(10月後半。 豊漁祭も終わり、おにぎり亭も一息…とはいかない。 次に待ち構えるはハロウィン、それと冬支度の準備だ。
安価な布を作った子供用の魔女帽子、マント。 色とりどりの毛玉に輸入品のひざ掛け。
中々どうして店内は忙しい。)
【ジャズ】だからこそ心も体もしっかりと栄養を補うのが大事!
(といってジャズが作ってきたのは、豊漁祭で入手した「フュエリの実」 それを砕いて練りこんだクッキーだ)
【エフィ】あら、素敵。 確か、ちょっと渋みが残るんでしたっけ?お茶は甘いミルクティーにしましょう。
【ジャズ】賛成!
(そんなこんなで仕事の合間の小休憩のティータイムを楽しむのでした)
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(午後6時)
【エフィ】閉店の看板、かけました! 【ジャズ】うっし!おっつかっれさまー!!
【エフィ】まだ今日の売り上げ計算がありますけどね。
(お茶がなくなった後も小皿にいれて、ちょくちょくつまんでいたクッキーは もうすっかり空っぽだ)
【ジャズ】今日のご飯どうする?何か作るよ。 【エフィ】あ…その、今日は大丈夫です。 【ジャズ】エフィたんがご飯作りを断るとは珍しい。
【エフィ】いえ…その…クッキーでお腹いっぱいで。 (口元抑える店長さん。ちょっと沢山食べすぎた。 細かくしたとはいえはいえ、元は一粒で小腹満たしになるという木の実の干物だ。
さもありなん) |
No.10 - 2021/10/21(Thu) 17:04:46
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