前の記事の続きです。

ネタ元↓

■Tribute to Viatcheslav Ekimov, the Retirement Interview(2006.11.24 DP)
http://www.dailypeloton.com/displayarticle.asp?pk=10218


＝＝＝＝＜以下概要つづき＞＝＝＝＝

引退を決意するために要した期間は１週間。ツールの最中のことだった。
最初の休養日のとき、初めてヨハンとその件について話し合い、
ツールの最終ステージの前に、引退して彼のオファーを受けると
ヨハンに伝えた。

最終ステージは既にスタートしていたが
自分が引退することは集団の選手達の間に知れ渡った。
それで、彼らは何か特別なことをシャンゼリゼでやる機会を
自分に与えてくれた。
公式な発表は、その夜のチームパーティーで行った。

最初にシャンゼリゼのゴールラインを通過するのは
リーダージャージを擁するチームというのが伝統だ。
しかし、皆が自分にそれをするよう望んだのだ。
それは驚きだったし素晴らしいことだった。
引退間近の年嵩の選手は他に何人かいるが、
そんな中で認められたのが嬉しかった。

シャンゼリゼを先頭で走るのは奇妙な感じがした。
全てのカメラが自分を撮っているし
たくさんの人々が自分を見ていた。
愚か者に見られたくなかった。

その場面のTV映像はまだ見てないけれど、
今年のツールからDVDを買うつもりだよ。

＝＝＝＝＜概要ここまで＞＝＝＝＝


エキモフが、自分の進退について考えながら
ツールを走りつづけていたこと。
引退をはっきりと口にしたのは、
ツール最終日の朝だったこと。
それがレース中にプロトン内で口コミで伝わり
シャンゼリゼでのパフォーマンスにつながったこと。

などなどを考えるにつけ、涙が止まりません。

（またもや時間切れにて続く）


No.1663 - 2006/11/27
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