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どうなる?荊州戦? / 子孝
こんにちは。昨日は蒼天休載でホントに残念でしたが、まもなく荊州を巡って三国の争奪戦が始まりますが、皆さんはどんな展開になると思いますか?
No.11703 - 2005/03/04(Fri) 12:07:29
(No Subject) / 梢統 [関東]
お久しぶりです。覚えているでしょうか?今回は、31巻(遼来来のあたり)を再読して気になったのですが、張遼の武器は下ヒ城の時に「関羽と呂布の決戦の影響で青龍刀を選んだ」とか言っていたのですが合肥でだと、剣.槍…と色々使ってますが青龍刀は使ってないんです。これは何か意味があるのでしょうか?
No.11686 - 2005/02/27(Sun) 17:26:04

Re: (No Subject) / 公孫樹 [近畿]
はじめまして。ロム専でいままで潜伏してきた公孫樹と申します。
合肥戦での張遼が青龍刀を使っていないことについては、連載当時の今週の蒼天にどなたかが御指摘しておられたはず…と思い、確認してみたら、ありました。
 →連載考
  →31巻収録分
   →その345・方頤大口,目に精光あり
    →no.10083,ばばさん
の書き込みです。
もちろんこの考察が100%正しいものだとは誰も断言できないでしょうが、わたし同じ見解です。
「最強を求め続けることが、最強をも凌駕する」と評された張遼の武を良く表しているなぁと感心してしまいます。

No.11687 - 2005/02/27(Sun) 18:21:32

Re: (No Subject) / 梢統 [関東]
あいや、すいませんでした。ご指摘ありがとうございます。ご迷惑おかけいたしました。
No.11688 - 2005/02/28(Mon) 18:58:19
はじめまして。 / 平助 [東海]
はじめまして。私は平助といいます。名古屋近郊在住の学生です。以前から蒼天航路のファンでして、ふとファンサイトを探そうかと思ったら、ここを見つけました。いや〜皆さん、とんでもなく詳しいですね。書き込みを読むだけで楽しかったです。これからもちょくちょくのぞかさせてもらおうと思っています。蒼天航路の新刊を読みながら、夏候淵将軍の戦死に感傷的になっていた直後です。
No.11685 - 2005/02/27(Sun) 16:58:21
蒼天画伝! / Lisa [近畿]
管理人さま、皆様、ご無沙汰しております(^^;

蒼天の33巻を買って、「いつも楽しみにしている巻末のオマケ、今回は何だろう?」と覗いてみましたら・・・。
な、なんとっ、蒼天の画伝(画集)が発売されるとの予告がっっ!!!
うおおおーーっ☆待ってましたあっ! 欣太先生の画集は長年切望していましたので、のた打ち回って喜び、思わずカキコに来ちゃいました!
発売予定は今年の夏だそうで、そうなると、それまでには連載が終わっているってコトなんでしょうか・・・??
連載が終わるのは、遠からず来る事だとわかってはいるものの、やはり一抹の寂しさを感じずにはいられません。
しかし、この画伝は本っ当に楽しみなので、いまからヘソクリ貯めて、足りなければ借金してでも(!?)買って、以前に原画展&サイン会に行けなかった無念をはらしますっっ!!(^O^)

あっ・・・と。なぜ画集ではなく、「画伝」なのかは、単行本をご覧下さいませ〜☆

No.11681 - 2005/02/24(Thu) 17:48:37

Re: 蒼天画伝! / てら [近畿]
Lisaさま、お邪魔いたします。

蒼天画伝、私もとても楽しみです!
しかしとても楽しみな反面金欠な私は「ああっ!!またこんな物出しおってーーー!!!」とも思ってしまいました(笑)
いや、もちろん楽しみな方が勝っておりますので悪しからず。
私も夏に向けてコツコツ貯めるとします。

では失礼いたしました!

No.11683 - 2005/02/26(Sat) 01:58:41

Re: 蒼天画伝! / 文月 [近畿]
こんにちは。私もお邪魔させていただきます。

ついに、きましたね!蒼天画伝!!
遼来来とか、夏侯淵殿とかがオールカラーで見られるなんて…!
嬉しい…!!

でもどうせなら、描き下ろしとかもほしいなあ…と。(笑)
ワガママですみません。(汗)

No.11684 - 2005/02/27(Sun) 10:41:15
今週の蒼天<宣告> / TATSU@管理人 [関東]
どわーッ!!凄まじく遅れてしまいました!過去最大の遅延ぶりです。ごめんなさい〜。
とにかく仕事もプライベートもむちゃくちゃ忙しいんです!とても悠長にネットやってる状況じゃありません。学生の方は分からないでしょうが、社会人の方は「そういう時期あるわな〜」と頷いてる人もきっといるはずです。

もう00:00まわってますから水曜ですね。明日にはモーニングが発売されちゃいます。危うく1週遅れのレビューになるところでした。皆さんの中にも「ついに"今週の蒼天"も休載かっ!?」って思った方もいたことでしょう。管理人もそう思いました(笑)。なんとかUPにこぎつけることができてホッとしております。

さて、今回は孔明の「曹操の首級より大きい成果」の正体がおぼろげながらがら分かってきましたね。どうしてそれが曹操の首より大きいのか、まだよく分かりませんが、次回では“孔明の思惑”の全貌が分かると思われます。そこらへん期待したいと思います。

では、大変お待たせしました。「今週の蒼天」開始させて頂きます。

No.11661 - 2005/02/16(Wed) 00:28:55

今週の蒼天<宣告> / TATSU@管理人 [関東]
【STORY】

諸葛亮は天蕩山より跳躍し、全軍突撃を命じていた。
「曹操を嬲(なぶ)り殺...」
その時、飛来した巨岩が諸葛亮を直撃した。

***************

劉備の呼ぶ声に諸葛亮は目を覚ました。
曹操軍は天蕩山から撤退していた。
「いいんだろ、これで。」
劉備は、諸葛亮に語りかけた。
「曹操をもてなすのは、これからなんだろ?」
諸葛亮は、全軍突撃などを考えたことを劉備に詫びた。
−曹操を嬲りCENSOREDなどできようはずもない。−
そう自嘲しつつ、諸葛亮は再び意識を失った。

***************

魏諷は階下にある扉を開けた。
振り向く人々に、魏諷はそのまま続けるように告げ、自分は集団の背後の椅子に座った。
地下室の集団は正座し、“崇息”を行なっていた。

「魏王は英雄。」
ふいに魏諷は声を発した。魏国はすばらしい。と、淡々と告げる魏諷。
その時、集団の中から声があがった。
「魏王・曹操は稀代の傑物!ただ才に重きをおく魏国の創建は壮挙なり!」
あと50年曹操が生きることができるなら、今の世の混沌を収束させ、ひとつの政(まつりごと)に纏(まと)めあげるであろう。魏諷はそう告げた。
しかし魏王は齢(よわい)65を超えていた。我々は次代の魏国を担う者の才を問うべきである。と集団の一人が叫んだ。
「太子・曹丕には、文武の才を統括し、それを用いる器量が備わっている。」
魏諷はそう提起した。すかさず反論の声があがった。曹丕の器では不足である。魏王に匹敵する巨大な影響力が無ければ、魏国に次代は無い。それは集団の一致した意見であった。
人々は“巨大な影響力”を有する男を一斉に振りかえった。 熱い眼差しを受け、魏諷は虚空を見上げ、呟(つぶや)いた。
「もし、ただ一度の戦(いくさ)で、乱世を終わらせることができるならば?」
人々がどよめいた。その戦いとは 『 戦(いくさ)』 ではなく 『 天命を革(あらた)める 』 こと、すなわち革命であった。

両手から気を発しつつ、魏諷は“革命”について思いを巡らした。
−曹操不在の業を制圧し、同時に許都にて帝に上奏。孫権と劉備に詔勅をつきつけ、停戦を命じ、彼らの自立を認める。−
それは凄まじいまでの策謀であった。眼(まなこ)から光を発し、革命者は思考した。
−すなわち、魏・呉・蜀 三国により漢帝室を奉戴する国家体制に移行。 曹操はひとり逆賊として誅殺。−

***************

劉備は、天蕩山前に佇んでいた。
そこには撤退の時に曹操が大地に突きたてた剣があった。

―えらく怒ってやがったな。―
劉備は昨夜を回想した。そんなにここで、けりをつけたかったかい。と劉備は魏王の剣を見つめながら呟いた。曹操の気持ちは劉備にはよくわかった。しかし、曹操の力を一番わかっているのも劉備であった。
−多分、おめえ以上にな。−
そう考えながら劉備は背後の崖を振り返った。一人の参謀が斜面を滑り降りて来ていた。

その男は馬謖であった。馬謖は、魏軍が南鄭ばかりか陽平関と下弁からも撤退していたことを劉備に報告した。驚く劉備に馬謖は諸葛亮の推測を伝えた。それは曹操の好む『 老子 』 の考えであった。
−何かを縮めようと思えば、必ず一旦 それを大きくし、
  何かを奪い取ろうとすれば、必ず一旦、それを与える。−
馬謖は老子の一節を引用した。漢中を失うという実質上の敗北に際しても、敢えて一気に捨て去り、主導権を握る風(ふう)を装いたいのであろう。と馬謖は劉備に告げた。
劉備にはその真意がよく分からなかったが、気には留めなかった。孔明は元気なのかい?と尋ねる劉備に馬謖は答えた
「はい。ふらつきながらも式典の準備で忙しくなさっています。」
式典?と思わず劉備は聞き返していた。

***************

渓谷を進む魏王軍。先頭を進む馬上の曹操は、憤怒の表情を浮かべていた。
漢中と蜀は歯と唇のようなものであり、地形上、漢中ひとつを中原から保持するのは至難であった。また、戦の主として、漢中の確保より、劉備という人間に挑むことを優先するのが夏侯淵の決断であった。更には鶏の肋(あばら)は喰えないことは分かっていた。
だとしてもだ!と曹操は背後を振りかえった。
−これほど腹立たしい撤退はないぞ!劉備!−
魏王は歯噛みした。
−おまえが籠(こも)ろうとはな!−

その時、前方から賈翊が近づいてきた。賈翊は1枚の書面を掲げて、道中のいたるところにそれを発見したと報告していた。魏王は擦れ違いざまその書面をもぎ取った。
『 荊州・益州の臣 百二十名は、劉玄徳を漢中王に封ずる 』
書面にはそう書かれていた。漢中王という文言が、曹操の体を貫いた。 書面を凝視し、曹操は愕然とした。
−漢中王だと!?−

***************

「なんで蜀の王じゃねえんだ?」
その頃、劉備も馬謖に尋ねていた。



【REVIEW】

■扉では劉備が王の装束を纏(まと)って佇(たたず)んでいました。キャッチコピーは、

−曹操のプレッシャーを、無言で凌ぎ切った劉備の次なる一手。−

この劉備の衣装とキャッチコピー、そしてタイトルの「宣告」で、今週のストーリーのポイントはなんとなく予想がつきました。以前の「今週の蒼天」のレスにも、「曹操の首より大きい成果」論争において、"それ"についての予測が書き込まれていましたしね。

■冒頭では、孔明が張・趙・馬による全軍突撃を叫んでました。『曹操を嬲りCENSORED』とは、やはり『蜀軍一斉攻撃』だった模様です。
夢から覚めた孔明は、嬲りCENSOREDなど できようはずも無く。みたいな事を呟いてましたから、前回は本当に衝動に駆られて、後先(あとさき)考えずに叫んだようです。
劉備が孔明の口を塞がなかったら、どうなったんでしょう? 孔明、なんか危なっかしいッスね〜。 衝動に駆られて作戦変更(それも、本人ができようはずもないと自覚している作戦に変更)する軍師なんていかがなものかと思います。前回も言いましたが、管理人だったらそんな気まぐれ軍師に指揮されるの真っ平御免です。
まぁ、張飛ならその変更を大喜びで実行しそうではありますが...。

■劉備は、曹操軍が引き揚げたことに対して、「いいんだろ、これで。 曹操をもてなすのはこれからなんだろ。」と孔明に告げていました。
実はこの台詞、管理人的には非常にほっとしました。
つまり、ここで曹操が鶏肋を呟き撤退し「漢中編終了」って訳ではない、って事ですよね。孔明は曹操を見て興奮して一時的に暴走しそうになっただけで、実は天蕩山篭城に続く次なる一手を用意していたってことですもんね。本格的な「おもてなし」はこれからって事ですから、これは嬉しい展開です。
法正を退場させて、わざわざ孔明を登場させたんですから、こうでなくっちゃ!

■さて、またもや魏諷のエピソードが挿話的に描かれてました。
今回は地下室みたいなところで集団が目をつぶって崇息してるところに、おもむろに現れ着座してました。なんか新興宗教みたいな様相を呈してきました、魏諷一派。
しかし登場する度に魏諷はどこかしら変化しますね。前回は髭を生やしてましたが、今回は髪型が変わってました。魏諷の髪型は自然にああなるのかと思ってたんですが、こんなふうに変えられるってことは、実はセットしてたんでしょうか? だとしたら激しい天パーですからすごい時間かかりそうです。(笑)

さて、魏諷は巧みに集団をマインドコントロールしてました。その論理とは、『魏国はすばらしいし、魏王があと50年生きることができるなら乱世は終息する。しかし魏王は老齢であるし、次代の王は器不足である。魏王に匹敵する影響力を持つ者でないと、魏国に未来は無いし、乱世が終わることは無い。』
かいつまんで言えばそんなようなことでした。
魏諷の巧いところは、その論理を自分が主張するのではなく、巧みに話題を誘導して人々にそれを言わせているところでした。
魏諷は信者の視線を受けて、さりげなく呟きます。「もし、ただ一度の戦(いくさ)で乱世を終わらせることができるならば?」 その言葉に集団の中の一人が叫びます。それは戦(いくさ)ではなく、天命を革(あらた)めること。すなわち"革命"である。と。

いよいよ魏諷の革命・クーデターが動き出しました。今回はその具体的手法も明らかになりましたね。
『 曹操不在時に業と許を制圧、詔勅をもって孫権と劉備に自治を認め、魏・呉・蜀の三国が漢帝国を奉戴する国家体制に移行する。加えて曹操は逆賊として誅CENSOREDる。』
凄いこと考えてました。この教祖は...
「三国が漢帝国を奉戴する国家体制に移行」するのにもかかわらず「曹操は逆賊として誅CENSOREDる」ことを企んでいるってことは、魏国は魏諷が統治することを前提にしてるんでしょうか。やや教祖と信者の狂信的妄想のような感もありますが、何か具体的策謀は他にもあるんでしょうか?
曹操を襲う新たな危機という点において、なかなか魏諷クーデターも楽しみな展開になってまいりました。

■劉備は大地に突き立つ魏王の剣を見ながら、呟いてました。
−えらく怒ってたが、そんなにここでけりをつけたかったのか?その気持ちはわかる。だが、お前の力を一番わかってるのも俺なんだよ。−

つまりは、『 けりをつけたいという気持ちは俺にだってある。でも「ここ」でつける気はない。なぜなら「ここ」でけりをつけようとしたらどうなるか、1番わかってるのは俺だからな。』
劉備はそんなことを言いたかったのではないでしょうか?
そうであれば次回の展開が、劉備なりの「けりのつけ方」になるのかもしれません。というか、そうであって欲しいです。

■馬謖が曹操軍の動きを報告してました。魏軍は南鄭ばかりか陽平関と下弁からも撤退したみたいです。
前回も述べましたが、どうも管理人的には、およそ戦闘らしき戦闘もしないで曹操が漢中から撤退しようとする理由が未だわかりません。

馬謖に言わせると、孔明は理解できてるようで、それは、「老子好きの曹操がやりそうなこと」なんだそうです。 老子の一節に「何かを縮めようと思えば、必ず いったんそれを大きくし、何かを奪い取ろうと思えば、必ずいったんそれを与える。」というのがあるからだそうですが、何か抽象的でしっくりきません。
劉備も良くわからなかったようですが、管理人も同感です。そもそも蒼天曹操って、より実践的であることを好み、具体的決着をつけたがるタイプで、そんなまだるっこしいことは嫌いそうな気がするんですが...

加えて馬謖は、「漢中を失うという実質上の敗北に際しても、あえて一気に捨て去り、主導権を握る風を装いたいのでしょう。」と述べてました。こんな負け惜しみみたいな動機で曹操が一斉撤退するとは思えませんから、この部分については、「まだまだ青い馬謖が、相手を矮小化する誤った見方をした」ように思えましたが、いかがでしょう?

ところで、「他にもまだ進言がありそうだな。」って曹操は蒋済に尋ねてましたが、あの進言ってどうなっちゃったんでしょう?

■渓谷を進む曹操軍。先頭を往く曹操は、撤退の理由らしきものを3つ述べ、「だとしても、これほど腹立たしい撤退はない。まさか劉備が篭城するとは思わなんだ。」と歯噛みします。
その3つの漢中撤退理由とは、
1.漢中と蜀は歯と唇のように密接している。地形上、漢中だけを遠く離れた中原から保持するのは難しい。
2.戦(いくさ)の主として、漢中の確保より劉備という人間に挑むことを優先する。それが夏侯淵の決断であった。
3.鶏の肋(あばら)は喰えないもの。
でした。
1と3は同じような意味であり、漢中不要説を述べた曹丕の言ってたことと同様ですね。理由としてはもっともですが、曹丕を怒鳴りつけておきながら、似たような理由であっけなく撤退しちゃうのは如何なものでしょう。
更に分からないのが2です。これは前回、蒋済が「漢中の判断はすでに夏侯淵将軍が下されていたのではございますまいか!」と言っていたのを受けての発言と思われます。
でも、『 漢中の確保より、劉備という人間に挑むことを優先する。』のが撤退理由というのは変じゃないでしょうか? だったらむしろ劉備の篭る天蕩山を猛攻すべきではないでしょうか?劉備が漢中の山中深く行方を晦ましたというのならともかく、天蕩山に篭城したのなら、その首級を上げる千載一遇のチャンスのように思えるのですが...。

しつこいようですが、やはり管理人には、撤退という史実は変えられないにせよ、今までの流れからして、もっと様々な「戦い」や「策と策のぶつかりあい」が繰り広げられた後、「撤退」とならないと納得できません。

■『荊州・益州の臣 百二十名は劉玄徳を漢中王に封ず』
ついにきました。孔明の秘策!「臣」が行うことなんだから「封ず。」じゃなくて「奉戴す。」「推戴す。」とかじゃないのかな〜って気はしますが、基本的に欣太先生はそのテの間違いは無いんで「封ず」でいいのかもしれません。

そんなことより、「漢中王」という文言が、曹操の背後から襲いかかり、体を貫いてました。迫力ありましたが、やや滑稽感もありました。一歩間違えばギャグ漫画の1シーンになりそうなこの大ゴマ。とにかく曹操にとって、「漢中王」という言葉は、凄まじい衝撃だったようです。
これがすなわち『 曹操の首より大きい勝利 』 ひいては『 曹操を殺さずに曹操を倒すこと 』 『 死より激烈な責め苦・無力感を味わわせること 』 になるんでしょうか? その理由が次回明らかにされるのでしょうか?

なぜ「漢中王」宣言がこれほどまでに曹操を驚愕させるのか。現状、謎ではありますが、劉備の最後の台詞、「なんで蜀の王じゃねえんだ?」すなわち「蜀王じゃなくて、漢中王にする理由は何故だ?」っていうのが鍵のようです。

■最後の欄外のコピーはこうでした。

−怒りの撤退の最中(さなか)、曹操の後頭部めがけて投げつけられた漢中王宣言は、予想だにせぬ "おもてなし"。−

おおっ!!ってことは孔明主催の「漢中王 就任式典」が曹操に対する「おもてなし」にもなるんでしょうか? それが『 曹操の首より大きい勝利 』なんでしょうか?

これまた楽しみな次週であります。って、明日モーニング発売か〜!!

No.11662 - 2005/02/16(Wed) 00:31:07

Re: 今週の蒼天<宣告> / 巌窟王
インフルエンザで管理人様ダウン!!と思い込んでいました。今週の蒼天読んだ翌日に今週のモーニングが読めるのはある意味幸せです。いつも本当にご苦労様です。
気になったところを数点書き込ませて頂きます。

> 実はセットしてたんでしょうか? 

はい!私の頭も天然魏諷です(笑)。っていうかあの髪型の長時間の維持は不可能です!!

> 魏国は魏諷が統治することを前提にしてるんでしょうか。

これ無理がありますよね!劉協の縁者あたりを建てて自分は実権を掌握するって感じでしょうか?

>「まだまだ青い馬謖が、相手を矮小化する誤った見方をした」ように思えましたが、

はい、そう思いました。ゴンタ先生敢えて「賢いけど器は小さい」キャラにしているように感じました。

> 「他にもまだ進言がありそうだな。」って曹操は蒋済に尋ねてましたが、

蒋済の元に魏諷のクーデター情報が届いていた、とその時から考えていました。つまり漢中撤退の重要な間接的理由になりますよね?今回の展開で改めてそう思いました。

> 更に分からないのが2です。

夏侯淵は蜀という国のことを王の立場で継続的に考えた場合、漢中からは撤退し自国の繁栄に注力すべき!と劉備に諭しました。それが長いタイムスパンで考えた場合の中華の繁栄に繋がる!と。対して劉備は「蜀だけでは足らん!!」とその場で夏侯淵の考えを否定しました。交渉は決裂、ならば魏軍は撤退!とあの時カクワイさんも叫んでいました。しかし熱血爺さんが飛び出して…ならば今あんたの首を刎ねるしかないね!と夏侯淵は判断し…と理解していました。つまり「人が住んでいない」「蜀進行の意向を示していない=軍事拠点は必要ない」「解ってくれないなら好きなように漢中を開発してみれば?=蜀の損だよ」だからこそ撤退、が王夏侯淵将軍の下された判断。と思うのですが…
ならば歯噛みしながらの魏王の撤退もうなづけると思います。

> これまた楽しみな次週であります。って、明日モーニング発売

う〜ん、やっぱ幸せ!!

No.11663 - 2005/02/16(Wed) 10:22:49

Re: 今週の蒼天<宣告> / 鳳卵 [東北]
 毎回毎回、詳しいレビューお疲れさまです。
>「そういう時期あるわな〜」
 ありますよね〜〜、そろそろ年度末決算の時期だし(汗)

 さて、今回の蒼天ですが…
 冒頭の孔明を見て、ちょっとホッとしました。前回は随分キツイコトを書いてしまいましたが、これならまぁ、1人の人間として納得できないこともないです。
 しかし依然として、なんで劉備がこんな男を軍師にしてるのかは納得できんのですが、それはまた、次回の“おもてなし”の内容で明らかになるんでしょう。

 孔明は、日本史で言えば石田三成みたいなもんで、戦はヘタだけど官僚としては優秀…というイメージがあるので、外交戦略で曹操に対抗しようとするのは、納得できるストーリーです。

 いや〜〜…しかし、スゴイ衝撃の受け方でしたね、曹操。背中に“漢中王”が突き刺さってましたが(笑)

 別スレで、劉備の漢中王就任には、曹操はそんなに気にしないのではないかという趣旨の書き込みがありましたが、正直、僕もそうだろうと思ってました。
 一体、“漢中王”の何にあんなに衝撃受けたんでしょう? まったく予測がつきません。

 ところで、馬謖が久しぶりに再び登場しましたが、なんか底の薄さを露呈してしまったような言動でした…無意味に相手を過小評価するのは、軍師としては致命的な欠点なハズですが。

 漢中撤退を決意した以上、陽平関や下弁に兵を置いてても無意味だし、退路を絶たれたらそこに駐屯している兵士たちを見殺しにすることになる。勝ちを捨てた時点で即時撤退というのは、当たり前の判断だと思います。
(現実世界では、この“当たり前の判断”がなかなかできないんですよね。特に、行政関連の事業は…)

 さて、次回“漢中王”の謎は明らかにされるのでしょうか?

No.11664 - 2005/02/16(Wed) 22:42:54

Re: 今週の蒼天<宣告> / 鳳卵 [東北]
 あ、“封ず”は、正史の文章を見てもこの言葉が使われてますね。
 天子の代わりに封じときましたんで、事後承認お願いしますってコトでしょうか(笑)

No.11665 - 2005/02/16(Wed) 22:47:47

Re: 今週の蒼天<宣告> / つね [関東]
先週末は風邪で倒れてしまいました。インフルエンザもはやっているようですし、みなさまお体にご注意を。

1.夢の中の孔明
2.魏風の革命
3.漢中王の衝撃

 まだ素描しか見ていないからかもしれませんが、魏風の革命ってなんかえらく粗雑という気がする。少なくとも実は懐古調の革命のような印象を受けました。春秋の時代、覇者が群立していたけれども周王朝を立てていた、そんな体制を思い浮かべているような気がします。実現性も疑問。曹操を倒せるのか、魏国をのっとれるのか、劉備や孫権が従うか・・・。
 曹操が「漢中王」に衝撃を受けているのは意外でした。「なぜ漢中王か」の教科書的な答は、「かつて劉邦が漢王から出発し、中華統一を果たした史実にならったから」というものになりますが、蒼天では、それだけでは「おもてなし」にはならないと思うので、+αがあるんでしょうねえ。

No.11667 - 2005/02/17(Thu) 00:17:37

Re: 今週の蒼天<宣告> / おかゆライス [東北]
魏諷一派の密会は、荀攸が初めて許都へ来た時の軍議を思い出します。
あの時の評価対象は袁紹で酷評ともいえる評価をされており、荀攸は過小評価されてると感じ、曹操は一同の考えを正してました。
そして今回の評価対象は曹丕。魏諷一派に曹丕を過小評価してるかもしれないと思う人はいない模様で。
もしその場に荀攸がいたらどう思うだろうか。もしその場に自分がいたら、曹丕を過小評価してるかもしれないと思うだろうか。
などと考えつつ、結局答えが出ないまま放ったらかしに。

魏諷は連邦体制を敷こうと考えてると思っていいのでしょうか。
手法が大雑把すぎて、前途多難の様な気もしますが。
このあたりの考えてる事は、つね様とだいたい一緒です。

No.11668 - 2005/02/17(Thu) 01:20:21

Re: 今週の蒼天<宣告> / SMILE [近畿]
”劉備が蜀王に”ではなく”劉備が漢中王に”
それを知った魏王の衝撃はただならぬものでした。なぜあれほどのショックを受けたのでしょうか。私なりに考えてみました。

1.我々は劉備が漢中王になることを知っていましたから不思議には思いませんが本来なら劉備自身が言うように蜀王になるのが普通なのではないか。
2.漢中は魏からすると鶏肋と言うべき地であり、劉備にとっても軍事的拠点にしかならないと見ていた感があるが、劉備陣営にとっては軍事拠点の確保よりも反大勢の象徴たる漢中王就任にこそ本当の意味があったのではないか。としたら簡単に引くべきではなかったのではないか。とゆう自分の判断ミスに気づいたから。
3.曹操とはまったく逆の道である皇帝への道を進み始めたことを意味するのではないか。それを曹操は予想もしていなかったのではないか。(たしか昔そんな会話をしてたような気がするのですが…)
4.孔明の存在を知らない(?)曹操は劉備が変わってしまったことを確信しショックを受けた?

何はともあれ本人が知らないとはどうゆうことよ劉備さんよ…

No.11669 - 2005/02/17(Thu) 10:58:03

Re: 今週の蒼天<宣告> / Syujiro
漢中王は高祖「劉邦」の風の暗示じゃないんですかねぇ。
実際、漢の400年は一続きの時代ではありませんし、第三の漢の興りをあえて臭わせることが一種の計略なのではないでしょうか。引く事を自軍の戦略とした曹操にとって、漢中王を認める形にはめられて、再び踵を返すのか。

No.11672 - 2005/02/18(Fri) 15:16:42

Re: 今週の蒼天<宣告> / Syujiro
正史にそうあるのかどうか分かりませんが、劉邦も自ら漢中王を称したようです。
No.11673 - 2005/02/18(Fri) 15:30:13

Re: 今週の蒼天<宣告> / 5050 [東北]
こんにちは。TATSUさんいつもいつもレビューお疲れ様でございます。
またもやゴンタ先生ご体調すぐれぬようにて休載のようです。大丈夫でしょうか…という私も先日風邪をひいてしまい、まだ少しではありますがひきずっております(汗)みなさん、体にはくれぐれもご注意を…そして、ゴンタ先生の一刻も早いご回復をお祈り申し上げます。


魏風の三国鼎立容認・天子奉戴案…
よくわかりませんでした今回の魏風の言動。色々矛盾が多いです。

曹操を憎んでいるはずなのに褒め称えたり。

次々に飛び交う人士の発言に初めて聞くような反応を見せながらもその場では到底考えつかないような案を提示したり。

しかもその案ではさっき褒め称えた曹操をわざわざ必要も無いのに殺そうとしてたり。

さらに魏風にしては細部の計画性がなさ過ぎたり。
何したいんでしょうかこの男…


"漢中王"…
貫いてますね…見事に方寸を。魏王が激怒しておられます。
これだけ怒れば確かに精神に支障をきたしそうですね…

まあ何故こんなに怒るのかを問えば、やはり夏侯淵のことを劉備が"漢中の王"と言った後に劉備自身が漢中王を名乗った(ていうか名乗らされた、ですね(汗))のが一番でかいのではと思います。

あと最後に孔明と馬謖ですが、夢から覚めて冷静になった孔明とその愛弟子である馬謖がそのあたりの読み違いをするというのは何か腑に落ちません…老子好きというのがやや気にはなりますが。

No.11674 - 2005/02/18(Fri) 15:50:47

Re: 今週の蒼天<宣告> / 陳孫 [関東]
皆さん、お久しぶりです。
TATSUさん、レビューお疲れ様でした。
さて、

>しかし魏王は老齢であるし、次代の王は器不足である。

曹操が曹丕を今ひとつ後継者に決めかねていたのは、やはりこれではないでしょうか?
こんにちでは曹丕に対しては、二代目の務めをよくこなした者として、決して低い評価ではありません。寿命が短かったのが悔やまれるところですが、それは事前に判ることではなく、日本でいえば徳川秀忠と同様に新国家の礎を固めたとされています。
しかし・・・、曹丕は所謂「優等生」でしたが、曹操のような天才から見れば、「優等生」では物足りないのではないでしょうか?
優等生とは所詮、先達の縮小再生産品でしかありません。
曹操の事業は天下統一だけでなく、学問や文化にまで及ぶ大変革でした。
優等生の曹丕では、曹操の事業を無難に継承することは可能でしょうが、逆に言うと曹操を超える事業は不可能です。
おそらく曹操にとっては、自分の事業を継承する者には、自分を超える天才であって欲しかったのではないかと。
だからこそ曹沖に期待してその死を悲しみ、情緒不安定ながらも詩文の天才である曹植と曹丕を最後まで天秤にかけたのでしょう。

>魏・呉・蜀 三国により漢帝室を奉戴する国家体制

魏諷の構想がようやく出てきましたね。
単純な権力奪取ではなく、曹操打倒をその後の国家体制構築にまで結びつけているようです。
漢皇帝を奉戴し、その下で魏・呉・蜀三国の王がそれぞれの所領を統治するわけですか。
これは現在の中華人民共和国が台湾併合を狙って唱えた「一国二制度」に通じると思うのは私だけでしょうか・・・?

>「なんで蜀の王じゃねえんだ?」

これは笑いました♪
おそらく、初めて三国志を読んだ人なら誰でも一度は抱く疑問ではないでしょうか?(笑)

No.11676 - 2005/02/19(Sat) 16:10:39

Re: 今週の蒼天<宣告> / mizuiro [東海]
管理人様、レビューお疲れ様です。

>今までの流れからして、もっと様々な「戦い」や「策と策のぶつかりあい」が繰り広げられた後、「撤退」とならないと納得できません。

全くもって同意です。

曹操が出陣してから、法正の死、張趙馬の突撃停止、曹操と劉備の問答、鶏肋を認めて撤退と、期待させて肩すかしの連続で正直ストレスが溜まる一方です。
これだけキャラが揃ってるんだから、もう史実なんかどうでもいいじゃん、ガンガンやりあってくれよ、と思うのは私だけでしょうか。
最大の敵である劉備との総力戦、盛り上がるだろうな〜。

劉備と曹操が天下について語り合い、張・趙・馬・魏延VS許猪・張郃らの対決、孔明VS郭淮の策のやりとり、そこに賈詡の暗黒の策が炸裂し、張既VS簡雍の外交官?対決、最後は蒋済の次世代の風を感じさせる新しい軍略によって締める、みたいな…もう妄想膨らみまくりです。

No.11678 - 2005/02/19(Sat) 22:10:44

Re: 今週の蒼天<宣告> / 英英 [北海道]
今回まず目を引いたのは、水魚の仲睦まじさでした(笑)。
なんて甲斐甲斐しい主君なんだ!劉備。
「しょぼい…」発言と豹変した孔明にも、ある意味すごいと思いましたよ。

…よくぞこれほどの激情(恋情?)を、
 先の軍議では秘しておられたものです…


>そんな気まぐれ軍師に指揮されるの真っ平御免です。
>まぁ、張飛ならその変更を大喜びで実行しそうではありますが...。

ですよね(笑)。馬超も大喜びで実行しそうです。
間違いなく速攻で襲いかかるでしょう!
あの時馬超はすでに剣を抜いてたし(笑)。
そして何も言わない趙雲も、実は静かに落ちこんでたりして。
「私のスズメ蜂攻撃は、結局徒労に終わるのか…」
とか。
ああ、本当に<丑寅の砦>の作戦を捨てたのはもったいない。
曹操をおびえさせるという第一級の戦功だったのに。
「子龍は一身是胆なり」という劉備の言葉が、ここで出るものと期待してたのですよ。。

馬謖は相変わらずキラキラした子だな〜という印象でした。
“才気走る”って言葉が似合います。
ただ同じ輝いてる参謀でも、法正の場合は己の限界に挑むかのように軍才を輝かせたのに対し、馬謖は才だけが表面を先走りして中身が伴わないような軽さを感じます。
「おめえらが理解してるんならいいが…」
と劉備は言ってますが納得してませんね?
天下をのた打ち回って生きてきた劉備には、馬謖より孔明の方が上等な生き物に映るんじゃないでしょうか。
そして今も昔も劉備にとって、曹操の判断基準は『おっかねえこと』らしい(笑)

>>「なんで蜀の王じゃねえんだ?」
>これは笑いました♪
>おそらく、初めて三国志を読んだ人なら誰でも一度は抱く疑問ではないでしょうか?(笑)

私もここ笑いました。
素朴な疑問だけど、もっともな質問ですよね(笑)
そもそも、なんで主君のあんたが知らねえんだ?

漢中王宣言すなわち、「おいら皇帝になるぜ!」宣言とみてます。
二年前の成都ですでに孔明と話した『王のさらにその上』ってやつが、いよいよ現実味を帯びてきたってとこでしょうか。しかし、劉備は具体策は知らされてなかったのですね(笑)。劉邦の天下獲りが漢中から始まった歴史なんかも知っているのどうか…だってこの驚きようがね…。

魏王は最近不調だな〜。
孫権には「玉座に就け!」と嫌がらせされ、劉備には漢中王宣言&おもてなしされ、ダメージのほどは実はよく分からないのですが(苦笑)、蒼天曹操様には随分大きそうです。
「あの男が呼ぶから俺が往く!」と漢中まで出てきたのに、その男にはフラレてしまうし。
がんばれ殿!

No.11680 - 2005/02/23(Wed) 18:18:01
はじめまして! / 杜恕 [九州]
はじめまして。呉ファンの杜恕と申します。今まで、皆さんのコメントをのぞくだけでしたが、初めて書き込みます。
中学時代から蒼天を読み続けて、蒼天歴も6年になろうとしています。元々、演義で孫策の快進撃を読んで以来、呉のファンでして、蒼天でも孫家や呉の家臣たちの活躍を楽しませてもらってます。ほんの数年前までは周囲の友人達も劉備or孔明びいきの人間ばかりでしたが、某アクションゲームの影響もあってか最近は呉の武将達も注目を集め、正史での活躍も知れ渡って、嬉しく思ってます。
蒼天の呉将達は、正史で語られているような荒れくれ物集団的な迫力を持っていて、なかなか気に入ってます。どうしても、魏vs蜀中心になりがちですが、今後の荊州での戦いに期待しています。個人的には、朱桓、全宗、賀斉らにもぜひ登場してほしいです。

No.11679 - 2005/02/21(Mon) 21:49:22
蒼天は今週も休載…。 / 文月 [近畿]
なんでも、「作者体調不良」だそうで…。
たいした事がなければいいのですが…。
ゴンタ先生には、一日でも早く良くなって、連載を再開して欲しいです。

以上、文月でした。

No.11653 - 2005/02/03(Thu) 17:10:17

ゴンタ先生、大丈夫かな…。 / 文月 [近畿]
今日発売の号でも蒼天は休載でした。
もしかしてゴンタ先生、ずっと体調を崩されているのでしょうか。
それならばご無理をなさらずに、ゆっくり静養して、完全にお体の調子を取り戻したときにまた復帰して頂きたいです。

ゴンタ先生、どうぞお大事に…。

No.11670 - 2005/02/17(Thu) 16:59:57

Re: 蒼天は今週も休載…。 / 陳孫 [関東]
ホント、心配です。
まあ、長期休載はいつものことなので、また休載してもいいですから、どうかお体を大事にいたわって欲しいです。
既に原作者の李學仁先生が亡くなられましたが、ゴンタ先生まで倒れられないよう、心よりお祈り致します。

No.11677 - 2005/02/19(Sat) 16:14:16
蒼天航路について / 読者・相田 コウ [関東]
蒼天航路は、俺の20代の思い出と共にある、俺にとって、思い入れの強い文庫です。
この文庫のもう1つの題は『乱世を生きた破格の英雄・曹孟徳、永遠の物語。』だということ。これをまず、念頭に置いてほしい。
まず、この蒼天航路の文庫の中で、曹操の死について描写するどころか、それについて触れないことは間違いないと思います。
蒋済の進言がまだあるという展開が完結してないのに、ストーリー新展開に進むという発想も、蒼天航路の細かいところを、もう少しきちんと見てほしいなと、俺は思います。
ですから、漢中のストーリーは、次回もまだ継続します。
荊州騒動の新展開は、ないと思っていた方がいいと思います。
これは、皆さんも察しているかと思いますが、物語完結の告知があったのに、それでも連載が継続されていること事体、珍しいと思いませんか??
そこに、2、3回の連載ではとても完結できないような新展開を持ってくることは、考えにくいと思います。
従来の三国志物語と蒼天航路は、始まりの1話から違うんです。
蒼天航路は、ラストに衝撃的な期待をする文庫ではないことを皆さんの頭に入れてほしいんです。
もう、ここまで愛読してきた皆さんの頭の中には、曹操という人物が描けられるはずです。
蒼天航路の物語が終焉することはありません!
それは、連載が終ることとは違うと思うんです。
ですから皆さん、連載が終了する事実は、正面から受け止めようとしましょう。
これから蒼天航路の、1回1回の連載が、奇跡なんですから。



No.11656 - 2005/02/07(Mon) 08:36:47

Re: 蒼天航路について / 蒼井雪乃 [関東]
「20代の思い出と共にある」との言葉から察するに、相田氏は既に20代も終わりか、
あるいはそれ以上の年齢の方をお見受けしますが、自分の主張を文章として伝えるという点においては、残念ながら非常に未成熟な印象をお受けいたしました。

モーニング誌上で「年内完結」という字句が踊ったのは事実ですが、元々の本人の意図か、相次ぐ休載という事態の変容によるものかはともかく、今なお連載は継続しています。
「新展開を持ってくることは考えにくい」というのは、ひとえに「蒼天は2004年内、ないしは、残り数話で完結する事が"決定"している」「ゆえに、余計な新展開に話数を割くことなど出来ないはずだ」という前提に基づいた主張と思われますが、これはよろしいですか?

あと、文中のところどころに出くわす「文庫」という表現ですが、これは何を意味しているんですか?
文庫版蒼天航路の事とも思えませんし・・・。

「はじまりからして他の三国志物語とは違う」、これはいいでしょう。しかし、だからといってその事がラストが描かれる事はない、という「根拠」にはならないのでは?
既に"年内"の完結は反故にされてるわけですしね。延々と続く事はさすがに無いでしょうが、露骨な打ち切りでも無い限り、尻切れトンボはありえないと思うのですがどうでしょうか。

No.11657 - 2005/02/09(Wed) 16:00:42

Re: 蒼天航路について / 通りすがり
まあ、編集部の言う事なんて信用出来ない物ですよ。
その証拠に、次回予告の煽り文句と実際の内容が全然別物という事がしょっちゅうですしね。
少なくとも、色々と伏線が張られている荊州争奪戦と魏風の乱は、漢中戦後に間違い無く描かれると思います。
曹操の死が描かれるかどうかは確かに何とも言えませんが…

No.11658 - 2005/02/09(Wed) 21:45:10

Re: 蒼天航路について / みっちー [東北]
はじめて書かせていただきます。いつも楽しく拝見させていただいています。

さて、今後の展開についてですが。それは誰にも正確に予想することはできません。よしんばある程度予想できたとして、「無駄なことだから」という理由で未来について期待を抱く権利を人から奪うことはできません。この場に名を連ねる誰もが、期待が裏切られて失望するリスクよりも、楽しみにして待つ今のヨロコビを選んでいるというだけです。求められるのは、たとえ裏切られたとしてもそれを受け入れられる強さだと感じます。

とはいえ、ファンの期待が大きすぎてゴンタ先生がプレッシャーに感じるのだけはいけませんが…。自分の描き方を貫いてくだされば我々ファンは十分満足できるはずです。マイペースでがんばって欲しいところです。

というわけで、みなさん今後も手に汗握って見守りませんか?どうでしょう。

No.11659 - 2005/02/10(Thu) 01:57:34

蒼天航路を最後まで応援したい / 曹徳 [近畿]
 こんにちは。こちらには初めて書込みさせて頂きます。
 僕も蒼天航路のサイトを作っている者です。失礼します。
 上記書込み楽しく拝見致しました。
 蒼天航路という一つの漫画に対しても人それぞれの思いがあり、人それぞれに届く思いがあるのだなと改めて感じました。作者が描いたものが人に影響を与える、とても素敵なことだと思います。最後がどのような形になるかわかりませんが、王欣太先生には思う存分書き切ってほしいものだと思います。

 ところで、拙サイトで今度「最終話のXデーはいつか」というアンケートを作ってみました。もちろん来年も続くかも知れませんが、とにかく最後の最後まで蒼天航路を楽しみたく、またこれまでの連載に感謝と敬意をもって挑みたい所以です。
興味がないとかいうことであれば、どうぞ聞き流して下さいませ。
すみません。
http://vote3.ziyu.net/html/souten.html
管理人様>サイトの宣伝みたいになっちゃいましてすみません。
問題ありましたらお手数ですが削除お願いします。
皆様、お邪魔致しました。それでは。

No.11660 - 2005/02/15(Tue) 13:29:26
蒼天航路・これからの展開大予想!! / 文月 [近畿]
こんにちは。文月です。
今週は蒼天が休載で少々寂しい木曜日となりましたね。
次の木曜日まで退屈なので、管理人様をはじめとする皆さんに、これからの「蒼天航路」のストーリー展開の予想をお聞きしようかと思います。

ではまず、言いだしっぺの私、文月から…。

まず、曹操はあの後、そのまま漢中から軍を引き揚げて、関羽との来るべき戦いに備えようと鄴だか許昌だか洛陽だかに帰っていくと思います。管理人さまはそれでは物足りない、と仰るかもしれませんが…。(苦笑)
そして、魏諷の乱を経て、曹仁VS関羽VS呂蒙(&陸遜)の、荊州をめぐる、まさしく「三国志」を象徴するかのような、三つ巴の戦い、そして曹操の死、というふうに「蒼天航路」の物語は締めくくられるのでは、と見ています。
私個人の希望としては、まず于禁の降伏については、歴戦の名将・于禁の名誉が最低限守られるように、かつ我々読者からみて納得のいくようにゴンタ先生に描いてもらいたいです。
また、徐晃と関羽の関係もある程度掘り下げてこの二人の対決を描いてほしいですね。
あと、陸遜は、219年の時点で36歳ということなので、某K社のような美少年顔というのもなんなので、お髭の似合う渋いオジサマとして登場してほしいです。(笑)

以上、私、文月のワガママたれ放題でした。(^^;

No.11637 - 2005/01/27(Thu) 17:27:45

Re: 蒼天航路・これからの展開大予想!! / つね [関東]
今頃・・・と言われそうなレスですが、少々時間をもてあましたので、私も書いてみましょう。

とは言え、大筋は文月様の書かれていることから外れないと思いますので、ピンポイントで。

・曹操撤退:案外あっさりかもしれませんねえ。交馬語(まだ言ってる)くらいはあるかもしれませんが、大規模戦闘はなさそうな気が。

・魏風の乱:あまり知られていないこの事件を3回くらいかけてじっくり書いてほしい。伏線上、孔明が出てくるのは仕方ありませんが、それなら魏蜀をまきこんだ大陰謀として描いてほしいものです。

・劉備漢中王即位:曹操はあまり気にとめないような気がします。三天王あたりは青筋立てて怒るかもしれませんが。

・荊州騒動:蒼天関羽は演義に近い理想系として描かれていますが、演義に沿ったとしても、関羽の傲慢さ、戦略眼のなさがどうしても表れてこざるをえない部分です。これまでの関羽像とどう折り合いをつけていくかに興味があります。陸遜の顔には私も興味がありますが、曹操が反董卓大同盟を結成したときが34歳、周瑜が病死したのが35歳なので、36歳美青年ありです(さすがに美少年ではないでしょう)。まさかフランケンではないでしょうね。関羽処刑の報に対する曹操の感想は興味があります。

・于禁の降伏:ほう徳と対照的に書かれてしまいがちなので、文月様の希望通りにいくかどうか。

・曹操の死後の経緯は1回くらいかけて赤壁最終回のように絵巻物風につなげていってほしいです。ラストは陳寿が「非常の人、超世の傑」と書いて筆を置いたシーンで。

・・・予想というより、希望とか妄想になってしまいますね。

No.11654 - 2005/02/06(Sun) 02:09:45

Re: 蒼天航路・これからの展開大予想!! / 文月 [近畿]
>つね様

> 今頃・・・と言われそうなレスですが、少々時間をもてあましたので、私も書いてみましょう。

いえいえ、最初にスレッド立ててから約10日誰もレスして下さらなかったので、レスしてくださる方がいてむしろ嬉しいです。(笑)

> ・劉備漢中王即位:曹操はあまり気にとめないような気がします。三天王あたりは青筋立てて怒るかもしれませんが。

たしかに、蒼天の曹操はそれで特に不快がることはないでしょうねえ。
むしろ、「とうとうあいつも王を名乗るようにまで成長したか。」って感慨にふけりそうな気がします。それでも三天王はつね様の言うとおり
怒り大爆発させそうですが。

> ・于禁の降伏:ほう徳と対照的に書かれてしまいがちなので、文月様の希望通りにいくかどうか。

完全なるホウ悳の引き立て役、という描き方だけはゴンタ先生にはして欲しくないですね。
「真・三國無双」の最新作でも、ホウ悳(「無双」では「ホウ徳」ですが)はプレイヤー武将になったのに、于禁はいまだ汎用顔ですから……って、「蒼天」にはあまり関係のない話題でしたね…。(汗)失礼しました
ーーー!

No.11655 - 2005/02/06(Sun) 12:26:40
asking for help / Subin B. [外国]
Greetings from a big souten-fan from Korea.

I have so much interest in Soutengoro. Always have been in search of meta-textual data but it is hard to find something in Korea. People have no regard for Souten cause it is a comic -- did you know people in here still underrate comics? NONSENSE!

I'm finding interviews of GONTA and HAGIN. If you have one of these, please let me read. I want to know an ideology/idea of Souten world.

Hail to the world's greatest comic! Thanks.

No.11651 - 2005/01/31(Mon) 11:19:49

Re: asking for help / Redfang [東海]
Hi! Nice to meet you Mr.Subin B.
Presumptuously, please let me answer for you.

There are Mr.Hagin Lee's words for Souten-Kouro in Korean.
http://www.asc-net.or.jp/hagin/default_k.htm

The one that I know is only this site.
Is it useful for you?

Please pardon it,if I wrote strange English (^^;
See you!

はじめまして、Subin Bさん。
僭越ながら、お返事させて頂きます。
ここに、ハギン先生の蒼天航路の話が載っています。
私が知っているのはこのサイトだけですが、お役に立ったでしょうか?
英語でおかしな所があったらご容赦下さい。
それでは!

すごくご無沙汰している紅いキバでした。

No.11652 - 2005/02/02(Wed) 01:42:55
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