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記事No.5647に関するスレッドです


ジロ2022 終わりました
ジロ最終日St21タイムトライアル、
ヒンドレーはカラパスより7秒遅いタイムでゴール。

■リザルト
https://www.procyclingstats.com/race/giro-d-italia/2022/stage-20

St20 で得たタイムギャップの逆転を許さず、
カラパスを上回ること78秒でヒンドレーが総合優勝しました。

■105th Giro d'Italia (2.UWT) Final GC
https://www.procyclingstats.com/race/giro-d-italia/2022/gc/result/result

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・なんかもうドーフィネも後半戦に入ってますが
 いまだにジロの余韻に浸っております。
 ヒンドレーは強かったし、それを活かしたボーラも素晴らしかった。

・思えば、2017年にボーラがワールドツアー昇格し
 2016年末で解散したティンコフの有力どころと大量契約、
 ジェネリックティンコフ(ひどい)として生まれ変わってから
 私のボーラ推しが始まったのでした。

・2017年、ジロSt1でいきなりポステルベルガーが速掛けで逃げ切りステージ優勝、
 マリアローザを獲得という驚きのグランツールデビュー。
 この年に33勝挙げてワールドチーム4位、以降、
 2021年に至るまで常に年間勝利数5位以内という立派な強豪チームに。

・にもかかわらず、ステージレースの総合優勝を争うようになるまでには
 もう少し時間を要しました。
 初めての総合優勝は2019年のトルコツアーで勝ったのはグロスシャートナー。
 2020年にパリ〜ニースでシャフマンが勝って
 チームとしてワールドツアー初総合優勝ゲット。
 この年、Sibiu Tourも総合優勝すると2021年はこの2レースを連覇した上で
 ドイツツアーとツール・ド・スロバキアも優勝。
 着々と積み上げてきていました。

・もちろんグランツール表彰台(というか優勝)も狙っていることは
 契約する選手層(GCリーダー格&有能クライマー)から明らかでした。
 今年2022年はイギータとウラソフが移籍してきて
 彼ら二人がジロ前に既にステージレース総合優勝3勝ゲッツ。
 とはいえ、グランツール優勝はまだまだで、
 まずは彼らのうちのどちらかが表彰台に乗るのが先と思っていました。 

・そうこうしているうちに迎えたジロ。
 エースのケルデルマンとサブエースのブフマンが例によって(ひどい)序盤から
 総合上位はイケるかもしれないけど優勝争いは無理っぽい感じで
 チームの中ではヒンドレーが現実的なタイム差で上位にいるけれども、
 なんというかライバル勢より格下な風だし(ひどいって)、
 後半になってチームを挙げてヒンドレーサポート体制が敷かれるようになっても、
 この数年ずっともう少しのところで手が届かない状況に慣れすぎていたため、
 今回もあと少しでイネオス軍団にしてやられるのだろうとあきらめていました。
 というかSt19で攻撃をしかけなかった時点で希望は捨てていました。
 ファン失格です。本当にすまんかった。

・にしても、ボーラにグランツール初制覇をもたらすのは
 ウラソフかイギータだと本気で思ってましたよ。まさかヒンドレーだとは。
 率直に言うと、2020年のジロのことは全く忘れてましたし、
 ヒンドレーがボーラに移籍してきたのもノーチェックでした。

・とにかく、これでボーラは「グランツールで勝つ」という経験を積んだのですから、
 現在好調のイギータ、ウラソフがツール、ブエルタでも総合優勝に絡めると
 期待してもいいのではないでしょうか。
 今のところ、ツールはウラソフ、ブエルタはイギータがエースで走るような
 スタートリストになってますがはてさて。
 ツールにはベネットも出場するので戦力を分散することにならないか心配ですが。
 今年からアルダグが監督になっているので上手く采配してくれると信じます。
 1996年と1997年にドイツテレコムがマイヨジョーヌとマイヨベールを
 両方獲得したときにいずれもアルダグはアシストとして走ってますから!
 経験値はバッチリですよ!
 (ざっくり調べたら、これ以降マイヨジョーヌとマイヨベールを
  同時に獲得したチームは出ていないのでした……稀有な経験値ですよアルダグ……)

・あと、旧い観戦メイツから、MPCCに加盟してるチーム&選手が
 グランツールに勝ったのが嬉しい!というメールをもらいました。
 そういえばチームはあっても、個人で加盟している選手がグランツール勝つのは
 初めてかもです <まだ調べてない <ヒンドレーは個人でも加盟してます

・エリトリア初のステージ勝利、オーストラリア初のジロ総合優勝、
 若手選手の台頭といろいろとフレッシュなニュースが多かった今年のジロ。
 初のMPCC選手GT総合優勝、というところも含めて、
 ターニングポイントになるようなレースだったのではないかな、と改めて思います。

・この流れで、ツールも面白いことになるのではないでしょうか。
 ポガチャルとログリッチの2強対決で終わる、なんてことには絶対になりませんよ。
 ボーラがんばれ。
 
 


No.5647 - 2022/06/09
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