| 「三国志 十 五丈原の巻」 吉川英治著 新潮文庫 読破
蜀の諸葛孔明と魏の司馬仲達の決戦の十巻。 はじめて司馬懿が出てきた時に凄い人が出てきたなsぁと思ったけど その後の活躍はあまりなかった。 蜀の国は険阻で兵糧の補給が難しかった。 司馬懿はそれを知り持久戦にもちこんで戦わなかった。 動けば孔明のはかりに落ちるのである。 孔明は補給が続かないと退却するしかないのである。 孔明は司馬懿に女性の着物を贈ったりした。 おまえのように戦わないのは女の人のようだという意味で。 高校の漢文の教科書にあってその時の授業をかすかに覚えています。 魏の国力は蜀の何倍もあって兵士も魏の兵が何倍も多かった。 孔明はそれでも何度も魏に攻め込む。 吉川三国志は太平洋戦争中に書かれたもので 小国の日本が大国のアメリカに攻めていったのを 現したものに見えるような気がすると妄想した。
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No.5698 - 2023/10/03(Tue) 22:06:15
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