実家で発掘シリーズ第三弾は8マンです。8マンの関連作はホントに多くて、全てあげろと云われたら、スマホなしにパーフェクトに正答する自信がありません。発掘シリーズですので『8マン インフィニティ』のようなメジャーどころは今回はスルーし、当時買ったひともいい加減忘れてそうな作品をチョイスしてみました。■末松正博『8マン ANOTHER STORY 前編』(1992年12月)「8MAN OFFICIAL BOOK VOL.1」に掲載。実写映画『8マン すべての寂しい夜のために』をベースに漫画化。一郎くんが「チーマー」だったりするあたり、当時の世相が反映されています。掲載誌の「VOL.2」以降が発刊されることはなく、後編が発表されることはありませんでした。おかげでこの作品に登場する8マンは、暗いシルエット越しのカットに終始し、はっきりとした姿さえ見せず終いでした。末松氏の8マンは、まとうムードをそのままに、舞台を百年後の未来に移した『エイトマン』に受け継がれることになります。■末松正博『エイトマン』(1994年10月〜1995年4月)「月刊MANGA BOYS」に『バチ▼ガミ』と同時期に連載されました。こちらは単行本化されています。もし電子書籍化されることがあるのなら、前述の『8マン ANOTHER STORY』を併録してもらいたいですね。個人的にはこの作品のデーモン(出門)博士には違和感があります。デーモン博士の頼みとするところは徹頭徹尾己れの頭脳、自身の造り上げたテクノロジーであって、だからこそ「好敵手」でもあったのですが、生身の人間に細工して人間爆弾というのは、らしくない上にフラットな悪人に成り下がってしまった印象があります。 言霊を引用 Re: 末松正博の8マン - Name: カナメ No.1501 - 2017/05/05(Fri) 15:15:38 8マンオフィシャルブックVOL.1 Re: 末松正博の8マン - Name: カナメ No.1502 - 2017/05/05(Fri) 15:21:24 末松正博『エイトマン』 Re: 末松正博の8マン - Name: カナメ No.1503 - 2017/05/05(Fri) 15:24:38 私がエイトマンだ!
8マンオフィシャルブックVOL.1
末松正博『エイトマン』
私がエイトマンだ!