 | 今日の夕刊に「100年後の関東、南九州の暑さ」という見出しが載っていました。記事は見出しの通りですが、先日、映画「デイ・アフター・トゥモロー」を観たばかりだったので、本当にそうなるのかなと、そのまま信じませんでした。映画を観ていなかったら、すぐ納得してしまったかも知れません。というのも映画の結末は全く逆で、このまま温暖化が進むと、極地の氷が融けることによって海水温が下がり、それが大気の流れを不安定にし、異常気象を起こすと同時に気温の低下をもたらしていくのです。まもなく、かって地球の歴史に見られたような氷河期を迎えるのです。その時期が100年後とか、そんな先の話でなく、1週間ほどでニューヨーク辺りがマイナス数十℃の凍結した世界になってしまいます。 このところ暑い毎日なので涼を求める映画としては最高ですが、気になったのが、この温暖化現象。今後、実際どういうふうに進むかわかりませんが、人間が好きなように地球を荒らした結果、生まれた現象であることは間違いないようです。そういう時代に生きている自分に、何ができるのか、考えさせられる映画です。
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No.315 - 2004/07/30(Fri) 01:07:27
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