 | 「三国志 九 出師の巻」 吉川英治著 新潮文庫 読破
魏と呉両国に攻められて関羽も最後となった。 関羽が魏と戦っているすきに呉に荊州城を落としてしまった。 関羽にとどめをさした呉を劉備は恨み呉に宣戦することになる。 その前に曹操も様態が悪くなっていった。 関羽の霊でも祟っているのかと思われた。 また華佗にもみてもらうが治療法に怒って曹操は華佗をころしてしまった。 脳手術をするということだった。 また左慈という仙人みたいな人に祟られたり、 梨の木の精にも祟られた。 追に曹操も亡くなってしまった。 劉備は関羽の仇の呉に攻め込んだ。反対した孔明はおいていった。 占い師に見てもらったのだが、 絵を書いては破り書いては破り最後に寝ている人の横に立ってる人の絵を書き、 そこに白と書いた。 白帝城(永安宮)で孔明が劉備をみとっている絵だった。 劉備は呉に攻め込んで連戦連勝ですごい勢いで長江を下って行ったが、 陣が伸びすぎて中核を崩されると全滅してしまった。 劉備は白帝城に引き上げそこを永安宮と読んで この負け戦に恥じて再び蜀の国へ帰ることがなく孔明に遺言して亡くなった。 孔明は呉と同盟しなおし危機を乗り切ると南蛮を制圧した。 南蛮王孟獲を七度捕まえ七度放し、孟獲は心から詫びて王化に服した。 孔明は出師の表をかかげ魏に攻め込もうとする。
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No.5892 - 2025/08/11(Mon) 21:21:53
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