| 「三国志 一 桃園の巻」 吉川英治著 新潮文庫 読破
昔から講談社文庫で全八巻で出ていたが 平成25年(2013)から全十巻で新潮文庫でも出版されました。 荀?ケが出てくる所で曹操が「貴様は我が張子房だ」と言ったのだけど 過去の私の読書記録で「貴様は我が張子房(張良)だ」と書いたせいか この本でもそのように書いてある。
吉川英治は1937年頃に日中戦争がはじまり中国を見てきたようだ。 それで1939年から1943年頃までこの三国志を書いた。 太平洋戦争中に書いてあるというのは興味深い。
三国志は後漢末期の180年頃から280年頃までの物語です。 吉川三国志は黄巾の乱からはじまり、 魏、呉、蜀の三国時代から孔明が亡くなる所までで終わります。 ホントは司馬懿の孫が中国を統一して晋をたてる所までだったと思います。 孔明がいなくなるとつまらなくなるので皆、孔明が亡くなった所で終わりにしているようです。
私が三国志に興味をもったのはコーエーの三国志のシミュレーションゲームに興味を持ったからです。 ゲームがやりたくて吉川三国志を必死で読むようになりました。 コーエーの三国志1〜5をやり、あと7と9をよくやりました。 最近は三国志14をやりました。 コーエーの三国無双も全部やりました。 三国無双8まで出ていますが8はあまり面白くなかった。 三国志も三国無双で一躍有名になり手頃に遊べるようになりました。 コーエーの信長の野望も結構やっていて 三国無双が出た時に戦国時代の戦国無双も出してっとホームページで書きましたが、 私の影響も少しあったかもしれません。 三国志ブームが来たのも戦国時代ブームが来たのも全部コーエー様のおかげだと思います。 コーエー様のおかげで戦国時代の歴史小説からよく読むようになりました。 しかしコーエーのシブサワコウさんも吉川三国志を読んでゲームを作ったのかも。。
吉川三国志の一巻は曹操が董卓の暗殺に失敗して逃亡する所までです。
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No.5683 - 2023/08/24(Thu) 18:22:51
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