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正史で赤壁にて孔明は / 諸葛菜 [地球外]
お久しぶりに諸葛菜です。むむむ、今週号のことは言えないので、次のようなことを。

三国志演技では、孔明は、活発に動いていますが、正史では、孫・劉の同盟の交渉をしただけで何もしてないそうです。
その辺を、踏まえて考えると、孔明が、居ても居なくても、物語の大筋に関係ないと言ってもいいような描き方もできると思います。怪異な現象を引き起こしてる孔明は、そのせいなのかどうか。

ただ、孔明もそうだけれど、赤壁での曹操の状態は、なんか、よくわからないです。
昔、対文醜戦あたりで、曹操にとって、戦は、勝つためのものではなく、人を解き明かす手段のようなものだ、というような記述があるのです。

そうすると、三国鼎立とこの奇妙な人のうねりを解き明かすに、至っていないから、曹操は、必要な敗北だというようなことを言っているのか。

今回の赤壁については、孔明の存在も、そうだけれど、曹操が、果たした役割や意味みたいなものが、謎です。
わたしは、蒼天の赤壁自体が、よくわからなくなりました。

No.3030 - 2001/11/14(Wed) 18:22:25

Re: 正史で赤壁にて孔明は / にひ [関東]
>人を解き明かす手段

それよ、それ。まったく赤壁では人を解き明かしてない。

>曹操が、果たした役割や意味みたいなものが、謎

激しく同意。

No.3044 - 2001/11/15(Thu) 01:52:55

Re: 正史で赤壁にて孔明は / DAI [関東]
ニイハオ!

江南の蛮族たちも大喜びだわ!殿の「男」の前ではな!

霧の向こうに蒼天が見える!

唯一、これ?

No.3045 - 2001/11/15(Thu) 02:01:10

Re: 正史で赤壁にて孔明は / come [近畿]
にひさん、先日の長文、僕の名前が挙がっていたのにレスしなくてごめんなさい。筆不精なもんで。で、なぜか諸葛菜さんのスレにレス。

諸葛菜さん、僕も激しく同意です。赤壁自体がよく分からない。
真偽定かならぬ形で始まった赤壁ですが、話の流れに必然性がまったく見られない。孔明が曹操に無視されたのも理由がよくわからないし、孔明と交わった曹操の変化もいまいちよく分からない。生活習慣が変化しただけ?
僕的に評価できる点は(そんな偉い事言える立場じゃないですが)孔明が人間をよく理解しているけど、何か足りない、というところでしょうか。先週にそのような記述がありましたが。劉表のところでみせた「目から溢れるこの熱さはなんだろう」という孔明、結構好きなんすよ。以前DAIさんが孔明は人間を理解していないとか言ってたあそこです。

残念なのは大活躍してくれるであろうと信じていた周郎が、こともあろうに禿に飲み込まれちゃったってところですかね。周喩さえいてくれたら…

No.3046 - 2001/11/15(Thu) 02:52:47

Re: 正史で赤壁にて孔明は / にひ [関東]
>DAIさん
「あの漫画」を読みすぎてない?

>comeさん
筆不精というか、最近アンタ出てこないじゃないのよ〜。(おばさん調でお送りしました)

No.3047 - 2001/11/15(Thu) 03:00:59

Re: 正史で赤壁にて孔明は / DAI [関東]
>「あの漫画」を読みすぎてない?
いや、1時間くらいで読み飛ばしたから、ウロ。

でも、あそこだけでしょ。実際。
まあ、週間ベースでの批評は今週で終わりですね。
引き際としては、いいんでは。

初陣の心地

長坂(饅頭)

ボケ

儒との戦い

浮かれてクルーズ(宇宙視点付き)

ニイハオ

お腹痛い

阿瞞の笑み ふはっ

フュージョン・別離

戦場で行政

巨大化(黄蓋の視点)

びびる・逃げ

今週

No.3048 - 2001/11/15(Thu) 03:23:41
曹操と孔明 / 生さんま [近畿]
はじめまして。蒼天航路に関するサイトを巡るうちにここへ
たどりつきました。

先週号の展開について、だいぶみなさま議論を交わされている
ようですが、私が考えたことと近い意見が見あたらなかった
ので、場違いを承知に書き込ませて頂きます。

孔明の超常的な力によって、赤壁の戦いが介入を受け、曹操の
敗北に至ったという解釈がすべての論の基盤にあるようですが、
反転しては考えられないでしょうか。「孫権軍突入船の炎上」
「天然ガスの噴出とそれへの引火」「東南の風とそれによる
船団の大炎上」、時系列に起こった事件のすべてが孔明という
原因に結びつけられるように描かれてはいますが、このそれぞれ
の事象から孔明を切り離したとしても、すべては問題なく成立
します。孔明の主観を中心として語られる今号と、そのビジュアル的
インパクトから、読み手は孔明の超能力へと思考を誘導されてしまい
ますが、その実、かれの主観を抜けば、かれは何もしていない
のと全く同じなのです。どんなに素晴らしく力ある虚構も、
直接的に現実を革命することはかないません。「おまえは
曹操にとって虚構なのだ」という言葉を、まさに裏付けする
のが、今週の蒼天ではなかったのでしょうか。孔明は自身の
持つ虚構性を強調されるためにのみ人外の大きさに肥大しなけ
ればならなかった。そして、かれの存在を度外視しても成立
する「曹操の敗北」に、その虚構性をついに立証されてしまう
のです。演義の孔明と正史の孔明にある隔たりは、後世に付与
された物語性にこそありますが、ふたつの孔明のどちらかを
ではなくて、その間にある差異をこそ具現化したものが蒼天
航路の孔明であるように思うのです。

以上、勝手な私見でした。よければご意見お聞かせ下さい。

No.2993 - 2001/11/13(Tue) 20:09:28

Re: 曹操と孔明 / まさ [関東]
成る程。私も同じような考えです。蒼天の孔明は、だけれど悲しい存在です
ねえ。

No.2995 - 2001/11/13(Tue) 21:01:48

Re: 曹操と孔明 / にひ [関東]
>事件のすべてが孔明という原因に結びつけられるように描かれてはいますが、このそれぞれの事象から孔明を切り離したとしても、すべては問題なく成立します。

この点は、私も昔、似たようなことを他のサイトで書いたら「浅い」と言われました。(笑)…いや、賛成です、と言っておるわけです。

No.2997 - 2001/11/13(Tue) 22:37:00

Re: 曹操と孔明 / DAI [関東]
>そのビジュアル的インパクトから、読み手は孔明の超能力へと思考を誘導されてしまいますが、その実、かれの主観を抜けば、かれは何もしていない
うまく逃げられるように描いてますよね。でも、私にはそれはかりそめの抜け道に見えます。大目にみて、フュージョン以降の流れを追って、ここまで孔明を見せられて、実は何もしてないよん♪と言われても。

>「浅い」と言われました。(笑)
あはは、根に持ってる♪そう言った方々の意見こそ、今、ちょっと聞いてみたいですね。いぢわる?

No.3014 - 2001/11/14(Wed) 04:58:58

Re: 曹操と孔明 / meg [九州]
はじめまして。単行本派のmegと申します。
「単行本派」なので、23巻以降のストーリーは読んでいません。
もしかしたら、見当違いな発言もあるかもしれません。
あらすじは、ここのBBSのおかげで知っています。

生さんまさんのご意見、拝読いたしました。
なるほど。そういう考え方もあるんですね〜。
わたしは、孔明の妖術反対!なんて単純に思っていたのですが
これで、24巻の発売が楽しみになりました。

No.3023 - 2001/11/14(Wed) 10:46:16

Re: 曹操と孔明 / Lisa [近畿]
>生さんまさん
初めまして。ご意見、なるほどとは思いましたが、
そうだとしたら、これまでの超常現象、例えば、フュージョンとか、岩に乗って空を飛んでいるのとかは、一体何だったの?って、なりませんか?
DAIさんの書き込みとダブりますけど、実は何もしてないよと言われても、やっぱり納得できるものではないと考えます。

No.3028 - 2001/11/14(Wed) 15:01:34

Re: 曹操と孔明 / 生さんま [近畿]
みなさん、丁寧なお言葉ありがとうございます。お返事になるかどうかわかりませんが、以下に少々蛇足的補足を付け加えます。

虚構の本質とは「現実を最も華麗に演出するが、現実の在り方そのものに介入することはかなわない」という点にあります。孔明の持つ虚構性の部分、例えば岩に乗って空を飛ぶとか巨大化するとかは、曹操を含めた現実を、なんら変質させていないと言えます。それらは白昼に浮かぶ個人の幻覚のようなもので、映写機のように、孔明の内的世界を外界へと投影しているに過ぎないのではないでしょうか。これまで、最も映像的に極端な類の虚構化は、孔明とその従者とのみが登場している場面においてしか行われてきていません。事実、孫呉の会堂等、衆人環視のうちにおいては、孔明は「三国志世界の中において唯一近代的自我を持ち、そこから発言をする奇人」という程度にしか描写されていません。これはかれの虚構力が、その見かけほどには大きな影響を持つものではないことを裏付けているのではないでしょうか。また、孔明以外が明らかな虚構を目撃した例として、劉備が昇竜をつりあげる場面がありますが、これは孔明自身が語るような「曹操イコール現実」のアンチとして、つまり孔明の属するところの虚構サイドの人間として劉備が名指しされたということなのだろうと思います。(冷徹なまでの曹操の現実主義に対して、劉備の信じる”仁”や”義”は、人間の意識の中にだけある誰も見たことのないもの、つまり”虚構”ですよね)

まとまりませんが、以上再び私見でした。これからものぞかせていただきますので、どうぞよろしくお願いします。

No.3038 - 2001/11/14(Wed) 20:52:12

Re: 曹操と孔明 / にひ [関東]
>DAIさん
>あはは、根に持ってる♪

いや、ボクはね、「演義孔明=自然現象や人間心理を直接・自在に操るタイプの知者」(これだと殆どバケモノ、最後には荒唐無稽になる)に対して、「赤壁篇初期の孔明=諸要素に干渉し、間接的に大局に影響を与えるタイプの知者」という「新しいタイプの知者像」が提示され、かなりイケてる、と書いたんです。その上で「近頃の孔明は…」と批判した。
そしたら後段にカチンときたらしく、前段は無視された。前段は、ほとんど絶賛ですよ。まったく…という意味で、その人物に対する私怨もありますが、「新しい知者像」とか勝手に悦んでたワタシは、作品の「その後の展開」によって「穢された」わけでありまして。(笑)そーゆー恨みもございます。

>生さんまさん
孔明サイドから見たストーリーの解釈については、仰る意味わかるのですが、他のスレッドで諸葛菜さんが言ってるように、曹操=主人公サイドから見たストーリーは(強い言い方をすれば)破綻してる気がするんです。このあたりの整合性はどのようにお考えですか。

No.3043 - 2001/11/15(Thu) 01:50:02
ふう。 / DAI [関東]
さて、そろそろバランス崩れてきたし、お暇しなきゃ。
色々整理していたらでてきたので、天地人、豪族連の過去ログ公開です。
ただ、4月以降が見つからない。

なんか、すごくたくさんの方がいらっしゃって下さってたんだなぁ、と。思いました。

蒼天考以降の方もどうぞ。一年前のTATSUさんがいますよ。

http://www.idisk-just.com/fview/ywtdxN1_pp9GCJfiMlABjT172OpDl91sPC-OTQuhMHsVLAo9CmxHsG1yIWkKtM1uFtXJGHF1IoETmaqJhy_0HQ

http://www.idisk-just.com/fview/dYaMmOlJRz7qbWDKYXQHxtweJYTotbr05F9Yd0dWecF-pF2Ea_YmBL43PFN0Hc3WXvqsg4EhoF5A5SUZyBZXfg

No.3033 - 2001/11/14(Wed) 19:54:37

Re: ふう。 / DAI [関東]
ついでにこれらも。
天地人時代までのものですが。

http://www.idisk-just.com/fview/HHKMbQ0M3rpjig64WPAqGOEPUY7AFZDHL27QTkHctQM9SQ6_HNKHcGYvdSnAniQyx6vrhyIyT3tlYAFFKm2DSA

http://www.idisk-just.com/fview/ypqJ3FRcxsubvp0BR1XkuwRX2GF6rllsfOKVt9AtzK0Vr0U_nVSbG2T_SL5qOdIrq9RdhQGrMmBzzyh54D3HUw

http://www.idisk-just.com/fview/2h7HZy4XcwDlPfvfBeEsTqLYJFvazrmE2psUH3hSgHkwZzUlIsWV0EMHYw7PDlT02hKlN1tUy0Xm-rZIn5ubbw

http://www.idisk-just.com/fview/VS2n9FKx98pscVsA9_NqjYN0jvH6Iyq3HLQonZayN0UOKk-Z07wtIJaoPu0f2GNnCp08u8yuqMREX5EFPYv5QQ

No.3034 - 2001/11/14(Wed) 20:13:54

Re: ハァ・・・ / come [近畿]
豪族連があるということは僕の書いた糞レスもあるんですよね?
穴があったら入りたいです。(=_=)

No.3039 - 2001/11/14(Wed) 22:48:20
ふぉっふぉっふぉっ / 蓮 小夜 [近畿]
お久しぶりです。お初の方々こんにちは。よろしく御願いします。
50000Hitおめでとうございます!すごいですね!あっという間でしたね。

周りに蒼天好きが居なくて悲しんでいたのですが、この前実は美術の先生が中国好きの蒼天好きだと言う事が判明しましたっ!ウレピー。授業中三国志トークしまくりました(笑)案外近くに仲間が。でも教師としては問題アリな人なんですけどねぇ。 ところで蒼天の新刊は、いつ出るんでしょう?早く出ないかなー!

No.3001 - 2001/11/13(Tue) 23:53:39

Re: ふぉっふぉっふぉっ / やまめ [東北]
はじめまして!小夜さんのお名前はかねがね・・・。
小夜さんとお話できるチャ〜ンスということで、横から失礼します♪

>中国好きの蒼天好き
凄い!話が盛り上がりそうですねぇ〜。羨ましいです。しかし、先生、授業中に盛り上がっちゃうとは、先生もトークしたがっていたのでは?!
私も今度中国人の方と仲良くなるチャンスがある予定なんです(留学は今月からの予定なのに中国での手続きが終わらないらしく、まだ来ない・・・)。その方が三国志好きかどうかは、まあ別にして、向こうの方の雰囲気をじかに質問できたりするのかと思うと、もう、今からドキドキワクワクします。ちょっと迷惑なやつですが(笑)。

>蒼天の新刊
たしかどこかのスレッドに情報があったような・・・。クリスマスあたりでしたっけ?(曖昧な記憶でゴメンナサイ)

No.3006 - 2001/11/14(Wed) 01:13:35

Re: ふぉっふぉっふぉっ / むだい [関東]
横レス失礼しますです。
>小夜さん
>美術の先生が中国好きの蒼天好きだと言う事が判明
その先生がお幾つかは判りませんが、年配の人(いわゆるオジサマ)には結構三国志好きはいますよ〜。蒼天好きとは限りませんが。三国志が判る若い人(特に女性)だと逆に驚きと共に親しみを感じるらしいです。
しかし、盛り上がりすぎて授業を中断してはなりませぬぞ(笑)。

>やまめさん
中国留学?!すごい!うらやましいです!
毎週末小旅行で、あんなところにも、こんなところにも行けるんですね!!
やっぱり、外国でもどこでも実際行ってみないとわからないところばかりですよね。空気の匂いとか、色合いとか(ホントに華北と華中で景色の色が変わって見えました)。
お友達をたくさん作って楽しい留学生活を送ってください。早く手続き済むと良いですね。

No.3017 - 2001/11/14(Wed) 07:16:10

Re: あわわ。 / やまめ [東北]
>むだいさん
留学生は私ではなく、中国からいらっしゃる方です。紛らわしい書き方をしてしまったようでスミマセン〜(汗)。郵便が最近の色んな事件の所為で滞りがちらしく、中国側の手続きがまだ終わらず、その方も早く日本にきて勉強したいらしいのですが・・・(とても真面目で勉強熱心な方のようです・・・)
しかし、私も外国に行きたいのはホントです〜。特に最近は中国に行ってみたいですね(笑)。むだいさんは実際に旅行とかされたんですか?

No.3021 - 2001/11/14(Wed) 09:25:48

Re: ふぉっふぉっふぉっ / meg [九州]
>小夜さま
おおっ!お仲間発見ですね!
美術の先生、ということは授業中にトークしても全然問題ないッスね!
でも、教師として問題アリって...?

>やまめさま
いいですね〜。ぜひ、仲良しになってください!
で、やまめさんにはここのBBSで色々報告していただくというのは...
そういえば、わたしが以前バイトしていた結婚式場に中国の方が
研修にいらしたことがありました。その方はかなり感じ悪かったです。
「日本人になど教えてもらう必要はない」って言ってました。
でも宴会場で、外に出るドアと物置のドアを間違えてキャンドルサービスの間
ずーっと物置で待っていたりしてました。かなりマヌケです。

>むだいさま
わたしも中国行ってみたいです!!
見たいところがたくさんです!味わいたいものもたくさん...

No.3024 - 2001/11/14(Wed) 10:56:48

Re: ふぉっふぉっふぉっ / BUN [近畿]
>小夜ちゃん
『蒼天航路』24巻は12月21日発売予定みたいです。
...私も、まとめて読める日が待ち遠しいです。

それにしても、蒼天好きの美術教師...身近で三国志熱く語れるお仲間...いいなあ〜!!
...でも、いいの?小夜ちゃん?そんなこと書いて...
その先生も、蒼天考見てたりして(笑)

>やまめさん
私もてっきり、やまめさんが留学するのかと思いました(^.^;
...むだいさんは行ったことあるみたいですね〜!
うらやましいなぁ、もう!!

...そういえば、天津に留学なさってたちよじさん、もうすでにお帰りのハズですよね〜?ず〜っと気になってたんですけど、忙しいのかなぁ〜...。

No.3025 - 2001/11/14(Wed) 13:42:51

Re: ふぉっふぉっふぉっ / Lisa [近畿]
>小夜さん
こんにちは。もしかしたら、初めましてでしょうか?
教師として問題ありでも、なかなか羨ましいですねぇ、そんな先生がいるのは。ホント、その先生も、このサイト見てらしてりして??

>やまめさん
早くその中国の方にお会い出来ますように!
たとえその人が三国志には興味のない方でも、かの国の事をいろいろ聞けると思うと、実にワクワクしますよねっ。

>BUNさん
ちよじさんの事は、実は私も気になっていました。
天津のおみやげ話を、楽しみに待っていたのですが。
体調、崩されていたみたいだし、心配です〜。

>megさん
いまだにそんな中国人のかたもいるのですね〜。
日本人になど教えてもらう必要はない??・・・って、
じゃあ、何しに来たんでしょうね(笑)
かくいう私も、シンガポールで、中国系のかなり年輩のタクシーの運ちゃんに、日本人だとわかるやいなや、降りてくれと言われた事がありました。

No.3027 - 2001/11/14(Wed) 14:51:17

Re: ぐはあっ…!! / むだい [関東]
>やまめさん
ごめんなさいぃ〜!!興奮して激しい勘違いしてましたあっ!!スミマセン〜!
いやあ〜、こちらへ来る留学生の方と仲良くなって、三国志の話で盛り上がったりしてくださいね!(照れ隠し)

>実際に旅行
ツアーで行っただけです。もっとうろうろしたかったです。
中国旅行といえば、小夜さんがこの夏中国に行かれましたよね〜。旅行記もっと読みたいです。

>日本人になど教えてもらう必要はない
まあ、歴史的経緯もあって、アジア諸国全般的にいい感情は持ってもらえないですよね。感情の問題は努力しても百年くらいは余裕でかかるのでは?
中国大陸から留学してくる方は、お国の中でも社会的ステイタスの高い方が多いようですので、もしかしたらそういうプライドもあるのかも知れませんね…。でも、人それぞれだと思いますよ。
台湾や韓国の場合、日本は近場で治安もいいから、特に女子学生の留学先に親が選ぶことが多いと聞きました。

No.3032 - 2001/11/14(Wed) 19:53:06

Re: ふぉっふぉっふぉっ / 蓮 小夜 [近畿]
やまめさん、Lisaさん、はじめましてー!蓮 小夜(はちす さや)です。
仲間を見つけると楽しいですよね。その日の美術の時間は先生が私のを手直ししてる間ずっと三国志トークでした。友達ひいてた…!「何言ってるか分かんないよ!」とか言って。先生は呉好きの陸遜好きだとか。私とは合わない。

★やまめさん
>小夜さんのお名前はかねがね・・・。
あらっ。小夜ってば有名人(笑)←アホ
中国の留学生、楽しみですねぇ〜。中国語教えてもらえるかも知れないじゃないですか!いいなー。また、お話聞かせてくださいね!
★megさん
えぇっ。それって、かなりヤな人ですねぇ。外国人とか関係なしで。普通そんな事言わないですよー。
★BUNさん
分かりました。ありがとうございます。楽しみだなぁ♥あぁ!早く続きを!
★Lisaさん
えぇぇιタクシーから降ろされたんですか!すごいなぁ。やっぱ戦争とかの関係なのかなぁ。
★むだいさん
>旅行記もっと読みたいです。
いやぁ…学校でエッセイ書いて、もう嫌になりました(笑)あ、そうそう!そのエッセイをコンクールに出したんですけど発表が24日なんですよ。まぁ絶対に確実に落ちてますけど。

No.3035 - 2001/11/14(Wed) 20:22:22
常連になってやるー! / op2 [関東]
むだいさんレスありがとう〜〜〜です
嬉しくってまた書き込んじゃいました。。
私も皆さんみたいに博識になりたいっすよ
漫画家にとって「三国志」ってテーマは登山家にとっての
エベレストみたいなもんでしょうか、、、雄大でいいすね。
作品中ではよく星について語られますが、
曹操をはじめあの時代の人たちには地動説なんてなくて
地面はまっ平らで天の星たちが動いているもんだと思っていたんでしょうね。
天下はどこまでも果てしなく続いていて人の一生では知りえることができない
程の広がりの中に自分がいるんだろうな。
私たちはいろんなものを手に入れましたが
代わりにいろんなものを失ってしまったかな、、、?
なんて気持ちになるのは私だけでしょうか?

あいや、また読み返すと文章ヘンだし

No.3002 - 2001/11/13(Tue) 23:54:51

Re: 常連になってやるー! / DAI [関東]
>天下はどこまでも果てしなく続いていて人の一生では知りえることができない程の広がりの中に自分がいるんだろうな。私たちはいろんなものを手に入れましたが代わりにいろんなものを失ってしまったかな、、、?

んー、なんとなくその感覚はわかります。でも。。
手に入れたから、失ったのでしょうか?
手に入れることと、失うこと、直接リンクさせたら何も出来なくなる気がします。
手に入れることは手に入れること。
失うことは失うこと。
手に入れた「から」、失った。
それだと何も残らない。・・・なんて、ね。思いました。

はじめまして。OP2さん。良い常連さんになって下さいね。

No.3013 - 2001/11/14(Wed) 04:49:59

Re: 常連宣言ですか〜 / BUN [近畿]
はじめまして、op2さん。
前のスレッドの時、ごあいさつしそびれてました...失礼しました。
私も三国志と出会ってから、まだ日の浅い人間なので、ここに来てから、いろんなコト学んでます。
 ...あらゆるイミで(笑)

星について、よく出てきますよね〜!
私、星とか好きなんで、ついなんとなくこの時代の天地の解釈について、調べてみました〜!
 三国志の時代よりずっと昔には、「蓋天説」という考え方が主だったらしいです。数学の古典『周髀算経』(周の時代の数学の本?)に出てくるそうです。
この「蓋天説」は、大地は碁盤のように四角い方形で、天は円く開いた傘のように大地に覆いかぶさっている、という考え方...らしいです。
 そして紀元前一世紀頃には、「渾天説」という考え方があらわれ、この影響で「第二次蓋天説」という考え方に修正されていったそうです。
この「第二次蓋天説」は、天も地もともに半球状で、天も地も北極点が中心であり、天がすっぽりかぶさっている、という考え方...のようです。
 肝心の三国志の頃なんですが、ちょうど先ほどの「渾天説」の方が正しいのではないかとする論争が起こっていたそうです。
この「渾天説」は、天も地も球形で、卵に例えると黄身が地球にあたり天は殻にあたる、という考え方...だそうです。
 この論争で、三国志ではおなじみの鄭玄、蔡ヨウ、陸績たちが「蓋天説」の難点を論じたことで、「渾天説」がこの時代の天文学として定着したんだそうです! すごいです!驚きです!

 ...え〜と、その、大地はどこまでも果てしなく続いてると...思ってたわけではなかったみたいです...
なんか、大きさ計算してたみたいですし...(私にはよくわかんないんですけど...)

って、こんなことうっかりツッコんでしまって、
私は知識を得た代わりに、op2さんのいう感覚を感じるすべを失ったかもしれません...m(_ _)m
 ...でも、失うのをおそれて、得ようとしないのは、なんかさみしいと思うんです。

No.3029 - 2001/11/14(Wed) 15:38:50
再び登場 / TATSU@管理人 [関東]
今日の午前中は昨日飲んだ酒が抜けなくてフワフワしてました(笑)

いや、皆さん、すごいです。熱いです。
驚くべき量のカキコです。
レス付けたいカキコもいっぱいあるのですが、「言いたいこと」をそのまま付けていくと多分夜が明けてしまうと思うので泣く泣くROMに徹しております。(でもしっかり読んでおりますぞ)
いや「ひとことレス」という方法もあるんですが、今回の話題はそれじゃ済まされないと思うので。

あ、新人さんには挨拶を。
生さんまさん、はじめまして。蒼天考へようこそ。

>このそれぞれの事象から孔明を切り離したとしても、
>すべては問題なく成立します。

今週の蒼天「正」は読んで頂けましたでしょうか?
わざと孔明を切り離してストーリーを追ってみました。
ちなみに管理人はあんな感じで(孔明抜きで)十分満足です。

>「おまえは曹操にとって虚構なのだ」という言葉を、まさに
>裏付けするのが、今週の蒼天ではなかったのでしょうか。
>孔明は自身の持つ虚構性を強調されるためにのみ人外の大き
>さに肥大しなければならなかった。

ここおっしゃる通りです。そんな感じで欣太先生も描かれたように感じます。
でも管理人としては「孔明を虚構」にする理由はなかったような気がするのですが。
なんか「フュージョン」のツジツマをあわせる為だけに....
いや、こーいうことはまだ言うまい。

No.3003 - 2001/11/14(Wed) 00:26:12

Re: 再び登場 / DAI [関東]
>なんか「フュージョン」のツジツマをあわせる為だけに....
>いや、こーいうことはまだ言うまい。

あ、まだ酔っ払ってらっしゃる。
私も蒼天の好きだったところ、まとめてみようと思います。
にひさんはすでに作業中との報告を頂きました。

あ、大団円ではないそうですよ。

No.3016 - 2001/11/14(Wed) 05:08:52

Re: 再び登場 / BUN [近畿]
ず〜っと登場しといて下さいってば!

>DAIさん
それって新しいHPの予告ってことですか?

No.3019 - 2001/11/14(Wed) 08:07:58
50000HITありがとうございます。 / TATSU@管理人 [関東]
どうも。管理人です。
おかげさまをもちまして50000HITを達成することができました。
ありがとうございました。
これもひとえに「蒼天航路」という作品への興味の高さだと思っております。

さて先週の木曜の「今週の蒼天」以来ご無沙汰しております。
正直言ってこれほどたくさんのカキコがあるとは思いませんでした。
なんかどれにどうレスつけるか考えてるうちに、次のカキコが書き込まれていくような...
で、管理人が帰結するようなレスつけるより、暫く皆さんの熱いカキコを見守っていたほうが良いと判断し、ROMらせて頂いておりました。

特に初登場のにひさん、千折さん、冷静且つ論理的解釈、ありがとうございました。特ににひさんは「この人の解釈は私の数段上をゆく」とDAIさんより推薦状を頂いておりました。(でも千折さんもなかなかどうしてです)
遅れましたがはじめまして。蒼天考へようこそ。

管理人は今はひたすら「いくら何でもあの孔明はないだろ!」という気持ちでいっぱいで、曹操についてはまだ思いが至っておりません。
というか主役である曹操に対する「細かい批評」は作品の根底に係わる部分なので折りを見てしたいと思っています。
赤壁編全般に関する感想はとりあえず来週(今週)の蒼天の「赤壁終了編」を待ちたいと考えております。

では、皆さん、引き続き蒼天考を宜しくお願いします。
あ、あと一言、
「踏み逃げはやめてくれ〜」

No.2968 - 2001/11/12(Mon) 01:33:56

Re: 50000HITおめでとうございます。 / BUN [近畿]
 TATSU殿、やっとおでましですか〜!
...ROM派なんてさみしいこと言わないで下さいよ〜!

 でもそのスキに50000HIT達成とは...!
こんなにいいキリ番なのに...なんともったいない...

 ともあれ、まだ、あと一週分残ってる以上、結論急ぐことないですよね...?

No.2976 - 2001/11/12(Mon) 14:00:48

Re: 50000HITありがとうございます。 / 蒟KIT [四国]
50000ヒットおめでとうございます。
先日ようやくイベント用の絵を描き終わり、
珍しく今回のカキコに加わらせていただきました。

ぼちぼち蒼天の絵でも描くかな〜と思ってたところなんですが、
そういや前回送ったのが4万ヒットの時だったんですよねぇ。
いや〜早い。青州兵より早い。

それにしても、なんだか僕もこの掲示板も含めて
孔明に引っ掻き回されたって感じですね。
「蒼天己死」の四文字によって群龍のカキコがあふれた、
そんな印象が(^^。

作中で孔明が曹操論を並べてましたが、
あんまり真に受けないほうがいいと思いますよ。
彼は曹操のことは見えても、曹操が見ているものは見えてないと思います。
穢れを嫌い高空を飛ぶ鳳が、
地にありながら清廉として在る別の鳳を見て
怒ってるようなもんでしょう。何故燕雀と歩を同じくするのか!って。

曹操を一番わかってるのは、やっぱり劉備ではないでしょうか。

No.2977 - 2001/11/12(Mon) 14:44:56

Re: 50000HITありがとうございます。 / 紅いキバ [東海]
50000ヒットおめでとうございます。
思えばTATSUさんがこのサイトを立ち上げられたのって、
赤壁編が始まるか始まらないかのころですよね。
その間だけで50000ヒットとは、この先どこまで伸びるのやら。
いやはや、すごい数字です。

No.2981 - 2001/11/12(Mon) 22:07:19

Re: 50000HITありがとうございます。 / しん [沖縄]
5000ヒットおめでとうございます!
きれいな青空に魅せられて旗揚げの頃より拝見しておりましたが、すごいですね!
 

No.2982 - 2001/11/12(Mon) 22:55:45

Re: 50000HITありがとうございます。 / しん [沖縄]
失礼しました。桁がひとつ足りなかった。
No.2983 - 2001/11/12(Mon) 22:57:12

Re: 50000HITありがとうございます。 / Lisa [近畿]
50000ヒット、おめでとうございます。

踏み逃げとは、何たることでしょう。
あぁ、もったいない!

No.2990 - 2001/11/13(Tue) 16:15:33

Re: 50000HITありがとうございます。 / come [近畿]
TATSUさん、おめでとうございます。
蒼天って言うのは思ったよりも速度が遅いもので、
このサイトができたころ、蒼天航路はまだ長江の霧の中でした。
つい最近のような気がします。
ちなみに流砂ができたのも孔明が登場してからなんですよね。
蒼天が始まった頃僕は中2でした。(読んだのは高1)

いろいろ愚痴ってみてもやっぱり蒼天が大好きです。
蒼天考が流砂を抜く頃まで蒼天航路、続きますかねぇ?

No.2991 - 2001/11/13(Tue) 16:31:07

Re: 50000HITありがとうございます。 / MOKA [関東]
TATSUさん、50000Hitおめでとうございます!
このサイトには、「蒼天」をただ読んでいるだけでは気づかなかった
深い意味を学ばされることがとても多くて、いつも本当に感心しています。

蒼天はコミックス派なので、最近の展開の話に混ざれないのが
かなりもどかしい今日この頃ですが、
皆様の熱いご意見を読んでいると続きが凄く気になってしまいます。


これからもこんな風に蒼天を熱く語れる良いサイトを創り続けて下さい!!

No.2992 - 2001/11/13(Tue) 18:26:28

Re: 50000HITありがとうございます。 / ネオ [地球外]
TATSUさん
50000ヒットおめでとうございます。
もう、完璧に流砂を越えてますね。

いや〜凄いです。
これからも、益々の御発展をお祈りします。

No.3000 - 2001/11/13(Tue) 22:57:15

Re: 50000HITありがとうございます。 / やまめ [東北]
TATSU殿
50000hitおめでとうございます。
最近めっきり寒くなってきましたねぇ。蒼天も妙な感じですし(笑)。いやいや、しかし、これからも、熱く熱く語りましょう、描きましょう!!(では、手短ですがご挨拶まで・・・)

No.3004 - 2001/11/14(Wed) 00:54:47

Re: 50000HITありがとうございます。 / しとろん [近畿]
50000hitおめでとうございます!!
いや〜、すごい数字ですね!それに、もうすぐサイト創設8ヶ月ですね!

では、これからも蒼天考の繁栄を祈っております。

No.3007 - 2001/11/14(Wed) 01:15:00

Re: 50000HITありがとうございます。 / DAI [関東]
遅くなりました。50000HITおめでとうございます。
ふ、と、天地人で細々と二人で話をしてた頃を思い出しました。

これからも頑張ってください!

No.3015 - 2001/11/14(Wed) 05:05:11
天を掴むもの、掴まぬもの / DAI [関東]
ふ、と、思い出す。
90年代世界のサッカーシーンに踊り出た稀代の名選手、イタリアの至宝ロベルト・バッジョのこと。
そのあふれる才能で間違いなく、90年代の主役であったはずの選手。
90年のワールドカップで世に踊り出、しかし、PK戦の末敗退。
94年、痛む体を引きずりながら何度も奇跡を起こし、イタリアを決勝に導くも、自らのPK失敗の末、陽のあたる場所に届かなかった選手。
98年、苦難を乗り越えフランス大会に乗り込み、イタリアを窮地から救う過去に決別するPKで完全復活。しかし、やはりフランスとの引き分けの末、PK戦敗退。

天に届いておかしくない、誰もがそう思う人間がいる。
その一挙手一投足に人は歓喜し、注目する。
それでも、人の想いで「天命」が左右されることはない。
それが、冷たく、わびしく、寂しい現実。

それが現実なのかもしれない。
それでも拳を振り上げるものに人は心を打たれる。

せめて、蒼天航路の周喩に一度くらい陽のあたる場所に出て欲しいと願う。
天に届くものと、届かぬもの、その差はどこにあるんだろう。
そんなの、ない、と、言ってはだめなんでしょうか。

2002年ワールドカップ、イタリア代表復帰を目指し驀進していたバッジョの大怪我のニュースを知って、そんなことを考えました。

No.2945 - 2001/11/10(Sat) 19:26:01

Re: スポーツもので行こう / にひ [関東]
なんともDAIさんらしい話。(笑)
サッカーとゆえば、最近茶の間にも流布してる↓↓こーゆー言葉が大好きです。

「おーっと、すばらしいイマジネーションだー」
「フィジカルが強い」

…こーゆー言葉を使いこなすことに妙に憧れます。(←(笑)ね)
という冗談はさておき、

別スレで触れた「合肥の孫権の不戦撤退」はですね、野球で言えば「あの見送り方が投手に雑念を生じさせた」みたく解説いれると面白いところだと思うんです。ドカベンなら「武蔵坊、ド真ん中見送り…!」→「どど〜ん」みたく盛り上げられる。なんでやらんのだろ。

周ユだって各方面の作戦展開、数コマで終ってたからなー。カクカが北伐の時に首ふってたの、あれサッカーで言えば司令塔の身振りを連想するんだけど、周ユの場合「おーっと、すばらしいイマジネーションだー」はついに見れませんでしたね。ホントはすばらしいんだよー。つーか、すばらしく書いて欲しかった。とってつけたように劉備の「言葉で説明する」だけじゃなく。で、決断の重さにハナシが集中しすぎて、しまいには腰抜かしてるし。うーむ、官渡大戦の頃はもう少し戦局全体への意識があったよなー。

でね、やっぱドーハでもロッテ−近鉄ダブルヘッダーでもいいけど、ああいう死力を尽くした後に立ち現れる壁(=天命)、という感覚を、私なんかは期待してたんだなー、とDAIさんのを読んで気づきました。「バッターの戦術的な見送り」→「指令塔のイマジネーション」etc…の積み重ねがあって、初めて「決断」が生きてくる。さらに、勝敗はその先にある。

…と思うのに、人間の格と決断だけしか語らないから、孫呉にとっては「かろうじて勝った」という奇跡性が非常に薄っぺらに感じられます。奇襲は良かったんですけどね〜。「ゲリ」が……ねぇ??

No.2963 - 2001/11/11(Sun) 22:46:04

Re: 天を掴むもの、掴まぬもの / DAI [関東]
>野球で言えば「あの見送り方が投手に雑念を生じさせた」
この表現いいですね。なに!という。ただ、腰が引けて見逃したのではない、と。お前らの配球では俺は打たんぞ、という。

>つーか、すばらしく書いて欲しかった。とってつけたように劉備の「言葉で説明する」だけじゃなく。
もう、本当にもう、その一言に尽きます。赤壁は周喩の戦い、と、大声で言ってくれるような作品、蒼天航路がしなかった以上、この先表れない気さえします。

>ああいう死力を尽くした後に立ち現れる壁(=天命)
劉備が怒鳴ればいいってもんじゃないでしょ、と。立ち尽くすだけで天命だを説明されても、納得できない。せめて、拳を振り上げて欲しかったです。

No.2970 - 2001/11/12(Mon) 05:44:07

Re: 天を掴むもの、掴まぬもの / BUN [近畿]
>天に届くものと、届かぬもの、その差はどこにあるんだろう。
>そんなの、ない、と、言ってはだめなんでしょうか。

 そこに差があるというなら、...それが違いというなら、
なんだかそれは結局、それぞれの結果の違いから見たとき、なんかまるでそこに差があったように見えるだけ、なんじゃないだろうか...
なんて、私は感じます。
 そして、そこで、その瞬間に生きてる人間に、やっぱりそこまで決定的な差なんてない、って、私も思ってます。

現代なら、様々な情報メディアありますけど、
あの時代のことは、後世、その結果の違いを記す歴史家の筆だけが、その違いの原因と結果の因果関係の一部を、私たちに見せてくれます。
 そこにどんなに多くの人が、想いを寄せていたのだとしても、それはこの因果の外にあるんですよね。
...でも、その人々の想いに、私も心惹かれます。結果はそんなことに左右されるハズなくっても。

 ただ、その瞬間に生きてる人たちが、誰かに想いを託したり行動を起こす時には、それなりになんらかの理由があるはずで、たとえ後世の歴史家が筆を曲げたとしても、そこに記される彼らの行動に、整合性のある理由を見いだしてゆくことさえできれば、その人々の想いは隠しきれないハズだ...なんて、ナマイキなこと考えてみたりしました。

 ...私、スポーツネタ、知識なくってよくわかってないんですけど、DAIさんのお話を読んで、なんかこう思ったので...
...たぶんボケかましてズレたこと言ってるとは思いますが、ご容赦下さい。

No.2978 - 2001/11/12(Mon) 14:53:03

Re: 天を掴むもの、掴まぬもの / DAI [関東]
>その瞬間に生きてる人間に、やっぱりそこまで決定的な差なんてない、って、私も思ってます
よかった。同意してくださる方がいて。

>たぶんボケかましてズレたこと言ってるとは思いますが、ご容赦下さい。
全然、そんなことなかったです。これ言いたかっただけなんですけど、スレあげちゃって、他の方ごめんなさい。

No.3012 - 2001/11/14(Wed) 04:42:55
大敗北 / RUN [東北]
>管理人殿
50000ヒットおめでとうございます。何回か素通りしてました。ごめんなさい。

流砂の投稿が消えてました。シクシク。赤壁、そろそろ自分も総ざらいのまとめをしてみたいと思っていますが、今回は今週号の評価に止めたいと思います。皆さんとは違った視点から今週号を「感じて」みたいと思います。

孔明に関してですが、皆さん同様何故ああしなければならなかったのか不可解でした。結局、曹操は「人間の力」=「孫呉」で勝てる存在ではなく、非常識な超常現象でなければ倒せない存在に祭り上げられてしまいます。願わくば「人間の力」にて敗北させてほしかった。とはいえ孔明の変身には一考する余地が残されている様に思える。そもそも孔明って何者?縁者や肉親のいる現実の人間であるのは間違いなさそうだが同時に異形の世界の住人の様でもある。中国には古くから優れた怪異小説が多い。いくつか翻訳を読む機会があった。狐精、幽霊、鬼界の住人。龍、麒麟、仙人、想像力豊かなファンタジーの世界に満ち溢れていた。同時にそれらは人間に忌み嫌われた存在。また畏怖し遠ざけられた存在。「千と千尋と神隠し」のように人と共にあり人の目に触れず人を拒みそこに迷い込んだ人間を妖かす世界。少女のように可憐で見目麗しい孤児の少年に魅せられた孤精たちが彼を誘い込んだのだろうか。思えば泣きながら殺戮の地上を幽玄のごとく霞のように漂う孔明の姿があった。身寄りの無い彼を孤精たちは庇護し慈しみ育てたのかもしれない。その時から彼は現実の人間であると同時に異界の住人となった。彼自身は虚構の世界に半身を置いているとは気づいていない。「桃源郷」が実は存在しない世界と知らされるまでは・・・。彼は自分の存在が消え去りそうになるのに恐怖し「現実」に穢れた事に怒り狂う。自分の存在を確かめるかのように「現実」に生きる曹操にすがりつき執着する。静止する少年たちを振り払い異界に消し飛ばして暴走する孔明は哀れでさえある。老人が劉備に孔明を頼むと言って消え去ったのも慈しみ守ってきた彼を泣く泣く手放し「人間の世界」に戻れるように託した様に見られる。

「現実」に生きる曹操はどうか。にひさんはこうした展開を曹操のせいと言っている。まあ曹操賛美漫画だからと開き直ってもいいのですが、孔明が確かに曹操を深く掘り下げる解説者の役割演じているのは確か。さらに「孫呉」は曹操の偉大さの引き立て役、道化。曹操万歳、曹操偉いでは蒼天の内容が薄くてアンチの方々に屈服するしかない。後から赤壁の展開を掘り下げていこうとは思うが今週号に関して「感じた」事だけ書いていこうと思う。

曹操の逃げっぷりには個人的には満足した。期待以上だ。油断したからとか本気じゃなかったとかいう言い訳は曹操はしない。負けは負け。炎に包まれた柱を払いのけ火傷に苦痛の表情を浮かべてもなお眼光鋭き輝きを失わないのは生きた人間の表情だ。無様で素晴らしい。挫折無き人生は無い。失敗もあるしこれからもする。それでもなお突き進まんとするその「精神」こそ賞賛すべきものではないか。曹操を賞賛するのではなく。

曹操の詩を評して「古直にして悲壮」と言った人がいる。私たちは社会性を身につける上で取り繕うことを覚える。作り笑いや上っ面の同情で。しかし私たちは知っている。好奇心に溢れた眼できょとんとして驚きを隠さないあの表情を・・・。原初にして古直の精神こそ作者の問わんとしている核心ではないのか。勝ち負けや優劣にこだわっているわけでは無いと思うのです。

No.2969 - 2001/11/12(Mon) 03:50:12

Re: 大敗北 / DAI [関東]
流砂にないな〜っと、思ってました。
内容は日を改めてゆっくり。
ちょっと一言。

>アンチの方々
この言い方は、だめです。本流の解釈をしない人をアンチといっちゃだめです。長嶋引退で影の薄くなった、近鉄、ヤクルトの優勝。なぜ、近鉄がスポーツ新聞の一面じゃないんだ、という人々をアンチ巨人と呼ぶような行為かと。違う視点で野球を見てるだけなんです。

私や、にひさんはそりゃ心地よい言葉を並べることは人一倍苦手ですが、それでも私たちの立ち位置で蒼天を正面から捕らえようとしてるだけなんですから。

No.2972 - 2001/11/12(Mon) 06:05:47

Re: 大敗北 / にひ [関東]
>RUNさん
ご無沙汰しております。アンチ、必要でしょ。理科の実験で「水を与えら植木鉢と水を与えない植木鉢」両方があるようなモンです。私もここ1週間は結構「水を与えて」ます。RUNさんが「水を与える」立場なら、そのへんは読んで欲しいですね。しかし「酸素がないと発芽しないんじゃないか…?」とゆー疑いは持ってます。(笑)

>孔明の解釈
ここ1週間、それこそアンチ孔明が多かったようですが、RUNさんの解釈は「買い」ですね。物語内在的に、説得力あると思います。それ、頂きます。

>勝ち負けや優劣にこだわっているわけでは無い
RUNさん、その主語は「曹操」ですか?…私はそうは書いてませんよ。
むしろ、蒼天曹操は仰る通り「優劣からも超越して」描かれてます。作中人物としての曹操は、そんなもの歯牙にもかけない。
しかしRUNさんは他のキャラには言及してない。私が書いたのはキャラ相互の関係のことです。つまり「優劣にこだわってる」のは作者、あるいは赤壁篇における作品世界です。
・・・で、ハナシは通じるかな。

No.2975 - 2001/11/12(Mon) 13:47:24

Re: 大敗北 / Lisa [近畿]



> RUNさん
初めまして。RUNさんやDAIさん、にひさんの深い考察の足下にも及ばぬ、単なる感想しか書けない未熟者でおこがましいとは思うのですが、今回のRUNさんの書き込みに、ズン!と心に響くものがありましたので、ひとこと、レスを入れさせていただきます。

>曹操は「人間の力」=「孫呉」で勝てる存在ではなく、非常識な超常現象でなければ倒せない存在に祭り上げられてしまいます。願わくば「人間の力」にて敗北させてほしかった。
呉軍の見せ場がない、とか言う以前に、こう言うべきでした。曹操が負けるのはわかっていた事。その負け方がどう描かれるのか、を見たかったんだ・・・と、改めて気づかせられました。

>思えば泣きながら殺戮の地上を幽玄のごとく霞のように漂う孔明の姿があった。身寄りの無い彼を孤精たちは庇護し慈しみ育てたのかもしれない。
そうだったのか!と思えば、双子達や、人とは思えぬ孔明にも納得。つじつまが合いますよね。

> 油断したからとか本気じゃなかったとかいう言い訳は曹操はしない。負けは負け。
>挫折無き人生は無い。失敗もあるしこれからもする。それでもなお突き進まんとするその「精神」こそ賞賛すべきものではないか。
曹操が、孫呉を甘く見ていたのも、気まぐれのごとくクルージングに出たのも事実。「孫権が攻めて来たらどうなさるのですか」「やむなし、だろ」なんて、言ってました。ただ、今回のこの場で、そんな事を悔やんだりするのでなく、即座に必要かつ的確な判断を下したという点で、曹操を評価したいと思うし、極めて曹操らしいと思います。
曹操に関しては、「何言ってるのこいつ。前と矛盾してるぞ。」と感じる事は、多々あります。曹操ファンだからと彼を庇おうとは思いませんが、常に前を向いている曹操の姿勢には、自分にはなかなか出来ないからか、圧倒されるものがあるし、見習わざるを得ないと感じます。

ぬるぬるのカキコですいません。ホント、感想文ですね。

> アンチの方々
>この言い方は、だめです。
「曹操様を逆賊と言ってはいけません」と言った時の孔明を思い出してしまいました。DAIさん、不快に感じられたら、すみません。ご意見を否定するつもりで書いたのでは無いです。パシッと切れのいい言い方だなぁ、と。
RUNさんも別に、悪い意味でアンチとおっしゃったようには、思えないですが。

これからの曹操、後ろは向いてほしくはないが、逃げおおせてから、後悔に打ちひしがれるシーン位はあってほしいです。

No.2989 - 2001/11/13(Tue) 16:12:30

Re: 大敗北 / DAI [関東]
>RUNさんも別に、悪い意味でアンチとおっしゃったようには、思えないですが。
あ、はいはい。それは分かってるんですがね、アンチ、とね、折角にひさんでてきたのに烙印押されちゃね、寂しいな、と思って。でも、本人、アンチ上等なのでそれでよしですね。(笑)
でもなぁ、一度アンチと烙印押されると、そのままですから。言ってることは変わらないのに(苦笑)それが、早かったか、遅かったか、だけなんですが。これ、ちょっと愚痴。

で、これ。
>「酸素がないと発芽しないんじゃないか…?」とゆー疑いは持ってます。(笑)
売ってるよ、喧嘩。(T_T)

>DAIさん、不快に感じられたら、すみません。
あ、大丈夫です。

>願わくば「人間の力」にて敗北させてほしかった。
ねぇ。では人外のものに曹操負けるのか?
わが拳は無類無敵!!

>彼は自分の存在が消え去りそうになるのに恐怖し「現実」に穢れた事に怒り狂う。
ああ、もう、後付けでも何でもいいから孔明の存在を確固たる物にしましょう。・・・・むなしい策か。

>「精神」こそ賞賛すべきものではないか
「精神」だけでなにやかやが語れるなら、それは孔明語るのと同じになるのでは?曹操は何ゆえに曹操だったか。・・・はぁ。。今更。・・・・むなしい策か。。

>私たちは社会性を身につける上で取り繕う
>原初にして古直の精神こそ作者の問わんとしている核心ではないのか
剥き出しの感情に何があるか。最後には知ってるものが勝つ。そこに悲壮があるのでは?

No.3011 - 2001/11/14(Wed) 04:38:56
孔明の瞳 / まさ [関東]
孔明の瞳が3つというのは、もしかして、曹操、劉備、孫権を表して
いるのでは? ということは孔明が実は彼等が作り出した思念の具象化
したもの???。なんて勝手に下らない事を想像しておりました。
いやいや考えすぎ。

No.2994 - 2001/11/13(Tue) 20:57:47

Re: 孔明の瞳 / 紅いキバ [東海]
官渡編の終盤で登場した成人孔明の瞳は一つでした。
まだキャラが固まっていなかったんでしょうけど(孔明軍団には囲まれていましたが)その当時、袁・曹の戦の趨勢が決まっていなかったため、
天下三分に開眼してなかったと考えると、物語上も筋が通りますね。

No.2996 - 2001/11/13(Tue) 22:25:38
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