| 「新太閤記 三」 海音寺潮五郎著 文春文庫 読破
一番恐れていた上杉謙信が卒中で倒れ、 大阪の本願寺も退去させることができた。 信長のまわりは平和になったと思った一時の油断。 明智光秀の謀反に信長は倒れた。 信長の家臣団に悪夢が迫った。 しかし、毛利と戦っていた秀吉は毛利とすぐ和睦し とって返して明智光秀を破った。 秀吉が明智光秀を討ったからといって すぐ秀吉の天下になったわけではなかった。 織田家後継者を決めるため清須会議などが開かれたが 力が正義の時代、織田家に天下はまわってこなかった。 秀吉と柴田勝家の戦いとなる。 信長の妹、お市が柴田勝家の妻となり 秀吉も悔しかったことだろう。
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No.5526 - 2022/07/16(Sat) 17:39:16
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