| 「羊をめぐる冒険 下」 村上春樹著 講談社文庫 読破
羊が脳腫瘍を持つ先生から離れ先生はしのうとしていた。 僕は北海道にいるらしい鼠と特別な羊を探しに行くことになった。 耳のモデルをしていた女の子も羊探しを手伝ってくれる。 僕が鼠の送ってくれた写真に写った山を探し、 女の子が北海道の羊を調べることになった。 8日が過ぎた頃に、自分たちが泊まっていたいるかホテルが 北海道緬羊会館だったと知る。2階が緬羊資料室になっている。 そして2階には羊博士が住んでいた。ホテルの支配人の親なんだが。 羊博士は戦争で中国に行った折に洞窟で羊と交霊をもった。 羊博士の中に例の羊が入ったのだ。 羊博士が日本に戻ると羊は羊博士の元を離れ先生に憑いた。 羊博士は写真の山がどこか知っていた。 鼠も羊博士の元を訪れていた。 僕と彼女はその山に向かった。 その山には屋敷があったが鼠はいなかった。 しかし羊男が現れた。私は始めて読んだ時、羊男は羊博士かと思ったが違った。 羊男は鼠のことも知っているようだったが何も言わなかった。 羊男は彼女に、ここを去るようにいい、彼女は何も言わず一人山を降りてしまう。 羊男はいった。彼女には二度と会うことはできないよ。悪いとは思うけど。 そしてやっと鼠と会うことができた。会ったのは鼠の霊だったが。 鼠はもう死んでいた。鼠をガレージの隅に埋めてくらたのが羊男だった。 鼠は特別な羊に取りつかれて、その羊を取り込んだまま首をつったのだ。 僕は鼠の言われた通りに時計をあわせ二つのコードをつなげた。 僕が山を下りると先生の執事が待っていた。 彼はすべてを知っていたのだ。 彼はいった。私は鼠を手に入れるんだろう?っと言った。 僕は、はい、12時にお茶の会があるといってましたからっと答えた。 僕は電車でその町を後にした。 12時に爆発音が響き、山の上で黒い煙が立ち上るのが見えた。 何もかも終わったのだ。 僕は執事と別れるときに大金の小切手をもらったのだが、 ジェイズバーのジェイにあずけ、鼠と僕を共同経営者にしてもらった。 僕は河口に行き砂の上で二時間泣いた。
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No.5734 - 2024/02/04(Sun) 06:58:47
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