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記事No.2838に関するスレッドです


BicycleFilmFestival2008 その3
その2からの続き。

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<ROAD TO ROUBAIX のテキトー感想>

・舞台は2007年パリ〜ルーベ。

・前半は、パリ〜ルーベへの想いを選手が語る語るのコーナー。
 内容は「パリ〜ルーベがいかに特別なレースか」というもので
 それ系メディアのインタビューでもよく登場するものだけれど、
 それを選手の動画&字幕付きで見られるのは大変新鮮です。

・選手の他にも、メカニックにもインタビューしているのが面白い。
 タイヤ圧を通常よりも低めに設定するとか。
 パリ〜ルーベを走ったバイクのほとんどはレース後二度と使い物にならないとか。
 面白い舞台裏の話がぽろぽろ。

・しかも、ディスカバリーのスタッフが総出で対応しているらしく(まあ、アメリカの映画だし)
 当時のディスカバリーウォッチャーなら知ってる顔がたくさん出てくる。
 途中で、エディ・メルクスのメカニックだった、というおじいさんが出てくるのだけど、
 彼も2007年当時、ディスカバリーにいたらしい。

・ラボバンク(当時)のヘースウェイクがなんでインタビューに?と思ったけど、
 もしかするとディスカバリーつながりでスタッフと何か縁があったのかも。

・ちゅーわけで、インタビューセクションはかなり冗長で
 私としては途中からもういいよ状態だったのですが、
 後半(いや、残り1/3くらいかも)になってレースが始まってからまた面白い展開に。

・レースはダイジェスト版で何故かモノクロ映像。
 解説は全くなく、映像のみで淡々とレースの展開を追っていく。
 展開上重要なアタックシーン、落車シーンは抜かりなくフィーチャーされている。

・ゴール後、自宅かどこかで収録されたと思われるオグレディのインタビューが出てくる。
 「パリ〜ルーベで自分が一番にべロドロームに入ってくることなどきっと一生ないだろう」
 と走りながら思っていたそうな。

・このあと、表彰式を終えて競技場からチームバスに向かって歩いてゆくオグレディを
 途中カメラがずーーーっと補足し続けるというワタクシお気に入りのシーン。
 ゴール直後や表彰式では、感無量という感じのオグレディが、
 このときはまっすぐ顔をあげ、胸を張り、背筋を伸ばして堂々と歩いてゆく。
 それが、チームバスの前でお子が「ダディ!」と抱きつくと表情が緩んで、
 そのままお子を抱き上げてチームバスの中に消えてゆくのだった。
 
ルーラーマガジンに写真が載っていたTimm Kölln の撮影風景も紹介。
 壁に白い紙を貼った前に選手を立たせてフィルムカメラで撮影していた。
 私は、彼のこのシリーズの写真は、デジカメで撮って後で背景を消しているのだと思っていました。
 あの写真は全てリアルなのか!と知ってすごくびっくりしました。しかもスチールって。

・あとは、ルーベのシャワー室風景もけっこう時間を割いてフィーチャー。
 「ゴールしただけで偉大(BY バッソ)」なパリ〜ルーベの完走者たちのみが
 べロドローム併設のシャワーの恩恵に文字通り浴することができるということで、
 ここも神聖な場所であるのです。

・で、映像の全てが絵になる。うずくまる選手にも、敷居におかれたシャンプーにも、
 隅に落ちている補給食の食べ残しにすらも、映るもの全てにドラマがある。すごいなー。

・ちゅーわけで、日本語字幕版DVDが出たらぜひ欲しいところですが、
 いざとなれば字幕無しでも買ってもいいかな、という勢いです。
 ディスカバリーのスタッフのインタビューだけでも、もう一度復習したいです。
 >http://www.masterlinkfilms.com/store.html

・ネタ的に一番萌えたのは、レイフ・ホステのインタビューシーンでして。
 目が大きい上に黒目がちで見方を間違えるとまるで小鹿のように無垢に見える、
 という萌え萌え映像でございました。 あまり間違える人はいないと思いますが。



No.2838 - 2008/09/07
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