| 「三国志 八 図南の巻」 吉川英治著 新潮文庫 読破
劉備は荊州の守りに孔明、関羽、張飛、趙雲を残し、 ホウ統、黄忠、魏延などを伴い蜀に入っていった。 しかしホウ統は矢に討たれて亡くなってしまった。 劉備は孔明に蜀にすぐ来てくれと救援を求めた。 孔明は趙雲と船で蜀へ行き、張飛は陸から蜀をめざした。 孔明、趙雲、張飛を得た劉備は蜀を制圧した。 新たに馬超を得たのが大きい。 荊州の守りは関羽一人に託された。 曹操は漢中を得たが劉備が曹操を破り漢中を得た。 この時、黄忠が夏侯淵を討ち取ったことは大きい。 劉備は漢中王になった。 曹操が魏王になったのをならったものだ。 蜀の五虎大将軍として、関羽、張飛、趙雲、黄忠、馬超がなった。 劉備が漢中をとったら荊州は呉に返すと約束していたが それが守られることはなかった。 呉は関羽に孫権の一人息子と関羽の一人娘の婚姻の話をもちかけたが 関羽は犬ころの子に虎の子をやれるかとつっぱねてしまった。 呉は魏からもちかけられた同盟を結び荊州をとろうとする。 魏は荊州に攻め込んだが逆に関羽のために城を奪われてしまう。 魏は関羽にあたるものはホウ徳しかいないとホウ徳の出番となった。 関羽とホウ徳の一騎打ちがはじまった。 関羽はホウ徳の矢をひじで受けた。 しかし関羽は水攻めによってホウ徳を虜にした。ホウ徳の首を討った。 ホウ徳は破ったがホウ徳の矢には毒がぬってあったのだった。
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No.5695 - 2023/09/23(Sat) 15:21:06
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