『8マンVSサイボーグ009』が完結しました。単行本は7月20日、上下二巻で発売されます。https://www.amazon.co.jp/dp/4253322115/数ある正義のヒーローVSものにありがちな、両者の顔を立て、フラストレーションが残る両リン(両者リングアウト)的ドロー対決が多いなか、完全に白黒をつけた決着ぶりに、惜しみない賛辞を贈ります。いや、あれは衝撃でした。もちろん、これには仕掛けがあります。その仕掛けがまた、ディープというか、マニアックというか、もう変態の域でね。感服します。つくづく、このひとはホンモノ。<ツイートしなかったつぶやき>https://twitter.com/JULY_MIRROR/status/1528440997180764160「破壊衛星グンニグル」は作者オリジナルらしい。このひとがやると、逐一元ネタがありそうで怖い。さすが七月せんせい、あんな誰も知らないテレビアニメのオリジナルエピソードを取り上げるなんて――と、もっともらしいデマを飛ばすと、ブルーレイの売上がちょっと増えたりして。https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0BVMF4XSW/「チャンピオンRED」の掲載を通しで読み返して、疑問に思ったことをふたつ。ひとつ目、第4話「死闘の果て」のひとコマ。デーモン博士の記憶に残る、この建物。その後物語がこれについて触れることはありませんでした。まさか伏線の未回収?実はこっちは元ネタがあって、原典『8マン』を読み返して、わかりました。あの施設だったんですね。おいおい、8マンと009の勝負で木っ端微塵に吹き飛んでしまったよ!?8マンファンとしては、お恥ずかしい。でも、あのロシアの天才科学者・デーモン博士ですら、ハッキリと思い出せなかったぐらいだから、しょうがないよね?疑問に思ったこと、ふたつ目。8マンと谷博士って、敵対関係になってたんじゃなかったっけ?これはワタシの勘違い。『8マン・インフィニティ』の話でした。記憶がゴッチャになってました。このあと、なんやかんやあるというわけですね。『8マン・インフィニティ』が「幻魔大戦」への道を辿れなかった無念を『幻魔大戦 Rebirth』が晴らしてくれた。『幻魔大戦 Rebirth』で見れなかった東丈VSルーフとジン――平井和正VS石森章太郎の願望を『8マンVSサイボーグ009』が叶えてくれた。単行本が出たら、ここでのおしゃべりをもう少し整理してブログに書けたらと思います。 言霊を引用