| 「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」 東野圭吾著 光文社 読破
東京に出ている神尾真世の父が殺された。 父の名は神尾英一といって中学の先生をしていた。 真世はあわてて故郷に帰った。 東京から新幹線で一時間、特急に乗り換えて一時間の場所だ。 書いてはないけど舞台は秩父っぽいなぁと勝手に妄想する。 近々、同窓会をやることになっていて真世はもちろん神尾先生もよばれていたようだ。 結構世話好きで慕われた先生だった。 真世の同級生に幻脳ラビリンスという大ヒット漫画を書いた人がいて アニメ化されて人気が出ていた。略して幻ラビという。 地元では幻ラビハウスというものを作り地域復興できればと思っていた。 しかしコロナウイルスがはやり人の動きは制限され、 温泉街でもある地元もお客がぜんぜんこなくなっていた。 死んだ英一には武史という弟がいてアメリカでマジシャンとして活躍していた人だ。 武史は真世の叔父さんということになる。 マジシャンをしていただけあって話術やかけひきが得意だ。 真世と叔父の武史は英一を殺した犯人を見つけようとする。 もちろん警察も動いていた。 マジシャンの武史がいい味を出していておもしろかったです。
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No.5424 - 2021/11/14(Sun) 11:51:14
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