CNのヘッドラインに久々にアルダグの名前を見つけました。

完全にトライアスロン界に去ったかと思っていたのですが、
現在、マルティンのテクニカルアドバイザーを務めているそうで、
自転車界と縁が切れてしまったワケではないようです。

■Aldag: Team time trial was best preparation for Martin（CyclingNews 2012.9.20）
http://www.cyclingnews.com/news/aldag-team-time-trial-was-best-preparation-for-martin

マルティンの勝因について
いろいろ含蓄あるコメントをしているのですが、
ざっくり要約すると

「TTTに出場したことがITTの良い準備になった。
　その証拠に、よい成績を収めている選手は軒並みTTTにも出場している」

とのことです。
そこで、ITT上位10人がTTTに出場した人を見てみました。

01　Tony Martin (Germany)　　0:58:38.80　←出場
02　Taylor Phinney (United States Of America)　+00:05.37　←出場
03　Vasil Kiryienka (Belarus) 0:01:44.99　←出場
04　Tejay Van Garderen (United States Of America)　+01:49.37　←出場
05　Fredrik Carl Wilhelm Kessiakoff (Sweden)　+01:50.56
06　Dmitriy Gruzdev (Kazakhstan)　+01:56.44
07　Jan Barta (Czech Republic)　+02:12.49
08　Alex Dowsett (Great Britain)　+02:26.06　←出場
09　Alberto Contador Velasco (Spain)　+02:30.00
10　Adriano Malori (Italy)　+02:40.54　←出場

10人中6人がTTT出場。
その6人全員がTTTでちぎれずにゴールしてるし、
OPQST（マルティン）とBMC（フィニー、TJ）は3秒差の1位と2位で、
かなり高速でTTTを走りぬきました。

TTTを走ったことが実戦も兼ねたいいトレーニングになったし、
TTTでちぎれずよい成績を残せたことが自信につながり
精神面でもよい効果があった、ということのようです。

TTTでライバル国の有力選手を消耗させて云々〜なんて腹黒いことを考えて
マジですいませんでした。

そういうワケですので。

本日のRRでは、
TTTとITT、いずれかに出場したか、両方出場した選手に
分があったりするかもしれません。

■スタートリスト
TTT：http://www.cyclingfever.com/editie.html?detp=view&_ap=startlijst&editie_idd=MjM2NTc=
ITT：http://www.cyclingfever.com/editie.html?detp=view&_ap=startlijst&editie_idd=MjM2NTk=
RR：http://www.cyclingfever.com/editie.html?detp=view&_ap=startlijst&editie_idd=MjM2NTY=

取りざたされている優勝候補の中で、
ジルベールはTTTとITT、両方に出場しています。
（TTTはちぎれずにゴールして2位）
さてどうなるでしょうか。

男子エリートのレースは日本時刻の17時45分より。
リアルタイムリザルトはもちろん
ストリーミングも最初からあるようです。

そろそろ用事済ませてスタンバイしなくちゃですわよ奥さま！

＝＝＝＝＝

■リアルタイムリザルト
http://static.sportresult.com/federations/uci/CR-node/

■ストリーミング情報
http://www.cyclingfans.com/node/6626
http://www.procyclinglive.com/livestream/


No.4250 - 2012/09/23
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