[ 掲示板に戻る ]

記事No.4694に関するスレッドです


TdF2014 St5終わりました
■ティンコフサクソの皆さんのリザルト



・専守防衛を頑なに貫き、「落車せず無事走り切る」という第一目標は達成できた
 ティンコフサクソではありますが、他チームの攻撃には対処しきれませんでした。

・少し前にもパリ〜ルーベ的ステージがツールに登場したけどそのときはどうだったんだろう、
 と調べましたところ、それは2010年の第3ステージで、このときもサッカーWCが開催されていました <関係ない

・で、当時コンタドールはアスタナの単独エースとして出場、
 前年おなじチームでありながらライバルだったランスは
 チームから自分の手駒を引き抜いて新しいチームラジオシャック(現トレック)を立ち上げ、
 かわりにアスタナに出場停止処分が明けたヴィノクロフが復帰して
 チームの要として君臨、という状況だったと記憶してます
 (背景はもっと複雑だったと思う)
 >CNスタートリスト:http://www.cyclingnews.com/races/tour-de-france-2010/start-list

・2010年St3の時は晴れていて道はそう悪いコンディションではありませんでしたが、
 コンタドールはこのときも優勝候補(アンディ・シュレック、エヴァンス)が含まれるメイン集団から遅れ、
 それでもいいところまで後方集団に食い下がっていましたが、
 ヴィノクロフの引きに付いていけなくなったところにホイールトラブルが発生して
 ここでヴィノクロフは一人で先に行くことを選択。
 コンタドールは先頭集団から1:13遅れで一人でゴールしたのでした。
 すっかり忘れてましたが↓読んでたら思い出してきました
 >シクロワイアードレポ:http://www.cyclowired.jp/news/node/36994
 >CNリザルト:http://www.cyclingnews.com/races/tour-de-france-2010/stage-3/results

・というわけで、2010年にコンタドールの石畳耐性の低さは既に露呈していたわけであります。
 今回のニバリ&アスタナのエクセレントな走りは、
 石畳におけるコンタドールの危うさを誰よりもよく知っているヴィノクロフが
 そころ狙って周到に仕組んだ作戦だったのではないかと考察しております。
 
・あと、ニバリを含む総合系選手が前方にいるのに、
 コンタドール集団のモビスターやBMC等々が集団を引かずに
 ティンコフに追走の仕事をさせたのはむしろもう様式美というか。。。
 他チームからマークされているこの状況で戦力を削られるのは仕方なかったです。
 むしろ、ベンナーティーが最後まで付いていてくれたこと、
 総合首位のニバリとのタイム差が2:37で収まったことを
 よしとしたいと思います。

・St5のJスポ中継で、悪路で攻めの走りを見せるニバリか
 前方集団にブリッジを試みるポート&トーマスが映し出されたときに、
 解説の浅田監督が、
 「こういう走りをみると、最後まであきらめないことがいかに大切なことか思い知らされる」
 ということをコメントされていらっしゃいました。

・同じものを、これからコンタドールとティンコフサクソの走りの中に
 見ることになると思います。

・2010年は、St3の石畳でタイムを落としたものの、その後いろいろあって
 思い出してきたぞ。。。アンディのチェーン落ちとか。。。
 コンタドールはツールで総合優勝を果たしました。
 その後いろいろあって剥奪されますが。。。→Wiki@日本語

・今年こそ、石畳ステージで負ったものをひっくり返して総合優勝し
 その栄誉がいつまでも伝説のツールとして語り継がれる。
 というハッピーエンド展開となるよう全力で祈ります。


No.4694 - 2014/07/10
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
この記事のURL(4ヶ月間くらい有効)
http://www1.rocketbbs.com/613/bbs.cgi?id=capybara&mode=pickup&no=4694


- HOME - お知らせ(3/8) - 記事検索 - 携帯用URL - フィード - ヘルプ - メール - 環境設定 -

- Skin: Cobalt v1.01 -

Rocket Board Type-X Rocket BBS