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孫権と愛虎 / TATSU@管理人 [関東]
菫さん、凄まじくお待たせしました。555,555のキリ番リクエスト『 遊んでる感じの孫権と愛虎 』、やっと完成しました! 実はイラストは前に完成してたんですが、HTMLファイルを作る余裕が無かったんです。ごめんなさい〜。

では、描画考「MY GALLERY」に置いてありますので、右クリックして持ちかえって下さいませ。
さあ、溜まりに溜まったキリイラも、あと1枚!!ゴールが見えてきて嬉しい〜。

No.10715 - 2004/05/26(Wed) 00:02:59

Re: 孫権と愛虎 / 英英 [北海道]
管理人様、イラストお疲れ様です!
『愛虎に襲われて喜んでいる仲謀』(そんなテーマだったか?)拝見しました〜♪
ほんのり哀愁…あ、哀愁…どころか、すみません。張昭じーさんの怒鳴り込み&長説教を想像して大笑いしてました(^^;
この後、孫権の冠がふっとんで2人(1人+1匹)がゴロゴロゴロゴロ床を転がっても、獣's武将は気にしないでしょうが、孫呉のご意見番は見逃してくれなさそうです。

仁って孫権と劉備が仲良くしてるのを見てさびしがってたじゃないですか〜。あの場面を思い出します。
せっかくのスキンシップを長老の説教に邪魔されて腹立つけれど、長老は頭が怪奇的に長いので、さすがの仁も頭の丸カジリ攻撃ができないのです(笑)。張昭じーさん勝。

ん、ああっ!でも仁。よくよく見ると後足がないのですね。
仲謀が嬉しそうなので笑ってましたが、この仁は生身じゃなく…。
じゃあ…つかの間のスキンシップなのでしょうか?
それでも笑顔な孫権が痛々しいです(;o;)

No.10720 - 2004/05/26(Wed) 21:03:13

Re: 孫権と愛虎 / kazz [東北]
キリイラUPに祝辞を。
TATSU様、お忙しい中のサイト運営、心中お察し致します。

充分、哀愁感じますよ。はい。孫権の表情が何とも…。
仁は線で描かれた縞模様が毛並みを感じさせて良い具合ですよね。
獣毛独特のモサモサ感と言いますか(笑…伝わってきます。

大虎とじゃれ合う孫権。あらためて大物ですよね。
そしてそれを失った時の子供のような泣き様も、また大物(笑。

いやはや、良いもの見させていただきました。

No.10722 - 2004/05/27(Thu) 18:54:49

Re: 孫権と愛虎 / 菫 [甲信越]
管理人様、素晴らしきキリイラありがとうございます!
仁はもう蒼天には出てきませんかね・・・
心臓出されましたもんね(泣)
大事な人(動物)を失うことは本当に悲しいことです。せめて
夢でも幻の中でも良いから、孫権には仁に会えて欲しいです。

そういえば、虎ってかなり長生きできるんですね(笑)
イラストに感謝しながら、仁に黙祷します。
ちなみに、張昭さんはさりげなーく仁のお墓(あるかな?)
とかに一度は行ってそうな気がします。良い人ですよね。
蒼天の人たち全員。

No.10724 - 2004/05/29(Sat) 00:32:35

Re: 孫権と愛虎 / TATSU@管理人 [関東]
感想有難うございます!!

>張昭じーさんの怒鳴り込み&長説教

ありそうですね〜。
「君主たるもの、そのような獣(けだもの)と終始戯れておるなどと、もっての外! 品性を疑われまするぞ! それがしも家臣に示しがつきませぬ! この大事の最中に、虎に頭を噛ませるなどと、殿は御身をいかにお考えか!? 全く、嘆かわしい! そもそも この張昭、亡き兄上様より後事を託されたのは、このような醜態を誡める為ではなく(以下略)」

>仁も頭の丸カジリ攻撃ができない

アゴが外れそうですよね。

>この仁は生身じゃなく…。

生身です!(笑) 足が無いのは資料が無くて、虎の後ろ足が描けなかったんです〜。

>サイト運営、心中お察し致します。

お察し致されちゃいましたか〜! なんか「サイト運営」が不幸な出来事のような...

>線で描かれた縞模様が毛並みを感じさせて良い具合

そうですか! 仁の縞模様は難しいので、一番最後にじっくり書き上げました。相変わらず目の付け所が鋭いですね。

>イラストに感謝しながら、仁に黙祷します。

気に入って頂けたようで何よりです。
このイラストを拝んで、仁の冥福を祈ってやって下さい(笑)

No.10729 - 2004/05/29(Sat) 10:58:54

Re: 孫権と愛虎 / kazz [東北]
>なんか「サイト運営」が不幸な出来事のような...

ぐわっ! 実に悲しいっ。
私の言葉が不適切でしたね。というか用法の間違いでした。
御気を悪くされたなら申し訳御座いません。
「お仕事と両立させていらっしゃる情熱」に感服し、解ったようなフリをしてああいった表現に至ってしまいました。
以後気を付けます。

No.10739 - 2004/05/29(Sat) 19:56:28
人物考 / kou [東北]
管理人TATSUさん、みなさん、はじめまして、kouと申します。
半年ほど前2ch経由でこのサイトにたどり着き、皆様の様々な角度から分析した蒼天論を楽しく拝見させてもらっています。

ところで、TATSUさん
私がこのサイトで一番好きなのはTATSUさんの人物論です。
読み応えのある人物評に思わずハマッてしまいました。
今現在、最重要キャラ数名ほどで滞っているようですし、TATSUさんもご多忙で中々手が回らないようにも思えますが、細々とでも再開される事を期待しております。

No.10718 - 2004/05/26(Wed) 20:22:04

Re: 人物考 / TATSU@管理人 [関東]
kouさん、初めまして。蒼天考へようこそ。

>2ch経由でこのサイトにたどり着き、

おお、そんな経由でたどり着く人もいるのですか!
ちなみに大半の人はヤフーかグーグルで「蒼天航路」って入れて初訪問してるみたいです。

>読み応えのある人物評に思わずハマッて

「人物考」のことでしょうか? お褒め頂いて嬉しいです! もう長い間更新してないので気に留めてないのですが、こうやって再評価してもらうと感激です。今は毎週のレビューで精一杯なんですが、いつかは更新したいです。

で、もう手がけてから半年ぐらいになるんですが、蒼天をベースにした小説も書いてるんです。 一応8割がた完成してるんで、できたらUPします。当面の「人物考」替わりとして読んで頂ければと。

No.10728 - 2004/05/29(Sat) 10:56:42
新しくスレを立てる事でもないのですが。。 / 真史 [近畿]
ご無沙汰しております。
以前此方でお世話になっておりました真史です。

長らく此方にこれなかった理由は、実は願掛けの為、大好きなモノを断とうと蒼天断ちをしておりました。
ですが先日、無事願いも成就されましたので蒼天再開となりました。

現在、読んでなかった数か月分の蒼天航路を読んでいる最中です。
今週号分の「今週の蒼天」にはレスを付けたいと思います。

またお世話になりたいので、よろしくお願い致します!

No.10725 - 2004/05/29(Sat) 02:08:10

Re: 新しくスレを立てる事でもないのですが。。 / TATSU@管理人 [関東]
無事念願成就なったそうで、おめでとうございます。受験でしょうか?

蒼天断ちも解けたそうで何よりです。「今週の蒼天」への書き込みも頂けるそうで、嬉しゅうございます。

No.10726 - 2004/05/29(Sat) 10:46:54
買いました / ヌーラ
こちらを覗いて、二回目になるヌーラと申します。
私も、31巻買いました。
張遼と曹操を実写でイメージするなら、曹操がガブリエル・バーンで、
張遼がベニチオ・デルトロってとこでしょう。
変でしょうか。

No.10707 - 2004/05/25(Tue) 10:53:51

Re: 買いました / TATSU@管理人 [関東]
変ではありませんが、お恥ずかしい話、ガブリエル・バーンもベニチオ・デルトロも知らないのです。
No.10773 - 2004/06/05(Sat) 15:29:41
今週の蒼天<激情の後継者> / TATSU@管理人 [関東]
今週は「暫し場面を転じて」って感じでしたね。扉絵の若者。髪を下ろしていたので一瞬「誰!?」って思いましたが、筆を持ってたんで、曹植か!って分かりました。 ちなみにキャッチコピーは、

−箍(たが)が外れたように猛る乱世
  この乱世と寄り添い生きるため
  彼は言葉を紡(つむ)ぐ。−

でした。

「僕は乱世にあえぐ窮民の前で、言葉を発し詩を謡い、人の心から乱世を終わらせようと思う。 それが僕の身の内に渦巻く言葉を生かす道であり、天下人の血をひいて生まれてきた僕の使命なんだ。」

と、甄氏に告げていた曹植。後継者の座から離れた曹植は、乱世の都にあって、どう言葉を紡ぐのでしょう?

No.10688 - 2004/05/22(Sat) 22:49:02

Re: 今週の蒼天<激情の後継者> / TATSU@管理人 [関東]
【STORY】

建安23年春。許都に叛乱の火の手があがった。
宮殿の前で剣を振るう吉バク。曹操の専横を許すまじ、と絶叫する吉バクは、" 皇帝陛下!何卒、曹操誅滅の詔を!!" の言葉を最期に、営吏の槍に串刺しにされ、クーデターはあえなく鎮圧された。

この事件の共謀者には、漢朝きっての名門官僚族が数多く加わっており、その悉くが処断された。無数に並べられた処刑者の首をみて声を失う献帝。
「吉本の乱」 それはまさに "漢王朝、断末魔の叫び" であった。

          ***************

業。大路を行き交う人々の間で噂が飛び交っていた。
それは、『 業を攻める兵力が無かったのにも拘わらずクーデターが決行されたのは、荊州の関羽の支援を見込んでいたから。』というものであった。
「しかし、未然に防げなかったのか?間諜は増員しておったにであろう。」
そんな言葉を小耳にはさんで、赤子を抱えて歩く何晏は苦笑していた。

−未然に察知していたから一日で火を消せたんじゃん。共謀者をあぶり出すには、防ぐより決起させたほうがいいに決まってんじゃん。−

魏王国にて諜報をとり仕切っているのは劉曄。劉曄に抜かりは無かったのである。
その何晏の脇を一人の男が通り過ぎた。胡散臭げに振りかえる何晏。男は更に威風を増した魏諷であった。

          ***************

魏諷は考えていた。
劉備の侵攻は許都の連中の心を浮つかせ、逸る気をおこさせた。あと1年辛抱すれば、もっと天下を揺さぶることができたものを。と。
魏国重臣の邸宅の門をくぐる魏諷。そこには門下生を前に講義する鍾ヨウがいた。「生きのよい話し相手が欲しくてな。」と、魏諷の久々の来訪を喜ぶ鍾ヨウ。そのような大役が私なぞに務まりますか?と笑う魏諷を、鍾ヨウは上座へと招いた。

傍らにドカッと腰を下ろす魏諷を見つめ、鍾ヨウは嬉しそうに告げた。
「このところ、うちの門下生の間じゃ、お前の口調がまるで疫病みたいに流行っておってな。」
鍾ヨウの言葉を受けて、魏諷は男たちを振りかえった。門下生達からの憬れの眼差しを注がれ、魏諷は微笑みながら告げた。
「では、今日は もの言いだけではなく、ものの考え方も感染(うつ)すことにしましょう。」

          ***************

業の大路を、酒に酔い 素足で歩く若者がいた。

 乱−
 無駄に命を焼く者は尽きることがないのか?
 長年、王朝の中枢にあった者が、
 今 憂うべき願うべきものが、わからないのか!?

若者は片手の徳利の酒を飲み乾すと、天を見つめた。

 友よ。
 語りあいたい。

蒼天には、疫病でこの世を去った5人の文学者達の姿があった。

 わが側(かたわら)を鳴る悲風よ!この弦の響きを伝えよ!

風に叫ぶ若者は、手にした楽器を壁に叩き付け、続けて徳利も粉々に叩き割った。

 天よ。わが悲憤慷慨の言を聴け!

頭を壁に激しく打ち付けた後、若者は手にした徳利の破片で、壁面に詩を書き殴り始めた。
額から血を滴らせながら、一心不乱に詩を刻み込む若者。その異様な光景に人が群がり始め、その若者が曹植であることに群集は気付き始めた。

一篇の詩を書き上げた曹植は、一呼吸置いた後、通りの反対側の塀へと歩き始めた。息を呑んで見つめる群集の中、曹植は再び壁面に新たな詩操を叩きつけた。
群集は膨れ上がった。文字を壁に連ねる曹植の手元で、徳利の破片は音を立てて折れた。筆記用具を失った曹植は、額の血を墨替わりとして詩作を続けた。
最後の一字を書き終え、群集が歓声を上げる中、曹植は意識を失った。

          ***************

「ぶっ倒れるまで飲んでも、明日からは知らんぞ。子建。」
弟を背負いながら曹彰が告げていた。え?と背中から聞き返す曹植。曹彰は今般、北伐の大将に任命され、明日出立が決まっていた。
兄の念願が叶ったことに喜ぶ曹植。遅過ぎた大将就任に" 格好悪くて、でかい声じゃ喜べん。"と、弟を背負って歩きながら曹彰は苦笑していた。曹彰北伐軍は軍師に田豫、副官に夏侯尚を擁し、3万の陣容であった。
「立派な大軍だよ、それッ。飲もう飲もう、祝い酒。」と背中ではしゃぐ弟に、酒はだめだっていってるだろ、と兄は嗜めていた。

          ***************

夜の大路に佇み、何晏は驚愕していた。何晏の両脇の壁には、曹植の詩が刻まれていた。
植(ちー)ちゃん、すげーことになってるよ。と、唖然とする何晏は、壁面を見ながら独白していた。

−儒にとって代わる物として、魏王(おやじさん)が文学をぶち上げたって ほざく馬鹿がいるけど、この詩みろって!−

興奮した面持ちで思考する何晏。

−政(まつりごと)をどうにかしようなんて所から、芸術が生まれることなんて、あり得ねー。−

思わず声に出して何晏は叫んでいた。
「絶対にあり得ねーッ」
すると、ふいに何晏の背後から声がした。
「何が?」
魏王・曹操は壁面の詩を読み、続けて告げた。
「おい!俺は越されたのか?」


曹植、この時、齢(よわい)27。
唐代に杜甫が出現するまで数百年、曹植は中国文学の神の座にあった。


【REVIEW】

●今週は、漢中戦から急に場面が変わったので、若干 戸惑いました。でも最後のページの欄外に『 次号、舞台は再び漢中へ 』って書いてありましたので、今回は1話だけ挿入された話のようです。 そう言えば劉備入蜀編でも、1話だけ濡須塢の話が挿入されましたよね。あんな感じなんでしょうか。

とは言え、1話で終わってしまうと、それはそれで勿体無いというか、もっと詳しくやって欲しかったというか、そんな気がするので不思議です。それだけ蒼天航路の題材やストーリーが興味深いからなんでしょうね。今週は、そこらへんについてレビューさせて頂きます。

●まず吉本の乱。彼らは本当に荊州の関羽と連携を目論んでいたんでしょうか? そうだとすれば、なかなか凄い計画です。で、支援を要請された関羽はどう応えたんでしょうね? 謀叛に連動して曹操を倒すようなやり方は自分の戦い方では無い。とか告げたんでしょうか?
あと「曹操の専横許すまじ!」と謀叛を決行した人々、そして共謀者の名門官僚達は、具体的に曹操のどこにどのような憎悪を抱いて決起したんでしょう? そして梟首された官僚達の首を見て声を失っていた献帝。帝の心にはどんな想いが去来したんでしょう? 

わずか4ページで終わってしまった吉本の乱ですが、曹操が曹丕に告げていた『 志と引き換えに纏わりついたおびただしい憎悪と怨嗟 』を紐解く上では、1話まるまる使っても良いような気がしました。いえ、2〜3話使って欲しかった気さえします。管理人的には。

●次ぎに魏風。今回、初めて言葉を発しました。それもいきなり謀叛めいた発言でしたね。初登場の頃と比べてかなり貫禄が出ました。で、最初の頃は汗流してオドオドしていたような感さえありましたが、今回では鍾ヨウの門下生の羨望の的みたいになってました。ここらへんの変化の過程がほとんど作品中で語られませんでしたが、これは意図的に伏せてあるんでしょうか?
曹操に当初、何を感じて、そして今は何を感じているのか? 謎の男・魏諷の今後の言動が気になるところです。吉本の乱があっけなかった分、ここらへんは魏諷の思考とも絡めて詳しく知りたいです。

外部における「反曹の旗頭・劉備」に対して、内部における「反曹の謀主・魏諷」。みたいな展開になったりしたら面白いと思います。曹操にしてみれば大変でしょうが(笑)

●さて曹植。乱を起こした者たちに対して、「王朝の中枢にいるくせに、" 憂うべきもの "や" 願うもの "が分からないのか。」と憤りを発し、更に語り合うべき5人の友人を失って悲嘆にくれてました。
で、管理人的に気になったところは、彼は「後継者争い」に敗れたことに対しては、何も思うところは無かったのか?というところです。
曹植自身の口からは、曹操の後継者となることへの思いは何も語られませんでしたが、何晏の妻(曹植の姉?)は「文学の人達が盛り上げるから本人も本気(まじ)その気だし。」って言ってましたよね。
あれは姉の勘違いだったんでしょうか? それとも "文学の人達" が一気に死んじゃったんで、そんな思いは吹き飛んじゃったんでしょうか? もう、そこらへんについては語られないいんでしょうかね? そこも気になるところです。

そー言えば、話し変わりますが、" 甄氏への横恋慕 " の件は どーなっちゃったんでしょうか? " 若さ故の暴走 " ってことで、あのエピソードもうやらないのでしょうか? それもちょっと寂しい...

●曹彰と曹植。 30巻の裏表紙で、親しげな雰囲気で描かれていたので、この二人は仲良しなのかな?なんて夢想してたんですが、その通りでした。でも、何となく分かるような気もします。
『曹操の文武の資質』をバランス良く受け継いで生まれてきた(管理人にはそう思えます)曹丕に対して、曹彰も曹植も偏った能力しか受け継いで無い訳です(突出はしてますが)。それもお互い「武」と「文」という正反対の能力のみしか発揮できない。そうなるとお互いの気持ちや辛さを、曹彰と曹植は共有できることが多かったのではないでしょうか? 更に言えば、曹彰が詩才に溢れていたり、曹植が武力に自信があったりしたら、張り合う気持ちも出てきて、ここまで仲良くはなれなかったような気もします(管理人の勝手な妄想ですが)。

さらに妄想を続けさせて頂ければ、「武」では誰にも負けない自負がある曹彰ですが、昔の曹仁のごとく、なかなか一軍を任せて貰えない。かたや曹植は、遠征で父の傍らに侍り、「文」の力を借りて後継者の可能性を噂されるほどに成長しつつあった。ところが、ここにきて急転直下、曹植は(本人が希望していたかどうかは別として)後継者争いから脱落し、曹彰は一軍を任されるに至った訳です。そうなると、兄であり理解者でもある曹彰は、そんな弟が心配で心配でしょうが無かったのではないでしょうか? 

翌日、曹彰は、自虐的な弟の行く末を気にかけつつ、遠征に旅立ったような気がします。

●曹植の描写については、最後のナレーションの雰囲気では 今回で終わりのような感じもしましたが、曹丕の思考とも絡めて、是非、再登場して欲しいところです。

No.10689 - 2004/05/22(Sat) 23:13:20

Re: 今週の蒼天<激情の後継者> / つね [関東]
 注目の第一声が「あいやー」とは・・・
実は荀イクの弟子かなんかで、師の死の責任は曹操にあると思い込んだのが反乱の原因になるとか。初登場も荀イク死後(荀攸葬儀)だし。
・・・「あいやー」一言で凄い妄想。

1.吉本の乱
2.声望上がる魏諷
3.中国文学の神

献帝は「声を失う」というより、ただポカンと口を空けているだけのような印象を受けました。何も感じてないような気が。伏皇后処刑の時のように。

曹植と、曹彰もラストシーンのようですね。寂しくなります。

No.10690 - 2004/05/23(Sun) 01:24:05

Re: 今週の蒼天<激情の後継者> / TYIM1983
 いきなり「乱」で始まった今回でしたが、やはり皇帝の顔が印象的でした。曹節を皇后に迎えたくだりのあたりで、もうすっかり曹操にスポイルされているのかと思いましたが、まだまだ内に秘める思いがあるような感じであります。

>おびただしい憎悪と怨嗟に2,3話…
 それを魏「言風」の乱でやるのでしょうね。楽しみです。というかいつの間にこんな奴に…?「うううう」はどこへ?

 そして曹植。ずいぶん成長したようです。建安七子の死がまた新たな糧になったようですね。でももう出るでしょうか…?曹操が「俺は越えられたのか?」と言っていましたから、曹操達初期からいた人間の次世代の物語としてはこれで終わりな気が。いちおう曹操が死んだところで終わるのでしょうし…。

 あとは何晏のパパぶりもすっかり板についてきましたね。何気に蒼天人の中で一番いい父親ぶりだと思いました。
 

No.10691 - 2004/05/23(Sun) 01:26:59

Re: 今週の蒼天<激情の後継者> / 侠客 [東北]
 うーん、こうして見ると、やっぱり劉備に呼応してるように見えますね、皆……。
 募る反曹の嵐――権力にある者の孤独な戦いというものを、まざまざと見せ付けてくれます。

 さて、魏諷の口癖が「あいやー」なのがやや気になるところです。やっぱりこれは「世人の心に植え付けられた“反魏”の象徴」である荀?ケにあやかろうとしてるんでしょうか? はて、そうすると何だか荀?ケも反曹・反魏派のプロパガンダとされているようですが……。

 ……それにしても何晏、最近子守りばっかり(笑)。とうとうウ○コまで洩らされて……結構ラブリーです(笑)。

 実は今回のメインは曹彰と曹植の微笑ましい会話なんじゃないでしょうか? 人は自分に欠けているものを求める傾向が強いようです。
 ああ、曹彰と曹植の幼い日々の光景が脳裏に浮かんでくる……。
 
 (多分荀?ケ先生に付いて)本ばっかり読んでた植ちゃん。そんな弟を(多分、無理矢理)外に連れ出して遊んでいた曹彰。
 あ、もしかして、弟に非行を教えたのは、この兄貴じゃね〜だろ〜な?(笑)
 なんてことを想像できちゃいます。

 曹操の死後に、曹彰が大軍を率いて現れますが、これって「兄貴(曹丕)の野郎、子建をCENSORED気か!?」という思いで、駆け付けたのかも。
 弟の目には、頼りになる兄として映ったんでしょうね。

 そして壁一面に書き記された詩。この落書きしたがる癖は、昔から治ってませんねえ(笑)。あと細かいところですが、右側(つまり文章の書きあがったところから)に人が群がっているというのもいい描写だと思いました。

 杜甫の登場まで曹植は中国文学の神だった――というナレーションを見て、「ああ!」と思いました。
 曹丕は曹操から王位を託されました。これは“血統”という意味でのDNAを受け継いだことになります。一方曹植や何晏は曹操の血統こそ受け継がなかったものの(「子供がいたじゃねーか!」というツッコミは無しね(^^;)、詩、ひいては文学を受け継ぎました。血統に関係無く受け継がれる意志……。
 そう、彼らは曹操のミーム――要するに思想や歴史といった、精神的なDNA――を受け継いだのです。言わば曹植も何晏も「曹操の後継者」なのです。
 
 感慨深いものが多かった今週の話でした。ふう。

No.10696 - 2004/05/23(Sun) 13:14:55

Re: 今週の蒼天<激情の後継者> / 5050 [東北]
まず表紙に驚きつつ読み始めたのですが、帝の顔でその驚きは隅っこに追いやられてしまいました。これは「無の瞳」そのものではありませんか!しかし帝にとってみれば、董承以来の「漢に全ての忠誠を尽くす者」の出現ですから、内心は嬉しかったのでしょう。しかし、一日でそれも鎮圧され、さらに目の前であんなこと言われて死なれたとあっては、近い将来に完全なる「漢の死」を否応にも受け入れねばならないことを自覚してしまったのではないでしょうか。まあ私の勝手な妄想はこのくらいにして、魏諷の話に行きましょう。

衝撃でした。あいやーって…。あの「うううう…」から素晴らしい変遷をたどってますね。そして、最後の「ものの考え方も感染すことにしましょう。」の台詞には曹操の「種」に通じる所があるように思います。この男もまた自分の「種」をばら撒こうとしているんでしょうか?
そういえば31巻で何晏が「登殿する度にいかつくなってんじゃん」と言ってましたが、魏諷の口調や顔の表情を見る限り(あいやーなんて言ってますし。)「いかつい」ようなそぶりはなかったように思います。どこがいかつくなったんでしょうか?髪型でしょうか?(笑)あ、あとその同じ場面で十数人を後に引き連れてるとこからして、あの頃から既に人望があった事が伺えます。

続いて曹植は、書きまくってましたねえ。何しろ彼は書かないと気がふれてしまうのですから。そして蜀軍だけでなく、ここにも第二の名将(曹仁)が育とうとしています(曹操としては曹彰に関してはもっと上を見ているのでしょうが)。その気持ちのいい爽やかな武とやや感情的で微笑ましい才がもう見られないかもしれないのは本当に寂しいです。そして何晏の曹植の詩賦に対する独白は30巻の「無の瞳」を描きながらの独り言に通じています。
あと、曹植についてのTATSUさんのレビューを見て、曹操がなぜ曹丕を世継に立てたのかが分かったような気がします。曹植は才は申し分ないものを持っています。しかし、感情に身をまかせることが多々あり、なおかつ今週でも「友よ 語り合いたい」などと言ってました。しかし、君主になれば身を焦がすような怨嗟のなかでも、人にはもう友としては接する事が出来ません。そこには絶対的な君主と臣の関係が生まれます。そんな「魏王の座」には精神面での甘さが目立つ曹植より、何かにつけてバランスの取れた曹丕が適任だと曹操は考えたのだと思います。

さあ!来週から漢中編に戻りますね!新生劉備軍団と法正の策、そして老練な魏軍の激突振りが楽しみです。

No.10697 - 2004/05/23(Sun) 16:06:12

Re: 今週の蒼天<激情の後継者> / 陳孫 [関東]
TATSUさん、今週もお疲れ様です。
「吉本の乱」、ここで印象的だったのが、吉邈の、

>皇帝陛下!何卒、曹操誅滅の詔を!!

という叫びと、献帝の呆然自失とした表情です。
思えば王允による董卓紂殺計画の頃から、繰り返されてきましたね。
クーデターを起こそうとする奴は、自分たちが大義名分を得るために、皇帝にすがります。
ですが皇帝には、その気はありませんでした。
献帝はその後無事に天寿をまっとうしましたが、これが他の時代、あるいは他国(例えば日本などでも)では、皇帝が自分たちの意に迎合してくれなければ、皇帝その人をも暗CENSOREDしまいます。
吉本や吉邈、あるいはかつての王允や董承などのクーデターを起こそうとする奴は、結局皇帝のために戦うのではなく、自分たちのために戦い、自分たちの戦いに皇帝を利用しようとしているだけですね。
献帝の呆然自失の表情は、「またか!」という意味ではなかったかと思います。

>魏王国にて諜報をとり仕切っているのは劉曄。劉曄に抜かりは無かったのである。

以前から私は気にかけていましたが、劉曄は漢の王族であり、本来なら漢王室を守護する立場の人です。
もし漢王室の血筋が絶えたら、劉曄自身が皇帝になることもできるのでしょう。
その劉曄が曹操側に付いて諜報を取り仕切っているのは、クーデターに加わった漢の名門貴族たちにとって最大の泣き所ではなかったでしょうか?
きわどい表現かもしれませんが、もし劉曄にその気があれば、劉曄自身がクーデターを利用して曹操を打倒することもできたかもしれません。
あるいは漢の名門貴族たちは、それを期待していたのでしょうか?

魏諷ですが、ようやく彼にまともな台詞が出てきましたね(w
これまで魏諷の台詞(?)といえば、荀攸の葬儀での「ウゥゥ」という呻きと、曹操の魏王即位の時の「ん?」だけでした。
鍾繇が、

>「このところ、うちの門下生の間じゃ、お前の口調がまるで疫病みたいに流行っておってな。」

と言っても、我々にはその魏諷の口調なるものがわかりませんね(w
ところでこの魏諷という人は、この頃どのような仕事をしていたのでしょうか?
武将ではなさそうですから、文官でしょうか?
まあこの時代は、文官と武官の境界が曖昧でしたけど。

それと、何晏の子供ですが、確か以前にも何晏が魏諷のことを考えていた時に泣き出しましたね。
そして今回も、何晏が魏諷のことを考えているとウンチしちゃいました(w
なんか、何晏の注意が魏諷に向くと、すぐになにかやらかしますね。
この赤ちゃんは、父親の愛情を求めて、自分に注意を引き戻そうとしてるのでしょうか?(w

曹彰と曹植も、なんかいい兄弟ですね。
おそらく曹彰は、武一辺倒なのを誰よりも自覚しているのでしょう。
ですから早々と、後継者レースからは降りていた、あるいは加わってもいなかった?と思います。

>「武」では誰にも負けない自負がある曹彰ですが、昔の曹仁のごとく、なかなか一軍を任せて貰えない。

以前疑問考の方でも話題になりましたが、曹操は曹彰に、曹仁を見習うように諭していました。
おそらく曹彰は、優れた武人ではありましたが、しばしば軍令を破って暴走したりしたのでしょう。
それでなかなか一軍の将にしてもらえず、軍令や規律に厳しい曹仁を見習うように命じていたと思います。
ちなみに副将となる夏侯尚ですが、ようやく名前が出てきました(嬉
曹休とともに、曹氏・夏侯氏一族の次世代のホープですので、登場を心待ちにしていました。
しかし烏丸征伐に従軍するということは、この先しばらくは出番が無さそうですね(悲
もう一人の次世代のホープ、曹真は・・・?
軍師となる田豫ですが、こちらをご参考にどおぞ。
有能で高潔、高徳な人物のようです。
 ↓
http://www003.upp.so-net.ne.jp/impreza/denyo.html

>" 甄氏への横恋慕 " の件は どーなっちゃったんでしょうか?

私も気になります。
彼の横恋慕が、後の甄氏の悲劇へと繋がるわけですが、残念ながらそれは曹操没後のことですので、果たして蒼天航路でそこまでやるでしょうか・・・?
できれば物語が終わる前に、一度触れて欲しいです。

長々と失礼!

No.10698 - 2004/05/23(Sun) 16:53:31

Re: 今週の蒼天<激情の後継者> / 閻行 [関東]
魏諷の乱というのは、どうも陰に隠れてめだたないエピソードで、吉本の乱などは演義でも大きく取り上げられていたりするのですが、実際は魏諷の乱のほうが、時期的にも魏にとっては深刻な事件であったと思われます。
思うに、三國志を描いた作品で、魏諷に命を与え力ある人物として描かれる最初の作品なのではないでしょうか?

関羽の北上との絡みもあって、どう描かれるのか非常に興味があります。

No.10702 - 2004/05/23(Sun) 23:37:45

Re: 今週の蒼天<激情の後継者> / アベール
確か欄外に「終わりが近いように激しさを増す乱世」みたいなものがありましたが、驚きました。
つまり、漢王朝はいちおうまだあって曹操と孫権もしくは劉備との戦いは、正確に言えば漢王朝の家臣同士の戦いにすぎない。
献帝に野心があればまだ漢の威信を立て直すことは出来たはず。

つまり、三国志は「中華統一」ではないが、いちおう「天下統一」のひとつのかたち?

No.10708 - 2004/05/25(Tue) 20:21:00

Re: 今週の蒼天<激情の後継者> / taka
立ち読みなんでうろ覚えご容赦で。。。。(^^;

今週は、意表をつかれたというか閑話休題ってところでしょうか。
で、今週のヒットは(少し自身がありませんが)、
「越えられたのか」
の曹操のつぶやきでした。

曹植の詩文の才能はさすがによく分からないのですが、曹操のつぶやきで、
かなりのもんなんだろうなということが感じれました。

あと、この作品で描かれることは無いでしょうが、曹植の将来を暗示するようなひとこまだったと感じました。

No.10710 - 2004/05/25(Tue) 21:51:13

Re: 今週の蒼天<激情の後継者> / おかゆライス [東北]
わたくし、吉本の乱なるものを知らなかったもので、扉絵をめくった後、何事か?と思ってしまいました。
魏諷が「あと1年辛抱すれば〜」といってましたが、何ゆえあと1年なんでしょうね・・・という疑問は、後々の展開でおいおい理解していくとして。(描かれれば)

何晏の表情、好きです。
お漏らしを食らった時の表情、曹操が「おい!俺は越されたのか?」と言ってる時の表情、最高です。
こういった表情を見せるのは、荀?ケと荀粲だけかと思っていましたが。

ところで、ページの端に書いてある人物紹介、曹植は三男、曹彰は二男、という事は曹丕が長男。 ・・・曹昂は何?

No.10711 - 2004/05/25(Tue) 22:01:21

Re: 今週の蒼天<激情の後継者> / 英英 [北海道]
>支援を要請された関羽はどう応えたんでしょうね?

かつて曹操陣営に身を置き、許都を『乱世の都』と評していた関羽。彼は曹操軍を過小評価はしないでしょう。名門官僚が主体の反乱軍に、許都を制圧する力があるとは思ってなかったんじゃないでしょうか?曹操軍の動きは疾いから、関羽が襄陽を突破して許都に到着する前に反乱は鎮圧されるだろうと読めそうです。
また2〜3年前に荊州争奪戦で対峙した呂蒙が陸口に駐屯してるのに、アテにならない反乱軍をアテにして許都に進軍するでしょうかね?
とはいえ、関羽も荊州から中原をうかがってる頃でしょうし…
…あ、案外、関さん自身が裏で糸を引いて反乱を起こさせてたりするのかもしれません!(^^;
自身は出陣しないかもですが、とりあえず後方撹乱として。

それにしても反乱軍、あっけなさ過ぎる〜!
劉備の吹かせた風に乗ったつもりかもしれないけど、関羽を頼るつもりならせめて関羽が許都の間近にせまるまで決起を待とうよ〜。
まあ攻撃を予見されるようじゃ、裏をかかれる可能性もありそうですが。劉曄殿はこわいそうですからね。

魏諷も乱を起こす気マンマンなんですね。
蒼天を読むまで全く知らない人でしたが、キーワード『乱』。
なんだか業では妙に人気者っぽい魏諷…。
ゲーム三国志で計略「扇動」やらさせたら上手そう(笑)
「あと1年辛抱すれば」って、1年後は激動の219年。
殿が劉備に漢中に引っ張り出された隙にやる気でしょうか。
がんばれ劉曄殿。
…で?…魏諷はどーして乱を起こしたいのでしょう?

>「曹操の専横許すまじ!」と謀叛を決行した人々、そして共謀者の名門官僚達は、具体的に曹操のどこにどのような憎悪を抱いて決起したんでしょう?

とにかく曹操そのものに対してじゃないでしょうか。
名門族にとっては、家柄の卑しい曹操が王位にあり、時勢が漢王朝から曹操の魏へ傾いてることは非常に愁うべき事態なんだろう…と特に疑問も抱かず思ってました。


ああ〜植ちゃん。
扉絵を見たとき「わあ〜すごく頭良さそう!」と思ったのに、酔っ払いね(笑)。後継者争いに敗れて自暴自棄になってるかと思ったら、違いました。
デビューした14歳の時と同じ気持ちなのね。

 ―人の心から乱世を終わらせる―

献帝のいる座で堂々と宣言しちゃって、その彼を最初に認めてくれた陳琳(+他の建安文学者)は今はこの世になく……
彼らを「友」と呼ぶ曹植に少し嬉しくなりました。
植ちゃんにとっては「友」なんですね。
すごく年の差ありそうに見えますが、親子くらい?
崇拝者あつかいだったけど、植ちゃんには「友」かぁ〜

楽器(琴?)を壁に叩きつけて壊していましたが、おそらく彼が詩を謡う時に伴奏(?)に使ってたものの一つじゃないかと思います。
その愛用の楽器をボロボロにしてしまう場面は、良き友を亡くし、己と己の詩を理解してくれる人がもういなくなった悲しみを表現してるように思えました。

 ―激情の後継者―

やはり魏王の後継者にならなくて良かったです!
この植ちゃんが激情を封じられたら死んじゃいます!

そして、黄髭のアニキはいいっすね〜!(^▽^)
明日が出陣ですか!?かなり忙しいのでは?
ギリギリまで危なっかしい弟を面倒みてるんですか。
しかもナイスなタイミングで助けてるし。カッコイイです。
「子建様が○○大路で落書きしてるそうです!かなり酔われてるようで…」とか、ご注進があったんでしょうか。
「格好悪くてでかい声じゃ喜べん」と言いつつ嬉しそうな黄髭兄ちゃん、その背中ではしゃぐ酔っ払い弟。
とても微笑ましいです(*^-^*)
曹彰は烏丸戦の様子が描かれるのではないかと期待します。
ご武運を!!

何晏の言うこと、難しくてわかりません(爆)
「すげーこと」つまりどういうことですか?
「この詩みろ」と言われても困ります〜。
「絶対にあり得ねーッ」殿と同じく、何が?そして、何で?
数週間たったら理解できるのかなあ。
※余談※
子守り何晏…さては泣く子が黙るまで家を追い出されたか!?

とりあえず明日は漢中戦ですか。
下弁の劉備軍が緊迫してました。
曹休軍(笑)5万に対して、劉備軍は2万。
法正は倍の敵に処する策は授けてると言ってたけれど、張飛軍・馬超軍・サポーター's軍に分かれて布陣してるようす。そして曹休軍は全軍でサポーターを目指してる。
もしかして、5万vs1万未満くらいの状況なのでは?
心配です。呉蘭〜雷銅〜まだ死なないで〜!
(うろたえるな、わめかず、悶えず……無理だよ、呉蘭っ)

No.10719 - 2004/05/26(Wed) 20:33:41

Re: 今週の蒼天<激情の後継者> / kazz [東北]
吉本の乱、もう少し掘り下げて描かれても良かったかな〜…とも思ったのですが、魏諷がいるからまぁいいか。
魏諷のカリスマ性、周囲に与える影響力とでもいいましょうか。とてもイイ感じですね。単なる“漢帝国を盲信してやまぬ乱の首謀者”っていうマヌケな位置付けじゃなくてホッとしてます。
むしろ劉備や孫権に引けを取らぬ“一方の雄”として描かれてる感じがしますね。頭も切れそうだし、天下を語る器も持ってるんじゃないでしょうか。

蒼天航路の曹植は、いままでの三国志関連の物語の中でも一番イケてます。いや、あくまでも個人的にですが。
彼は人の上に立つ器じゃありませんよ。あの時代に有り得ないほどの「個」を見つめ続けた蒼天曹植。いいキャラでした。

No.10721 - 2004/05/27(Thu) 18:42:02

Re: 今週の蒼天<激情の後継者> / みなみ [北海道]
> ところで、ページの端に書いてある人物紹介、曹植は三男、曹彰は二男、という事は曹丕が長男。 ・・・曹昂は何?
多分ですが、卞夫人が生んだ子供の長男次男って意味じゃないですか?
曹昂は劉夫人の子供でしたっけ?丁夫人?記憶があいまいですみません。

No.10772 - 2004/06/05(Sat) 10:15:30
こんにちは。 / youkey [関東]
TATSUさん、ご無沙汰です。
あと、先月末はどうもです。

31巻、

読みました。
そしてぢつは、マジで涙落ちそうになりました。

一番好きな郭嘉が天に召されたときも、泣くということはなかったのですが、(そのかわり、しばらく放心してましたが……)今回、かなりくるものがありました。
そしてこころなしか、殿の心の中にもここにきて本当に引きちぎられるような寂寥感を感じました。荀?ケ・荀攸の死に続き、この合肥での2年間ほどは、彼にしてみてもよほど辛い「心の影」をつくらせうるものだったのでは?と感じました。

そして、裏表紙内側のゴンタ先生のコメントが非常に気になってしかたありません……。

No.10679 - 2004/05/22(Sat) 02:09:03

Re: こんにちは。 / TATSU@管理人 [関東]
お、youkey君じゃないスか〜!
歌舞伎町ではどうもでした。ネクタイ姿の管理人はいかがだったでしょうか?

>今回、かなりくるものがありました。

ん? 何がきたんでしょう? 楽進の死?

>裏表紙内側のゴンタ先生のコメント

バタバタしててまだ31巻買ってないんです。気になります。
明日、単行本を買いに行くんで、その時『 31巻を語るスレ 』を立てる予定です。
そこにも何か書いて!

No.10687 - 2004/05/22(Sat) 22:45:06

Re: こんにちは。 / youkey [関東]
すんません、説明不足で……。

>ん? 何がきたんでしょう? 楽進の死?

もちろん楽進の死に様もうわさに違わずかなり脳裏に焼きつきました。
実際、落涙するかと思ったぐらいに感じ入ったのもあの辺りでしたし。

しかし、そこの部分が特定して、というのわけではなく、何か今回の巻の曹操の姿に幾年かぶりで“ゆるぎない曹孟徳”という、まぁいってしまえば私が勝手に定義づけた蒼天曹操像の象徴なんですが、“それ”からずれて、もどかしくて危うい、彼の内面が少し見えてしまったような気がしたんです。
これまで蒼天を読んできて一度だけ、子修を亡くしたときに同じ印象を受けたことがありましたが、今回のは何かもっと深刻な感じがしたのです。

なんて感じつつ、少し後の場面で再びもとどおりの“ゆるぎない曹孟徳”に戻ったとも思ったんですが……。

No.10692 - 2004/05/23(Sun) 02:57:19
イラストの件 / おうり [関東]
初めまして、おうりと申します。今回、初めてこちらのサイトに書き込みさせて頂きます。

管理人さん、イラストの件どうもありがとうございました♪サイトにUPされた自分のイラスト見て何だかすごく感動しました(笑)。
蒼天にハマった私は、煌 飛麗さんの家に行く度にこちらのサイトにも遊びに来させて頂いてます♪
まだまだ蒼天初心者な私ではありますが、また遊びに来させて頂きますね!

英英さん、Blueさん、私のイラストへの感想ありがとうございます。
英英さん、かっこいいと感じて下さってとてもうれしいです♪
Blueさん、関羽との弓の腕を競ったシーンを思い出した・・・との事ですが、あのイメージはかなりイラストに入ってます(笑)。

No.10655 - 2004/05/16(Sun) 17:30:27

Re: イラストの件 / Blue [関東]
 なんかご丁寧なお返事をありがとうございます、おうりサン^^;

 ああやっぱり、関羽との腕比べがイメージ入ってましたか♪ 絵を見て真っ先に思い出したんですよね…^^珍しく淵兄ィが目立ってたシーンですし(笑

 これからもイラストを期待してます!

No.10660 - 2004/05/16(Sun) 20:12:19

Re: イラストの件 / 英英 [北海道]
おうりさんだ!初めまして(*^-^*)
ご挨拶が遅れてすみません。
蒼天航路の連載は10年くらいになるようですが、私がファンになったのは半年ぐらい前からなのでまだまだ初心者です(^^;
私、別スレにも書きましたが、イラストUPすご〜く楽しみです。
ぜひぜひまた描いてください。

どうも蒼天ファンになってから、お気に入り武将が微妙に入れ替わっちゃってます。こちらのイラストを拝見していきなり某軍師のファンになったり…(笑)

管理人様。次回アイコンを追加される時は「ミッキーヘアじゃない大人の植ちゃん」をぜひ! (←イラストの件に便乗)

No.10674 - 2004/05/21(Fri) 19:52:24

Re: イラストの件 / TATSU@管理人 [関東]
おうりさん、初めまして。蒼天考へようこそ。この度は素敵なイラスト有難うございました。

>サイトにUPされた自分のイラスト見て何だかすごく感動

しましたか〜!感動して頂くと管理人も嬉しいです。

>煌 飛麗さんの家に行く度にこちらのサイトにも遊びに

なるほど〜。友人の家から二人で当サイトをご覧になってる訳ですね。二人で感想とか言いあえるからいいですね!
管理人はネットに繋ぐ時はいつも一人なんで羨ましいです。蒼天初心者と言ってもかなりハマッているご様子、また、お二人で遊びにきて下さいね。

No.10686 - 2004/05/22(Sat) 22:43:36
はじめまして / taka
管理人さん、みなさん、はじめまして。takaといいます。
どうぞ、よろしくお願いします。
ここのサイトを知ったのは、ほんと最近なんですが(もっと早くに知ったらよかったです!)、
蒼天航路は、多分7年来くらい(当時、劉備と曹操の初対面を連載中でした)、三国志自体は確か中学生くらい(吉川三国志、横山三国志、光栄三国志など)からの大ファンです。
途中で原案者(原作者)が亡くなられ(確か官渡大戦中)、これで終わるのかなぁと心配し、
そうこうしているうちに赤壁が始まったので安心したら、赤壁後、わりと長い期間の休載だったので、
原案者は赤壁まで書いてて、これで終わりかな?と思っていたところ、今に至るという感じでした。
ここで書くのが適当か分かりませんが、最終章というキーワードには、やはり感慨深いものがありますね。
私自身は主人公の最後を見届けるまで(少なくとも荊州争奪戦はあるものと信じてます!)読み続けたいです(欲を言えば、続蒼天航路になって、晋成立まで読みたいです(笑))。

最近のヒットは、やっぱり「錦馬」ですが、隠れたヒットが、魏延の土佐弁でしょうか(笑)

以上、長々と脈絡もなくすいませんでしたが、今後もよろしくお願いします(^^)

No.10666 - 2004/05/19(Wed) 22:22:13

Re: はじめまして(いきなりすいません) / taka
間違ってました。

> 蒼天航路は、多分7年来くらい(当時、劉備と曹操の初対面を連載中でした

初対面のときでなく、許都で狩のときでした(初対面は黄巾のときでしたね)
どうも失礼しましたm(__)m

No.10667 - 2004/05/19(Wed) 22:25:00

Re: はじめまして(いきなりすいません) / taka
ほんとすいません。
今度読み返してみますが、
初めて言葉を交わしたという意味では、許都で狩のときで合ってる気がしますね。
蒼天上、黄巾のときは、夏侯惇とか(吉川三国志では曹操との初対面あった気がします)で、曹操は見たくらいか見なかったかだったような気がしてきました。
おっちょこちょいですいません。。。

No.10668 - 2004/05/19(Wed) 22:37:17

Re: はじめまして / 晴耕雨読 [関東]
takaさんの続蒼天航路〜晋成立までを作ってもらいたい・・・の発言に賛成です。
大体、五丈原で孔明が他界すると、?@そこで物語が終わる、?A晋成立まではさらっと書く・・・なんていうのが多いです。
実は、晋成立までにもおもしろそうな人物がいっぱいいるので、是非書いてもらいたいと思います。
五丈原−孔明死後を詳しく書いた本って何かいいものありませんかね?
あったら誰か教えてくださいよ!!!!

No.10669 - 2004/05/20(Thu) 09:52:08

Re: はじめまして / taka
お忙しいところ、早速のレスありがとうございます♪

> takaさんの続蒼天航路〜晋成立までを作ってもらいたい・・・の発言に賛成です。

続蒼天航路でも、蒼天航路2でもなんでもいいので、ゴン太先生の三国志を最後まで読んでみたいという願望です(笑)

> 大体、五丈原で孔明が他界すると、?@そこで物語が終わる、?A晋成立まではさらっと書く・・・なんていうのが多いです。

ですよね。。。と言っても、読んでないものもあるので(実は正史は読んでないです)、
他の作品も読んでみようと思ってます。

> 実は、晋成立までにもおもしろそうな人物がいっぱいいるので、是非書いてもらいたいと思います。
> 五丈原−孔明死後を詳しく書いた本って何かいいものありませんかね?
> あったら誰か教えてくださいよ!!!!

私も同感です!!!!
きょうい(すいません。漢字がすぐに出ませんでした)とか、陸遜のその後とかもあまり詳しく知らないんで、
すっごく興味があります。ということで、私も知りたいです!

モーニングは基本的に立ち読み派(コミックで楽しみたいために、あえて我慢するときもあります)ですが、今週の蒼天にも参加させて頂きますね〜

No.10672 - 2004/05/20(Thu) 23:07:19

Re: はじめまして / TATSU@管理人 [関東]
takaさん、初めまして。蒼天考へようこそ。
会話が進んでしまい、レスを付けづらいのですが、少しだけ参加を。

>きょうい(すいません。漢字がすぐに出ませんでした)とか、陸遜のその後とかもあまり詳しく知らないんで、

三国志の最後のほうまで知りたいのであれば「三国志演義」が良いのではないでしょうか? 「いや、史実でない話も多いので演義はどうも」というのであれば、やはり正史を読むのが一番だと思います。

>今週の蒼天にも参加させて頂きます

それは嬉しい。「今週の蒼天」へのレスはいつでも大歓迎です。

No.10685 - 2004/05/22(Sat) 22:40:43
うううっ、うれしいっす・・・(涙) / 晴耕雨読 [関東]
管理人さん、みなさん、はじめまして、晴耕雨読と申します。
今回この大変クオリティーの高いHPを発見できて、うれしいです。
なぜなら私は、単行本のみの読者で、約5ヶ月に一回の割合でしか、蒼天航路のストーリーが進まないからです。
でも、今週の蒼天で毎週のストーリーがわかるじゃないっすか!!

私は、今ちょっと資格をとるために自宅にこもっているため、立ち読みもままならない生活・・・
また、蒼天航路が近くにあると、つい読んで時間を無駄につかってしまうため、トイレでちょっとづつ読み直したりしています。

UP大変だと思いますが、是非頑張って続けてください>管理人様

以上です

No.10670 - 2004/05/20(Thu) 10:08:14

Re: うううっ、うれしいっすか? / TATSU@管理人 [関東]
晴耕雨読さん、初めまして。蒼天考へようこそ。

>大変クオリティーの高いHPを発見

有難うございます! お褒め頂いて大変光栄です。

>今週の蒼天で毎週のストーリーがわかるじゃないっすか!!

その通りっす!一部の単行本派の方は「ネタバレになるので読まない」という人もいるみたいですが、晴耕雨読さんみたいに喜んで頂くと嬉しいです。「今週の蒼天」を読んで、場面を想像して、単行本に備えるという方もいらっしゃいます。それが単行本派の「正しい蒼天考の楽しみ方」かと。

>UP大変だと思いますが、是非頑張って続けて

はい。実は平日は帰宅が遅くてUPできないのですが、なんとか最終回まで続けたいと思っております。

No.10684 - 2004/05/22(Sat) 22:36:44
改めて初めまして / リーダー
この前は最初の挨拶もしないで書き込みをしてしまい、本当にゴメンなさい。今後以降何卒よろしくお願いします。歴史小説が大好きだったので、最初、吉川英治氏の『三国志』を読んだのですが、キーマンもキーポイントも何がなんだかわからずに挫折してしまいました。でも蒼天の漫画を読んでから、もう一度読み直すと吉川英治氏の『三国志』も凄く面白い。本を読んでは漫画を読み直す、本を読んでは漫画を読み直す!みたいな事を続けてる三国志初心者です。劉備は漫画の方が活き活きしていて楽しいですね。転がりゆく軍団にはワクワクします。今週もカッコよかったっす。
No.10664 - 2004/05/19(Wed) 02:50:23

Re: 改めて初めまして / TATSU@管理人 [関東]
リーダーさん、改めてご挨拶頂きましてどうもです。

>キーマンもキーポイントも何がなんだかわからずに挫折

分かります!それ!
三国志は登場人物が異常に多いですからね。管理人も蒼天読む前から吉川三国志とか三国志演義とかは読んでたんですが、主要キャラ20人くらいを除いて、ほとんど印象に残りませんでした。
蒼天読んだら100人以上は印象に残りました。というか、アイコンまで作りました(笑)

>本を読んでは漫画を読み直す!みたいな事を続けてる

管理人も蒼天を読んで気になった部分の正史を読み返したりしてます。逆に言えば蒼天で取り上げてない部分はほとんど知識ありません。

No.10683 - 2004/05/22(Sat) 22:31:19
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