 | 「三国志 五 孔明の巻」 吉川英治著 新潮文庫 読破
三国志の前半の主人公が劉備か曹操かはともかく、 三国志の後半の主人公は諸葛亮あるいは諸葛孔明である。 三国志の後半から戦闘が一新して軍師の兵法が主流になってくる。 チュートリアル的な徐庶の兵法からはじまり孔明の登場となる。 曹操は袁紹を滅ぼしすでに天下の半分を制したが、 劉備は三顧の礼でやっと孔明に会うことができた。 臥龍、鳳雛一人でも得れば天下は掌(たなごころ)にあろうといわれる。 臥龍が孔明で、鳳雛がホウ統である。 天下の半分を制した曹操と孔明一人を見いだした劉備のどちらが良いか っといわれるほど孔明の存在は大きい。 孔明の出現によって胸が躍るほどに三国志がおもしろくなってくる。 ここからがまた三国志のおもしろいところです。
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No.5887 - 2025/07/29(Tue) 08:35:20
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