| 「徳川慶喜 6」 山岡荘八著 講談社 読破
慶喜が満を持して将軍となったがもう遅かったようだ。 家茂の前の早い時期に将軍になるべきだった。 もう公武合体派の公家たちははがされていった。 薩長と岩倉具視が暗躍していた。 とうとう慶喜は大政奉還して王政復古となった。 ここで坂本龍馬と中岡慎太郎は暗殺されてしまったが 薩長が糸を引いていたかもしれない。 坂本龍馬は徳川慶喜を政府の一員として残すつもりだったようだから。 薩長は徳川を残すつもりはなかったようだ。 薩長が政権を握り関ケ原の戦いの恨みをやっと晴らした。 鳥羽伏見の戦いがはじまると、慶喜は船で江戸へ戻り、 謹慎してしまった。 薩長が錦の御旗をかかげ慶喜は逆賊になってしまったから。 薩長が江戸に迫ったが慶喜は恭順して水戸で謹慎して 西郷と勝海舟の会談で江戸城を明け渡した。 薩長軍は会津や五稜郭で幕府軍を破り 日本は薩長が支配することになった。 徳川は駿河70万国で残ることになったのかな。 廃藩置県でなくなったかもしれないけど。 慶喜は大正2年(1913)年まで生きた。76歳まで。
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No.5383 - 2021/08/12(Thu) 06:46:43
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