■リザルト（TISSOT）
http://www.tissottiming.com/sports/cycling/road/cmr2005/evt_10/cl_e_10_en.htm

■リザルト（CN)
http://www.cyclingnews.com/road/2005/worlds05/?id=results/worlds056

以下、思ったことをだらだら書きます。

＝＝＝
不利だなんだと言われつつ、ボーネンが勝ちました。
2位がバルベルデ。
名だたるスプリンターのみなさんは
だいたい２０〜３０位あたりにひしめいてます。

動画を見てないからわかりませんが、
スプリンター向きのコースではなかった、というよりは、
ゴール直前のチームプレイで勝敗が決まったような気がします。

最後のターン後の直線で、いかに巧く前に出れたか。
マキュアンはそこらへんのラインの読みにたけていて
（一見）アシスト無しでもがしがし前に出れるわけですが。
（だから最後のカーブを「マキュアンターン」とか
　名づけられてしまったわけですが）
それだけではチームプレイに勝てなかった、ということなのではないでしょうか。

勝手な想像ですが、総合的なチーム力という面で
ベルギーとスペインが勝っていたということかなーと。

ただ、スペインは役者が多いので
それぞれが自己主張したがるかなと思ってたんですが、
以外にそうでもなくてちょっと感心しました。

＝＝＝
マキュアンは、最終コーナーに名前までつけられてしまったのに、
いい成績ではなくてかわいそうかもです。

ベルギーのメディアは容赦なさそうだけど
あまりマキュアンを叩いて欲しくないです。

まあ、ボーネン祭りがしばらく続くだろうから
それどころじゃないか。

＝＝＝
ベッティーニが期待通りに
ペタッキとはまったく別の動きをしてくれて
大変面白かったです。

後半の逃げに乗って、
逃げを抑えてペタッキのスプリントに備える。
あるいは、もしも逃げが決まるようなら自分が行く。
という両面リーチ作戦だったと思うのですが。

でも、展開から想像するに
絶対に自分で行く気まんまんだったに違いないですね。

いやあ、それでこそベッティーニです。
老獪ライダー万歳！

■CNよりスタート時のベッティーニ＆ペタッキ
http://www.cyclingnews.com/photos/2005/worlds05/index.php?id=worlds056/115
あはははは！仲悪そう〜〜〜〜
たまたまそういう瞬間が写真になっただけなんでしょうか笑えます。

＝＝＝
ユーロスポーツのライブオーディオ実況を録音して
i-PODに入れて会社の行きかえりに
ラスト1時間分くらいを聞き返しました。

　LOOK AT THIS!
　VINOKOUROV GOES ONCE AGAIN!

　VINOKOUROV IS GOING AGAIN!

とか何度も出てきて泣きそうになりました。

勝たせてやりたかった、ヴィノクロフ。
彼のアタックシーンを早く動画で見たいです。

カザフスタンチームは一番バランス取れてて
いいとこに行くと思ってたんですが。
結局、ゴールスプリントの渦に乗り切れなかったらしく
ヴィノは21位でした。

ヴィノクロフがエース待遇に慣れてなかったのが
一因かもしれないな、というのはダンナの説ですが
その通りかもしれないです。

ボーネンは、ゴール前までずっとおとなしくしていて
名前が連呼されてたライダーはベルギーの他の選手でしたしねえ。
なので、本当ならエースはあんなにガシガシアタックするものではなくて、
そういうのはアシストの仕事なのかも。

……ただ、アタックしないヴィノなんてヴィノじゃないし。

来期、エース待遇になったとき、ヴィノはどういう走りをしてくれるんでしょうか。
興味深いところです。

＝＝＝
で、録音したそのライブオーディオ実況、
６時間分たっぷりあるんですけど。

いったいこんな長時間どうすればいいんでしょう。
絶対フルでなんて聞き返しませんよ。

でも、もったいないからしばらく消せそうにないです。

＝＝＝
ディスカバリーの最高位は、
TTに続いてスロベニアの新人、ブレイコビック。11位。

こやつ、もしかしてものすごい大型新人なんじゃ。
前にも書きましたが、まだ21歳ですよ。

上手くすると、2年くらい後にはボーネンみたいに
若くしてエースをはれるようになるかもしれません。

で、ボーネンみたいに地元チームに引き抜かれたり。。。
というのが無いようにして欲しいです。
（でも、あのボーネンが今のディスカバリーにいるところなんぞ
　全く想像できないわけですが）
（今思いついたのですが、
　ボーネンとアームストロングって、年齢はだいぶ違いますが
　ものすごくキャラがかぶってる気がします）

7月31日に契約したばかりだそうなので、
まだ別府とは顔をあわせて無いかもしれませんね。
こんなすごい同年齢の選手とチームメイトになるのだから、
別府にもいい刺激になるに違いありません。
いろいろと楽しみです。


＝＝＝
で、こういうことを言うとアレですが、
自分としてはボーネンでよかったかもです。

思い入れが薄いので呪われてもあまり精神衛生に悪くないし。
それ以前に呪われそうにないしボーネン。
（マキュアンも呪われそうにないけど）

アルカンシエルの呪い伝説がいつ頃から始まったのかわかりませんが、
ボーネンには、できれば悪いつき物を祓って欲しいです。
がんばれボーネン。


No.857 - 2005/09/26
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