ジャズ「エフィたん、最近おリボンしてないね」
(ふと、気が付いたのその事実。
思えばジャズが街に帰宅し、息子であるジョルジュが旅立つ日の前後辺りからエフィはトレードマークともいえる大きな髪飾りリボンをしていない)
エフィ「えっと…、その、ジョルジュ君も大分大きくなってたじゃないですか? 私も、いつまでも昔のままじゃ…大人っぽくしたいなって思って」
ジャズ「そっか。エフィたんといえばリボンな印象もあったから、不思議な感じ」
エフィ「うふふ。…それ、ジャズさんが髪を編み込むようになってからの私の気持ちと同じです」
ジャズ「当時はジョルジュにグイグイ髪引っ張られてたからね。…まぁ引っ張らなくなってもこのままにしてるけど」
エフィ「今ではすっかりその髪型が基本ですものね」
ジャズ「うん、なんだかんだで結構ラクチン。そいやジョルジュ、あたしの髪は好き放題だったけど…エフィたんの髪やリボンは触らなかったね」
エフィ「そうですか?…触ってましたよ?その、ジャズさんにするほどに大胆な触り方じゃなかったですけど」
ジャズ「なん…だと…!?ジョルジュめ…人を見てるなぁ〜」
エフィ「うふふ。ジャズさんの息子さんだって感じで、私は微笑ましかったですよ」
ジャズ「ありがとう。…時が経つのは早いもんだな〜」
エフィ「本当に」
(懐かしそうに眼を細める二人であった) |
No.30 - 2024/05/07(Tue) 19:30:03
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