| 「三国志 曹操伝 上」 塚本??史著 講談社文庫 読破
青年時代、曹操(そうそう)は夏侯惇(かこうとんorかこうじゅん)、 夏侯淵(かこうえん)などをよくひきつれていた。 また曹仁(そうじん)や曹洪(そうこう)などもいた。 ある日、曹操は許劭(きょしょう)という人に人相を見てもらった。 許劭はいった。「治世の脳臣、乱世の姦雄(かんゆう)」っと。 世の中がよく治まっていれば、官僚役人として立派に仕事をこなすだろう。 そしてまた、そこそこの出世を果たす。 しかし、いったん世の中が乱れれば、とんでもない梟雄(きょうゆう) 『残忍性を持ち合わせた英雄』に成長する可能性がある。 曹操はその見立てに満足した。 黄巾の乱がおこり鎮圧された。 曹操もいささか手柄をたてたのかな。 しかし宦官(かんがん)が賄賂政治をおこなっており中央は乱れた。 この乱れに乗じて董卓(とうたく)が政権を奪ってしまう。 袁紹(えんしょう)を中心に群雄が集まり董卓を倒そうとするが、 董卓は焦土戦術で洛陽を焼き、長安に遷都(せんと)してしまった。 華雄(かゆう)をやったのは孫堅(そんけん)になってるね。 呂布(りょふ)と、劉備(りゅうび)と張飛(ちょうひ)と関羽(かんう)の三兄弟が戦っている。 これで呂布が退却したので焦土戦術をおこなった説あり。 曹操は董卓の後を追うが敗れる。 孫堅は洛陽の井戸で玉璽(ぎょくじ)を見つける。 帝が持っているべきハンコである。
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No.5544 - 2022/08/30(Tue) 18:19:01
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