しましょうか。いや、もう緊迫した戦闘シーン満載で、お腹一杯って感じでした。
では、早速いってみましょう、今週の BEYOND THE HEAVENS!

          ***************

−わしの天命とは−

歯を食いしばる孫権。 悪鬼の如く襲い掛かる張遼。
張遼めがけ猛然と飛び掛る呂蒙と蒋欽!
懸命に食い止めようとする両名をものともせず、張遼の右手の戟は、必殺の勢いで振り下ろされます!!

ガシッ!!

剣を両手で支え、渾身の一撃を受け止める孫権!!
うおおお〜! や、やはり天佑は、孫権のもとにも...
ところが!
表情も変えず、すかさず左手の剣を突き出す張遼!!
「ご主君!」
絶叫する呂蒙!

ギャ

張遼の剣は空を裂きます。孫権は仰向けに倒れて、第二撃もかわしました!!

ドドッ

勢い余って張遼は、馬上のまま駆け抜けていきます。
懸命に体勢を立て直し、魔人の行方を睨む呂蒙と蒋欽。馬上で仰向けに倒れたまま、孫権は ぶばッと止めていた息を吐きます。

−いずれの武も、野性の開放。−
後方の3人を一瞥し、張遼は独白します。
−とりわけ 孫権!−

ガギャッ!

馬を反転させ、再び孫権の方向に向き直る張遼!

          ***************

「否!!」

ふいに馬上の孫権が叫びます。むくっと身を起こしながら、おもむろに告げる孫権。

「その問いの答えは、とうに出ておる。」

孫権はゆっくり張遼のほうに向き直ります。

「わしの天命は、」

眼(まなこ)を見開き、張遼を見据え、挑戦的に笑う孫権。

「孫呉まるごと三代分じゃあ! 獲れるもんなら獲ってみい!」

笑う孫権のおでこには痣( たんこぶ?)があります。なぜおでこに?と思ってページ戻って見てみましたら、最初の一撃を受け止めた時に、自分の剣の鍔(つば)の部分が、おでこに当たってました。それだけ凄まじい一撃だったんですね。

ところで、孫権の天命は、『 孫呉まるごと三代分 』だったことが判明しました。
ニュアンスとしては分かりますが、今ひとつ抽象的なような... 三代分の「何」が、孫権の天命なんでしょう?  分かるような分からないような答えでした。管理人的には。
「獲れるもんなら獲ってみい!」ってとこは、実に孫権らしい台詞で良かったですが。

あと、この台詞を告げる孫権の顔。おでこを強調したせいか、なんか微妙にデッサン狂ってたような気がしました。この孫権にちょっとだけ違和感が。このコマだけ急に若くなっちゃったような...そんなこと感じてるの、管理人だけでしょうか?

          ***************

そして、タイトルページ。
曹操の横顔が、『どアップ』 で描かれます。それも目を爛々と輝かせ、大口を開けて笑っています。  な、なんか、唐突〜! 
ここで「曹操のアップ」が登場しちゃうのって、どうでしょう? 孫権の台詞のあと、急に「どアップ」が出たんで、一瞬、何が起きたのかと戸惑ってしまいました。ここで、無理やりアップで曹操ださんでもいいような...

...なんか、さっきから、文句が多いな〜。とか思ってます?
ご、ごめんなさい〜。それなりに感動して読んでるんですが、感動してる分、台詞や構図で細かい部分が気になっちゃうんです〜。

          ***************

失礼しました。ぐちゃぐちゃ言ってはおりますが、基本的に管理人は、蒼天戦闘シーンは大好きなんであります。続き いきましょう。

「来い。張遼。」
馬上で孫権が不敵に笑い、手招きします。
孫権の前に立つ呂蒙と蒋欽は、振り返ってそれを見ます。
「ご主君」
とつぶやく蒋欽。そんなに煽っちゃマズいんでは...とか思ってるんでしょうか。

それを見て張遼は独白します。

−恐れを知りて、なお畏(おそ)れぬか!−

再び孫権めがけ、突進を始める張遼! その顔には、再び魔人の笑みが浮かびます。

−最強の武とは、
  まさにその天命を、
  突き抉(えぐ)るためにある−

でました!最強の武!! 「孫家三代分の天命」など、貫き、粉砕してこそ 「最強の武」ってとこでしょうか? これぞ破壊神!!

ぐふーと息を吐いて身を反らした後、孫権は馬首を返します。代わりに魔人めがけて突っ込むは、呂蒙・蒋欽の不屈の猛将!!
「馬だ、蒋欽!」
呂蒙は突進しながら叫びます。

ギ! ギン!

呂蒙・蒋欽が同時に繰り出した攻撃は、張遼の剣と戟で受け止められます!

ぐあん

その攻撃を受け止めた勢いで、魔人・張遼は馬ごと跳躍!! 二人の頭上を飛び越えます!
蒋欽の剣は折れ、腕からほとばしる鮮血!

ガ ガ ガ ガ

着地し、そのまま突き進もうとする張遼の馬が減速します。なんと呂蒙が馬の尻尾を掴み、両足を踏ん張って、引き摺られていました!! 転んでもタダでは起きません!呉下の阿蒙と舐めんな〜!

ガシッ、と更に強く尾を掴み、引き摺られていく呂蒙は、視界の端に何かを捉えます。

「すまんな、黒捷(こくしょう)。」
駆け続けながら、張遼が馬に語りかけます。お、張遼の愛馬は「黒捷」っていうのか!
「初めて敵に触れさせてしまった。」
そう告げるやいなや、張遼は左手の剣を、呂蒙めがけて振り下ろします。

「今だ!」

ぐん!と尾を引っ張り、深く身を沈める呂蒙。

「甘寧!」

呂蒙が叫ぶと同時に、甘寧登場!!
隼(はやぶさ)のように張遼に襲い掛かります!!

ズガッ

激突する黒捷と甘寧の馬!

ガギッ

甘寧の閃光の一撃は、張遼の右手の戟で受け止められます!
張遼、左右の武器を縦横無尽に使いこなしています!まさに阿修羅!!

ドッ

再び加速する黒捷。
見る見る引き離されていく甘寧。甘寧が自分の馬を見ると、鼻から血を噴き出して喘(あえ)いでいます。
さっき黒捷と激突してましたが、よーく見ると、黒捷がこの馬の鼻先に、自分の顔面を激しく打ち付けていました。
黒捷、赤兎なみの名馬と見ました。よく考えてみれば、遼来来ができるのは、名馬あってこそですもんね。

−駄馬め。−

甘寧は自分の馬の頭に、ズブッと剣を突き刺します。
鮮血をあげ、膝を折り、急停止する騎馬!うおっ、甘寧、思わぬ行動をとっております。
もう追いつけないと分かった甘寧は、敵の馬に負けた自馬に、制裁を加えたんでしょうか?  親分、人だろうが馬だろうが容赦しません。ちょっと八つ当たりのような気もしますが(笑)

−ふっ、変わった男だ。−

後方を振り返り、張遼が苦笑します。

−あんな奴らを集めて御し、
  その上、忠義まで得ておるか、孫権。−

黒捷を駆りながら張遼は独白します。

−だが、手飼いの獣たちから一人抜け、
  どう三代分の天命を守る!?−

          ***************

白馬を駆る孫権。ついに小師橋へとたどり着き、橋を駆け渡ろうとします。

「ご主君! 橋が!」
兵卒の一人が橋の先を指し示します。
橋の途中で馬を止める孫権。なんと、その先は、橋桁ごと破壊されていました。
「敵艦が、わが軍の旗をあげて近づき!」
兵卒が河の中流を指差します。

「おーい。孫権よ!」
その敵艦から武将が叫び声をあげます。その船には巨大な投石機が搭載されていました。呉の旗を掲げて橋に近づき、投石して橋をぶっ壊したんですね。
「甘寧によろしくな! 生きて伝えられたらの話だが!」
敵艦から叫ぶ将。そう、李典です。官渡で開発した霹靂車をこんなところでも活用しています。さすが武器マニア!
そして李典は、雉の羽根を高々と掲げています。
えっ!?甘寧の羽根がなぜ!? と思って管理人は、またページを戻して確認しちゃいました。 張遼を襲った甘寧の背の羽根は、確かに根元で千切れていました。
甘寧自身はピンピンしてましたから、主君のもとへ戻ろうとする甘寧の背後から、羽根だけむしり取ったりしたんでしょうか?
李典、なかなかやります。よくあの甘寧と引き分けに持ち込めたものです。

孫権は敵艦を黙って見つめ、視線を破壊された橋へと戻します。

−船に積んでおるのは、投石機か。−

そう独白する孫権は、水面(みなも)に視線を落としながら、ボリッと首を掻きます。

−投石機。−

物思いに沈む孫権。その時、

ドガガ

林の向こうから馬蹄の音が響き、血飛沫が舞い上がります。
振り返った孫権、それを見て、緊張した面持ちでつぶやきます。

−遼 来 来−

そして、林の向こうでは、魔人が呉兵を次々と薙ぎ払いながら、小師橋へと...

          ***************

さあ、孫権。絶体絶命のピンチ!
崩壊した橋、襲い来る魔人。この圧倒的危機を乗り切ることができるのか!?

三代の天命を背負う、孫 仲謀の運命やいかに!!

No.10034 - 2004/02/06(Fri) 22:31:49

Re: 今週の蒼天<三代の天命> / 閻行 [関東]
ご無沙汰しております。

>タイトルページ。
やはり、曹操の横顔はどうも今回の流れからは浮いてますよね。
私もなんとなく違和感を感じました。

>黒捷
ここを読むとき、この馬は黒捷というのか、と思うと同時に、同じ台詞が今週の蒼天考でTATSU様の文章にも書かれるんだろうな・・・などと思いをめぐらしてしまいました(笑)

No.10035 - 2004/02/06(Fri) 23:23:13

Re: 今週の蒼天<三代の天命> / t.s
こんにちは。
今週も張遼の魔人っぷりを堪能しました。
「最強の武」と「一個の武」というテーマ・問答もおもしろいですけど、個人的には張遼の「必殺仲謀」の表情が拝めただけでも、蒼天合肥に満足してます。
これほどの迫力で描かれるとは!
なにしろ、張遼の暴れようといったら、まるで羊の群れにダンプカーが乱入してアクセルべったり踏んづけてるようなもんですからねー。

次回、孫仲謀どうなるんでしょう?付近には兵卒しかいないようですけど。

ところで、ガハッ!という曹操のドアップは、張遼の回想を聞いている曹操が、孫権の天命「――獲ってみい」を受けて、笑ってるところではないでしょうか?

No.10036 - 2004/02/06(Fri) 23:48:00

Re: 今週の蒼天<三代の天命> / 千折 [九州]
 凄い。ですませるべきかもしれないが、なるほどなるほど。
 張遼の凄まじさを見せつけることは、逆に言えば、この張遼に狙われて、なおかつ生き延びた孫権の「天命」を見せることにもなるわけだ。
 思えば曹操や劉備が自ら剣を振るって戦い、乱世を切り開いてきたのに比べ、すでに父と兄が作り上げた地盤を引き継いだ孫権はそういう「天命」を見せる機会が無かった。張遼はその機会を与えているとも言える。
 しかしあの破壊された橋、馬で飛び越えられるような距離じゃあないな。しかも、既に目前に張遼が迫っている。どう切り抜ける?孫権?

No.10037 - 2004/02/07(Sat) 00:13:33

Re: 今週の蒼天<三代の天命> / bayazid [近畿]
こんにちは。
合肥戦の話しに入って俄然盛り上がっていますね。
扉絵の曹操の解釈はt.sさんに賛成です。「若造が吼えよるわい」って感じじゃないでしょうか?
張遼の人外の強さは凄まじいものがあります。
なんたって敵を斬った時の血飛沫が森の木よりも高く舞い上がってるくらいですからね。どんな突進をしているのだか。
張遼の愛馬「黒捷」は賢いですね〜。彼(?)が甘寧の乗馬に頭突きを食らわしたから、馬の勢いがなくなって甘寧の一太刀も威力が弱まったようですし。
最強の武にこの名馬。まさに人馬一体、向かう所敵なしといった感じですね。
まだまだピンチが続く孫権ですが、この後どうやって切り抜けるのか?
「投石機・・・」と物思いに沈む場面、何か策を思いついたように思えるのですが。
来週も目が離せませんね。

No.10038 - 2004/02/07(Sat) 00:34:56

Re: 今週の蒼天<三代の天命> / YUE [近畿]
みなさんRES早いですねー。。
と、正直少し感動してしまいました。
二回目の書き込みになります。YUEと申します。

今回の張遼は悪鬼か魔人そのものですね。3人がかり
(しかも甘寧含む)で止められない。もうなんか呂布を
越えているような迫力が^^;あの呂布も名のある武将を
弾き飛ばしてまで突き進むように描写されていないような。
劉3兄弟との対決も逃げたはずだし

あぁ、張遼怖ぃ。
なんかターミネーターっぽくも感じました(笑

孫氏の血筋についてはあれだけなんでしょうか。
もうちょっとなんかガツンといい台詞言って欲しいな。
もしくは、”おお、あの3代に”にはそう言う意味が!!
みたいに感動させてください〜。GONTA先生お願いしますw

No.10039 - 2004/02/07(Sat) 01:03:44

Re: 今週の蒼天<三代の天命> / 李桃桃内 [地球外]
 李典霹靂車って、兵士がバンジーやって飛ばすんですよね。
 あれを船上でやらされたんかい。小生、腕脱臼しそうだからイヤ。
 つ〜か、海底油田採掘する船じゃないし、横転しそう。

 どうもこんにちわ。
 しょうもないネタしか思いつかない李桃桃内です。

 合肥第一ラウンド、三週連続の張遼大襲来。来週クライマックスでダメ出しありそうだし、蒼天史上連続最多暴れになるのかな。呉軍にとってはキングギドラに等しい存在です。
 これで続いて第二ラウンドもやるだろうし、漢中もこってりやるとなれば……閣下の晩年心配してる暇なんかないですぞ諸兄方。戦の満漢全席はまだオードブルですぞ。
 なんか一ヶ月前は儒者のかびくさい話が続いていたので、戦の臭いが恋しくもあったけど、こうもこってりこられると読者カードでどやされたのかなと小生いぶかしんでみたり。

 あと、孫権は孫家三代しょってんですよね。
 そしたら、このピンチに何やるかはDNA的に予測できます。
 ダイ〜〜〜〜ッブッ!!

No.10040 - 2004/02/07(Sat) 01:21:10

Re: 野生の発動・とりわけ孫権 / 仲完 [東海]
ささいなことですが、これは天佑の一言で片付けていいのかというシーン。
今回の孫権、張遼の一撃を最初に受け止めるとき・・・剣の鍔、つまり剣を横向きにして一番分厚い箇所で受け止めてます。幅にして多分2センチ以下。もしこれが外れてたら・・・
剣って、横からの打撃には弱いですから、ましてや相手がフルスイングで巨大な武器を振り下ろすと、当然
剣の横っ面で受ける→剣が折れる→孫権両断
の展開になったはず。たぶんそこまで見越してたはず。なのにわずか数センチの鍔で受け止めた。これはある意味孫一族(ていうか兄貴譲り)の常識はずれな動体視力の賜物ではないのかな・・・とか。

「いずれの武も野生の発動。とりわけ孫権!!」
・・・言いたくもなると思います。
で、まさか今回の伏線だったのですか?>孫堅の最期

追伸:周泰は・・・?

No.10041 - 2004/02/07(Sat) 02:37:55

Re: 今週の蒼天<三代の天命> / 【56】 [関東]
こんばんは、今週も張遼と呉将との間で緊迫した戦いで満足な回でした。
>黒捷
持ち馬の名前が判明したのって曹操・呂布に続き張遼で3人目ですね。
呂蒙が張遼の気を引いているうちに真後ろから甘寧が斬りかかって来る
シーンがありましたが、そのままの体制だと反応が遅れて斬られてしまったかも
知れないところをわざと甘寧の馬にぶつかるかのように体制を右に
回していましたね。
手綱を持っていない張遼が何かの指示で黒捷に命じたのか、
それとも黒捷自身が判断して右に回ろうとしたかはわかりませんが、
いずれにしても強く・賢い馬で張遼に相応しい名馬だと思います。

来週、「合肥の戦い」いよいよ大詰めって感じですけど、
某ゲームにも出てきたあのイベントあるんでしょうか、あるとしたら
蒼天風ではどんなのになるのか楽しみです。

No.10042 - 2004/02/07(Sat) 02:52:54

Re: 今週の蒼天<三代の天命> / なるみ [北陸]
t.s さん
> ところで、ガハッ!という曹操のドアップは、張遼の回想を聞いている曹操が、孫権の天命「――獲ってみい」を受けて、笑ってるところではないでしょうか?

ここは前前前号(モーニング1/29号No.7)の、
蒼天その三百四十一『合肥視察』P216の張遼と殿との会話
「あの男もまた天佑というもので
 わが一撃を受け止めようとしておったのかと」
からきていて、
まさに孫権が張遼の一撃を受け止めたことを聞いたからではないでしょうか?
過去、曹操が呂布の一撃を受け止めたのも天佑だったような気がします。蒼天にとって、最強の一撃を受け止めることは、天佑がある証なのかもしれませんね。
また、この時に、殿の瞳に光が宿ったのも、今回の扉絵の瞳の輝きへの伏線だったのかも知れません。

No.10043 - 2004/02/07(Sat) 03:22:04

Re: 今週の蒼天<三代の天命> / 藤天君 [関東]
私も扉絵の曹操のアップはt.sさんや他の諸兄方の仰る通りの理由だと思います。
そういえば劉備の「天下が3つ」宣言を荀?ケから聞いた時も大口を開けて笑ってましたね、いくら年をとっても感情をぶっ放す癖は相変わらずのようで。

張遼の愛馬「黒捷」は呂布の「赤兎」を意識したネーミングなのかな?と思いました。顔に血管は浮いてるし、目は怖いし、まさに武神の乗馬といった感じで鬼気せまるものがあります。
つーか、はっきり言ってかなり怖かったです(^^;
後、発明将軍李典の秘密兵器は水上投石器でしたか。
これって石を発射した反動で転覆したりしなかったんでしょうか?
ひょっとして船にどっさり乗ってる兵士たちは、そのための重しだったのかも・・・

No.10045 - 2004/02/07(Sat) 05:50:51

Re: 今週の蒼天<三代の天命> / Lie
今日和。張遼さんたら相棒黒捷とますます張り切ってしまってますね。今頃天の上で呂布殿と陳宮と高順が、やんやと喝采を送っておるやもしれません(笑)
扉絵の曹操さまに関しては、私もt.sさま他の方々と同意見です。「ははッ!!ちびっこめが面白いことをほざきおる!」みたいな感じに思えました。
さてこの状況で、孫権はでう逃れるのでしょう?まさかいきなり河に飛び込んでクロールしつつまんまと逃げおおせたりしたりしませんよね。…曹操さまが腹抱えて大笑いしそうです。(笑)
それでは失礼致しましたー。

No.10047 - 2004/02/07(Sat) 08:28:44

Re: 今週の蒼天<三代の天命> / 英英 [北海道]
初めまして。お邪魔させていただきます。
先週あたりからこちらのサイトを拝見するようになりましたが、
皆様のカキコの熱さに惹かれて参りました。
“遼来来編”こんなに面白くなるとは予想外だったんですが(失礼な)、最近木曜日になると楽進らの行末が案じられてなりません。

今回の着目はやはり「張遼の愛馬」!
敵に触れられて激怒してるのがかわいいです(笑)
甘寧の騎馬……自分のは李典との一騎討ちでやられちゃってるので、部下(or敵将)の馬を奪い取ってきたのだと思いました。
>「駄馬め」
もし自分の愛馬なら、もうちょっと優しいんでしょうか?甘寧親分。

李典は陽動だけじゃなく投石機まで!すごい働き者ですね。
呂蒙と甘寧は孫権のもとに帰ってきたけど、凌統がまだ戻りません。
が、楽進〜〜〜!(><)

そして孫権は小師橋をどうやって渡るんでしょう?
投石機から連想して……その場にいる兵士たちを川に投げ込んで
それを踏み台に何とか飛び越える……なんて作戦じゃないことを願います。

>藤天君さん
>これって石を発射した反動で転覆したりしなかったんでしょうか?
>ひょっとして船にどっさり乗ってる兵士たちは、そのための重しだったのかも・・・

場面を想像して笑ってしまいました〜(^▽^)
ひょっとして李典のことだから、兵士○人分の重石があれば転覆しない、と実験済みだったりして…

どうも長々と失礼いたしました〜。

No.10048 - 2004/02/07(Sat) 12:41:26

Re: 今週の蒼天<三代の天命> / 文月 [近畿]
こんにちは。ここには2度目のカキコです。
李典がちぎり取った、甘寧の雉の背飾りは、戦後李典が皆に、
「これが合肥の戦役で得た戦利品だ!!」
というふうに自慢気に見せつけるのでしょうか。(笑)
どうやってちぎり取ったんでしょうね?

ストーリーと関係無いことでなんですが、先週号から張遼さんの髪が逆立ったり寝てたりしてるのはなにか意味があるのでしょうか。
気になってしょうがありません。

No.10049 - 2004/02/07(Sat) 14:56:35

Re: 今週の蒼天<三代の天命> / 顔悪
 張遼の二刀流、まさに呂不を連想しますね〜!まさかあの投石器を周泰が奪って孫権を飛ばすのでしょうか?ありえん!ありえんゆえに孫権か!…な〜んてね。
No.10050 - 2004/02/07(Sat) 16:26:24

Re: 今週の蒼天<三代の天命> / kazz [東北]
張遼、活き活きしてますね。
“戦場において価値のある敵と相対する”張遼にとってはそれこそが政なのでしょう。並居る呉の野獣たちをあやすように、愛でるように。そして瞳の中心には暫定天佑・孫権の姿が。孫権の天佑を試すのは張遼をおいて他に考えられません。そのことを張遼は解っているのだと思います。孫権に天佑が有るか否かは思惑の外に置けばよく、ただそれを裁く一撃に張遼の武の本懐があるわけですな。

扉絵の曹操アップ。あの笑み。個人的見解としては、同じ天佑を背負う者として、対等かもしくは対等であろうとする者に対する喜びの笑みのように感じられました。上に抜け出してこない者には向けられることのない笑み。

さてあのピンチ、次回孫権はどうやって切り抜けるのでしょうねぇ。
投石機の伏線から、沈んでる大石をステップに向こう端までジャンプとか。客観すれば水面を走ったようにも見えるでしょう。ん〜無茶だなぁ(笑。

No.10051 - 2004/02/07(Sat) 18:29:42

Re: 今週の蒼天<三代の天命> / 陳孫 [関東]
TATSUさん、今週もお疲れ様です。

>−駄馬め。−
>
>甘寧は自分の馬の頭に、ズブッと剣を突き刺します。
>鮮血をあげ、膝を折り、急停止する騎馬!うおっ、甘寧、思わぬ行動を>とっております。
>もう追いつけないと分かった甘寧は、敵の馬に負けた自馬に、制裁を加えたんでしょうか?  親分、人だろうが馬だろうが容赦しません。ちょっと八つ当たりのような気もしますが(笑)

先週は豚さんたちでしたが、今週は甘寧のお馬さんが可哀想でごんす!
甘寧のために働いたのに・・・(悲

No.10053 - 2004/02/07(Sat) 19:03:10

Re: 今週の蒼天<三代の天命> / つね [関東]
今週は全ページ回想シーンでしたね。
今週はこうかな。(数字間違いそうで怖い。)

回想の合肥10(孫権の天命)
回想の合肥11(張遼vs蒋欽・呂蒙・甘寧)
回想の合肥12(小師橋)

うろ覚えですが、孫権が赤壁で戦った理由は「わしの天命を知るため」だったような気がします。それにしては、いつの間に見つけたんだろうと思いますが、私の勘違いかな。
父や兄の持っていた「可能性」も担っていると言いたいんでしょうか。

さて小師橋。みなさん、あえて書いてらっしゃらないようなので、私も書きませんが、孫権の白馬がやることなら、黒捷もたやすくやり遂げてしまいそうなんですけどね。そろそろ周泰の出番では。(私は楽進を見るたびに、身体中、傷だらけだったという周泰を思い出してました。)

ラストシーンの張遼。顔と目はまっすぐ前を見ているのに両刀で敵兵を蹴散らしているのが不気味です。無意識のうちに「手だけ勝手に人をCENSOREDいます」という芸を見せられているよう。まさに最恐。

No.10054 - 2004/02/07(Sat) 23:59:22

Re: 今週の蒼天<三代の天命> / DAI [関東]
>その問いの答えは、とうに出ておる。
>わしの天命は、孫呉まるごと三代分じゃあ! 獲れるもんなら獲ってみい!

遅えよ、三代目!
孫家は豪壮に代を重ねなきゃ♪

江南にやっと懐かしい孫の風が吹いた感じ。
冬の空を眺めてみれば、叢雲に隠れた月も満ち、煌々と夜空を照らして。

BEYOND THE HEAVENS!
天命を超えて。
幼き日に小覇王、美周郎に見いだされた大器、覚醒。
孫の字は今より輝く。

No.10055 - 2004/02/08(Sun) 01:15:04

Re: 今週の蒼天<三代の天命> / 櫻 [関東]
こんにちは〜。遼来来編も佳境ですねぇ。

表紙の殿、私もびっくりしました!!確かに唐突だったなあ。でもいいや。かっこいいから(笑)

黒捷もかっこいいなあもう!蒼天航路って馬も人格(馬格か?)もってますよね。いやいや・・・(ついに馬に惚れるか!?)。

それに反して甘寧の乗ってた馬はずいぶん可哀想でした・・・。八つ当たりはやめてあげて甘寧〜。

>ダイ〜〜〜〜ッブッ!!
あはは。李桃桃内さん!これもうツボです!!するかなあ?しちゃうのかなあ??でも崖じゃないなあ・・・。

しかしもうちょっと李典たちが呉将たちを足止めしてたら孫権死んでたでしょうね。まさに危機一髪。

ってまだ孫権危機脱出してない!!
「遼」「来来」
ほんとどうすんだろ孫権?

No.10056 - 2004/02/08(Sun) 13:22:15

Re: 今週の蒼天<三代の天命> / 千折 [九州]
 本来なら10万の軍勢で一気に合肥を陥とし、北方攻略の拠点とするはずだったのに、おとしそこなったばかりか、追いつめられてしまいました、孫権。
 本来なら、いかに張遼といえども、10万相手に勝てるわけがないんですが、呉軍のほとんどが張遼に恐れをなしている上に、撤退中だから逃げることしか考えない。さらに楽進のおかげで張遼はほとんど無傷、疲れてもいない、絶好調です。狙うは孫権の首のみ。孫権さえ倒せば勝ちだから、他の武将などすべて雑魚、孫権だけ狙います。
 考えてみれば、呉の総大将が自ら出てきたのだから、これは千載一遇のチャンス。孫権さえ倒せば呉の力は大きく下がる。確かに楽進が命をかけるだけの価値はある。
 張遼を挑発する孫権を見る蒋欽のいやそうな顔が良い。しかし、あの状況で張遼を挑発できる孫権の肝の据わり方は凄い。並の三代目なら気絶していてもおかしくない。張遼の一撃を両腕と額で支えて、剣のつかで受けた反射神経と肝の据わり方は凄い。少しでも気合い負けしたら間違いなく両断されてました。呂蒙と蒋欽が多少は張遼の勢いをそいでくれたとしても。
 張遼は単に孫権を狙っているだけではなく、孫権の王者としての「器」を測っているようにも見えますね。逃れられぬなら、しょせん王者の器ではない。王者であるなら逃れて見せよと。また孫権もこの危機を脱して初めて「大帝」に脱皮できるのでしょう。
 さあ、その器をどう見せるのか?孫権、いや呉の初代皇帝「大帝」は。

No.10057 - 2004/02/08(Sun) 14:29:34

Re: 今週の蒼天<三代の天命> / 左平(仮名)
張遼、凄過ぎ!今回は、正直、この一言に尽きるといった感があります。

それはそうと…この戦いで、一部破壊された橋が出てくるとなると、知る人ぞ知る「谷利」の出番なのですが、果たして出演はあるのでしょうか。橋にたむろしているのは、一般の兵士ばかりの様だし、どうなんでしょう。
彼は親近監という立場にいますから、孫権の傍に侍ってはいるはずなのですが…。
気になります(私以上に、ぐっこさん達が気にしてます)。

No.10059 - 2004/02/09(Mon) 00:34:44

三代の天命 / DAI [関東]
やっぱだめ。
気持ちを抑えて抑えて書き込んでいましたが。
LOVE孫呉筆頭を自負する私の気持ちが抑えられようもなく。
もう少し書いちゃっていいですか〜?
だって、サブタイトル「三代の天命」ですよ。
三代!

叢雲の影に満ちた月に、江南の可能性を見いだした孫堅。
風のように吹き抜け、炎のように熱く江南を切り開いた孫策。
長江以南の豊かな土地に、中原とは違う天下を見いだし、切り開こうとした父や兄。

思えば江南は、魏、晋、この先中原を追い出された漢民族が逃げ込み、文化をはぐくむことになる地。
海上貿易が栄え、中華への玄関口、文明の出発地となる地。
例えば和服だって、いまだに「呉」服という具合。

父が見いだし、兄が切り開いた江南に、中原とは違う天下を築くこと。
いつか、中原を追い出される中華の文化の受け皿を築くこと。
三代丸ごとの天命とはきっとそういうこと。
いや、天命ではなく、三代目が自らそう決心したということ。
人は時として過酷な現実に「運命」や「天命」と名を付ける。
天命を受け止めるとは、きっとその現実に対峙する意志を持つということ。
なんだか、そんな気がしてなりません。


>このコマだけ急に若くなっちゃったような...
このコマだけじゃなくて、今週三代目のへの字に結ばれた口元がたくさん緩んでました。
重苦しい問いに答えが出て、表情が緩んだんじゃないでしょうか。
兄じゃ!兄じゃ!とはしゃいでいた幼い日の孫権の無邪気さ、
どんなときでも笑みを忘れなかった文台の余裕。
世を覆いつくさんばかりの兄の猛る気。
全部まとめて表情にでていた気がします。
孔明に悲しいとまでいわれた心の奥深くに沈められていた孫権の感情。
それがね、やっと戻ってきたんだな。と。


天命を突き抉るための最強の武、と張遼、君は言うが、孫家の天命は重厚で、熱く、豪壮だよ?できるか?
そして、なんで獣のような武将が孫権に忠義を誓うか分かっているのか?
それが分からないうちは、孫呉の天命が抉られることはあるまいよ・・。
などと呟きつつ。

孫堅も孫策も周瑜も草葉の陰でやっと笑ったような気がします。
これからじゃ!これからじゃ!と酒盛りをしたあの日のように。

No.10060 - 2004/02/09(Mon) 02:21:32

Re: 今週の蒼天<三代の天命> / 蒼天コンロ
「幾百の戦闘が育て上げた 二つの武名はそこにあるだけで、
 天下の状勢を左右する力がある。」

この当時、その一つに対峙しながら生きながらえたという事。
それは天下を伺う孫権が、天とともにある者である事の充分な証。
孫権の言葉を受けての曹操の笑み、これが天下人こそが知る喜悦。

この張遼が敵ながらにして褒めた孫権とは、
果たしてどのような描かれ方をするのでしょう。

私は、孫家三代を繋ぐ天下人の嗅覚というものを、
張遼の武より命からがら逃れるようなものではなく、
むしろ飲み込むようなものであって欲しいと想う。

No.10061 - 2004/02/09(Mon) 04:56:20

Re: 今週の蒼天<三代の天命> / D
おお快なりジャンプかますのでしょうかねえ〜
No.10062 - 2004/02/09(Mon) 14:51:17

Re: 今週の蒼天<三代の天命> / tetoo [関東]
初めまして。毎週、楽しく読ませてもらっとります。

今週の「遼来来」も実にエキサイティングでした。

孫権無事逃亡の鍵は「石」なんじゃないすかね。
川底まで沈んでいなくて、壊れて沈んだ橋とともに水面の少し下
あたりにあるのを利用してジャンプ!なんつうの想像してます。

後はどっちかの端を壊して、張遼が渡れないようにしてしまう・・。

何か、孫権がじっと川底を睨んでたもんで。

No.10063 - 2004/02/09(Mon) 19:22:27

Re: 今週の蒼天<三代の天命> / 仲完 [東海]
三代ってことは・・・駄目だ、危険すぎる展開を考えてしまった。

おお快なりジャンプ
  ↓
届かずに落ちる
  ↓
兄貴譲りの超高速泳法
  ↓
途中で溺れかける
  ↓
動物たちが助けに来る

というある意味孫家三代の天命を忠実に受け継いだ展開を。



・・・遼来来バージョン・変装温恢アイコンとかないかな・・・

No.10064 - 2004/02/09(Mon) 20:37:02

Re: 今週の蒼天<三代の天命> / 文月 [近畿]

> おお快なりジャンプ
>   ↓
> 届かずに落ちる
>   ↓
> 兄貴譲りの超高速泳法
>   ↓
> 途中で溺れかける
>   ↓
> 動物たちが助けに来る

本当に描かれたらどうしよう…;
それこそギャグになってしまいますよね(^^;

実際に孫権はどうやって危機を脱するのか?
皆さん、休み明けのモーニングを楽しみにしましょう。

No.10065 - 2004/02/10(Tue) 16:53:47

Re: 今週の蒼天<三代の天命> / 千折 [九州]
 確かに逃げるばかりではいささか天命が足りないような気もします。
張遼に何らかの方法で一矢報いられないものかな、孫権。

No.10066 - 2004/02/11(Wed) 00:16:28

Re: 今週の蒼天<三代の天命> / TATSU@管理人 [関東]
皆さん、今週も沢山の投稿有難うございます!
扉の「アップの曹操」も最初は凄く唐突に思えたのですが、皆さんのご意見を読んでいる内に、そーでもなくなってきました(笑)

さて、初投稿のご挨拶を頂いている方に、管理人からも挨拶を。

英英さん、初めまして。蒼天考へようこそ。

>先週あたりからこちらのサイトを拝見

お、ホントに最近発見なさったのですね。自分で言うのも何ですが、当サイトは各BBSだけでなく「CONTENTS」のほうも読み応えタップリですので、楽しんでいってくださいませ。

>自分の愛馬なら、もうちょっと優しいんでしょうか?

なるほど〜。確かに自分の愛馬は「李典箭」でやられちゃいましたからね。敵から奪い取った馬なら、あの行動も理解できます。味方の馬なら、ちょっと酷いような気もしますが、なんたって川賊ですからね〜。馬に愛着無いのかも。

>凌統がまだ戻りません。

あの楽進の勢いだと、まだ頭突きの真っ最中だったりして...

>兵士○人分の重石があれば転覆しない、と実験済

おお。水に舟の模型を浮かべて、亀 飛ばしたりしたんでしょうか〜?
「李典、飛距離は?」 「はい!約300歩! 橋まで確実に届きます! 横転さえせねば。」


tetooさん、初めまして。蒼天考へようこそ。

>川底まで沈んでいなくて、壊れて沈んだ橋とともに水面の少し下あたりにあるのを利用してジャンプ

なるほど〜、李典の投石船から放たれた石が、水面のそれほど下に無いことから、それを踏み台にしてジャンプすると!
そうなると、李典の投石作戦は失敗だったということになりますね!
「しまったぁ! い、石がデカ過ぎた〜。」

No.10067 - 2004/02/11(Wed) 19:47:26

Re: 今週の蒼天<三代の天命> / 侠客 [東北]
 「孫呉三代まるごとの天命」とは何ぞや? 
 
 そう思いつつ私なりに解釈してみますと、まずじゅしゅ(字忘れた!)にて孫権と曹操の会話に遡る必要があるんじゃないでしょうか。
 すなわち、曹操の「孫呉の地を治め、幸させよ」という言葉です。実はこの台詞、なーんか気になってました。どーゆう意味なんだろう? と考えつづけてましたが、わしの問い(笑)に今答えが出ました!
 孫権の天命とは――“孫呉の大地”に存在することだったのです。そのことを分かっていたのはおそらく曹操のみ。皮肉なもんですね。
 いや、そもそもこの男、治世を始めつつ、乱世を楽しんで(いや「弄ぶ」か?)ますからねえ。この男は絶対に“三国時代”を楽しんでますよ、きっと。
 だから、孫権の退却は単なる撤退ではなく、とにかく「生き延びたれ」ってことなんでしょうなあ。なにやら『蒼天航路』の登場人物で撤退を図ったヤツが生き延びると絶対にあとから面白くなったりしてません? 孫権も次に現れるときにはもっと面白いヤツになってる気がします。
 
 余談ですが、甘寧の馬にだけは絶対なりたくないなあ(笑)。

No.10070 - 2004/02/12(Thu) 18:20:29

甘寧の親分 / 葦野有楽斎 [近畿]
甘寧は馬というものにまったく愛着を持っていないのでは?
馬とは乗り捨てるもの、乗りつぶすもの。あくまで捷く駆けるための手段・道具に過ぎない。ということではないかと。
あくまで道具に過ぎないから、冷酷そのもの。
・・・でも、それだけじゃ、「なぜ殺したか?」の理由になっていないんですよね。
「物事が思い通りにならないとすぐブチぎれる」兇暴さをも兼ね備えている(?)んでしょう。
もっとも凶悪とさえ言える野生の解放者。
馬よりも(ひょっとすると部下よりも)お召し物やピアスのほうが大事で、思い通りに行かないとすぐきれて、このうえなく冷酷で兇暴なヤツ・・・だが強い。蒼天甘寧とは、カブキ者にしてターミネーターなんでしょう。
そして、そんなとんでもないやつが、絶対的に忠誠を誓うのが、「野生の開放たる武の持ち主の親玉」である孫権仲謀、ということで、孫権の器の底抜けっぷりを感じました。

No.10071 - 2004/02/12(Thu) 23:08:51
道教の二人 / TATSU@管理人 [関東]
お待たせしました。キリイラ完成しました。
TYIM1983さん、TOPと描画考にありますので、お好きなほうを持ちかえって下さい。

今回は友情出演で五斗米道 教祖様にも登場頂きました。なぜ登場したかは、描画考のコメントをお読み下さいませ。

No.10012 - 2004/02/02(Mon) 23:12:01

Re: 道教の二人 / TYIM1983
やったーーーー!!
ついにきましたね!張魯まであるとは贅沢な…
ありがたく頂きます!

No.10015 - 2004/02/02(Mon) 23:46:49

Re: 道教の二人 / 我流軍師
蒼天考に入るや否や、予想外のお二方のいい笑顔に出会えました。

うーむ、確かに妖しいですねー(笑
漫才コンビにも見えないし・・、
お二方とも天然系ですので、ボケしか居ないコンビになってしまいます。
張角に至っては、超真面目な関羽にまで突っ込まれる始末・・、

張角「あなたは神となられるお方だ」
関羽「佞言断つべし!!」

うーん、高級な漫才・・(笑

失礼しました〜!

No.10016 - 2004/02/03(Tue) 02:10:39

Re: 道教の二人 / すうりん [関東]
今年初めての書き込みです。みな様お元気そうでなによりです。元気になり過ぎて初期に亡くなられた方まで甦るとは…、面白くない冗談ですみません。…いい感じ。張角尊師(?)。彼ならば私も黄巾党に傾倒していたかも、彼は良い人だったと思います、そう言えばこういうことを言い合うところがこのサイトにありましたよね、<人物考>って言うところ、復活の見込みはないのでしょうか?関係ないこと書いちゃってすみません…(なんか謝ってばかり)、昔の人が出てくると(みんな昔の人ですが)最近出てこなくなった青州黄巾賊の人たちはどうなったのか気になります、特に汎さんとか、もうおばあさんだわね、しらけちゃったf^_^;。ではまたお邪魔しにきます。
No.10022 - 2004/02/03(Tue) 18:58:59

Re: 道教の二人 / TATSU@管理人 [関東]
皆さん、感想有難うございます〜!
1日700を超えるアクセスがあるわりには、レス少ないな〜、とか思っちゃうんですが、まぁ、「宗教家2人」の感想なんて、書きづらいんだろうな、と勝手に解釈して自分を慰めております。

>張魯まであるとは贅沢な…

有難うございます! 喜んで頂いて何よりです。
今度キリ番踏んだら、「干吉の弟子」でも描きましょうか?

>関羽にまで突っ込まれる

張角がボケ、関羽がツッコミなら、張魯の相方は、やっぱ魏公でしょうね。
「60でその顔はないやろ!!」

>張角尊師(?)。

ち、ち、違います!! 教祖、あるいは大賢良師です〜!

>私も黄巾党に傾倒していたかも、

そ、そうなんですか〜? 馬元義みたいスね(笑)

>最近出てこなくなった青州黄巾賊

馬超との最後の決戦で、うじゃうじゃ出て来ましたが、その後は登場しませんね。凡は確かに行方不明です。意表をついて、太平道パワーで全く老けてなかったりして...

No.10033 - 2004/02/06(Fri) 22:09:37

Re: 道教の二人 / 千折 [九州]
>凡は確かに行方不明です。意表をついて、太平道パワーで全く老けてなかったりして...

 凡も少容ですか。あり得るかも。孫がウン十人いる美女というのもまた良いかも。実は日本に渡って卑弥呼になっていたとか・・・。

 まあ青州黄巾賊の最後の見せ場は、曹操の死後、全員楽器をならしながら出て行くところでしょうから、そのときに凡が出てくるかもしれないですね。

 それはともかく、中国史においての道教の影響は極めて大きく、その道教教団の始まりでの曹操の存在は極めて大きいです。そのことを書いているのも蒼天航路の良いところですね。さらにいうと仏教も曹操が布教を許したことが中国仏教の始まりなんだそうです。それも書いて欲しいのですが、そうすると、最初に寺が出たことと矛盾するから出来ないですかねえ。

No.10058 - 2004/02/08(Sun) 19:06:41

Re: 道教の二人 / TATSU@管理人 [関東]
>孫がウン十人いる美女

そうだとすればスゴイですね〜。確かに張魯の母を超えてます。ちょっと雄大に孕み過ぎちゃった感じしますが。
卑弥呼になったいうのもイイです。そうなると、なんと我々日本人の血に太平道が息づいてるんでしょうか?

>最初に寺が出たことと矛盾するから出来ない

陳舜臣氏の小説には、曹操と浮屠との関係がよく出てきますよね。 確かに蒼天でも是非取り上げて欲しいところですが、おっしゃる通り、いきなり4話目から寺と坊主が出てきちゃいましたからね〜。
最初の頃は、蒼天がこんなに長く続いて、曹操の晩年の業績まで細かく描くとは思ってなかったのかも。
でも、仏教伝来は曹操の時代より前ですよね。あの寺が白馬寺だったりして。

No.10069 - 2004/02/11(Wed) 19:52:57
気になる情報です / bayazid [近畿]
こんにちは。bayazidです。
随分とご無沙汰してしまいましたが、これからもちょくちょく書き込みをさせて頂こうと思いますので、よろしくお願いします。

さて、久しぶりに書き込みをさせて頂くに当たって、三国志ファンにとって気になる情報を耳にしましたのでご報告します。
今年の3月25日に世界文化社より「週刊ビジュアル三国志」という雑誌が創刊されます。毎週発売の全50冊になるようです。
内容はまだ不明ですが、毎週の全50冊となるとかなり濃い物になるのではないかと思われます。
また、1〜5巻を購入した人にはフィギュアのプレゼントがあるそうです(誰の物かは未定だそうです)。
さらに毎週石ノ森プロの手による漫画が連載されるとか。これが蒼天だったら文句なしなんですが・・・。まあ出版社が違うからしょうがないですね。
2月中旬から下旬にかけて本屋で宣伝し出すと思いますので、気になる方は予約されてはいかがでしょうか?
しかし一年以上にわたって発刊されるようですが、全巻出揃う頃には蒼天はどうなっているでしょうか。連載終わっているかもしれませんねえ。

No.10027 - 2004/02/06(Fri) 19:48:17

Re: 確かに気になる情報です / TATSU@管理人 [関東]
bayazidさん、お久しぶりです!

>「週刊ビジュアル三国志」という雑誌が創刊されます。毎週発売の全50冊

おおっ、それはビックリの情報!! 
「ビジュアル」ってのが気になりますね。イラストや写真が中心になるんでしょうか? あとは漫画か...
それにしても「毎週発行」で、且つ「全50冊」とは凄いっすね! ホントに約1年にわたり発行されるんですね〜。そんなに沢山「ビジュアル」ネタがあるんでしょうか?

買いたいところですが、1冊いくらなんでしょうね?

No.10032 - 2004/02/06(Fri) 22:05:30

Re: 気になる情報です / なるみ [北陸]
TATSUさん:
> 買いたいところですが、1冊いくらなんでしょうね?

参考にならないかも知れませんが、今出てる「週刊ビジュアル日本の歴史」は、創刊号はサービス号で190円、あとは560円です。薄い本ですが確かに写真や漫画は満載です。ボックスもあるはずですが、いくらかは分かりません。ただこのシリーズは、本屋に置かれる数が、号が進むにつれてだんだんと減っていっているような気がするので、予約した方が無難かと。
ちなみに、同じデアゴスティーニのシリーズ「週刊100人」025号は諸葛孔明です。興味があって、本屋で見かけたら手にとって見るのも良いかも。560円。

No.10044 - 2004/02/07(Sat) 03:44:18

Re: 気になる情報です / TATSU@管理人 [関東]
なるみさん。情報有難うございます。

そっか、「ビジュアル日本の歴史」から推測するに1冊560円ですか〜。高いような安いような、微妙なお値段ですね。
内容次第では安く感じるのかな...まずは立ち読みってとこでしょうか?

No.10068 - 2004/02/11(Wed) 19:51:09
Re.道教の二人 / 青乃かすみ
 こんばんは。まいどおさわがせします。「蒼天」

のせいにしてしまうのだけど、時代は確実に無視

した毎日です。すいません。道教の類は、のち、中華

においては、弾圧されるんですよね。そういえば、

毛沢東も、作中に出演してましたっけ。

No.10052 - 2004/02/07(Sat) 18:58:41
(No Subject) / 青乃かすみ
 先月(平成16年一月三十日午後付近)、地下鉄丸ノ内線

で、三国志の豪華本をみせつけてた貴方。青年よ、思わず、

「蒼天」ファンかと尋ねたくなりました。わかったら、掲示

板に、書きこんで、本の名前おしえてください。

No.10026 - 2004/02/06(Fri) 00:20:06

Re: ホントに書き込まれたら驚きます / TATSU@管理人 [関東]
だ〜、青乃さん、また良く分からん書き込みを〜。
駅の掲示板じゃないんだから〜(笑)

でも、管理人も電車の中で、モーニング読む人を見ると、この人、蒼天は読むんかな〜?なんてついつい観察してしまいます。
この前、通勤列車で読んでた人は、蒼天のところを読み始めたら、難しい顔して、途中で何度も何度もページ戻してました。 どーも難解だったようです(笑)

No.10031 - 2004/02/06(Fri) 22:02:04
おひさしぶりです / 蒟KIT [四国]
あまりに久々なんで、カキコの前にBBS MANNERを読ませていただきました(^^。
面白いっすねコレ!蒼天キャラの個性がよく出てて愉快です。

しかし面白くなってきましたね最近の蒼天!
いや、今までも面白かったので、この言い方は語弊があるか…
えーと、血沸き肉踊る展開になってきましたね!
自分が横山三国志を読んだのは小、中学生の頃なので
このあたりになるとほとんど忘れてて(魏呉の扱い悪いしー)、
まるで初めて読むストーリーのようにハラハラして楽しんでます。

で、触発されてまたイラストを描いたりしてるのですが
自分のサイトで紹介するに当たり、武将の名前の漢字が見つからず
「今週の蒼天」から拝借させていただきました(武将っつっても温恢ですけど)。
事後連絡ですが有難うございました(^^。

No.9962 - 2004/01/27(Tue) 22:25:27

こちらでもお目に掛かるとは / 玉川雄一
そこで横レス失礼いたしますが。蒟KIT様、初めてご挨拶します。
先日は某所にてMS-06関係でお世話になった玉川です。
蒟KIT様のじんわりとしたタッチで描かれる合肥群像、実に味わい深い物がありました。
翻ってみれば私の絵なぞ足下にすがるのも畏れ多い出来映えですが、
絵師の皆様から少しでも多くのものを吸収しつつ精進したいと気持ちを新たにしました。

そういえば、今週号のカラーページでは楽進の(血に染まった)漆黒の鎧は『鎧研究家』のTATSUさんにとっても新たな発見となったのではないでしょうか?
お二人がそれぞれ刺激し合って、本家ゴンタ先生に負けないような蒼天イラストを生み出されることを期待しています。

…言うのは簡単ですけどね。自分自身でやってみろ、って…?(^_^;)ゞ

No.9970 - 2004/01/30(Fri) 21:26:15

Re: おひさしぶりです / TATSU@管理人 [関東]
蒟KITさん、お久しぶりです〜。

>面白いっすねコレ!

有難うございます!
ちなみにこれ、「れいん」さんが作ったのをベースにしてるんです。れいんさんのサイト閉鎖とともにBBS MANNERも消えちゃったんで、管理人が復活させちゃいました。

>まるで初めて読むストーリーのようにハラハラ

そうですね!通常の三国志ものですと、劉備が蜀を獲ったあたりからは、完全に蜀にウェイトを置いたストーリーになりますからね。
魏中心のストーリーはとても新鮮です。

>触発されてまたイラストを

お、いいスね〜。完成したら管理人にも見せて下さいませ〜!



>漆黒の鎧は『鎧研究家』のTATSUさんにとっても新たな発見となったのでは

ですね〜。イラストを描く時に色で悩むんですが、カラーページの時に「ここはこんな色だったんか〜」と興奮したりもしています。

No.9973 - 2004/01/31(Sat) 07:21:56

Re: おひさしぶりです / 蒟KIT [四国]
>玉川さん
どもども。GMの脚線美がどうのとコメントしてたのは自分です(笑)。
思えば数年前、自分が今より更にヘタッピだった頃、凄い迫力がある
蒼天航路の絵を描く人に出会い、「もっと上手くなりたい」と
強く願ったことがあります(今でもまだ全然及びませんが)。
そーいえばこちらの描画考にもその人の絵が載ってますね。
蒼天は個々のキャラの出す熱量が凄くて、つい描きたくなるんですねー。

>TATSUさん
とりあえず暫定版をうちのサイトのTOPに載っけましたんで
良かったら見に来てください。
まだ描いてないキャラも、今後の展開次第で追加するかもしれませんが…差し当たっては、李典と甘寧のその後がとても気になります。
キャラの没年に関して年表はアテにならないみたいだし(苦笑)。

No.10024 - 2004/02/05(Thu) 01:51:01

Re: おひさしぶりです / TATSU@管理人 [関東]
>暫定版をうちのサイトのTOPに

見ました〜!!迫力満点!特に張遼の表情が秀逸!!完成版をうちのサイトに飾らせて頂いて良いでしょうか?
あと何気に、「呂蒙VS温恢」のシリーズがツボりました〜!

No.10030 - 2004/02/06(Fri) 21:58:10
最初かな? / 晴 [近畿]
今週号の蒼天のスレ

楽進はやはり生きていましたね!しかも体を貫かれても張遼の行かすとはさすがは引かずの楽進!

しかしその後の曹操と張遼の回想シーンを見ているともしかして楽進は戦死したんでしょうか・・・?次号気になりますね。

No.9967 - 2004/01/29(Thu) 21:17:57

ルールではなくても / 長岡京 [地球外]
フライング多いですね。
過去の書き込みって見ないのでしょうか?
(私の様に見ているばかりというのも何ですが、、ロムに戻ります。)

管理人さんの力作を皆さん待ちましょうよ。

No.9968 - 2004/01/30(Fri) 02:02:25

Re: すみません。 / TATSU@管理人 [関東]
そうですね。
前回も書きましたが、「連載考」に皆さんの感想も掲載しておきたいんで、できれば、感想はそっちのほうに付けてくれると嬉しいんです。

でも、読んだら速攻で感想を書きたい!って気持ちも分かります。
 「今週の蒼天」、極力早くUPするよう鋭意努力しますんで、宜しくご協力下さい。

No.9972 - 2004/01/31(Sat) 07:17:05

すいません。 / 晴 [近畿]
興奮してついつい書き込みをしてしまいました。
申し訳ありません。

『今週の蒼天』を楽しみに待っておきますので、それまでは本編を熟読する事にします。

お仕事もあって忙しいと思いますが頑張ってくださいね。

No.9980 - 2004/01/31(Sat) 16:25:02

ありがとうございましたm(__)m / 水瀬汐音 [九州]
ここ数日、忙しくて見に来れませんでした・・・

こちらにカキコしていたものを移動させようと覗いたら、TATSUさんが移動して下さっていたのですね!
しかも、「今週の蒼天」のすぐ後ろに〜〜〜!!!
フライングして、逆に注意されてしかるべきなのに・・・感動しました。ありがとうございました!
めちゃめちゃ嬉しかったですww

合肥戦の時はもちろん毎週参りますが、終わってからもなるべく書き込みに来たいと思います。
これからも漢中、樊城と(水瀬的に)見ておかねばならない戦が目白押し(?)ですから・・・

ではではっ、またよろしくお願いしますっ!!

P.S.楽進か李典で迷いましたが、なぜか温恢アイコンにしてみましたww

No.10023 - 2004/02/05(Thu) 00:11:26

Re: お気になさらずに / TATSU@管理人 [関東]
>お仕事もあって忙しいと思いますが頑張って

暖かいお言葉、有難うございます〜。
「今週の蒼天」だけは、2〜3日UPが遅れようとも、何とか連載終了まで書き続けていきたいな〜、と思っております。

>合肥戦の時はもちろん毎週参りますが、終わってからもなるべく書き込みに

来てくださいますか〜!水瀬さん、嬉しいお言葉どうもです。
今や数少ない「流砂時代からの投稿仲間」ゆえ、宜しくお願い致しまする〜!

No.10029 - 2004/02/06(Fri) 21:56:22
今週の蒼天<合肥焔焔> / TATSU@管理人 [関東]
今週の蒼天、『 武神降臨 』と申しましょうか『 魔人嘲笑 』 とでも言いましょうか。いやもう大迫力でした。DAIどんも言ってましたが、赤壁ではスルーされてしまった魏呉の激突、合肥では余すところ無く描写されております。
それでは今週も、長江は逍遥津より 実況風にお届けさせて頂きます。

          ***************

「は...」
楽進が何事かつぶやきます。その右手は腹部を貫いた槍をガッと掴みます。
「離さんぞ。」
続けて左手でも凌統の槍をガシッと掴む楽進。
敵将の思わぬ行動に驚く凌統...

          ***************

そしてタイトルページ。新しい鎧を着用した魏王が描かれます。
しかし、曹操はじーさんになってもカッコいいですね〜。前回もコメントしましたが、魏王ヴァージョンの鎧は装飾がめちゃくちゃ凝ってます。自称・蒼天鎧研究家の管理人としては、この鎧がカラーページで見られて幸せです。カラーページということは、単行本の31巻はここからなのですね〜。
キャッチコピーも合肥編にマッチしてたので転記しときます。

 “最強を激しく求め続けること”
  それは、
 “最強であること” を
  凌駕する。

管理人が先週、延々と考察したことを簡潔に表現して頂きました(笑)

          ***************

凌統の槍は楽進の脇腹を貫いていました! 即死には至らなかった模様です。
「ゆ...」
楽進は更に何事かつぶやきながら、腹部に刺さった槍を手繰りよせます。必死で槍を引き戻そうとする凌統。
「ゆけい。」
槍が深く刺さってゆくのに構わず、楽進は凌統の眼前に迫ります。槍を封じ込まれ、脂汗を流す凌統。
「張遼。」
そう告げると楽進は、凌統の頭を目掛け 己の頭を激しく打ち付けます!
ガシ!
まさに捨て身のヘッドバッド!! 苦痛に顔を歪める凌統!
刹那−
凌統と楽進の脇を、疾風のように武人が駆け抜けてゆきます!
あっ!! 張遼! り、遼来来!! なんと、引く事を知らぬ楽進は、自分の体を盾にして、張遼の血路を開きました!!

          ***************

視察を続ける曹操。横を進む張遼。
二人は合肥の空を見上げ、想いを巡らします。

−楽進−

曹操は黙って蒼天を見つめます。そこに映るは、敵将に、何度も何度も 頭を打ち付ける楽進...

          ***************

逍遥津の孫呉本軍。
馬上の孫権の前に、蒋欽が侍り、何やら凄まじい武器を手にしています。
北方を見つめ孫権は独白します。

−荊州に関羽。そして、この揚州に張遼。
  乱世の初期より現れ、
  幾百の戦闘が育て上げた 二つの武名は
  そこにあるだけで、
  天下の状勢を左右する力がある。−

長江を背に、張遼の出現を待つ孫権と蒋欽の前には、騎馬隊が槍を構えて待機しています。孫権の独白は続きます。

−だが、一個の武は、
  やはり、ただの一個でしかないのじゃ!
  来い!! 張遼!!!−

騎馬隊は中央に道を開けて整列しています。孫権・蒋欽の前から、北方に向けて一直線につながる道...自らを囮とし、張遼を誘き寄せる必殺の布陣を敷いた感じします。

「上流3里に敵艦を発見! しかしわずか3艇!」
孫権の背後、長江に停泊した艦の楼台から、物見の兵士が叫びます。顔をしかめてポリッと頬を掻く孫権。
なんじゃい?3艇で何をする気じゃい。とか考えているんでしょうか?

          ***************

艦を率いてきたのは蒋済でした。なんかもう合肥のメンバーは総出動してます。城は誰が守ってるんでしょう?(笑)
「切り離せい。」
蒋済が右手をあげて合図をすると、両脇の艦の兵が、手綱を切り落とします。切り離され、長江をみるみる下ってゆく中央の巨艦。
続けて蒋済が合図をすると、火矢が中央の艦に向けて、次々と放たれます。

「火攻ーッ!」
炎上する艦が迫るのを見て、呉軍の艦の楼台から兵士が叫びます。
ガン!ガン!と打ち鳴らされる警鐘。

「何があろうと目を奪われるな! 張遼の攻撃は正面よりまっすぐだ!」
蒋欽が前を見つめたまま叫びます。その後ろでは孫権が剣に手をやります。

「楼船接近ーッ!」
ガン!ガン!ガガガ! 尚も激しく打ち鳴らされる警鐘。 炎を吹き上げ迫り来る楼船。 その艦からは、ブキキィーッと異様な鳴き声が響き渡ります。その声に戸惑う呉艦の兵士達。
なんと楼船には、重油と、背に松明を括りつけた豚が、所狭しと積載されていました〜!!

          ***************

蹄(ひづめ)が大地を激しく蹴り上げます。
「来る。」
その気配を感じた孫権が、首筋をボリ...と掻きながらつぶやきます。
巨大な弓矢をギリリと引き絞る蒋欽。
蒋欽が手にしていた異様な武器は、なんと弓矢でした。矢の部分は先端が槍みたいな形状をしてます。弓の部分は異様に太く、すんごいデコレーションが施されてました。呉の秘密兵器でしょうか?李典が見たら欲しがりそうです(笑)

地平線の彼方、蒋欽の前に開かれた道の先から、ドッと血飛沫が立つのが見えます。うあっ!遼来来!?
ギギギと更に矢を引き絞り、照準を定める蒋欽...

ドッガーン!!
その時、呉の旗艦に、炎上する楼船が激突!!
大量の重油と豚が、雪崩(なだれ)をうって呉艦に飛び込みます!

ギン!
凄まじい表情を浮かべ、猛進する張遼!

「張遼ー!」
絶叫とともに、ドシュッと蒋欽の手から矢が放たれます!
ズガッ!!
蒋欽の矢は、馬上の張遼の頭部へと直撃!!ほとばしる鮮血!!

          ***************

衝突した艦から、煙が舞いあがり、戦場を煙幕のように包みます。矢の行方を見守る蒋欽と孫権...

呉の兵士の背後から張遼が笑います。蒋欽の強弓は、呉の兵士の口に刺さっていました! バッと戟を払い、遺骸を捨てる張遼。
なんと、張遼は戟の先に呉兵を突き刺し、それを盾のようにして自分の眼前に掲げたようです! に、人間盾! なんと凄まじくも恐ろしい防御法!!

それを見て、ギッと歯軋りしながら、蒋欽は剣を抜き放ちます。張遼を見据える孫権。
この次ぎのコマの張遼の行動が分かりづらかったです。張遼が「ふふっ」と笑ったのは分かりましたが、この時、馬首を返し、煙の中へ消えて行ったようにも見えました。

「張遼ーッ」
再び蒋欽が叫びます。背後では呉の艦がゴゴゴォと音を立てて炎上しています。火を背負った豚が走り回り延焼が広がります。

−江南隋一の矢を、
  事も無げにさばきおった。−

と、苦々しげにつぶやく孫権。蒋欽は江南一の矢の名手だったのですね。どーりですごい兵器持ってた訳です。
「ご主君!これでは渡河もままなりませんぞ!」
煙に包まれ、蒋欽が叫びます。
あ、なるほど。蒋済の火攻は、孫権の退路を断つ為のものだったのか! 遼来来作戦、入念に組まれております。
「橋じゃ!小師橋にゆく!」
孫権は冷静に告げます。

          ***************

炎が吹き上がり、もうもうと煙が立ち込める中、孫権と蒋欽は馬を駆ります。

−寒い。寒いぞ。−

苦い顔をして、孫権は考えます。
「しかし、あの笑い。先回りしていることも、充分考えられまするな。」
そう告げる蒋欽の横を走りながら孫権は、

−まったく腹立たしい寒さじゃ!−

と顔を歪めます。その時、

「ご主君!」
煙の中から声がして、一頭の騎馬が駆けつけます。
「危急に駆けつけず申し訳のうございます!」
煙の中から現れたのは、呂蒙でした。
「不覚にも敵将の挑発に乗り、」
尚も語り続ける呂蒙。 その背後に、煙に紛れて何かが見えます。

それは、何者かの剣と戟!!

「後ろじゃ! 呂蒙ーッ!」
絶叫する孫権! 剣を振り上げ突進する蒋欽! 振り向く呂蒙!

呂蒙の背後から張遼出現!!
魔人の笑みを浮かべ、孫権を見据えます。

ギン!!!

蒋欽の振り出した剣は、張遼の左手の剣で受け止められます!右手を高々と掲げ、羅刹の如く孫権へと襲い掛かる張遼!

−父上、兄上に問う!−

独白しつつ剣を握りしめる孫権!
阿修羅と為った張遼、渾身の力を込めて戟を振り下ろします!!
歯を食いしばる孫権!

−わしの天命とは!?−

          ***************

凄い!凄すぎます!
悪鬼のような張遼、震えが来るような凄まじさを発揮しております。まさに武神!!
今回の蒼天張遼を見て、呉で「遼来来」と告げるだけで子供が泣き止んだ、という言い伝えが、よーく分かったような気がします。

さあ、武神の戟の下に、孫家三代の天佑は無残にも引き裂かれるのでしょうか!?
次号も引き続き必見だ〜!!

No.9974 - 2004/01/31(Sat) 07:55:40

Re: 黙祷ーーー!!! / 水瀬汐音 [九州]
やはり、私の嫌な予感は当たってしまったみたい。。

楽進。
否、楽進将軍。

貴方は、最期まで引かなかった。
諦めなかった。
かっこよかった。

「漢」でした・・・・・・・・・


いなくなってしまうのは悲しいけれど。
もう二度と、あの笑顔が見れないかと思うと、とてもとても痛いけど。

でも・・・

私は、ある意味満足してるんです。
楽進って、演義では甘寧の矢がささって以来出てこないという扱いだった。
正史でも死因不明だった。
どの三国志を見ても、ここまで楽進をかっこよく潔く漢らしく描ききったものはなかった。

だから。
むしろ、あそこで相果ててくれてた方がいいような気がする。

もちろんまた出て来てくれたら嬉しいけれど。
あの「合肥」で散る事で、楽進は「伝説」となる。
そんな気がするから・・・



楽進の、最期のすばらしい死闘を見せてくれた、GONTA先生に心から感謝いたします。
悲しいけれど、嬉しかったです。
本当にありがとうございましたm(__)m


私の中で。

楽進は、「永遠」ですから・・・・・・!!

No.9975 - 2004/01/31(Sat) 07:58:12

Re: 今週の蒼天<合肥焔焔> / Lie
今日和。今週も凄まじい展開に引きずられ、読み終わったときにはくたくたになってしまいました。
カラー表紙の曹操さまですが、背後に壁画みたいな絵がありますよね。これってよく見るとそれぞれが張遼に扮した李典(額の十字と沢山の発明武器)、楽進(顔に傷と腹を貫く槍…)、温恢(こ丸い体型と構え)…の絵となってますね。
所で肝心の張遼さんは…?おそらくタイトルに隠れてしまった騎馬の人(携えた戟が張遼さんのそれっぽい)がそうなのではないですかね?…単行本を待ちましょう。(笑)
最後に、楽進。未だ生死定かではありませんが、ただただ生きていてほしいと思います。
それではここで失礼致します。長々と申し訳ありませんでした。

No.9976 - 2004/01/31(Sat) 08:26:52

Re: 今週の蒼天<合肥焔焔> / 藤天君 [関東]
久々の書き込み、失礼致します。

合肥編に入って三週、張遼の武威に鳥肌が立ちっぱなしです。
許猪評を借りて評するに、私見ですが「最強であることを求めてやまない獅子」といったところでしょうか。
荊州の関羽に並ぶ揚州の張遼の武名。
少し前まで魏で最強の武将は許猪だと思っていたのですが、今後は一分の迷いなく張遼だと言い切ってしまいそうです。

名だたる将が入り乱れ、まさに「英雄乱舞、古今無双、天を陥とすは武神が張遼」といった合肥編。
皆様の感想も合わせて、モーニングでの今後の展開が楽しみですv

No.9977 - 2004/01/31(Sat) 08:50:51

Re: 今週の蒼天<合肥焔焔> / 文月 [近畿]
初めてカキコさせていただきます。文月と申します。
今までの蒼天の戦闘シーンのなかでも、今回の「合肥編」には(史実での結末を知っていても)ドキドキハラハラさせられっぱなしです。

楽進は……
私も、生きていると信じたいです。
(史実では218年に病没とありますし。)

カラーの扉絵は、今回に限っては曹操よりも張遼がメインの方が良かった…。
(彼の髪の色を確かめたくて…(笑))

No.9978 - 2004/01/31(Sat) 09:43:35

Re: 今週の蒼天<合肥焔焔> / つね [関東]
張遼は北から。
分かってしまうと、一番オーソドックスだったような気もします。(南や地下からよりは。袁紹の例があるから地下は可能性を考えたんですけどね。)それにしてもありえんにしてもありえるにしても蒼天! と言いたくなる迫力です。

しかし、孫権をはじめとして呂蒙、甘寧、蒋欽、凌統と決して魏軍に劣らぬ将星たちが勢ぞろいで、兵力も圧倒的に多いにもかかわらず、ここまで追い詰められるとは・・・ 孫権も「一個の武」に対する認識を変えざるを得ないんじゃないでしょうか。

今週は、

1.回想の合肥7(死兵楽進)
2.回想の合肥8(蒋済の火、蒋欽の矢)
3.回想の合肥9(必勝の笑み)

3番目が難しかったのですが、張遼の笑みはこれでしょう。鬼気迫るものがあります。呂蒙も目立たずながらも張遼の馬の顔を殴りつけているのですが。

孫権クラスになると、ここで死ぬことはないと確信できますが、他の、演義で死因を捏造されているようなクラスはいつどこで死ぬのか分からないところがあります。李典も大丈夫でしょうか(温恢は大丈夫そうですが)。来週、また曹操と張遼が合肥の空を見上げて−李典−と想いを巡らしたりしたらギャグっぽくなってしまいますね。一度目は悲劇として、二度目は喜劇として。

No.9979 - 2004/01/31(Sat) 12:29:54

Re: 今週の蒼天<合肥焔焔> / DAI
かつて、一個の武の象徴であった呂布。
呂布の死をもって、時代は軍師へと大きな転換を遂げた。

そして、今。
その呂布に、またもう一個の武「関羽」に憧れた張遼が一個の武の意味を問いただす。
時代は軍師、と、誰もが一度は出たと思った結論。
それに待ったを掛けたのは、長い年月をかけ最強を求め続けた張遼。
いつの時も、どんな問いもこたえは一つではない。
こたえは人それぞれがもっていて、人それぞれが導き出すことが出来る。

さて、孫家三代。
懊悩の三代目が自らの天命を問いただす相手は、
天か?曹操か?張遼か?父文台か?兄小覇王か?美周郎か?
違うだろ・・三代目。
天命は自らのうちにあり。
などと。
なんとなく呟いてしまいました。

No.9982 - 2004/01/31(Sat) 16:55:03

Re: 今週の蒼天<合肥焔焔> / 目猫 鴉
…最後、空の下で頭突きを繰り返す楽進に、じわりと心うたれました。
ずっと、大好きなキャラでしょう。
見開きカラーは…張遼は、単行本の裏表紙に期待するとします。楽進がカラーで見えて嬉しかったなぁ。

張遼の威圧感は凄かったですね。
吹き上げる血。敵兵で防ぐ矢。
不敵な笑み。まさに合肥の戦神。

子供が泣き止んで当然ですね。
失神するかも?(笑)

このままの勢いで三国志時代の終焉まで、見てみたいと思います。

次週、甘寧、その他仲間達は出てくるのでしょうかー…。

No.9983 - 2004/01/31(Sat) 17:21:30

Re: 今週の蒼天<合肥焔焔> / 陳孫 [関東]
TATSUさん、お疲れ様です。
楽進はやはり、体を貫かれていましたね。
しかしまさか、その楽進の後ろに張遼が潜んでいたとは!
魏軍の作戦勝ちと言えるのでしょうが、犠牲が大きいと思います。
曹操が
 「−楽進−」
と心で言ってましたが、やはり楽進はあそこで果てたのでしょうか・・・?

またこの合肥編になり、蒋済が出てきたのは嬉しいです。
新世代の謀臣の一人ですから、今後も活躍のシーンが増えるのを期待します。

そうそう、今週の扉絵にありましたが、もうすぐ最新巻(30巻)が出るそうですね。
29巻の最後の話から数えて、先々週の<合肥視察>が11話目でしたから、そろそろ出るだろうと思ってました(w

最後にもう一つ、魏軍の火攻に使われた豚さんたちが可哀想でごんす!
 「弱い豚(ぶう)ちゃんを いぢめちゃぁ いけない よぉぉぉぉ」(許猪 : 単行本22巻「風の中の周瑜」より)

No.9984 - 2004/01/31(Sat) 17:26:19

Re: 今週の蒼天<合肥焔焔> / Gyoku [関東]
人に楽進あり!
今思い返せば、登場から今回までに到る楽進の描かれ方は、
常に真っ直ぐであるという姿勢を感じました。
今回の描かれ方も、そんな楽進の最後として相応しかったと思います。
新参の将の頃、爽やかに笑いながら戦場を進む姿が忘れられません。

そして張遼。来ましたねー。
一個の武だと思って甘く見ると危ないです。
数々の命の危機を乗り超えた曹操の天命に対して、
初めて命の危機とぶつかった孫権の天命。次週も楽しみです。

No.9985 - 2004/01/31(Sat) 17:39:26

Re: 今週の蒼天<合肥焔焔> / t.s
どうやら合肥戦のテーマが見えてきましたね。
「一個の武は ただ一個でしかない」という孫権と、「最強の武」を追求する張遼、それぞれの主張を、行動をもって体現するという対決のようです。
今のところ、圧倒的な張遼の武を指して「ただ一個でしかない」とは言えませんよね。その「ただ一個」に一直線に突撃されて、退却するはめになったわけですから。
しかし、目測を誤って、後手後手にまわってる孫呉ですが、何か秘策でも隠し持ってるんでしょうか?孫権の「来い!!張遼!!!」という覚悟から察するに、小師橋あたりに何かトラップでも仕掛けてあるような自信が感じられます。

それにしても恐ろしい男ですね〜、張遼は。人一人得物で串刺しにしといて、片腕で振り払うとは!
蒼天に関して、そういうツッコミはタブーでしょうけど。
今回笑えたのは、孫権の頭上に降りかかる豚でした。「晴れ時々豚」ってとこでしょうか。

No.9987 - 2004/01/31(Sat) 19:44:14

Re: 今週の蒼天<合肥焔焔> / 左平(仮名)
楽進については、皆さんのコメントが全てを語っておられますね…。

それにしても、蒋済がぶちかましたあの火計。
『史記・田単列伝』にある、斉の田単の「火牛の計」がモデルなのでしょうが、豚を使って水上で再現してみせるとは…。
ビジュアル面も凄い(火を付けられた豚の表情が鬼気迫ってます)し、こういう発想が出るってのが、凄いです。

No.9988 - 2004/01/31(Sat) 21:32:57

Re: 今週の蒼天<合肥焔焔> / 我流軍師
楽進将軍の死に、追悼の意を表します。

彼は、見事な武人であったと思います。
現在の格闘技やスポーツの世界にも、
あのような不屈の闘争心を持つ方は居られないと思います。


“最強を激しく求め続けること”
  それは、
 “最強であること” を
  凌駕する。


かつて最強と呼ばれた呂布も、
武を終生追求し、昇華させた楽進や張遼には及ばない。
そうゆうメッセージではないでしょうか?

No.9989 - 2004/01/31(Sat) 23:44:57

Re: 今週の蒼天<合肥焔焔> / D
やっぱり楽進は戦死なのかあ・・・
No.9990 - 2004/02/01(Sun) 02:16:13

Re: 今週の蒼天<合肥焔焔> / 侠客 [東北]
 楽進――彼はその名の通りただ前へ「進」み続けた……。その姿は凌統の言うようにまさしく愚直……。しかし彼にどことなく“美しさ”“気高さ”を感じるのはなぜでしょう? 
 前へ! 前へ!! 彼は言葉なくとも読者に強烈な印象を残しました。ただ正面のみを見つめて、何者も囚われず、己を貫け――彼はそう読者に言っていたのかもしれません。
 結局、彼は正面しか見えない「不器用」な人間だったでしょう。それでも私は、こういう人間になってみたいもんです。
 
 恐らく楽進は――敢えて正史の没年、218年を無視して――死んだでしょう。あまたの戦から生還した彼が……。しかし彼は不死身です。いささか陳腐な表現になりますが、彼の雄姿は多くの読者の心を掴んで放さず、読者の心に刻み付けられたのですから。

 それにしても豚のシーンを見てると……あれぞまさしく、チャーシューですなあ(笑)。

No.9991 - 2004/02/01(Sun) 07:28:06

Re: 今週の蒼天<合肥焔焔> / 千折 [九州]
「武」とは何か?

「戈を止める」と書く。

 少なくとも関羽が愛読し、暗唱していたとされる「春秋左氏伝」にはそう記述してある。

 含蓄の深い言葉である。

 通常は他者の「戈」、すなわち不当な暴力から己を守るための力が「武」であるとされる。

 また精神的には己が他に対し、不当な暴力を加えるのを止める意志の力が「武」であるとも解釈できる。

 単に強ければよいというものではない。「武」の心が備わらない力は「暴」でしかない。馬超は「暴」でしかなかった。

 また、張遼は「一個の武」などではない。楽進をはじめとする多くの「武」が彼を支え、彼を魔神と化させた。戦略、戦術を知らなかった呂布と異なり、彼は見事な戦略、戦術の元で戦った。だからこそ強い。

 この合肥編は、作者による「武」論のように思える。

No.9992 - 2004/02/01(Sun) 11:38:29

Re: 今週の蒼天<合肥焔焔> / kanzi [近畿]
はじめまして、kanziと申します。
蒼天は連載開始の頃から読んでいますし、
ここのHPも一年ぐらい見ておりますが、
初書き込みです。

Lie さんがの書き込みまで気付きませんでしたが、
ちゃんと壁画があったんですね。
魏王の鎧ばかりに気を取られてました。
孫呉側の武将も描かれてましたね。
凌統はちゃんとファが付いてたし、
眼光の鋭い呂蒙に甘寧は三又の刀だけでしたが。
(あれも変わった武器ですね、どなたかご存知ないですか?
川賊特有のものかな?)
やはり壁画の張遼が見たいんで、31巻早よ出えへんかな?

No.9994 - 2004/02/01(Sun) 13:52:36

Re: 今週の蒼天<合肥焔焔> / 符堅 [北海道]
腹を貫かれながらも前へ進む楽進、正に「武神」といった表情で孫権のみを目指す張遼、そして蒋済が連れてきた大量の豚(笑)
今週も衝撃のシーンが連続の「蒼天」でした!

この合肥回想編では、国力で考えると大軍を擁しているのが通常である魏陣営が、逆に少ない戦力で呉軍と対決しているのが面白いですね。
孫権は、今のところ張遼に追い詰められていますが、張遼としては多少の犠牲を強いても奇襲によって孫権個人を倒すしか勝利の道は無く、余裕をもって待ち構えていました。

「一個の武はただ一個でしかない」というのは、個人の武は個人の対決に持っていくしか道は無く、大軍を持っている方が有利であるのは間違い無いという事でしょうか?
だが結局のところ、孫権も天命を問いながら「個人の武」に付き合う事になりました。こうなるともう大軍であるという事はあまり意味をなさないですね。

大軍の有利不利を考えていると、昔観た長編アニメ「銀河英雄伝説」のラインハルトとヤン・ウェンリーの対決を思い出しました。

No.9995 - 2004/02/01(Sun) 13:54:36

Re: 今週の蒼天<合肥焔焔> / 櫻 [関東]
でたあ〜!!張遼!!楽進の後ろからでしたね。

それにしても楽進は・・・。死んじゃったんでしょうか・・・?殿とのシーンを見てるとどうも死んでしまったような印象を受けますが。

三国志関係のメディアはいろいろ見てきましたが彼がここまで目立っているというか印象に残るものは初めてなんで(あと荀攸とかも)ただただ惜しいです。

淵の話への覚悟を固めているときに不意打ちくらいました(泣)

それにしても張遼は今週も凄かったですね。顔怖いって!!
孫権の独白はよく出てくるんですけど張遼は(戦闘シーンにおいては)出ていないのでそこで何を考えて戦っているのかわからないところがまた怖い。

先週は偽遼来来だったけど今週は大満足ですね(笑)

蒙ちゃんはまだまだ蒙ちゃんのご様子。さらなる成長に期待したいです。

No.9996 - 2004/02/01(Sun) 15:37:01

楽進 / 陳寿
 うーむ、戦死でしょうか? まあ、仮に一命を取り止めたにしても、前線で戦う武将としては再起不能なくらいの重傷を負ったかも……。

 生死を問わず、あれが楽進の最後の華でしょうね。

No.9997 - 2004/02/01(Sun) 16:05:34

Re: 今週の蒼天<合肥焔焔> / DAI [関東]
>千折
>「武」とは何か?
>「戈を止める」と書く。

ついつい懐かしい言葉に反応。
実はこの話、長坂の時?にも、今はなき流砂で議論されてたんですよね。
馬超篇の時に、お、作者も暴と武を分けて考えるようになったか?
と、ほくそ笑んだりした人もいたと思うのですが。

が、どうでしょう?
僕なんかは、今回の張遼は、戦略戦術を知り、
なおそれを越えてあえて「一個の武」とすることに面白みを感じたりしてるんですが。

歴史には繰り返しの妙があり、が、それが全くの焼き直しかと言えばそうでもない。
その微妙な違いが歴史と人間の妙である。
なーんてね♪

No.9998 - 2004/02/01(Sun) 17:47:10

Re: 今週の蒼天<合肥焔焔> / 千折 [九州]
DAIさん

 確かに。戦略戦術を理解しているからこそ、敵の戦略の裏をかき、そして己の持つ「一個の武」を最高の形で生かすことが出来る。張遼はすでにその域に達しているのでしょう。
 郭嘉の最高のパートナーであった彼は、郭嘉の跡を継いでいるのかもしれません。

No.9999 - 2004/02/01(Sun) 18:43:39

Re: 今週の蒼天<合肥焔焔> / DAI
さっき「さん」つけるの忘れちゃった。
ごめんね、千折さん。

戈を止めると書いて武と読む。
女子どもをも殺っちまえという長坂の魏軍に対して、振るわれたのが趙雲の武、っつー話が昔あったので。
ちょい懐かしくてね。

さて、ふ、と覗けば呂布と曹操のあの場面に酷似している今週の蒼天。
時は流れ、今。
襲うのは一個の武を純化させた張遼。
受けるのは孫家三代の命運を背負う孫権。
どうなることやら。
次週も必見!

No.10000 - 2004/02/01(Sun) 18:58:16

Re: 今週の蒼天<合肥焔焔> / 簡鍛
 あの曹操の様子であると、楽進は・・・。でも純粋にただ戦ってきた、あの楽進の姿と、張遼に後を任せたという風な感じの今週号・・・。楽進って立派な武将なんですね。
 結末としては、合肥の戦いで散った楽進を送り、息子の楽綝が出てきて、曹操死後も続くような感じにして欲しかったりもします。
 もうすぐ、甘寧大活躍の予感です。ってか演義ではこれから、凌統と甘寧の抗争、そして仲直り、甘寧百騎の大活躍と続き、優勢だった曹操軍の旗色が悪くなっていくのでしょうか?
 そういえば、これで掲示板も10000hit越え!?おめでとうございます。

No.10001 - 2004/02/01(Sun) 19:01:30

Re: 今週の蒼天<合肥焔焔> / 李桃桃内 [地球外]
 蒋欽の放った矢の鏃(やじり)がクリスマスの飾りに見えた……。

 どうもこんにちわ。李桃桃内です。

 実は楽進は生きていて、視察中の閣下&文遠の隣で今も凌統にヘッドバットかまし続いてる最中だったりして。
 ……だって黒枠シーンじゃなかったんだもん。

 さて、前々回張遼が回顧していた三代目との直接対決がおそらく現実になってきた感じです。陳武身を挺した意味なし。仮に三代目がここで真っ二つになったらあの関西弁の娘さんが跡継ぐのかな。王佐の重荷が1何十tものしかかってきそうです。
 孫権、ここで王者の資質が問われるのでしょうか。

No.10003 - 2004/02/01(Sun) 23:57:19

Re: 今週の蒼天<合肥焔焔> / なるみ [北陸]
えーと、楽進や張遼については、語り尽くされてる感があるので、
簡鍛さんのこちらの意見にレスを・・・。

>  もうすぐ、甘寧大活躍の予感です。ってか演義ではこれから、凌統と甘寧の抗争、そして仲直り、甘寧百騎の大活躍と続き、優勢だった曹操軍の旗色が悪くなっていくのでしょうか?

これから甘寧の出番ですか!楽しみです(Fanとして)
でも、「凌統と甘寧の抗争」はなんとなく描かれなさそう。父・凌操のこととか今まで描かれてなかったし。
「甘寧百騎」はぜひ見たいですね!あの張遼相手にの奇襲!

ところで、孫権の元に周泰はいないのでしょうか?イメージ的に孫権のボディガード、曹操に対する許猪のような関係だと思っていたのですが。

No.10004 - 2004/02/02(Mon) 03:11:09

Re: 今週の蒼天<合肥焔焔> / ブッフバルト
CENSOREDときは声を発せず殺せ」

神様のお言葉をちゃんと実践しているようです。張遼。

No.10005 - 2004/02/02(Mon) 14:01:36

Re: 今週の蒼天<合肥焔焔> / YUE [近畿]
連載考でみなさんの深い知識での議論をいつも楽しく読ませて頂いております。
はじめまして。YUEと申します。

個人的には白熱する合肥の戦いでの張遼の猛々しさに胸をうたれますね。
軍師の時代であっても、最強の武、それも一個の武にやはりオトコなら惹かれて当然!ですねw
しかし、次号で描かれる描写で楽しみなのは、
”天佑””天命”
孫一族の豪壮になっていくはずの血が鬼神のごとき張遼に対して、どういった描かれ方をするのか?
呉と言えば文武両道か優秀な軍師で、家臣群が思い出されますが、孫権本人の天命とは? 曹操に並ぶ帝王の一人として描かれるのか?

今までイマイチ孫権個人の武や力強さが描かれていなかったので、それが楽しみです。3国分立の最後の雄、果たして・・

彼の大物っぷりに期待大!ですw

No.10008 - 2004/02/02(Mon) 18:43:38

Re: 今週の蒼天<合肥焔焔> / もよ
> ところで、孫権の元に周泰はいないのでしょうか?
これ自分も気になりました。
正史・演義のことはあまりわからないのですが、来週あたり急に出たりしないですかね?
赤壁しか出てないしなぁ・・・

No.10009 - 2004/02/02(Mon) 21:39:52

Re: 今週の蒼天<合肥焔焔> / TATSU@管理人 [関東]
「合肥編」、いや「遼来来編」になってからレスの付き方がすごいですね〜。色んな方の色んな感想が読めて楽しいです。
あと、ナニゲにDAIどんが 『 スレッドNO.10000 』 をゲットしてるのが笑えました。 DAIどん!イラストのリクエストでもする!?

では、恒例の「初投稿の挨拶を頂いてる方へのレス」をさせて頂きます。

文月さん、初めまして。蒼天考へようこそ。

>(史実での結末を知っていても)ドキドキハラハラ

ほんとですよね。張遼が魔人のように戟を振り下ろしたりすると、孫権が真っ二つになるんじゃないかと、結果を知っててもドキドキします。

>今回に限っては曹操よりも張遼がメインの方が

なるほど。そー言われればそうかも。カラーページは「合肥視察をする馬上の2人」なんてのも良かったかもしれませんね。


kanziさん、初めまして。蒼天考へようこそ。

>連載開始の頃から読んでいますし、ここのHPも一年ぐらい

おお、連載開始からとは! それは管理人より蒼天歴古いです〜。当サイトも1年も前から!それは嬉しゅうございます〜。

>壁画の張遼が見たいんで、31巻早よ出えへんかな

管理人も言われて気づいて壁画チェックしました。確かに「蒼天航路」の「天」の後ろにいるのが張遼で、「航」の後ろにいるのが甘寧ぽかったです。
31巻が出るのは、多分、今年の夏頃ではないかと...かなり先ですね。


YUEさん、初めまして。蒼天考へようこそ。

>鬼神のごとき張遼に対して、どういった描かれ方をするのか?

そうですね。孫権、赤壁では前線に出ず、途中で合肥に方向転換しちゃってましたが、逆に今回の合肥では前線に出まくってますよね。
今回の張遼の渾身の一撃に、孫権はどう対処するのか。非常に楽しみであります。

>彼の大物っぷりに期待大!

今回の合肥回想編が終わったら、そのまま曹操と濡須での対決編に移るような気がします。
二度の戦場のシーンで孫権がどう描かれるのか。確かに期待大ですね〜。

No.10011 - 2004/02/02(Mon) 23:07:16

Re: 今週の蒼天<合肥焔焔> / DAI [関東]
>ナニゲにDAIどんが 『 スレッドNO.10000 』
あー本当だ。
全然気がついてませんでした。
感慨深いですねー。
TATSUさん、サイト作らないんですかー?
と、せっついたのがもう4年ですか?5年?

リクですか?
いいのかな?本当に言っちゃっていいんですか?
ならねー、孫家三代+周瑜+大史慈でー、
もちろん中心は孫堅でねー、にやついてなきゃ嫌です。
なーんてね♪いや、半分マジです。笑

10000スレッドですか。
お疲れ様です。

No.10013 - 2004/02/02(Mon) 23:31:07

Re: 今週の蒼天<合肥焔焔> / はじめまして蒼天コンロです
劉備孫権の対面時に量れているつもりでしたが、
私は曹軍の大きさを改めて量らされました。

想像をはるかに凌駕する曹軍の百戦錬磨と、孫軍の若さ。
若輩の私などは、よくよく孫権目線で見てしまいます。

実に運良く、世に名を馳せる一回りも歳の離れた
大きな人物と接する機会に恵まれる事があります。
話している時などは戦をしているわけでもないのに、
その人が経てきたものが一言一句に重さを与えており、
私の心の青さごと、飲まれてしまいそうになります。

当の孫権は天命を懸けての戦、目前に迫るは曹操の武。
この現場。今の私では正直、考えただけで吐き気がします。
「張遼の一撃」から生命を守る孫権の天佑は何であるか。

加えて、26巻「仁杯」赤壁に立つ美周朗に涙。

No.10025 - 2004/02/05(Thu) 02:53:20

Re: 今週の蒼天<合肥焔焔> / TATSU@管理人 [関東]
おおっ、1週間経ってもまだレスが付いてたんですね!

蒼天コンロさん、初めまして。蒼天考へようこそ。

>若輩の私などは、よくよく孫権目線で

わかります!その気持ち! 張遼が人間離れした凄さ、破壊力で襲ってくるんで、ついつい呉サイドに立って、おっかね〜、とか思っちゃいますよね。

>26巻「仁杯」赤壁に立つ美周朗

蒼天周瑜は管理人も大好きなキャラです。実は、蒼天周瑜を主人公とした小説を書いてたりします。
あ、周瑜と言えばDAIどんにレスを...

>孫家三代+周瑜+大史慈でー、もちろん中心は孫堅でねー、にやついてなきゃ嫌

さすがDAIどん! これでもかっ!って感じのリクエストぶつけてきましたね〜。
じゃ、100%リクエスト通りに、というのは無理ですが、極力その路線で描きましょう!

No.10028 - 2004/02/06(Fri) 21:53:25
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