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ちびマルコちゃんを「おバカッ」と叱るジョナサン(笑) - Name: Sa−Q No.771 - 2004/09/14(Tue) 01:05:36
>カナメさん

>>
もっとも、インブルという物語は、もっと大きな幹から生えた枝葉でしかないように思えます。
<<

 そうですね、これはワタシも感じますデス。まぁ、その大きな幹が
書かれることになるかどうかは未知数かも知れませんが(^_^;)。

『親殺し』もそうですし、そもそも『サイボーグ・ブルース』の最後、
ダークパワー(でしたでしょうか)に入ったライトも、ある意味「集団
で一つの意志を持つ生き物」になったのかもしれませんね。

 ただ、ライトも、あるいは『真幻魔大戦』で高次元意識に目覚める大角
も含めても良いかもしれませんが、「大きなものに取り込まれる」事に
対して、「素直じゃな」かったように記憶してますが、それが無いのが
「キモチワルイ」と感じる要因かもしれません。

>東京丈さん

 お久です。

 そですね。思い出しました。

 思えば、SFでは普遍的なものなのかも。


Someting Wonderfull - Name: 東京丈 No.770 - 2004/09/13(Mon) 12:16:00
>Sa−Qさん、お久しぶりです。

 ボクは、「2001年宇宙の旅」のラストに、その気持ち悪さを感じましたね。
続編の方は余り覚えていませんが、モノリスが飛び交うあたりは、エヴァの泡を彷彿とさせると
いえるかもしれないし、いえないかもしれない(^^)


人類お棺計画? - Name: カナメ No.769 - 2004/09/13(Mon) 01:26:44
確か『親殺し』だったでしょうか。ひと世代下の連中が《集団で一つの意志を持つ生き物》となって襲ってくるというテーマの短編。
ヴァレリーの構想って、それに似た気持ち悪さを覚えますねえ。『親殺し』のように、それを「気持ち悪いもの」として描いているなら、ちっとも気持ち悪くない。ところが、インブルでは、それを肯定している節があって、そこがどうも。例のエヴァンゲリオンと通底するイヤ感がありますね。
どんなに争いが絶えなくとも、人間の自我は一人ひとり独立しているほうがよい。それはもう、どんなSF的価値観を持ち出されようと、譲れません。いかに生老病死を克服できようと、自分がマシナリーなどという得体の知れないもの変わっているというのは、イヤなものだと思うのですが、それをあっさり受け容れてしまうジャナサンは、常人の感情移入を拒絶しているとワタシは思います。

もっとも、インブルという物語は、もっと大きな幹から生えた枝葉でしかないように思えます。謎のまま姿を現さなかったヴァレリーとともに、全く新しい人類社会の理想像が開示されるのかどうか。これから書かれるであろうブルーシリーズに、要注目です。

蛇足。
マシナリーと化したマルコが、女に変身しただけでは飽きたらず、さらに子どもに変身。ちびマルコちゃん。


「キモい」ッて、「気持ちいい」とゆー意味?(ボケ) - Name: Sa−Q No.768 - 2004/09/12(Sun) 23:32:59
 ご無沙汰でッす。

 オフとかで多少喋ったような記憶もありますが、ワタシの『インフィニティ・ブルー』の感想は「キモチワルイ」に尽きます。

 カナメさんの仰る、源氏物語的展開に関しては、まぁ「ネタなんだから、いいんじゃない?」程度に感じていて、確かに、同じネタばかりで食傷するッて面はあるんですけど、まぁこの件に関して「キモチワルイ」とは思わないんです。

 むしろ、リンクの海の世界観、コ難しく言えば「自我境界が薄い世界」、ベタに言えば「ワタシと他人とが入り交じる世界」だとか、同じ自我(ッてか記憶)を持つマシナリーと生きた人間が同時に存在する事態とかが、「キモチワルイ」でした。

 後者に関しては、ヴァレリー所長(博士)によって、生身の人間の方は眠らされてはいますが、生身の人間が眠らされて、同じ自我(記憶)を持つマシナリーがウロウロしている倒錯した事態ッてのは、いったいなんなのだろう。。。

 ヴァレリー所長の意図が良く分からん、と思った覚えがありますデス。


21世紀源氏物語? - Name: カナメ No.767 - 2004/09/12(Sun) 21:49:50
ワタシはなんの解釈もしていないので、みどりやさんの問いには答えられないのですが。

「登場する女性キャラが、ことごとく主人公の男の子に夢中になる」というのは、近年の平井和正作品の大きな特徴のひとつですね。それだけでもずいぶんと好都合な話ですが、その女性たちがまた、主人公を刺しもせず、面当てにほかの男に走りもせず、超人的な物わかりの良さで、まるでハレムの女の一人状態に甘んじているというのも、納得のいかぬ話です。
キャラクターの心理に「なぜ」を考える以前に、作者の姿勢に首を傾げてしまいます。個人の好み以前の一般論として、そんな物語、そんな主人公に、感情移入できるものなんでしょうか? 村生ミオのエロラブコメじゃあるまいし。いや、村生ミオのエロラブコメだって、主人公に本命の彼女がいると知った女の子が、泣く泣く恋を諦めたりしてますよ。
それでも、ボヘミアンは新鮮だった。鷹垣人美は、女なので赦せた。しかし、こうまで立て続いてしまうと・・・もういい加減、そのパターンは飽きたよ。と言わざるを得ません。


(No Subject) - Name: 津村 No.766 - 2004/09/12(Sun) 16:23:43
ども。>みどりやさん


>では、「インフィニティ・ブルー」の最後、皆さんはどう解釈してますか?



ハーレムエンド。


傲慢親父(チチは控えめではなかった) - Name: みどりや No.765 - 2004/09/11(Sat) 13:35:20
いや、Subjectを書きたかったの主目的だったのだが、
やっぱりなんか書かんとあかんよなぁ。

では、「インフィニティ・ブルー」の最後、皆さんはどう解釈してますか?

私は、昔の女とはただの友達関係に落ち着き、
結局、男は共に戦う女、パートナーの元に帰ってくると思っているのだが。


関係ないけど、ヤンマガの表紙のコのチチは凄いな。 - Name: カナメ No.764 - 2004/09/06(Mon) 23:29:01
無名さん、どうもお久しぶりです。
読みました。情報アリガトさんです。

肛門から糸を発射するのは、クモ人間としてのリアリズムの極致ですね。
「クモ人間の能力とスパイダー液の開発は別問題。特許を取ってはどうか」(大意)と言った、子どもだましはご免な作家もよろこんでいることでしょう。


小ネタをひとつ - Name: 無名 No.763 - 2004/09/04(Sat) 00:38:41
お久しぶりです〜。

今出てるヤングジャンプ読まれた方、います?
徳弘正也が読切でスパイダーマンのパロディ描いてるんですが、
主人公の名前が「鏡明」なんですよね。

まぁ、ノリはいつもの通り下ネタばっかりな上に平井版スパイダー
マンの影も無いなんですが。
無理やりこじつけるとしたら主人公がCENSOREDしようとしてる所とか
オマージュといえなくも無いと思いましたが、無理やりすぎますね(笑)。


ひとを名前で判断してはいけません。 - Name: カナメ No.762 - 2004/09/01(Wed) 01:23:59
久美沙織の「創世記」ですが、ようやくほぼ全体を読み通しました。
第1回を先日リンクしましたが、平井ファン的には第7回、第9回も見逃せないでしょう。
http://maijar.org/sugoi/kumi/

対談してほしいな〜、と思いましたね。もちろん、平井和正と。
久美さん自身が熱心な読者であったこともさりながら、読者との関わりとか、イラストへの思い入れとか、気が合うんじゃないかな〜、と思いましたね。

久美沙織さん、ワタシはいままでノータッチ、ノーチェックな作家だったんですが、興味が湧いてきました。こんなオットコ前な文章を書かれる方だったとは。
やっぱりたかがエッセイと、バカにできませんよ。それで新しい読者がついたりするわけですから。熱心なファンしか有り難がらない、ヌル〜いユル〜い身辺雑記じゃあ、新しい客は掴めませんよ。

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