 | 「日本の歴史 5 王朝の貴族」 土田直鎮著 中央公論社 読破
1000年頃の話になります。 清少納言や紫式部や藤原道長について書かれています。 枕草子を書いた清少納言や源氏物語を書いた紫式部は ともに宮廷に仕えていたようです。 清少納言の方がちょっと早かったようです。 この本をもっと早く読んでいたらNHK大河ドラマも 見ていたかもしれません。 藤原道長の貴族の絶好調の時に歌った望月の歌です。 この世をば 我が世とぞ思ふ望月の 欠けたることも無しと思へば 貴族政治もはなやかなものだったと思われますが、 公卿などは20人くらいでそこに入るには大変な試験があったようです。 中国の科挙のような試験かな。 日本の貴族も頭が良かったようですが大変だったようです。 行事ばかりあったりその諸作法も学ばなければならなかったり。 私は歴史が好きなので文系の大学の歴史学科にでも行きたかったと思っていましたが 歴史学者は大変なことがわかりました。 当時の貴族たちの日記を原文で調べたり、何十年もかかるんだそうです。 私は高校の時に書道選択で草書を学んで昔の文字の書き方や読み方を 学びましたが残念なことに全部忘れてしまいました。 漢文で書かれた日記が多かったようですが。 現在ではAIが全部読んでくれそうでうですが。
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No.5791 - 2024/08/05(Mon) 18:46:17
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