| おひさしぶりです。といっても数えるほどしか投稿していませんが、 いつもROMはしていました。
さて、今、蒼天で孫呉が大変クローズUPされている中、 『呉三国志』の著者、伴野朗先生がつい先日亡くなられました。
私は『呉三国志』は読んだことはないのですが、司馬イを主人公にした 短編『それなんぞ神速なる』とかは面白いなぁと思って 読んでいました。
どなたか『呉三国志』読まれたかたはいらっしゃいませんか?
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No.10191 - 2004/03/03(Wed) 22:59:43
| ☆ Re: 追悼 伴野朗 / 夏傑 | | | | 始めまして! 夏傑と申します。 「呉三国志」は先月読み終えました。1巻の孫堅はとてもかっこいいですよ。ぜひ読んでみてください! それにしても伴野先生の考察はすばらしいものだったので新聞をみたときには驚きました。
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No.10192 - 2004/03/03(Wed) 23:10:19 |
| ☆ Re: 追悼 伴野朗 / なるみ [北陸] | | | | > さて、今、蒼天で孫呉が大変クローズUPされている中、 > 『呉三国志』の著者、伴野朗先生がつい先日亡くなられました。 えぇ〜っ!亡くなられたのですか〜! 呉のFanとして、この作品はとても痛快で面白く、 また文章も自分としては楽しく、読み易いものだったので、残念です。 1936年生まれだから、67歳ですか。まだまだ頑張れるお年なのに、残念です。
> どなたか『呉三国志』読まれたかたはいらっしゃいませんか? 上で読み易いと言いながら、実は文庫でまだ4巻の途中、 赤壁直前の場面までしか読んでいないのですが(ぉぃぉぃ 短編の『孫策の死』なんかはとても面白かったです。(でも読んだのは題の作品だけ)・・・あんまり時間が無くて(言い訳)
とにかく、伴野先生にお悔やみ申し上げます。
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No.10194 - 2004/03/04(Thu) 03:45:52 |
| ☆ Re: 追悼 伴野朗 / 漢寧 | | | | 初めて書きこみします。 伴野先生亡くなってしまわれたのですかっ! 呉三国志は自分の中で最高の三国志小説と崇めていただけに、悲しくてなりません。HNの通り、自分の大好きな武将は甘寧。そして、呉が大好きでした。 呉三国志は他の三国志より、えこ贔屓というものが少なく感じられます。その点では蒼天航路も一緒ですね^^ 伴野先生はとても三国志を研究なさったお方なんだろうな、と読ませていただいて思った所存でございます。 伴野先生の追悼ならびに、ご冥福を祈ります。
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No.10195 - 2004/03/04(Thu) 18:44:04 |
| ☆ Re: 追悼 伴野朗 / 仲完 [東海] | | | | えーと・・・ 某匿名巨大掲示板の三国志・戦国板で呉三国志スレの二番目と現役スレを立てたのは自分です(実話) ・・・まあぶっちゃけ、自分には・・・かなりアレでしたけど。 目からビーム出す怪人とかが出た時点ではこの男どうしてくれようかと思ってたものです。
でも、亡くなられたときには妙な喪失感が残りましたね。 南無。
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No.10198 - 2004/03/04(Thu) 23:28:19 |
| ☆ Re: 追悼 伴野朗 / TATSU@管理人 [関東] | | | | 夏傑さん、漢寧さん、初めまして。
伴野朗氏の著書は「英傑たちの三国志」(NHK出版)というのを読みました。それなりに面白かったです。「呉三国志」も機会があったら読んでみたいところです。
慎んで故人のご冥福をお祈り申し上げます。
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No.10200 - 2004/03/05(Fri) 12:42:28 |
| ☆ Re: 追悼 伴野朗 / 仲完 [東海] | | | | >どなたか『呉三国志』読まれたかたはいらっしゃいませんか?
えーと・・・まあ一言で言えば 「蒼天航路は赤壁篇が最高」と思ってる人なら楽しめると思います。それ以外の人にはあまりお勧めできないというか、ネタとしてなら面白いといいますか・・・ たとえばこんな感じです。
・少年時代の孫策と趙雲が山で妖怪退治します ・小説の途中でいきなり自分話が頻繁に入ったりします ・しかも小説的には必要なのかどうか微妙な話だったりします ・呉三国志を名乗りながら陸抗の登場部は全部で二行だったりします ・呉三国志を名乗りながら夷陵の戦いは蜀視点で書かれてたりします ・呉三国志を名乗りながら孫権より孔明にページを多く割いた巻があったりします ・張飛暗殺の真犯人がなぜか諸葛孔明だったりします ・両性具有で「鳥の言葉」が話せる怪人が出たりします ・両性具有で目からビームを出す怪人が出たりします ・偶然山中で救った女の子が実は宿敵の娘とかいうベタ設定があったりします ・墨家の巨子が三国時代になぜかまだ存在してます ・しかもそんな大物が病気で行き倒れてたり鳥に襲われて死んだりします ・馬謖が身代りを処刑させて自分は容姿を変えて墨家を継いだりします ・とりあえず何か事件が起これば必ず誰かの陰謀だったりします ・三国志なのに普通に仙人や亡霊がいたりします ・主人公の武器は縄で、しかも理論上不可能な動きをします ・字をなぜか親が、しかも生まれたときにつけたりします ・孫権暗殺計画の概要が「虎に襲わせる」だったりします ・主人公の名が作者の名だったりします ・自分の過去の作品の設定とか文章を使いまわしてたりします ・史書の超常現象や異常現象は本当に起きた事として書いてたりします
まあ、2ch以外の場で故人をあまり悪く言うのもどうかと思いますのでかなり控えめに書きましたが、こんな代物です・・・
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No.10211 - 2004/03/05(Fri) 22:01:57 |
| ☆ Re: 追悼 伴野朗 / なるみ [北陸] | | | | スミマセン、気になったので一つだけ。
> ・主人公の名が作者の名だったりします これは孫朗のことだと思いますが、 伴野先生が小説のあとがきにも書いていますが、 孫堅の庶子に、孫朗という人物が存在していた筈です。 まぁ、そういう名前の庶子がいたというだけで、 出生や縄遣いなどは創作のはずですが。
蛇足ですが、コーエーの三國志?\にも登場してるみたいですね。 パラメーター低いけど。
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No.10241 - 2004/03/08(Mon) 03:44:40 |
| ☆ Re: 追悼 伴野朗 / 楼来 [関東] | | | | >伴野先生が小説のあとがきにも書いていますが、 >孫堅の庶子に、孫朗という人物が存在していた筈です。 確かにあとがきにそのような記述がありましたね。但し扱い方としては、「孫朗と言う実績不明な人物が居るから主人公に仕立て上げて好き勝手に書ける、それが小説家の特権」のようなものでしたし、「編集者に、主人公に自分の名前をつけるんですか?と突っ込まれた」ともあります。また、作中の孫朗は「子義」であって「早安」ではありません。 名前がたまたま孫朗で合致していただけで、それ以外の全ては作者の架空、と言うことです。 作品の内容としては仲完さんの通りで間違いありません。「呉三国志」と言うよりも、「孫朗・スパイ大作戦」の方が題名として正しいとさえ思える内容です。尚且つ、その活躍する人物達はほぼ全て架空の人物です。 物語の主幹はあくまでも孫朗や、その対抗スパイ組織がスパイ作戦や妖術戦を繰り広げることであり、三国志の物語はその脇を流れているストーリーに過ぎません。 太史慈、魯粛や、韓当等古参の臣達の大活躍、人物描写を期待していると、大変に痛い目をみます。
百聞は一見にしかず、図書館等で借りるなどして一度目を通してみては如何でしょうか?
ともあれ、突然のご他界には驚きの一言でした。ご冥福をお祈りいたします…。
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No.10262 - 2004/03/10(Wed) 18:55:58 |
| ☆ Re: 追悼 伴野朗 / なるみ [北陸] | | | | >楼来さん どうも、自分のつたない文にレスくださいまして、ありがとうございます。
> 孫朗と言う実績不明な人物が居るから主人公に仕立て上げて > 名前がたまたま孫朗で合致していただけ
そうなんですよね。確かに、存在した(筈の)この人物を、詳細不明だから勝手にキャラ付けちゃえ、みたいな感じです。新キャラみたいなものですね。
> 「孫朗・スパイ大作戦」の方が題名として正しいとさえ思える > 活躍する人物達はほぼ全て架空の人物
まだ途中までしか(3番目のレスで言ったように)読んでないのですが、確かにそんな感じですね。諸葛均までが架空のキャラみたいです。
> スパイ作戦や妖術戦を繰り広げることであり、三国志の物語はその脇を流れている > 太史慈、魯粛や、韓当等古参の臣達の大活躍、人物描写を期待していると、大変に痛い目を
ゲッ、そうなんですか?孫堅時代は、人物が足りないからああなんだと思ってましたが、これから先も有名な呉将はあまり活躍しないのでしょうか。
> 図書館等で借りるなどして一度目を
実はもう既に、小説(文庫)は10巻まで持ってたりします(苦笑)。まだ読み進んでないだけで。ゆるゆると読んでるもので。
> ともあれ、突然のご他界には驚きの一言でした。
本当に驚きですよね。自分も、ご冥福をお祈りいたします。
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No.10273 - 2004/03/11(Thu) 02:20:53 |
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