| 「封神演義 中」 安能務著 講談社文庫 読破
殷(商)の紂王は妖狐妲己におぼれ政治をかえりみなくなる。 酒池肉林という言葉はこの時できたものだっと思う。 妖狐というと幽遊白書の蔵馬を思い出しますね。 姫昌(周の文王)とその子姫発(周の武王)は 殷に叛旗をひるがえし周を建てる。 主人公は周の軍師となった姜子牙(太公望)である。 兵法vs兵法を期待したのだがファンタジー小説だ。 妖術vs妖術の戦いになる。 雷に討たれたり、切り刻まれたり、 のろわれたり、縛られたり、いろいろ。 危うくなると新たな妖術使いが仙界からやってくる。 妖術を使うには宝貝がいる。 千年くらい霊気をためると宝貝ができるらしい。 すでに3分の2くらいの諸侯が殷から周についているらしい。
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No.5530 - 2022/07/28(Thu) 16:19:07
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