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感想と信条 - Name: カナメ No.1026 - 2005/12/08(Thu) 00:13:22
春さんへ。
ご返答いただき、ありがとうございます。まず感想から申し上げると、けっこう長いといっていいワタシのネット生活の中で、未知の人物とこれほど清々しい言葉の交わし方をしたのは稀有なことです。大抵は、ヘンなもつれ方をしてしまいますのでね。なにより、「不愉快だからやめてくれ」と要求したところで、ワタシが応じるはずがない、ということまでよく解っていらっしゃる(笑)。
ネット初心者とは、ちょっと思えないぐらいです。資質とは、そうしたものなんでしょう。あなたのような人にこそ、公式板で活躍してほしいと思いますが、その才気とエネルギーは、別の場所で使っておられるのでしょうね。
春さんの意思表明は、しかと受け取りました。一部、不愉快な部分はあっても、当掲示板を閲覧する価値を見出しておられるとしたら、ありがたいことです。これからもご贔屓に。そして、おそらくこれからも、春さんを不愉快にさせることはあるでしょう。そのときは今後とも遠慮なく、文句のひとつも言ってくださって結構です。
ワタシは「謂われのある悪口」を是認する立場ですが、だからこそ、マイナー個人サイトであれ、ネットで公言をしているワタシ自身の言説について、誰かが「悪口」を言う分についても、そんなことはあって当たり前ではないかと思っています。それに対する、こちらのリアクションは大きく3通りしかない。くだらなければ「無視」すればいい。正しいことを言っている、と思ったならば「反省」すればいい。このガキゃシバいたろか、と頭に血が上ったならば「反撃」すればいい。余計な付け足しですが、言いたいことを言いたいだけの勝手な人間ではないヨ、というエクスキューズとして、こういう価値観で生きている人間もいるのだとご理解いただければ幸甚です。
春のアラシ? - Name: おみゃー No.1025 - 2005/12/07(Wed) 23:56:13
春さん、はじめまして。おみゃーと申します。
春さんの発言をまとめるとこういうことでしょうか?
『カナメの言うことはむかつくから一言文句を言ってやろう』
品性の問題がどうこうと仰っていますが結局は上記の言い換えですね。
以下はそうと仮定しての話なので間違っていたらご指摘願います。
では何故あるいはどこが「むかつく」のでしょう?
1.平井和正を一時資料も調査できないと貶めている。
2.平井和正は筒井康隆より劣っているようなことを書いている。
3.春さんが平井和正ご本人である。
4.春さんが密告者ご本人である。
5.平井作品を酷評している。
6.その他
これらを明らかにすると面白い議論ができるように思われるのですがいかがでしょう?
みなさまにご返答 - Name: 春 No.1024 - 2005/12/07(Wed) 19:44:15
このような形で貴サイト盛り上げてしまうと、平井和正の挑発にうかうかと乗っている気分も
して、忸怩たるものがあります。私はネット初心者のROM者なので。
>カナメさん
レスありがとうございます。発言のお誘いもありましたし、正しく見当がついていらしたのか
興味もございますので再度のお目汚しをご容赦ください。
まず、言葉の定義について確認しておきます。(これをすれば返答の90%は終わりですが)
私のいうところの「陰口」については、たとえば広辞苑第四版の
<【陰口】その人のいない所で言う悪口。かげごと。かくれごと。「―をたたく」「―をきく」>
を元にすれば、「その人のいない所で言う悪口」に相当します。発言場所が公共の場であるか
否かは考慮していません。
一方、カナメさんがお使いになる「陰口」は、「かくれごと」などに相当する
「公言の対義語に近い意味あい」ですね。
他に良い語があれば採用したいのですが、とりあえず、以下も私の言う意味での「陰口」で
お付き合いください。
平井和正は貴サイトに少なくとも表面上は顔を出していないようですし、あとは
貴サイトにおけるご発言が陰口といえるかどうかは、それが「悪口」であるか否かが
問題と考えます。悪口についての定義は「人やモノを悪く言うこと」と理解しています。
従いまして、貴サイトで平井作品を悪く言っているご発言は、すべて陰口であると考えます。
「悪く言う」をどう判断するのかについては、発言主のお考えがどうあれ、読み手がその感性でもって
判断するべき事柄であると考えます。(○○ハラスメントの問題と似ているかもしれません)
よって、私が読んで「平井作品を悪く言っている」と感じる発言について、陰口と言っている、
ということをご理解いただきたく思います。
品性の問題について言えば、私が陰口を言う人間の信用度を低く捉えるという思想の持ち主で、
その感性に従ってカナメさんの品性(人間性)についての考えを下方修正するという意味です。
念のため申し上げておきますと、その一点でカナメさんの他の美点や人間性を全否定する
つもりは一切ございません。カナメさんがあなたの感性でご発言等を問題なしとお考えになるのは
自由ですし、尊重されるべきです。ここで、互いの善悪や好き嫌いや感性の是非を議論しても
水掛け論にしかなりえず、どちらの水の掛け方が上手かを競うことは本意ではありません。
さらに念のために申し上げておきますと、一部をのぞき、カナメさんの大多数の発言について
陰口と捉えているというわけでもありません。ただ、ゲストの放言にあまりフォローがないのは
管理者としての責任があると思います。
私の意図は、私のように考える(感じる)閲覧者もいる、ということを貴サイトに投稿し、
カナメさん、ゲストの方々、ROMの人々にご参考いただくこと以外には無いのです。
カナメさん他、貴サイトの利用者に偉そうに説教しようだとか掣肘を加えようだとか、
これっぽっちも思っていません。(どのように受け取られるかは自由ですが。。)
ご参考いただいた上で、自由に活発に議論なり発言なりを展開していただけるとうれしいし、
「語られる内容の程度が高く陰口という印象を私の感性に与えない議論」は、一ROM者として
利己的に楽しめるというだけです。
>東京丈さん
レスありがとうございます。
東京丈さんの所信表明としては興味深く読ませていただきましたが、大部分については
カナメさんへのレスと重複しますし、特に返答をする気になれませんでした。
失礼をお詫びします。とはいえ念のため(しつこくてすいません)ですが、書いておきますと
>直接快不快を仰られない平井先生のご意向を、一介のファンにすぎない第三者が代弁して
>『批評』や『中傷』と決めつけるのは危険ではないか。そんな気もしています。
については同意しますが、今回はあくまで私の意向に限った話ですので、私は平井和正の
代弁をしているつもりはありません。
ある人物の平井作品についての発言を受けて、一閲覧者の私が気をよくしたり悪くしたり
しているだけの話とお考えください。見える場所でやられると気になるものです。
ネット初心者の件については、ネット以外では「そうした脇の甘さ」を見せることがないという
前提が正しいかどうか私は知らない、証明されていない、という点で飛躍を感じますが、意図はわかり
ました。でも、No.997のご発言から東京丈さんの意図を汲むことは不可能でした。
>元平井和正マニア2世さん
特に誤解はしておりませんので大丈夫です。
>みどりやさん
誰にむけての誰の言葉か不明瞭ですが、おそらく私に向けてのみどりやさんのご意見と仮定して
ご返答させていただきます。
批判・批評は、物事をある観点について善悪を判定ないし評定するものと考えます。
悪口については、上でも書きましたが、人や物事を悪くいうこと、と考えます。
「できの悪い批判」がイコール悪口であるとは考えていません。
悪口を言うことが、万人にって悪であるとも考えておりません。
批判・批評が必ず悪ではないとも考えておりません。
批判・批評がイコール悪口であるとも考えておりません。
そのうえで、批評・批判と悪口は、ある発言において共存し得る概念であると考えます。
人の発言を詭弁と決め付けるのは、若気の至りであると想像しています。
長文ごめんなさい。
名前を見てびっくりした - Name: 東京丈 No.1023 - 2005/12/07(Wed) 07:21:14
>春さん
どうも最近、大きな誤解があるのではないかという気がしてなりません。
というのは、どうも「公式サイトかこのサイト、あるいは他の似たような趣旨の平井板において、生意気にも平井作品の『批評』をしている輩がいる」という風説が横行しており、実際にそのように感じている人が少なくない、ということに対してです。
そう考えている人は「公式で(あるいはその他の平井板すら)平井和正の作品を『批評』するなんてどうかしている。不遜だ、思い上がりだ」と、お感じなのでしょう。
そこが大きな誤解だ、と言いたいのです。確かに冗談めかして『レビュー』と書いた事はありますが、その中身は感想に過ぎません。
これからちょっとボクが思う事を書かせて頂きますが、これはカナメさんのサイトに現れた平井作品擁護者叩き(爆)を意図するものではありません。ですから――やはりここは魔窟だ、もう二度と発言は止めようなんて思わないで下さいね。この板は、様々な主張を持った人の議論を許されたタブー無き板だと思っています。管理人のカナメさんも歓迎しているではないですか(^^)
公式サイトとは、平井先生が気分良く執筆活動を続けて頂くために、ファンが平井先生を応援するサイトであり、実はファン間の交流を意義としたサイトではありません。そんな公式サイトに、『批評』めいた文を書く人はいないし、過去にその手の中傷記事はことごとく削除されてきたと承知しています。
ハッキリ書いてしまいますが、ボクは嫌いな作家や作品について、これっぽっちも文章など書くつもりはありません。自分がその作家や作品をどれだけ嫌いだなんて書くのは徒労だし、そもそも時間が勿体ないからです。平井作品について感想を述べるのは、それがやはり興味深い作品であるからだし、提示された謎を自分なりに解こうと努力する作業が楽しく、それを他人に読んで貰うのも何より楽しいと思っています。
たとえば、ボクがこの板で書いてきたdeepの感想の数々は、毎回各巻を購入し(これが大事)読んだ直後に仕上げてアップしたものです。だれがわざわざそんなマンガの締め切りめいた趣向で自分の首を絞めるのか。それは、やはりdeepがそれだけの価値があるからなのです。
でも、だからといって口当たりの良い事だけを書くのはボクには出来ません。自分が過去に平井作品から得た感動。創作者のお手本である作品の悉くは平井作品ですから、不甲斐ない点がもしあったとしたら、それについては指摘させて頂くことに何の躊躇もありません。平井和正は永遠に超える事の出来ない最高峰であって欲しいからです。ただ、それを公式でおっぱじめる非常識なことはしません。こうした個人サイトで、管理人さんの主義に反しない投稿をするのみです。そのことに対し批判する人が、逆にボクには理解できないのです。そもそもその投稿が意義ある批評なのか、ただの悪意ある中傷なのか。一体誰が判断するのでしょう(犯罪性がない限り、投稿された文章を判断する最高責任者は、ネットの世界では基本的に管理人なのですが、それすら最近は危うくなっている気がします)。
#ここの管理人さんがログを削除するのを見た事はありません(爆) が、その分投稿者は恥をさらされる覚悟で、襟を正してアップしなければならないわけです。
ただ、そんな経緯で書いた『感想』文も、平井先生ご本人に『批評』や『中傷』と受け取られてしまえばなんの申し開きも出来ません。が、個人サイトは見ないと明言されている平井先生は、誰かの伝え聞きで『感想』か『中傷』かの判断をしているように見受けられます(『気まぐれ雑記帳』を読んでないボクはこれ以上触れません)。
直接快不快を仰られない平井先生のご意向を、一介のファンにすぎない第三者が代弁して『批評』や『中傷』と決めつけるのは危険ではないか。そんな気もしています。
そもそも春さんは平井先生のご意向を、春さんの感性に従った『推測』として発言されておられますが、『
残念ながら、あっと感心させられるような意見は(ここを含め)Web上でまったく見かけません。』と書かれた春さんご本人が『良品』とお考えの、平井作品への愛着度をお聞きする事の方に、むしろボクは興味があります。
ところで、ボクの過去発言に対するご返答ですが、
>今回の一次資料うんぬんの件は、特にネットに特有の話ではないと思います。なので、この件で
>平井和正をネット初心者というのもおかしな話だと感じました。
勿論、一次資料に触れてから対応すべき、という大前提はネットに限定して書いたつもりはありません。噂に激怒するよりも、その噂を流した当人に問いただすのがもっとも正しい方法であるのと同じです。特に文筆業の大家でおわす平井先生であれば、一次資料に触れずにコメントする事の危うさを知っていてしかるべきであるのに、ネットに関してはそうした脇の甘さを見せる事がある。ファンであり若輩であるボク等よりはそうした世間知に長けていらっしゃる平井先生がどうしてそんな基本的なミスを犯すのか。そこを指して、ネット初心者のようだ。と書いたのです。なにか飛躍してますか?
批判と誹謗の微妙な関係。 - Name: みどりや No.1022 - 2005/12/06(Tue) 23:28:52
批判と誹謗(悪口)は、分けて論ずるべきである。
誹謗は悪だが、批判は悪ではない。劇薬かもしれないが。
できの悪い批判は、批判に過ぎない。決して悪ではない。
「できの悪い批判」を「誹謗」と同一視するのは、詭弁である。
追記 - Name: 元平井和正マニア2世 No.1021 - 2005/12/06(Tue) 20:54:41
ちなみに、ぼくはSFの多元宇宙物やメタフィクションも熟知している。
舞城王太郎の小説をみてもゲーム的と思うようなこともないし、単なるメタフィクションの手法をプレイヤー視点と置き換えるような愚もしてはいない。
繰り返し世界を体験する小説なんて、それこそいくらでもある。
評論家の東がいったプレイヤー視点なんかせせら笑ってる方だ。
たとえば1999年の土9ドラマ「君といた未来のために」では、ある時間がくると、何度も何度も元に戻るといった設定をやった。
時間が元に戻ることに気づいているのは、3人。1人は一度経験した人生<言い換えると未来を熟知している>を逆手に取り、社会を牛耳ろうとする。主人公は何度も何度も経験している世界<その世界は3人の行動によってそれぞれ変わってくるんだけど>において、悪逆非道な行為をとろうとする人物に敵対するという構図だ。いまじゃ、この設定を聞くとゲーム的と思うかもしれないが、なんのことはない。SFではよくありがちなもので、「ぼくらの勇気〜未満都市」同様、その当時の制作者たちはNHKのSFシリーズ的なノリをみせたわけにしかすぎない。
ただ、こんなことは当然のことながらSFに慣れ親しんだひとたちはみんなわかってて、それで恋愛シミュレーションゲームや美少女ゲームを持ち出しているんじゃないの?
返答になるのかわからないけど… - Name: 元平井和正マニア2世 No.1020 - 2005/12/06(Tue) 20:37:45
春さん、はじめまして。
まず最初に、これだけはお断りしておかなければなりません。
恋愛シミュレーションゲームは、春さんの思っているような『かまいたちの夜』から発展したノベル色の強いゲームだけを指すのではありません。
もしかすると大きく誤解なされているようですが、ぼくが経験した恋愛シミュレーションゲームの多くはコンシューマーと呼ばれる、ファミコン、プレステなどの機器で発売されたものです。
『ときメモ』などは、映画化もされたので、もしかすると、作品名はご存知かもしれませんけど、ぼくの指す恋愛シミュレーションゲームは選択形式の多いゲームを指します。みどりやさんの指摘する一連のゲームについては、恋愛シミュレーションから派生したいくつかのビジュアルノベルゲームと指摘したとおり、ぼくのなかではやや区別しています(この分野については後述しておきましょう)。
ちなみに、ぼくは学生時代のバイトで、90年代初めに創設された美少女ゲーム雑誌に外部のライターとして、少し関った関係上、18禁ゲームがだいたいどういう構成でつくられているのかは、理解していますが、正直いうと18禁のゲーム経験はバイト時代を除くとほとんどないといっていい。
それで話を戻すと、多少、繰り返しの部分もでてくるんだけど、恋愛シミュレーションの王道『ときメモ』タイプのゲームを述べるなら、プレイヤーの多くは、すべてのヒロインと結ばれる(エンディング)ことなんかしないんですよ。コアゲーマーと呼ばれる数%の人しかいないはずです。
たいていは数人と結ばれて終わり。場合によってはたった1人のヒロインと結びつくだけで終わらせる人だっている。
こうしたゲームにおいては、ターゲットのヒロインの好きなものを調査し、気に入られるようにひたすら努力していく。好みのヒロインを学校の外で待ち合わせていたら、タイプでもない女にいきなりぶつかられ「あーら偶然。これから付き合ってよ」といわれる。ここで少しでも気弱な対応でもとろうものなら、ターゲットの女を物にできる可能性はゼロになり、リセットしちゃったりするわけですよ。
少なくともこの手の恋愛シミュレーション(18禁のゲームではそうでないものもあると思うが)においては、優柔不断はご法度。「おれは藤崎詩織とデートしたいんだ、よけろ」とこころを鬼にしなければならない。
同じ部活の生徒が卒業の際にエッチしたいといってきても(←ナオヤくんはやりましたよね、確かそんな感じで。それがぼくからいうと中途半端の一例なわけですけど)、やったらマズイんですよ。
そういったジャンルが好きなひとに対し、違う理論を展開されたので反発したんですよ。
下記の文章で、ノベルゲームについても言及してしまったために混乱を招いたことは反省しますが、一番反発したのはノベルゲームにまったく関係ない部分なんです。
当然のことながら春さんがおっしゃったように、ノベルゲームのいくつかを支持はしております。ここでは述べていませんでしたが、自分のサイトではそういう論理を展開しました。あえていうなら平井和正小説よりは面白いと思っています。ただ、ここで付け加えたいのは、ぼくが展開した論理を絶対ともいっていないことです。意地悪くいいますけど、平井和正のように『めぞん一刻』の終盤について、ファンから反論の声がでるのはわかっているが、それはアバタにえくぼ的な表現はしませんよ。なぜならその当時のぼくが反発したからです。
最初の返答 - Name: カナメ No.1019 - 2005/12/06(Tue) 18:50:53
大事なことなので、春さんのご意見に先にお答えします。
ワタシは陰口を叩いているつもりはないんですよ。こう言っては憚りながら、堂々たる公言です。だからこそ、春さんもここでの発言をご覧になったし、そして、伝聞であれ直接であれ、平井和正ご本人の眼に耳に触れる可能性はあるわけです。公開されたウェブサイト上で、陰口なんてそもそも成立しません。
(語られる内容の程度の低さが『「陰口」という印象』を与えたのだとしたら、精進しますと申し上げるしかありませんが)
そう申し上げたとしても、おそらく春さんのワタシに対する品性の疑いは晴れないでしょう。単に言葉尻への反論でしかないと思います。とすれば、ワタシの品性に関わる問題とは何なのか、春さんの次のお言葉を待ちたいと思います。なんとなく見当はつく気はしますが、それをこの段階で申し上げると、議論の混乱を招くでしょうから。
ご意見をくださったことには、感謝します。
(No Subject) - Name: 春 No.1018 - 2005/12/06(Tue) 15:45:24
はじめまして。
基本ROMの平井作品愛好家ですが、ちょっとだけ感想を。
>カナメさん
あなたの主張は、陰口をたたいておいてそれが本人に伝わって不快感を与えたとしても、陰口を伝えたやつ、ある
いは、わざわざ本人が陰口を聞きに来たのが悪い、と言っておられるように感じます。一般的に、陰口をたたくこ
と自体が他人に眉を顰められる行為であると思われますが、それでも言いたいことをいってスッキリする「利」を
優先されるという姿勢は、少なくとも私にとっては品性を疑うべき所行と目に映ります。わかっていてやっておら
れるのだと思いますが。
元平井和正マニア2世さんのおっしゃるように、「きちんと細かく読んだ上でするどく文句」を言う、あるいは批
評をする、が実践されていれば私も「陰口」という印象にはならないと思いますが、残念ながら、あっと感心させ
られるような意見は(ここを含め)Web上でまったく見かけません。平井和正はもともと公式HPにネタバレ掲示板な
どを設けたくらいで、ファンによる作品解剖は歓迎していたように思われますが、それが批評サイトには立ち寄ら
ないと断言するに至ったのは、あまりに検討違いでつまらない議論?ばかりしか目にできずに失望したからではな
いか、と推測しております。
今回の件も、「ある読者センセイ」を仮定した上で、『アブダクション』を美少女ゲームに喩えるような下らない
批評などしてんなよ、と愛児を侮辱された怒りとともに、読者を挑発しているようにも感じられます。カナメさん
がくだんの「読者センセイ」であるとは別に断言されておりませんし、私もそう思いはしませんでした。密告者う
んぬんの点は本人の韜晦である可能性も高いですし、今回はあくまで仮定の上での話、あまり問題ではないと思っ
ています。
>みどりやさん
他者をギャルゲー隠れ愛好者と疑惑を投げかけることは、一般感覚では、それが事実かそうでないかに関わらず、
相当な侮辱たと思うのですが。No.1010のご発言も、どうしても「アブダクション」をゲームの枠で捉えたいのだと
お見受けしますが、No.1010の理論?だとほとんどの小説がゲーム的となるでしょうね。
>元平井和正マニア2世さん
感性は人それぞれ尊重しあうべきと思いますので、元平井和正マニア2世さんの嗜好にどうこうは申しません。た
だし、私は、世のノベル系ゲームで、平井和正の作品のレベルにあるものなど皆無であると信じています。私は物
語が面白ければメディアには拘らないので、友人から面白いと薦められた有名エ○ゲーをいくつもやっていますが
、表現力、描写力、キャラ立ての巧みさ、あらゆる面で平井和正の文章の妙には遥かに及ばず、鑑賞に足るものは
殆どありませんでした。この件で誰も平井作品を擁護しようとされませんので、言わずもがなとも思いつつ、書い
ておきます。
>東京丈さん
今回の一次資料うんぬんの件は、特にネットに特有の話ではないと思います。なので、この件で平井和正をネット
初心者というのもおかしな話だと感じました。
別に平井和正個人をどのように批評しようと(感心はしませんが)かまわないのですが、自分が良品と感じている
平井作品をゲームだの何だのと腐されると腹がたつ、と大変個人的な動機で大人げなく長文を書いてしまいました
。お目汚し失礼。
洟垂れ小僧は木枯らしに乗って - Name: Sa−Q No.1017 - 2005/12/05(Mon) 22:42:35
今晩はぁ。Sa−Qですぅ。
>カナメさん
おかげさまでほぼ快復状態ですが、少々鼻づまりが残ってます。
>>
それはともかく、上記の実際例でさえも、「伝聞による論評」なんてされたことがない。そりゃそうですよね。同じネットに一次資料があって、簡単に確かめられるわけですから。
<<
そうですね。普通では「あり得ない」ことかもしれません。自分でも、昨日書き込んでから「例が上手くないなぁ」と思ってました(笑)。
「やられた方」のキモチを横に置いての話ですが、ワタシは平井さんが主張する「ファンサイトは見ない」という主義(?)も、(一般社会的にはともかく)平井さん”自身”にとっては、ある程度の正当性は有るようにも感じてしまいます。
よしんば「正当性」なんぞ無くても、思いこみ激しい人だと感じますし、その思いこみの激しさがなければ、ワタシを楽しませてくれた数々の作品は生まれなかったであろう、とも感じます。
であれば、この類のコトは「構造的」に今後も繰り返されることが予想される、のかもしれません。
構造改革、目指しますか(笑)? それとも、コレは「なんだかんだ言っても、今も必要な構造」なのでしょうか(笑)? あるいは、「構造」自体はさして問題ではなくて、そこにタダ乗りするヤカラ(ワタシのようなヤツ(笑)?)が居るのが問題なのか??