長曽根さんとの試合を勝利していよいよ2月19日に準決勝と決勝ということになったが、実は雨により1日順延したがために長曽根さんが主宰する全国交流大会である2DEYと試合が重なることとなった。
2DEYは12期新Aチームがスタートする上で全国の強豪チームと力比べをする大事な大会。 もちろん美原大会は6年生の最後の大会であり大事な準決勝と決勝を残していた。 6年生が5人しかいないので5年生を入れないと単独では試合ができない。
悩んだ末に美原大会を優勝しながら、2DEYで最高の経験を積ませる。 準決勝を6年生5人と5年生3人と3年生を3人入れて11人で。 2DEYを5年生6人と4年生2人と3年生を4人入れて12人で、それぞれを戦うことに。
2DEYを田中コーチとヒビキとレイに任せ、監督は池原コーチ・道城コーチと共に美原大会へ挑んだ。 小粒な5年生を3人連れてきたが1ポジションは3年生の期待の星アオイをいれて戦うことになる。 どうしても優勝させたい・・
準決勝の相手は山本クラブさん。 いつも通りジャンケンに負けて河南の先行ではじまった。 相手ピッチャーは左のエースと思いきや、何と大きな体から重い速球を投げおろす右の大型ピッチャーがマウンドに上がってきた。初対戦だ。 初回、シンペイの1塁線への強烈な当たりを飛びつき相手のファインプレーでスタートした。 ソウタをセカンドにおいてケンセイのライトへのライナーも好守備で阻止される。 河南のマウンドはコウキ。この日はコウキとシンペイで準決勝と決勝を半々で投げさせようと決めていた。行けるところまでコウキで行きたい。 コウキは調子が良く、球がビシビシ走っている・・ 1、2回を3人で抑えたが、3回裏に2アウト2塁から1番君に左中間へ運ばれ1点先制される。先に点を取られてしまった。 そして続く4回裏、1アウト2塁となったところでシンペイに交代。もう1点もやれない。 シンペイは6番・7番を連続三振で切り抜けた。 時間的には6回が限度。残された攻撃は2イニング。 子供たちに何としても1点取り返すぞ!と激を飛ばす! 5回の表の攻撃は1アウトから6番ホダカが2塁打を放った。7番カナムが四球で歩き逆転のランナーが出た。この5年の2人に重盗のサインを出す。命からがら決まる・・ そして打席の8番のガクが決めて、とうとう同点に追いついた・・ 6回裏、シンペイが3・4・5番を3者連続三振に打ち取り、勝利のゆくえは抽選にゆだねられた。 これまで抽選は1勝4敗。しかしなぜかこの日は勝てると思った・・・ くじは・・勝ち・負け・負け・負け・・・(この子達は必ず勝つ!と心の中で叫ぶと)勝ち・勝ち・勝ちと逆転、しかし次に負けが来ていよいよ最後の札に・・・ (この子たちは勝つ・・・) 最後の札は・・・勝ち! ベンチに戻り手を合わせて勝利を祈っているスコアラーのソウタ母ちゃんへ小声で「勝ったよ」と伝えると泣き崩れた。 応援団は皆喜んでいる! よく頑張った!いよいよ決勝戦だ!
決勝の相手は美原ライオンズさん。 中学生並みの子達が4人ほどおり、準決勝で長打を連発する打力を見て、やはりもう1枚5年がいる・・必ず決勝へ進むと決めこみ、すぐに2DEYからアオイを呼びよせていた。
準決勝のメンバーにアオイを追加し、いよいよ決勝が始まった。 しかしこの決勝はすさまじい戦いになる・・・ |
No.219 - 2017/02/27(Mon) 17:13:29
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