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記事No.5385に関するスレッドです

群雲(むらくも)、関ケ原へ 上 / 良太
「群雲、関ケ原へ 上」 岳宏一朗著 新潮文庫 読破

670ページくらいあって読むのに時間がかかりました。
司馬遼太郎さんの関ケ原もおもしろかったですが、
この本も結構おもしろいです。
上下2巻ですがページ数が多いので全4巻くらいにして欲しかった。
豊臣秀吉の晩年から書いてありますが
朝鮮出兵のさなか幼い秀頼を残して秀吉は死んでしまった。
五大老、五奉行の制度を整えて秀頼をもりたてて欲しいと
秀吉は願ったが、徳川家康が天下取りに動き出した。
秀吉も織田家から天下を奪った。
家康が豊臣家から天下を奪ってももんくはいわれないであろう。
力が正義の時代だった。
あくまで豊臣家を守ろうとしたのが石田三成であって、
家康は力のある者が天下をとるのが当然だと思っていた。
会津の上杉が戦いの準備をはじめた。
家康は上杉の討伐に東へむかった。
そこを西から石田三成が兵を上げた。
西側の筆頭には毛利がついてくれた。
これで戦いの準備は整った。
関ケ原の戦いがはじまる。
どちらがはめたのかはよくわからない。
どちらも思い道理にことがすすんだんだと思う。

関ケ原の戦いは何度も書いているので
いつも同じようなことしか書けないけど
朝鮮出兵のおりの小西行長のことが書いてあって結構わかった。
小西行長のことが書いてある小説ってあまりないんだよね。

No.5385 - 2021/08/22(Sun) 19:16:16

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