 | 自閉症の子供を育てている親からすれば納得してしまうところが多く共感。「マラソン」というタイトルをあえてつけなくても良かったのではないかと思いました。主人公がたまたまマラソンが好きでそれに取り組んでいた事が話しの流れにはなっていたけれど、自閉症という障害者が人間社会の中でどんなに人間関係で生きずらい生き方をしているか、と言う事を訴えたかった映画であり、忠実に描かれいたと思います。主人公とコーチとのかかわりがあまり出ていないようでしたが、自分から相手にアクションを出せない彼をあの描き方しかできないのだろうとまたまた共感。ドリンクを差し出したところで全てが描かれた。と思えてしまいます。手探りで子供の事を理解しようとしてきた自分の子育てが蘇って来てしまいました。自閉症の子供の親が見る見方と一般の人が見る見方が多少違うかも、と思いました。
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No.650 - 2005/07/29(Fri) 21:03:00
| ☆ Re: 「マラソン」観て来ました。 / nonki | | |  | 「マラソン」というタイトルをあえてつけなくても良かったのではないか・・・ なるほど、そういう見方もあったんですね。あの映画であまりにマラソンの結果にこだわり過ぎると、本質が見えなくなる。 自閉症を理解する方法の一つとして、自閉症児になりきるという方法を聞いたことがありますが、この主役の演技には目を見張るものがありました。かつて「レインマン」という映画で、ダスティホフマンが自閉症の青年を演じたけれど、それよりもよく自閉症の姿を表現しているなと思いました。自分ならどう演じるか、そんなことを想像しながら見るのもいいと思います。
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No.651 - 2005/07/30(Sat) 23:22:41 |
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