| 「徳川家康 1 出生乱離の巻」 山岡荘八著 講談社 読破
徳川家康全26巻を読むのも4回目となりました。 読みきるかはわからないけど。 家康の父松平広忠の時代から物語ははじまる。 岡崎城にいる広忠は東の今川家についていたが、 西の織田家に圧迫を受けており、 織田側の刈谷から妻を迎えた。於大である。まあ政略結婚である。 家康の祖父清康は強くて有名だったが父広忠は弱かった。 於大と広忠の間に子供がうまれた。 この子が家康である。幼名は竹千代。 寅の年の寅の日の寅の刻の生まれであった。 家康が1592年に再建した秩父神社に虎の彫刻があるのは このことが由来だといわれている。 左甚五郎作の虎の彫刻も改装されて綺麗になったので 秩父神社にきたら是非見て行ってもらいたい。龍の方が有名だが。 竹千代が清康のような強い主君になってもらいたいと皆が期待した。 織田家と今川家の争いが激しくなると於大は離縁され刈谷にもどった。 日の出の勢いの織田信秀と名門の今川義元の争い。 戦国時代、松平家の岡崎城は織田家と今川家にはさまれていた。 竹千代の運命やいかにっといったところ。 竹千代が生まれた年、信玄は22才、謙信は13才、信長は9才であった。
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No.5594 - 2023/01/10(Tue) 09:30:05
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