| 「三国志 五 孔明の巻」 吉川英治著 新潮文庫 読破
関羽は曹操の元を去り、 張飛がたてこもっていた古城で張飛と会うことができた。 張飛ははじめ関羽のことを怒っていたが誤解も溶けた。 張飛が古城でたてこもっていることを聞いた趙雲もやってきた。 そして袁紹の元を脱出した劉備と古城で皆会うことができた。 劉備は関羽、張飛、趙雲と最強武将をそろえたが、 また曹操に敗れた。 劉備は荊州の劉表の元へ身を寄せた。 曹操は袁紹を滅ぼし中央から北方を制圧してしまった。 南の呉では勢力を伸ばした孫策が亡くなり孫権が後を継いだ。 魏の曹操、呉の孫権の地盤は盤石だった。 一方劉備は国は持たないが諸葛孔明に会うことできた。 臥龍、鳳雛一人でも得れば天下は掌(たなごころ)にあろう、 と言われた臥龍こと孔明だった。 遅まきながら劉備は国を持つことができるのか。 徐庶、孔明が現れたころから戦闘は一変する。 兵法が戦いを左右するようになった。 三国志後半の主人公は孔明といわれるように兵法が実におもしろい。
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No.5690 - 2023/09/14(Thu) 16:01:54
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