■各賞順位＠ツール公式
http://www.letour.fr/2009/TDF/LIVE/fr/300/classement/index.html

＜第３ステージ後のポイント順位＞

1.CAVENDISH M.　THR　70 Pts
2.HUSHOVD T.　CTT　54 Pts
3.DUMOULIN S.　COF　36 Pts
4.CANCELLARA F.　SAX　35 Pts
5.BOUET M.　AGR　31 Pts
6.FARRAR T.　GRM　30 Pts
7.LEMOINE C.　SKS　26 Pts
8.FEILLU R.　AGR　26 Pts
9.DE KORT K.　SKS　25 Pts
10.AUGE S.　COF　24 Pts

※ベンナーティ、ボーネン、フレイレは未だスプリントポイントゼロ


・今回、コロンビアが横風区間で集団ブッチギリ作戦に出たことで、
　カヴェンディッシュが本気でマイヨベールを狙っていることが
　明らかになったのではないかと思われます。

・普通に集団バンチスプリントに持ち込めば
　今の状況ならカヴェンディッシュが有利であるところを
　あえて後ろを分断する作戦をとったのは
　他の有力スプリンターの息の根を止めるためではないかと。

・しかもコロンビアはそれを9人全員でやったわけです。
　上位に自チームの選手がたくさんいればいるほど
　ポイントつぶし要員として使えて有利なわけです。

・で、まんまとそれは成功し、ベンナーティ、ボーネン、フレイレは
　未だに１ポイントも取ってません。

・もしカベンディッシュが平坦ステージで常にゴールスプリントに絡んで上位でゴール、
　そしてリタイアしなければ、70ポイントをこれからひっくり返すのは至難の技です。
　ライバルの皆さんは、カベンディッシュは途中でリタイアすると思ってるようですが、
　そうやってなめてかかったミラノ〜サンレモがどうなったかお忘れではありませんか。

・さらにコロンビアの前身T-モバイルの前身テレコム（長い）は、
　強力な総合優勝候補を擁しながらも
　ポイント賞を6年連続でかっさらっていったチームなのです。

・今回はそれほど総合に執着があるようには見えませんし、
　またポイント賞をかっさらった本人がチームスタッフとして帯同している筈。

・まだ第３ステージではありますが、マイヨ･ベールに関しては、
　カベンディッシュとハスホフトの一騎打ちになったと思ってよいのではないでしょうか。

というわけで
「シリーズ：ポイント賞を考える」


　連　載　終　了　の　お　知　ら　せ


興をそがれたので、この項を持って終了します。
面白くなったらまた始めるかもしれません。


・つーか、クイックステップは集団が分断されたときにもうすこし引けよと。
　私が見てない時に引いてたのかもしれませんが、
　記憶にある限りではロットやサクソ銀行が専ら前を引いていたのではないかと。

・あんなに苦労してボーネンを出場させたのに
　クイックステップあきらめ早すぎじゃね？
　と知人が言ってました。言ったのは知人ですが私も同感です。

・あなた一人のツールじゃないんだかれね！
　デイヴィスの生霊がつき位置で走ってるくらいのつもりでいなさいよ！
　と、ボーネンの両肩を掴んでゆさゆさしてやりたいです。
　（すいません元ディスカバリーなのでデイヴィスびいきです）

・いや、ゆさゆさすべきなのはむしろ監督か？

・まあなんですか、もしここから大逆転してマイヨベールをゲッツしたら
　それはそれで劇的な物語ですので、あきらめずにポイント狙っていって欲しいです。
　いくらコロンビアが本気でも、
　カベンディッシュがリタイアする可能性だってまだまだあるわけですから。

・でも、実はそのボーネンがリタイアしがちなんだよなー（フレイレも）

・とにかく、マイヨベール争いはまだ始まったばっかりだ！
　既に大差がついてるけどみんなシャンゼリゼまであきらめたらあかん。


No.3313 - 2009/07/07
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