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記事No.4602に関するスレッドです


コペンハーゲン6日間2014 終了しました
ベルリンに続いてまたもやミラクルが起きました。
この5日間、その日毎の暫定首位表彰を受けることがなかった
バルコ&カールツ組が、グランファイナルのマディソンでまさかの逆転勝利。

マディソン終了後、優勝を確信してガッツポーズしたモルコフ&ラスムッセン組は
レース後の審議によって、2位という裁定が下されました。
最終的な優勝者の決定にコミッセール審議が入ったのなんて
初めて見ましたです。

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■マディソン開始前の順位
1 Alex Rasmussen (DEN) / Michael Mørkøv (DEN) 343
2 Leif Lampater (GER) / Marc Hester (DEN) 278
3 Robert Bartko (GER) / Marcel Kalz (GER) 267
+1周回
4 Andreas Müller (AUT) / Andreas Graf (AUT) 130
+2周回
5 Wim Stroetinga (NED) / Jesper Mørkøv (DEN) 228
+3周回
6 Albert Torres (ESP) / Vojtech Hacecky (CZE) 171

上位3組が同周回ならばモルコフ組が勝ち。
が、2位と3位が300点越えするとその時点でボーナスラップが付き
周回差でモルコフ組は勝てない。
なので、モルコフ&ラスムッセンは、マディソンで周回リードするか、
他の二組が300点越えしないよう自らポイントを稼ぎにゆくか、
あるいはその両方をするか、ということになります。

レースは(いつでも最後はそうですが)熾烈なアタック合戦となり、
残り20周目のポイント周回終了時までにバルコが1周回リード。
残り17周でモルコフがアタックをかけて
そのまま先頭で残り10周回目のポイント周回をトップで通過し
これでラップを奪う事ができれば残り周回からその時点で優勝確定。

■残り10周切った時点の順位
1 Robert Bartko (GER) / Marcel Kalz (GER) 285
+1周回
2 Alex Rasmussen (DEN) / Michael Mørkøv (DEN) 365
3 Leif Lampater (GER) / Marc Hester (DEN) 288
4 Andreas Müller (AUT) / Andreas Graf (AUT) 140
+2周回
5 Wim Stroetinga (NED) / Jesper Mørkøv (DEN) 234
+3周回
6 Albert Torres (ESP) / Vojtech Hacecky (CZE) 171

250mのバンクだとアタックかけてラップを獲れるギリギリのタイミングは残り10周(当社比)。
今回は17周からアタックをかけて既にアドバンテージがあるので、
10周あればラップがとれるはず!と思いきやなかなか差がつまらない。
(確か)ラスムッセンが集団を捕まえましたが、それは最終周回のゴール際でした。
場内にモルコフ&ラスムッセンのコールが響きますが、
すぐに待ったがかかり審議に入るコミッセールの面々。
3分ほどの審議ののち、コールされた名前は、バルコとカールツでした。。。

■最終結果
http://06.live-radsport.ch/details_189240/Sixdays_6dagesloslashb_Koslashbenhavn_2014.html
1 Robert Bartko (GER) / Marcel Kalz (GER) 291
+1周回
2 Alex Rasmussen (DEN) / Michael Mørkøv (DEN) 375
3 Leif Lampater (GER) / Marc Hester (DEN) 292
+2周回
4 Wim Stroetinga (NED) / Jesper Mørkøv (DEN) 234
5 Andreas Müller (AUT) / Andreas Graf (AUT) 140
+3周回
6 Albert Torres (ESP) / Vojtech Hacecky (CZE) 171

審議の結果、ラスムッセンは集団を捕まえてないとみなされ、
トップでゴールしたということで+20点のポイント追加で
ラップは無しとなりました。

モルコフ&ラスムッセンがペアで優勝するところが見られなかったのは残念ですが、
結局ライバルに300点取らせない事には成功したし
(結果見るとマジでギリギリであります)、
ラスト17周のアタックには胸が熱くなったし、
スプリント担当ラスムッセンの復活を見られたしで、
十分見ごたえありました。

また、バルコ&カールツは、ボーナスラップに頼ることなく
自分の足でラップをもぎ取って勝利したのは本当にお見事でした。
突然の引退表明だったため、バルコの引退セレモニーを見ることはかないませんでしたが、
その替わりにふさわしい花道を自分で獲得するあたりさすがベテランであります。



レース後、控え室で超がっかりするモルコフとラスムッセン
このすぐ後、モルコフのところに弟のイェスパー君がやってきて
ハグして健闘を讃えていました。。。



表彰式には笑顔で臨みました。
観客からのブーイングもなくてよかったです。


優勝争いの激闘の陰で、ストロエティンガ&Jモルコフ組も
着実に周回を稼いで4位でレースを終えました。
Jモルコフはパートナーによってはとてもいい成績を出すので、
来シーズンは中堅以上で優勝経験のある強いベテランと組むチャンスが
いっぱいあるといいなと思います。
それこそ、1回でいいので兄モルコフとペア組んでみたら
いいのではないでしょうか。

この他、最終日ネタがいろいろありますが
時間切れなので別記事にします。

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■公式サイト
http://www.6dageslob.dk/

■公式FB
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↑写真がいっぱいです


No.4602 - 2014/02/05
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