 | 「世界の歴史 14 第一次世界大戦後の世界」 中央公論社 旧版 読破
1914年6月28日の月曜日、 ボスニアの首都サラエヴォでオーストリアの皇太子が殺害されたことが発端で 第一次世界大戦がはじまった。 ドイツ、オーストリア、オスマントルコの同盟軍と、フランス、ロシア、イギリスの連合軍が戦った。 ロシアではドイツに敗北するとロシア革命が起きて レーニンが社会主義国ソビエトを建てた。 ソビエトは世界平和を呼びかけた。 そんな共産主義のソビエトを恐れて皆ソビエトを叩いた。 日本もシベリアに出兵した。 また戦争を有利に進めるためにイギリスは三枚舌外交をおこなった。 ユダヤ人の国を作るというバルフォア宣言、 アラブ人の国を作るというフサインマクマホン条約、 イギリスとフランスとロシアで領土をわけるサイクスピコ条約。 この矛盾した約束が後の中東情勢の火種となっているようだ。 ドイツは無制限潜水艦作戦をおこなってアメリカの参戦をまねいた。 ドイツがアメリカの船を沈めてしまったからだ。 この戦争は連合軍が勝ちドイツなどの同盟軍が敗れた。 1919年のベルサイユ条約でドイツには厳しい賠償が求められた。 その結果、ドイツでは強い不満が生まれナチスの台頭や 第二次世界大戦の要因の一つになったと言われています。 1920年には国際連盟ができました。 日本は常任理事国になりましたが、言い出しっぺのアメリカは参加しませんでした。 1921年にはワシントン会議が開かれました。 アメリカ、イギリス、日本の軍艦の比率が5・5・3に決まりました。 莫大なお金がかかっていたので日本は喜んで批准しました。 日英同盟は破棄されました。
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No.5870 - 2025/06/14(Sat) 19:54:14
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