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(小説)『幻魔大戦』好きと朝ドラ好きの嗜好 - Name: カナメ No.1781 - 2022/04/18(Mon) 01:28:31
ワタシの悪いクセですが、告知した後にけっこう重めの加筆をしました。早めのバージョンをご覧いただいた方には、ご面倒をおかけしますが、いま一度お付き合いいただければ嬉しく思います。

■【再編集】考察『新幻魔大戦』
https://ameblo.jp/tkaname/entry-12736937136.html

ブログが練った「作品」を披露する場だとしたら、ここはその試作段階、「こんなの考えたけど、作ってみたけど、どう?」みたいな試食の場、実験場(笑)として使えるなと思いました。そんなことをちょっと述べてみたいと思います。

云うまでもない朝ドラ好きのワタシが思うのは、小説『幻魔大戦』を好きな層と、朝ドラを好きな層って、かなり一致するのではないかと思っています。逆も云えると思います。朝ドラがダメな層って、小説『幻魔大戦』もダメなんじゃないでしょうか。
それが当たっているかどうかはともかく、朝ドラがダメな層がわざわざそれを見て不服をもらすことはしません。始めから見ないからです。
ちむどんどん(心臓バクバク)したら、タイムリープする特殊能力をもったヒロインの物語じゃないのか!? なんて云ったりしません。

小説『幻魔大戦』の悲喜劇は、作品そのものの色合い、属するジャンルが定まらないままに、「決定的に嗜好の合わない読者」を大量に招き入れたことにあるんじゃないでしょうか。広瀬すず似の可愛い娘に客引きされたら、店内はゲイバーだったみたいな。ゲイバーはゲイバーでいいが、最初からゲイバーの看板出しといてくれよと。

だいたいズルいよね。最初だけコミック幻魔の展開にしてさ。そのことは、心よりお詫びしますよ。ワタシに謝られてもだろうし、ワタシも謝る筋合いではないのですが。

ゲイバーの比喩は、わかりやすくこう云いましたが、ワタシ的には心ならずもです。
(小説)『幻魔大戦』って、テーマこそ「宗教」ですが、小説としての実態は、青春キャラ萌え小説だと思ってますので。道玄坂46ですよ。
のちの泉谷あゆみイラストパートナー時代を先取りしていたかもしれない。

平井和正ともあろう者が、なんという軟弱な小説を書くのか!? おれはあんたの硬派な小説が好きだった。
そんな批判も、もっとあってよさそうなものだと思うのですが。

ここで「宗教」をテーマとする作品を好む者は、リアルの宗教を好むのか? ヤンキー漫画の読者は、本物のヤンキーになってしまうのか? という問題に触れたいところですが、長くなりますのでそれは次回にでも。次回もまた、見てくださいねぇ。ふンが、ふンぐ。


読書日記・漫画幻魔大戦月間、次回は「リュウ版」です。 - Name: カナメ No.1780 - 2022/04/17(Sun) 00:08:24
弘田さんは、いいね。冷酷だわ、この人は(笑)。触れただけの落ち葉を斬る、白刃の冴えを感じますよ。
怒りや、怨み、そんな被害者意識なしにサラッとアレをやれるところが凄い。怖い人ですよ。

父との確執というテーマで、東竜介やキンケイドのことが即座に出てくるあたりも、さすが。それに対して「毒の惑星」がパッと出てくるDONDENさんも。ヒライスト界のYah○○!知恵袋ですよ。
こういうのどっかで書いてた気がするけど、何だったっけ? ……それで苦労すること結構あるんで。今度機会があったら、ここで質問させてもらいます。
弘田さんにも、「毒の惑星」を参考資料にしていただきましょう。

「巨人の星」、「美味しんぼ」的な、父と子の対立って、書かないよな。……漠然と、そう思っている程度でした、ワタシは。数ある幻魔シリーズで、リュウ版『幻魔大戦』という、どストレートな父子対立の物語が、石ノ森章太郎ソロで描かれたというのは、だから面白いなと。

そして、朝ドラ日記については――『ジャズ大名』ですか。それは恥ずかしながら未見でした。Amazonプライムで観てみます。
筒井康隆原作映像化作品は、あらかた観たと思うのですけどねえ。それこそ、ほとんど自主映画の『俗物図鑑』(主演・平岡正明の学芸会演技がとってもラブリー)でさえ劇場で観たぐらいなのに、これだけは観るタイミングを逃したままここまで来てしまいました。あ、時間跳躍バカドラマ専属女優・黒島結菜さんの『時をかける少女』も挫折したんだった、そういえば。女優萌え・女優推しと云えど、それだけでドラマは観れぬ。




ちょっと失礼ながらここにてツッコミ - Name: DONDEN No.1779 - 2022/04/04(Mon) 21:51:47
弘田さんがブログを更新なされていますが、私はアメブロやってないのでここで書かせていただきます。
一言だけでも突っ込んでおいた方が良かろうと思ったもので…。

平井和正の謎 生育環境
https://ameblo.jp/yukiharu-hirota/entry-12733665053.html

平井和正の謎 父親
https://ameblo.jp/yukiharu-hirota/entry-12734536273.html

言及がない、とのことですが、"生育環境"、"父親"、共に「ハルマゲドン」のあとがき「毒の惑星」の冒頭にセットで書かれています。また間接的エピソードとして、実家取り壊しの際に送られてきた段ボール箱の原稿の中にに、父親の手による小説原稿が混ざっていた話が書かれてますね(旧デジタル版幻魔大戦9巻 コメント欄、ハルキ文庫版アダルトウルフガイ6巻不死の血脈 あとがき)。

これだけはアレなので、要さんのブログに少々コメントを。

>「サムライ・ベースボール」のタイトルは、誰が聞いても「少林サッカー」を連想させます。ですが、劇中のこの映画の本当のモデルないしモチーフは、「ラスト サムライ」でした。

これについては、下記のツイートを見つけました。
https://twitter.com/nishi_ogi/status/1509310444929904642
https://twitter.com/atohz_chiri/status/1509548091174645762


『サイボーグ・ブルース』読書日記の一部手直し - Name: カナメ No.1778 - 2022/03/30(Wed) 12:20:03
結末に解放感なし。爽快感なし。
あえて云おう、辛気臭ッッッ(笑)。

この部分を直しました。わりとイイ感じになったのではないかと思います。
やっぱり、こういうネガティブワードを混ぜるのは、良くありません。書き手としては、ついやってしまうのです。それも自分の正直な気持ちだから。でも他人である読み手からすると、あまりいい気持ちはしないものです。例えば、贔屓のアイドルの賞讃するのに、ほかのアイドルを貶す。自分の批評をするのに、他人のそれに批判を交える。
主の部分だけなら素晴らしいのに、もったいないな、と思ってしまいます。せっかくの料理に、マズい材料を混ぜてしまうようなもの。
暗色は強く濃いもの。黄色の絵の具に黒の絵の具を一滴混ぜれば、ほとんど黒になってしまう。せっかくの料理も台無しです。もちろん、暗色の素晴らしい表現もありますが、それはそこに絞って発表すべきだと思うのです。

自分の気持ちを何でもかんでもブチ込めばいいというものではない。素材としての自分の気持ちは、取捨選択しなければ。もっとも今回ケースは、レトリックの欠如――未加工に過ぎた、というのが反省点です。同じ気持ちも、適切に調理すればこうなるという見本です。

https://ameblo.jp/tkaname/entry-12734382209.html


Re: 「ハートの秘孔」 - Name: カナメ No.1777 - 2022/03/12(Sat) 10:14:19
ひなた。今度始まった『ちりとてちん』や。これは名作やで。

当時のヒット曲とともに「時代の道しるべ」を示している劇中「朝ドラ」。
2007年にたどり着いたら、ぜひともスルーせず大月家のテレビ画面に映してほしいと思います。ここまで辻〇成先生のような科白をジョーは口にしないとは思いますが。

ドラマ『愛をください』、憶えてますか? ご覧になりましたか? 脚本家自らのヒット曲が主題歌であるだけでなく、主人公の菅野美穂=蓮井朱夏がミュージシャンとして劇中で歌うのです。劇中のテレビプロデューサーらしき人が「素晴らしい歌だ!」みたいな絶賛をしていたように記憶しています。
ブログでは自主規制のボツネタですが、奈津さんへのレスにかこつけて、こっそりつぶやいてみました。


「ハートの秘孔」 - Name: 奈津 No.1776 - 2022/03/10(Thu) 00:08:52
私の第89回のヒットは
「大体、大月さんがCDみたいなもんこうて聞くわけあらへんやろ」と言われたときのジョーの笑顔でした。中々深い表情でした。

そして、カナメさんの「ハートの秘孔を突く作品」というお言葉も深くて、なんかわからないけど、なるほど・・・と思いました。「ハートの秘孔」、むむむ・・・って感じです。カムカムは今多分ひなた編の肝となるところをいっていると思うのですが、これからどうまとまっていくのかわからないので私にとって秘孔を突く作品になるのかどうかはわからない・・・でも、毎日見てるから秘孔は突かれているのかな?「おちょやん」は確かに私の心の秘孔を突いてきたという実感があるから秘孔を突くってこういうことなのねと。

五十嵐君はどうするのかなあ。で、ジョーはCDを聞く日は来るのかなあ。
カムカムはどうまとまっていくのかなあ、大月家の茶の間に「ちりとてちん」を視聴するシーンは出てくるのかなとか、いろいろ思ってしまいました。


Re: 算太がまた消えた・・・ - Name: カナメ No.1775 - 2022/03/08(Tue) 23:45:33
(榊原)ちょっとお茶飲みませんかって、喫茶店でも行くのかと思ったら…
――89回より

本日のクリティカルヒットはこれですね。和服女性のお茶の誘いには気をつけろ!

奈津さん、どうも。いや、投稿をいただけでもありがたいです。贅沢ワガママを云ってたら、書き込みそのものがなくなりますからね。
『ちりとてちん』、第3週まで鑑賞しました。ここまでの印象を率直に申しますと、これがいま放映されてたら、朝ドラ日記は書いてなかったでしょう。つまらないということではありません。これがワタシの連続視聴歴十年で記憶する、朝ドラのスタンダードです。
ワタシとしては朝ドラ民――朝ドラレビュアーになったつもりはないのです。『エール』→『おちょやん』→『おかえりモネ』→『カムカムエブリバディ』という一連の流れは、ワタシのハートの秘孔を突く作品の連続、そんな奇跡にほかなりません。

松重豊が父親役であるのはすでに知っていましたが、青木崇高も登場しました。郷里を離れ、メインストリームの落語の世界に入ってくると、俄然ドライブがかかってきたようです。泣き落としの取り立て屋「あわれの田中」役で徳井優さんが出てきたのが可笑しい。この辺、『カムカム――』はキャスティングで韻を踏んでますね。青木さんも何かしらキーマンとしてカラんでくるのではないでしょうか。

エンディングはこの曲。カタギの道を選んだ文四郎に、この歌を贈ろう。




算太がまた消えた・・・ - Name: 奈津 No.1774 - 2022/03/06(Sun) 21:43:08
カナメさん、朝ドラ板にしてしまってすみません。あちらのブログにちょこっとコメントが返せたら一番いいんですけどできなくって、でも言いたくてこちらに書かせていただいてます。

第18週は、月、火の2回分がとっても濃かったです。
二十年。自分の力がないせいで映画が失敗したとずっと思い続けていた虚無蔵さん。父親の思いを探りながら少しずつ確信に変えて生きてきた桃剣さん。二人の積年の想いが昇華されたよい週でした。映画を観ながら号泣していた団五郎さんが、虚無蔵さん相手に殺陣を演じて「これが父が見た景色なんですね」と納得した感じがなんとも言えませんでした。そして、恐れ入りましたと頭を下げた虚無蔵さんの清々しさを見たら、彼は十分この二十年の後悔を払拭したのだなあとわかって感無量でした。

結局算太は姿を消してから何をしていたのか、算太はいったい今何をしているのかはわかりませんでした。
算太は、安子と別れてからどうしていたのかな。るいを目の前にしながら姿を消してしまったのは、やはり会えない後悔の気持ちがあったからなのでしょうね。「許しとるようで許しとらん、許しとらんようで許しとる・・・」あたりのつぶやきに算太の想いが凝縮されていました。団五郎さんのことを言っているようで自分のことも言っていたのかななんて思うと胸がつまりました。そして、あんこのおまじないを覚えていたことに自分で驚く算太が愛おしかったです。

あ、それと、「ちりとてちん」も名作です。お時間があればぜひご覧ください。わたしが、松重豊さんという俳優さんを初めて知ったのはこの「ちりとてちん」でした。今回左近役が青木崇高さんで、「出たあ!」と驚きました。武藤蘭丸役で台詞があるのかどうかも楽しみです。


Re: 算太がいた! - Name: カナメ No.1773 - 2022/03/02(Wed) 00:41:27
(算太)ひなたちゃんのええ人なんじゃろ?
(ひなた)あ… いや、いや、いや…! そんなんやありません。
(算太)おっちゃんな、もう、そねえなんだけ鋭ぇんじゃ。
――84回より

確かにな。そこは認めるわ(笑)。「サンタ黒須」氏、いいですねぇ。
算太→二代目モモケン→ひなたへと、「おいしいあんこのおまじない」が伝わります。
そこから予想されるのは、これが、るいに伝わり、「なんでそれをその人は知ってるの?」という展開ですが……。こういう、いかにもな教科書通りの展開予測は、裏をかかれますからねえ。
風間俊介、佐々木希がそうでした。こんなビッグネームが、ただの端役であるはずがない。つい、そう思ってしまうのですが、それをやる、やれるのが、ザ・NHK。それが煙幕・フェイントになって、斬られ役で画面に映る松重豊に効いてくる。

奈津さん、投稿ありがとうございます。すっかり朝ドラ板ですね。それもよし。これもダイナミズムというもの。掲示板・第三部「ひなた編」ですよ(笑)。

第17週のカムカム日記をようやく再アップしました。ちょっぴり難産でした。実は第一稿は日曜日のうちにアップしたのですが、どうにも気に入らず。自分の中では繋がりがあるものの、形になったテキスト上では、まったく脈絡が無い。しかも、差し障りがありまくり。
幻の第一稿をご覧になった方は、云いたいことを1ミリも変えることなく、ここまでマイルドにできる。そんなレトリックの実例をご覧いただけたことでしょう。
ちょっぴり、あせりました。間違えるのはいい。そんなのは「テヘペロ」で済ます(笑)。でも、間違いだとわかってしまったら、アップすることそのものができなくなくなる。日曜ブロガーのテキストが、朝ドラで占められてしまう道理です。又吉直樹の『まさかさかさま』も二号続けてまだ読んでない。『サンダーバード55/GOGO』もいい加減、観ないとなあ。

そして、ひなたと文四郎の恋の行方以上に、すみれ=安達祐実の茶道指南を一子=市川実日子がするというのが、愉しみでなりません。嫌な予感しかしない(笑)。


算太がいた! - Name: 奈津 No.1772 - 2022/02/28(Mon) 23:13:39
カナメさん、こんばんは。
カムカム、るい編は毎回見ていたのに、ひなたのパートになってちょっとトーンダウンというか、また前のように、土曜日のダイジェストで筋を把握する視聴になってました。
が。
しかし!
この間の土曜日に算太を見てしまいました!!!
いえいえ、それより前の予告で算太が出ることはわかっていました。
が。
しかし!!

算太、生きてたのン!
算太、ひょっとして偉くなってたのかもン?
生(なま)算太が出たときは画面に釘付けになってました。これはやはり前後の経緯をきちんと把握しておかねばならないと、一挙に前のペースになって、とりあえず先週1週間分は全部見ました。

で、今日です。
2月28日分放送です。さっき見ました。
濃い!
15分が濃すぎる展開。
虚無ぞうさんも、ももけんさんも、ついでに算太もみんな思いを秘めて生きてきたというのが伝わってきて、充実の15分でした。
また、ずっと追いかけていきます。きっと、最後まで!

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