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三国志 二 群星の巻 / 良太
「三国志 二 群星の巻」 吉川英治著 新潮文庫 読破

三国志辞書を登録するのに時間がかかった。久しぶりだったから。

三国志で一番強い呂布。
呂布、張飛の一騎討はしびれますね。
何度読んでもしびれる。
関羽も華雄を破って株をあげました。
趙雲も出てきました。
袁紹と戦っていた公孫瓚のピンチに劉備たちがかけつけたときに
袁紹が「すわや、例の玄徳か」といって逃げていったのは痛快でしたね。
趙雲も「関羽、張飛という二豪傑を義弟にもっておられる劉玄徳と仰るのはあなたでしたか」
といい、関羽、張飛がめちゃくちゃ強いので劉備の株もあがり続けます。
そして劉備は徐州の太守になりました。
そこへ中央を去り、曹操に敗れた呂布が徐州に落ちてきました。
徐州を攻めてきた曹操の背後を呂布がついたから劉備は徐州の太守になれたのですが。
とにかく呂布と張飛は仲が悪いので近くの小沛に呂布を住まわせました。
呂布と董卓の仲を裂くためつかわされた美女貂蝉。
色恋沙汰も多い三国志です。

No.5392 - 2021/09/15(Wed) 00:58:36
三国志 一 桃園の巻 / 良太
「三国志 一 桃園の巻」 吉川英治著 新潮文庫 読破

吉川三国志を読むのも23回目くらいになりました。
劉備が張飛と関羽に出会い桃園で義兄弟の契りを結び、
黄巾賊を討伐していく所から吉川三国志は始まります。
弱小で雑軍呼ばわりされていた劉備たちが
それにもくじけず勢力を徐々に拡大していく様子が
シミュレーションゲームをしているようで面白いです。
解説を読むと三国志の主人公は曹操で
諸葛亮が出てくると彼が主人公となります。
私は人徳があり善人の劉備が主人公だと思っています。
悪人ぽい曹操が主人公ということに反発があります。
吉川三国志は1939年から1943年頃までに
新聞に連載されて書かれたものです。
なんと第二次世界大戦の真っ最中に書かれたものなんですね。
そのような激動期に書かれたため名作ができたのかもしれない。
平和な時代にはこのような名作はできないかもしれない。
また吉川三国志は14世紀の明の時代の三国志演義を
モチーフにしていて、何作かの三国志のいいとこどりを
しているみたいで面白く仕上がっているのだと思う。
三国志以外の吉川英治さんの作品はあまりおもしろくない。
演技ベースではなく正史の三国志をモチーフに書いている人もいるけど
北方謙三さんの三国志は面白いけど、その他の人のはイマイチかな。

No.5391 - 2021/09/13(Mon) 16:57:59
ジオパーク秩父公式ガイドブック 秩父に息づく大地の記憶 / 良太
「ジオパーク秩父公式ガイドブック 秩父に息づく大地の記憶」
秩父まるごとジオパーク推進協議会 さきたま出版会

久しぶりに本屋に行ってみたら
この本を見つけて買ってきました。
2021年6月30日発行ですね。
なかなか良い本ですね。
たまには本屋にも行かないと。。

No.5390 - 2021/09/07(Tue) 16:36:37
電影少女 / 良太
「電影少女」  桂正和作 集英社 漫画13巻まで読破

ちょっとHなSF恋愛もの。
ビデオを再生すると少女が出てきてなんでもしてくれるという。
しかし主人公は壊れたビデオデッキで再生してしまった。
そのためビデオガールは性格がなんか変わった。
心をもったのかもしれない。

No.5389 - 2021/09/07(Tue) 12:16:12
日本の戦争 / 良太
「日本の戦争」 田原総一朗著 小学館 読破

2000年頃に書かれた本です。
田原総一朗さんが小学生の時に戦争が終わりました。
戦争を体験したものとして書かなきゃと思ったんでしょうね。
明治維新の頃、富国強兵、和魂洋才という言葉がはやりました。
誰が言い出したものかっと、この本は始まっています。
日清戦争、日露戦争に勝った時に
日本は、台湾、朝鮮を植民地にします。
インフラを整え、学校を建てて民の民度を上げました。
民度が低いと何も生みませんが、
民度が高まるとモノを生産したり消費したりするようになります。
植民地から搾取するのではなく、市場を生み出してWINWINの関係になります。
朝鮮に対しては大量のお金を投資してインフラを整えたようです。
植民地に教育をほどこしたのは世界でも日本だけだったようです。
現在の韓国は資本主義国ですが、中国の顔色を見ながらアメリカと同盟しています。
地政学的にかなり厳しい位置にいて緊張につつまれています。
韓国が北朝鮮に統一されたら、日本も厳しいことになるでしょう。
だから韓国とは良好な関係を結んでもらいたいですが、
反日教育をしていたり、不買運動をしたり、
女の子の像を設置したり良好な関係は結べないでしょう。
日本を称賛したら罰せられる規則もあるようですね。

No.5388 - 2021/09/04(Sat) 13:36:11
日本と世界の近現代史がこの一冊でわかる! / 良太
「日本と世界の近現代史がこの一冊でわかる!」 青春出版社 読破

イラストが少なくて字数が多く読むのに時間がかかりました。
日本の近現代史は明治維新あたりからで
世界の近現代史はフランス革命あたりからかな。
近現代史の本をちょっと読んでいこうと思っています。

No.5387 - 2021/08/31(Tue) 12:00:01
群雲、関ケ原へ 下 / 良太
「群雲、関ケ原へ 下」 岳宏一郎著 新潮文庫 読破

上杉征伐で大阪から東へ向かった家康は
うまいことに豊臣側の武断派武将たちを取り込むことができた。
家康が江戸から栃木あたりまでいったのかな。
そこで西から石田三成が兵をあげた。
大阪城には毛利輝元1万5千が入ってくれた。
毛利は山陰山陽8カ国をもっていて100万国をゆうに越えていた。
毛利輝元の他にも吉川や小早川は毛利の一族かな。
西軍の数は10万を越えたという。
しかし東軍の家康の所領は250万国。家康の領地だけでも3・4万人はいる。
豊臣家の武将たちも味方にしている。
家康は東海道を通って関ケ原を目指したのかな。
家康の息子の秀忠は中山道を通って関ケ原あたりで落ち合う約束だった。
しかし秀忠ら4万を真田昌幸・幸村親子は上田城で何日も足止めした。
秀忠は関ケ原の戦いに間に合わなかった。
真田も西軍が勝ったと思ったに違いない。
上杉も西軍が勝ったと思ったろう。
上杉が家康の留守に江戸まで攻め込めば面白かったけど無理だったかな。
小競り合いもあったが西軍と東軍は関ケ原で雌雄を決した。
突進してくる家康を西軍は鶴翼の陣で取り込もうとしたが、
翼の部分の山の上に陣取った西軍は日和見を決め込んだ。
ついに日和見をしていた小早川秀秋1万5千の裏切りによって東軍の勝利が決まった。
小早川秀秋は秀吉に筑前50万石から越前北の庄15万国に減封されてしまった。
そこへ5大老の家康がとりなして小早川秀秋を筑前にもどしてくれた。
秀秋は豊臣秀吉に恩はなく家康に恩があった。
だから関ケ原の戦いで裏切ったのは当然のことで悪口を言われるゆえんはないのだ。
っというわけで関ケ原の戦いはたった1日で東軍の家康の勝利に終わった。
関ケ原の戦いは半日で終わったと書いてある本も多い。
大阪城にいて戦いに参加しなかった毛利輝元は、本領を安堵するからといわれ
大阪城を立ち退いたが、所領は8カ国から2カ国(山口県・長州)に減俸されてしまった。
この時の長州の恨みが幕末に爆発する。
司馬遼太郎さんの関ケ原も面白いし、城塞まで読むと面白い。
真田太平記も面白いです。

No.5386 - 2021/08/27(Fri) 23:22:55
群雲(むらくも)、関ケ原へ 上 / 良太
「群雲、関ケ原へ 上」 岳宏一朗著 新潮文庫 読破

670ページくらいあって読むのに時間がかかりました。
司馬遼太郎さんの関ケ原もおもしろかったですが、
この本も結構おもしろいです。
上下2巻ですがページ数が多いので全4巻くらいにして欲しかった。
豊臣秀吉の晩年から書いてありますが
朝鮮出兵のさなか幼い秀頼を残して秀吉は死んでしまった。
五大老、五奉行の制度を整えて秀頼をもりたてて欲しいと
秀吉は願ったが、徳川家康が天下取りに動き出した。
秀吉も織田家から天下を奪った。
家康が豊臣家から天下を奪ってももんくはいわれないであろう。
力が正義の時代だった。
あくまで豊臣家を守ろうとしたのが石田三成であって、
家康は力のある者が天下をとるのが当然だと思っていた。
会津の上杉が戦いの準備をはじめた。
家康は上杉の討伐に東へむかった。
そこを西から石田三成が兵を上げた。
西側の筆頭には毛利がついてくれた。
これで戦いの準備は整った。
関ケ原の戦いがはじまる。
どちらがはめたのかはよくわからない。
どちらも思い道理にことがすすんだんだと思う。

関ケ原の戦いは何度も書いているので
いつも同じようなことしか書けないけど
朝鮮出兵のおりの小西行長のことが書いてあって結構わかった。
小西行長のことが書いてある小説ってあまりないんだよね。

No.5385 - 2021/08/22(Sun) 19:16:16
反日種族主義 / 良太
「反日種族主義」 李栄薫(イ・ヨンフン)編著 文芸春秋 読破

日本版は2019年11月発行です。
前から気になっていたのだけど
中古で安かったので買って読みました。
慰安婦や徴用工問題に関心がある人には
ぜひ読んでもらいたいです。
韓国の人がよくこれを書いてくれたものです。
日本は韓国にひどいことをしたんだなぁと
私も思っていましたがちょっと気が楽になりました。
日本が韓国(朝鮮)に進出していかなかったら
韓国はロシアになっていたね。
朝鮮にはかなりインフラ投資をしたようです。
韓国が日本を非難するならライダイハン問題とかどうなんだろうね。

No.5384 - 2021/08/16(Mon) 13:25:50
徳川慶喜 6 / 良太
「徳川慶喜 6」 山岡荘八著 講談社 読破

慶喜が満を持して将軍となったがもう遅かったようだ。
家茂の前の早い時期に将軍になるべきだった。
もう公武合体派の公家たちははがされていった。
薩長と岩倉具視が暗躍していた。
とうとう慶喜は大政奉還して王政復古となった。
ここで坂本龍馬と中岡慎太郎は暗殺されてしまったが
薩長が糸を引いていたかもしれない。
坂本龍馬は徳川慶喜を政府の一員として残すつもりだったようだから。
薩長は徳川を残すつもりはなかったようだ。
薩長が政権を握り関ケ原の戦いの恨みをやっと晴らした。
鳥羽伏見の戦いがはじまると、慶喜は船で江戸へ戻り、
謹慎してしまった。
薩長が錦の御旗をかかげ慶喜は逆賊になってしまったから。
薩長が江戸に迫ったが慶喜は恭順して水戸で謹慎して
西郷と勝海舟の会談で江戸城を明け渡した。
薩長軍は会津や五稜郭で幕府軍を破り
日本は薩長が支配することになった。
徳川は駿河70万国で残ることになったのかな。
廃藩置県でなくなったかもしれないけど。
慶喜は大正2年(1913)年まで生きた。76歳まで。

No.5383 - 2021/08/12(Thu) 06:46:43
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