| 「封神演義 上」 安能務著 講談社文庫 読破
中国の3千年くらい前の物語だろうか。 殷という国が続いていたが、周が殷を滅ぼして実権をにぎる。 殷周革命(商周革命)といわれ易姓革命である。 殷の最後の王、紂王は賢人であったが傾国の美女妲己を得て、 妲己におぼれ政治をかえりみなくなる。 なんと妲己は千年の女狐の化身であった。 善良なものも妲己のせいで虐さつされたりした。 紂王は政治をかえりみなく悪逆非道をおこなったいた。 戦乱がはじまろうとしていた。 姜子牙(太公望)はつれない針で魚釣りをしていた。 そのうち姫昌(周の文王)は太公望を見つけた。 太公が望んでいたものなので太公望である。 木こりの武吉は太公望の教えを受けあとで将軍となる。 太公望は周の文王の軍師となる。 文王が死に武王(姫発)がたつとその軍師となる。 まともに書いてしまったけどファンタジー小説である。 当時、宇宙は 天界、仙界、(神界)、下界にわかれていた。 天界はあまり出てこないけど仙界はあっていろいろな老師が出てくる。 太公望は下界の軍師と仙界の司祭の二足の草鞋をはいていた。 哪吒はどうなったかな。。 太公望はいった「怒るべきは紂王の悪逆非道で、 ころすべきは紂王の悪を助長する北伯候祟候虎をおいてほかにはない」
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No.5529 - 2022/07/25(Mon) 18:21:53
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